この記事でわかること
クラウドワークスのデザイン案件は、Canva可・実績不問から時間単価1,500円以上の継続案件まで幅広く存在します。実質時給と修正リスクを事前に確認することで、作業量に見合った報酬を受け取れます。この記事では案件選定から継続受注まで5つの手順で解説します。
確認できる内容は次の3点です。第一に、実質時給の計算式と採算の合う案件の見分け方。第二に、実績ゼロから初受注までのポートフォリオと提案文の作り方。第三に、単発案件を月額継続契約に変えて月収3万円を安定させる5つの仕組みです。
30秒診断全2問・あなたに合う働き方のタイプが分かります
Q1. 今のデザインの仕事で、一番近い悩みは?
この記事の結論
クラウドワークスでデザインの収入を安定させる最短ルートは、「Canva・SNS系の小さな案件で実績を作り、継続契約に移行しながら単価を上げる」という3段階の流れです。最初から高単価案件を狙うより、採算を計算しながら小さな成功体験を積む方が、結果的に収入は早く伸びます。実質時給を意識して案件を選ぶことが、すべての出発点です。
今日やるべき1つ
クラウドワークスにアクセスし、「デザイン」カテゴリで「Canva」または「SNS」のキーワードを検索してください。報酬1万円以内の案件を3件ピックアップし、各案件の報酬・修正回数上限・作業内容を書き出します(所要時間:15分)。
状況別ショートカット
| 状況 | 読むべきセクション | 所要時間 |
| 実績ゼロで最初の案件を獲りたい | デザイン案件は3タイプで選ぶ | 5分 |
| ポートフォリオが作れていない | ポートフォリオは3点で初受注を狙う | 7分 |
| 提案文で落ちている | 提案文は4要素で構成する | 7分 |
| 採算が合う案件を見分けたい | 案件の採算を実質時給で判断する | 5分 |
| 継続案件に移行したい | デザイン案件は5つの仕組みで安定収入化 | 10分 |
デザイン案件は3タイプで選ぶ

Canva・テンプレート系は初心者の入口
Canvaを使ったInstagram投稿画像の作成、SNS用バナー、YouTubeサムネイルなどが該当します。クラウドワークスでは「実績不問・Canva可」と明記した案件が複数掲載されており、ツール操作ができれば応募できる点が特徴です。報酬は1枚300〜1,000円、月額1万〜3万円程度の案件が目安です。ただし単価が低い分、1件ごとの利益は薄く、月3万円を稼ぐには案件数または継続契約が必要になります。このタイプは「実績ゼロを解消するための入口」として割り切り、2〜3件の完了実績を作ることを目的に使うのが正しい使い方です。Canvaの基本的な使い方を先に確認しておくと、応募から制作までがスムーズになります。

バナー・広告クリエイティブ系は中級者向け
企業向けの広告画像、LP用バナー、ECサイトのクリエイティブなどが該当します。クリック率や購買率への影響を期待されるため、ただ綺麗に作るだけでなく「訴求の構成」を理解していることが求められます。報酬は1枚3,000〜1万円、月額3万〜5万円程度の継続案件も存在します。PhotoshopやIllustratorが使えると応募できる案件の幅が広がりますが、Canvaのみのスキルでも、訴求設計を提案文で説明できれば採用されるケースがあります。競合との差がつきやすいのはこのタイプであり、採用されると継続案件に移行しやすいため、Canvaタイプで実績を作ったら次に目指すべき領域です。
WebサイトLP系は単価が最も高い
コーポレートサイト、オウンドメディア、LPのデザイン・コーディングまでを含む案件です。時間単価1,500〜2,000円、固定報酬3万〜5万円の案件が確認できます。実務経験やポートフォリオの完成度が採用に直結するため、実績ゼロの状態では採用確率が低くなります。採用されれば長期継続になりやすく、アクセス解析や改善提案を追加することで追加報酬を得られる場合もあります。このタイプに応募するのは、前の2タイプで5件以上の完了実績を作ってからが現実的です。
CHECK
▶ 今すぐやること: クラウドワークス「デザイン」カテゴリで自分が使えるツール名(Canva、Photoshopなど)で検索し、3タイプのどれに当てはまるか確認する(10分)
Q: Canvaしか使えなくても案件を受注できますか?
A: 受注できます。クラウドワークスでは「Canva使用可」「実績不問」と明記した案件が複数掲載されています。まずCanva可の案件で実績を作り、次のタイプへ移行する順序が実情に合っています。
Q: 未経験者がWebサイト制作案件に応募するのは得策ですか?
A: 実績ゼロの状態では採用確率が低く、採算も合いにくいため、先にCanva・SNS系で2〜3件の実績を作ることをおすすめします。最初から高単価を狙うより、実績を積んでから移行する方が収入の伸びは早くなります。
ポートフォリオは3点で初受注を狙う


