級数・pt・px・rem 換算

級数・pt・px・remいずれかの