自主制作サンプルは実在設定で作る
架空でも、仮想のクライアントを設定して制作したサンプルは有効です。たとえば「東京のカフェのInstagramアカウント用投稿画像3枚セット」「フィットネスジムのキャンペーンバナー」など、実在しそうなビジネスの課題を設定して制作します。重要なのは「なぜそのデザインを選んだか」という意図を言語化できることです。ポートフォリオに作品だけを並べるのではなく、「ターゲット層:30代女性、訴求:手軽さ、色:清潔感のある白と緑系」という制作意図を添えることで、発注者は「この人は目的を考えて作れる」と判断できます。作品の見た目が平凡でも、設計の言語化があればCanva案件では十分に差別化できます。
応募案件に合わせてサンプルを1点追加する
汎用的なポートフォリオ3点を持ちつつ、応募する案件の業種や制作物に合わせた追加サンプルを1点作る習慣が受注率を上げます。たとえばSNS投稿の継続案件に応募するなら、3〜5枚の投稿画像をシリーズとして作り、「統一感のある投稿が作れる」ことを示します。この追加1点は提案文に「今回の案件向けに作成しました」と明記することで、真剣度のアピールにもなります。ポートフォリオを汎用的に作るだけでなく、案件ごとに1点追加する手間が、採用率に大きく影響します。
URLまたはPDFで提出できる形式にする
クラウドワークスの提案画面で添付できる形式は限られるため、ポートフォリオはCanvaの共有リンク、Google ドライブのPDF、またはBehanceのURLで用意しておくと提案時にすぐ使えます。画像をそのまま貼り付けるよりも、まとめたページを見せる方が発注者の確認負担が減り、印象が良くなります。ポートフォリオの中身と同じくらい「見せ方の手間のなさ」が採用に影響するため、提出形式を先に整備しておくことをおすすめします。
CHECK
▶ 今すぐやること: Canvaで仮想クライアントを設定し、Instagram投稿3枚セットのサンプルを制作して共有リンクを取得する(60〜90分)
Q: ポートフォリオはどこで公開すればいいですか?
A: Canvaの共有リンク、Behance、Google ドライブのPDF共有が手軽に使えます。クラウドワークスのプロフィール欄にURLを記載しておくと、発注者が提案文を受け取る前にも確認できるため、採用確率が上がります。
Q: 実績なしで提案しても読んでもらえますか?
A: 読んでもらえます。ただし提案文の書き出しで「案件に合わせたサンプルを用意しました」と書き、すぐにリンクを示す構成にすることで、実績の有無より先に作品の質を見てもらえます。
案件の採算を実質時給で判断する

実質時給の計算式を使う
計算式は「(報酬×手数料控除後の割合)÷想定作業時間」です。クラウドワークスでは報酬額に応じて手数料率が変わる仕組みがあるため、クラウドワークス手数料についてで最新の手数料率を確認してから計算してください。たとえば報酬5,000円・手数料20%・想定作業3時間の場合、実質時給は(5,000×0.8)÷3=約1,333円です。さらに修正が1時間増えると約1,000円に下がります。表示報酬が魅力的でも、修正回数上限のない案件は実質時給が大きく低下するリスクがあります。応募前に「修正何回まで対応するか」を明記している案件を優先することが、採算管理の最初の一歩です。フリーランスの適正単価の決め方も合わせて確認すると、自分の目標時給の基準が明確になります。

応募前に確認する5項目
報酬額・修正回数の上限・納期・素材の提供有無・契約形態(固定報酬か時間単価か)の5項目を必ず確認します。素材(写真・テキスト)を発注者が用意しない場合は、素材探しの時間が実質的な無償作業になります。納期が極端に短い案件は修正ループに入ったときの対応が難しくなり、時給換算での採算が悪化します。これらを確認しないまま応募すると、「断りにくい状況で割に合わない作業が増える」という状況に陥りやすいため、確認の習慣を応募フローに組み込んでください。
月収目標から逆算する案件選定
月3万円を目指す場合、実質時給1,000円・週10時間作業なら月4万円の稼働で到達できます。ただし単発案件だけで月3万円を維持するには、毎月5〜8件の新規案件を受注し続ける必要があります。継続案件であれば月額2万〜3万円の案件を2件確保することで、新規営業のコストを大幅に削減できます。採算が合う単発案件を受注しながら、同時に継続案件への移行を狙う戦略が月収を安定させる現実的な方法です。フリーランスの継続契約を安定化する仕組みも参考にしてください。

CHECK
▶ 今すぐやること: 応募を検討している案件の報酬を手数料控除後で計算し、想定作業時間を書き出して実質時給を確認する(5分)
Q: 手数料はどうやって確認しますか?
A: クラウドワークスの公式ヘルプページに手数料率が掲載されています。手数料率は報酬額によって変わるため、案件ごとに計算してください。
Q: 修正回数の上限がない案件は避けた方がいいですか?
A: 避けることを強くおすすめします。修正回数が無制限の案件は採用後に修正が繰り返される傾向があり、実質時給が大幅に低下するリスクがあります。修正上限を明記している案件、または契約前に上限を取り決める案件を優先してください。
デザインの仕事で単価を上げたい方へ
Webデザインの学び方をLINEで受け取る
LINEで無料で届くもの
- 20本Webデザインの無料レッスン
- 全工程Photoshopの解説動画
- 4本限定のPDF・動画
登録1分・情報収集だけでもOK・セミナー参加は自由
タップするとLINEの友だち追加画面が開きます
LINE登録のよくある質問
- お金はかかりますか?
- LINEの登録と、届くレッスン・動画・PDFは無料です。
- どんな連絡が来ますか?
- レッスンや動画のほか、無料セミナーの案内が届きます。参加するかは自由です。
- やめたいときは?
- LINEでブロックすれば、それ以上は届きません。
PR提供: 日本デザインスクール(デザスク)
デザイン案件の自己診断:自分に合う受注ルートを判定する

Q1: クラウドワークスでデザイン案件の完了実績はありますか?
Yesの場合はQ2へ進みます。Noの場合はルートAです。
Q2: Adobe(Photoshop・Illustrator)またはFigmaを実務で使えますか?
Yesの場合はQ3へ進みます。Noの場合はルートBです。
Q3: 納品物のクリック率・CVR改善など、成果に関わる提案経験がありますか?
Yesの場合はルートD、Noの場合はルートCです。
ルートA:Canva・SNS系の実績づくり
実績がない状態では採用確率が低くなるため、Canva可・実績不問の案件に絞って応募します。Instagram投稿、YouTubeサムネイル、SNSバナーなどが該当します。まず2〜3件を完了させて評価を獲得することが最優先です。
ルートB:Canva継続案件への移行
Canva案件の実績があれば、月額1万〜3万円の継続案件に応募できます。SNS投稿の定期制作や既存デザインの修正・更新業務が主な内容です。複数の継続案件を持つことで、新規営業の頻度を下げながら月収を安定させられます。
ルートC:バナー・広告クリエイティブ案件
Adobeが使えて実績もある場合、企業向けのバナーや広告クリエイティブ案件に応募できます。訴求の構成を提案文で説明することで採用率が上がります。継続案件に移行しやすいタイプです。
ルートD:WebサイトLP+改善提案案件
成果改善の提案経験があれば、時間単価1,500〜2,000円のWebデザイン・LP案件に応募できます。アクセス解析や改善提案を追加提案することで、単価アップの交渉がしやすくなります。
迷う場合はより実績の少ないルートから始めることをおすすめします。
CHECK
▶ 今すぐやること: 上記の診断を実行し、自分のルートを特定したうえで、該当するタイプの案件をクラウドワークスで3件検索する(5分)
Q: 実績があっても採用されない場合はどうすればいいですか?
A: 採用されない原因の多くは提案文にあります。ルートCまたはDに進んでも採用率が低い場合は、次のセクションの提案文の4要素を確認し、発注者の目的への言及が不足していないかを見直してください。
Q: 複数のルートに当てはまる場合はどうすればいいですか?
A: 実績数が少ない方のルートを優先してください。上位ルートで採用された実績が増えれば、次のルートへの移行がスムーズになります。
提案文は4要素で構成する


冒頭で案件への理解を示す
提案文の最初の2〜3文で「この案件の目的と課題を理解している」ことを示します。案件ページの文章をそのまま引用するのではなく、「御社のSNSアカウントでエンゲージメントを高めたいというご要望と理解しました」のように目的を言い換えて書きます。この書き出しが発注者に「自分の案件をちゃんと読んだ人だ」と判断させる最初のフィルターになります。冒頭で案件への理解を示せていない提案は、スキルや実績を書いても読み飛ばされます。
2段落目で自分の対応範囲を具体化する
「Canvaでの制作が可能です」だけでは他の応募者と区別できません。「Canvaを使ったInstagram用縦型投稿を週3枚、各枚で訴求ポイントを変えたABパターンで納品できます。修正は2回まで対応します」という形で、納品数・形式・修正対応を具体的に記載します。発注者が「この人は何をどこまでやってくれるか」を提案文だけで判断できる状態を作ることが、採用確率を上げる最大のポイントです。
3段落目にポートフォリオリンクを置く
ポートフォリオは末尾に置くより、提案文の3段落目(本文の中盤)に配置する方が発注者の目に留まりやすくなります。「今回の案件に近い制作物を用意しました。こちらからご確認ください:〔リンク〕」という形で短く案内します。発注者は多数の提案を確認するため、ポートフォリオへの導線をわかりやすく置くことが重要です。末尾に置く場合、そこまで読まれない可能性があります。
末尾は質問で終わる
「ご検討よろしくお願いいたします」で終わる提案より、「制作前にターゲット層や参考にしているアカウントがあれば教えていただけますか」という質問で終わる提案の方が、発注者との会話が始まりやすくなります。質問は1つに絞ることが重要で、複数聞くと返答の負担が増えます。返信が来れば採用の可能性が高まるため、質問で終わる構成を習慣化してください。
CHECK
▶ 今すぐやること: 自分の既存の提案文(または初稿)を4要素(案件理解・対応範囲・ポートフォリオ・質問)に分けて見直し、欠けている要素を追記する(15分)
Q: 提案文の文字数はどのくらいが適切ですか?
A: 300〜500文字が目安です。長すぎる提案は読まれにくくなり、短すぎると情報量が不足します。4要素を各1〜2段落で書くと自然に300〜500文字の範囲に収まります。
Q: 提案文を案件ごとに毎回変えるのは時間がかかりすぎませんか?
A: ベースとなる2段落目と末尾の定型文を用意しておき、1段落目(案件への理解)と末尾の質問だけを案件ごとに変える方法が効率的です。全文を変える必要はなく、発注者への理解と質問の2箇所を変えるだけで採用率は上がります。
デザイン案件は5つの仕組みで安定収入化

ポイント1:初回ヒアリングで修正を事前に減らし実質時給を改善する
【対象】: 修正対応で時間が取られすぎていると感じているデザイナー
受注確定後24時間以内に「ヒアリングシート」をGoogleフォームまたはテキストで送付します(所要20分)。確認項目は「ターゲット層・参考にしているデザイン事例(URL可)・避けたい表現・使用カラーの有無・納品形式」の5点に絞ります。回答をもとに、制作前に「この方向で進めます」という確認メールを1文送り、発注者の承認を得てから制作を開始します(所要5分)。
制作前にターゲット層・参考事例・使用カラー等を確認することで認識のズレを防ぎ、修正回数の削減が期待できます。修正が1回あたり30〜60分の作業を要する場合、複数回の削減で実質時給の改善につながります。ヒアリングを省くと、発注者が「イメージと違う」と感じた時点で修正ループが始まり、採算が崩れます。ヒアリングが機能する理由は、発注者自身も「何を求めているか」を言語化する機会になるため、依頼側の認識が整理されて指示が明確になるからです。
ヒアリング項目は5点以内に絞ってください。10項目以上を一度に聞くと発注者の回答負担が増え、関係が冷えることがあります。
ポイント2:Canva案件を継続契約に変えて月額安定収入を作る
【対象】: Canva案件を単発で受けているが、継続収入につながっていない人
納品後48時間以内に「次月以降の制作プランの提案」をチャットで送ります(所要10分)。提案内容は「月4枚の投稿画像を月額〇〇円で継続対応できます。初月は2枚から始めることも可能です」と具体的な数量と金額を提示します。発注者が「続けたい」と返答した場合、クラウドワークスのプロジェクト契約(継続)を使って月額契約に切り替えます(所要15分)。
受注者側から継続を提案することで、継続につながりやすくなります。発注者は「また同じ人に頼みたいが、どう言い出せばいい」と感じている場合があり、受注者からの提案がきっかけになることがあります。継続案件を確保できれば、単発案件の新規営業にかける時間を削減できます。納品後48時間が重要な理由は、発注者の満足感が最も高いタイミングであり、継続提案を受け入れやすい状態だからです。
継続提案は納品物の品質に満足してもらった後でなければ逆効果になります。修正が残っている状態や、発注者の反応が薄いまま継続を提案するのは避けてください。
ポイント3:案件ページの4点確認で悪質案件を回避する
【対象】: 受注したあとに想定外の作業が追加され、採算が合わなくなった経験のある人
案件ページの「業務内容」欄を確認し、デザイン制作以外の業務(文章作成・データ収集・SNS運用など)が含まれていないかを確認します(所要3分)。次に報酬欄で「時間単価」か「固定報酬」かを確認し、固定報酬の場合は作業時間の上限が記載されているかを確認します。さらにクライアントの評価欄を確認し、過去の受注者のレビューに「追加作業が多かった」「修正が無限に続いた」という記述がないかを検索します(所要5分)。不明点がある場合は「事前質問」機能で1〜2点だけ確認してから応募判断をします。
実務では「条件の悪い案件を初期に引き受けると、採算が合わないクライアントとの関係が継続しやすくなる」という現実があります。クライアントの評価欄にある過去レビューは、採算リスクを判断するための重要な情報源です。事前質問が有効な理由は、質問への返答内容や速さで発注者のコミュニケーション姿勢を事前に判断できるからです。
評価数がゼロまたは1〜2件のクライアントは判断材料が少ないため、条件が良くても慎重に判断してください。ただし評価ゼロ=悪質とは限らず、新規のクライアントである可能性もあります。事前質問への返答が丁寧であれば、評価ゼロでも受注を検討できます。
ポイント4:デザインに改善提案を加えて単価アップを目指す
【対象】: バナーやSNS画像の制作は受注できているが、単価アップの方法が分からない人
納品時に「今回のデザインでクリック率を高めるために〇〇という構成にしました」という1文の説明を添えます(所要5分)。2回目以降の継続案件で「前月の投稿と今月の投稿を比較し、エンゲージメントが高かった要素を次月に活かす改善提案」をレポート1枚にまとめて提出します(所要30分)。3回目以降の継続案件で「制作費+改善提案レポート込みの月額」として、改訂単価を提示します。フリーランスの単価交渉メール例文も参考にしながら、単価改訂の伝え方を事前に準備しておくと交渉がスムーズになります。

デザインの制作物に改善の根拠を添えることで、単価交渉で有利になる場合があります。発注者にとって「デザインを作ってもらう」より「成果につながる提案をしてもらえる」方が費用対効果が明確になるため、追加費用を受け入れやすくなることがあります。3回目で単価改訂を提案する理由は、2回分の実績データがあれば「改善の根拠」を具体的な数字で示せるからです。
改善提案のレポートは1枚以内に収めてください。長すぎるレポートは発注者の確認負担が増え、継続の障害になることがあります。また、クリック率やエンゲージメントのデータを発注者から提供してもらう必要があるため、継続2回目で「データを共有いただけますか」とお願いする一言を忘れずに入れてください。
ポイント5:複数案件の採算を管理して月収を安定させる
【対象】: 複数案件を並行しているが、月収が安定しない・採算が分からなくなっている人
スプレッドシートで「案件名・報酬・手数料控除後手取り・想定作業時間・実績時給・継続有無」を記録する列を作ります(所要20分)。各案件完了後に実際の作業時間を記録し、想定時給と実績時給のズレを確認します。実質時給が800円を下回った案件については、次回の受注時に条件交渉または辞退を判断する基準とします。
採算の合わない案件を積み重ねると、稼働時間が増えても手取りが増えない状態に陥ります。実質時給800円を一つの目安とする理由は、交通費・経費ゼロのリモート案件であっても、地域の最低賃金や個人の目標収入と照らし合わせたとき、800円を下回る場合は条件改善または案件切り替えを検討すべき水準と考えられるからです。管理の仕組みは面倒に見えますが、3〜4案件目から「どの案件を続けるべきか」の判断に直接使えるため、収入の最適化には効率の高い行動です。
案件管理シートを作ることに時間をかけすぎないでください。最初は項目を「案件名・報酬・実作業時間・実質時給」の4列だけに絞り、記録の習慣を作ることを優先します。
CHECK
▶ 今すぐやること: Googleスプレッドシートで4列(案件名・報酬・実作業時間・実質時給)のシートを作り、現在進行中または直近の案件データを入力する(15分)
Q: 継続案件と単発案件はどちらを優先すべきですか?
A: 継続案件を優先することをおすすめします。単発案件は毎回の新規営業が必要ですが、継続案件は1件確保することで毎月の収入が安定します。まず月額1万〜2万円の継続案件を1件確保してから、単発案件を追加する順序が最も効率的です。
Q: 実質時給800円を下回る案件はすべて断った方がいいですか?
A: 実績ゼロの段階では、採算よりも実績づくりを優先する場面もあります。ただし実績が2〜3件できた後は、800円を下回る案件を継続することは避けることをおすすめします。実績ができた段階で採算基準を設けることが、収入を安定させる現実的な方法です。
デザイン案件は実質時給と継続で安定する

焦らずに1つずつ進めてください。最初の案件は採算より実績づくりと割り切り、2件目以降から実質時給の基準を設けることで、収入の質が段階的に上がっていきます。副業として月3万円を目指す場合は自宅副業のおすすめ7選も参考にしながら、デザイン以外の収入源との組み合わせも検討してみてください。

| 状況 | 次の一歩 | 所要時間 |
| まだ1件も受注していない | Canva可の案件を3件ピックアップして採算計算する | 15分 |
| 1〜2件受注したが継続できていない | 次回納品後48時間以内に継続提案を送る | 10分 |
| 継続案件があるが単価が低い | 改善提案レポートを1枚作って追加提案する | 30分 |
| 月収が安定しない | 管理シートで実質時給800円以下の案件を特定して整理する | 20分 |
クラウドワークス デザインに関するよくある質問
Q: クラウドワークスでデザイン案件を受注するのに資格は必要ですか?
A: 資格は不要です。クラウドワークスでは資格の有無は採用基準になっておらず、ポートフォリオの品質と提案文の内容が主な判断材料になります。Canvaのみのスキルでも、制作意図を言語化できれば採用される案件が存在します。
Q: Canva案件は将来的に需要がなくなりますか?
A: 短期的に需要がなくなる可能性は低いと考えます。Canvaを使ったSNS投稿制作の需要は継続しており、AIツールの普及後もデザインの目的設定・訴求構成の判断を外注したいというニーズはあります。ただしCanva操作のみのスキルは競合が多いため、制作意図の言語化と改善提案のスキルを早めに加えることをおすすめします。
Q: 副業として月3万円稼ぐのに必要な稼働時間はどのくらいですか?
A: 実質時給1,000円を基準にすると、月30時間の稼働で3万円の手取りになります。週7〜8時間の稼働に相当します。手数料控除後の実質時給を計算してから逆算してください。継続案件を1〜2件確保することで、新規営業の時間を削減しながら同じ稼働時間で3万円に近づけられます。
Q: デザインのスキルがない場合、クラウドワークスで稼ぐのは難しいですか?
A: Canvaのテンプレートを使える状態から始められる案件があります。ただし「テンプレートを操作できる」だけでは競合と差がつかないため、どのデザインをなぜ選んだかを言語化できるスキルを早期に身につけることが重要です。Canvaの操作から始めて、制作意図の説明→改善提案→Adobe移行という順序でスキルを積み上げる方法が現実的です。
【出典・参照元】
クラウドワークス手数料について – クラウドワークスの手数料率(報酬額によって変動。最新情報は公式ヘルプで確認)
クラウドワークス Webデザイン関連案件一覧 – クラウドワークスのWebデザイン・LP・バナー等のデザイン案件一覧ページ
Canva使用のInstagram投稿画像制作案件 – Canva可・実績不問の案件例(掲載終了・条件変更の可能性あり)
SNS投稿・バナー等の継続案件 – 月額報酬の継続デザイン案件例(掲載終了・条件変更の可能性あり)
時間単価制のWebデザイン案件 – 時間単価1,500〜2,000円のWebデザイン案件例(掲載終了・条件変更の可能性あり)
WebページLP・バナー制作と改善を含む案件 – アクセス解析・改善提案を含む案件例(掲載終了・条件変更の可能性あり)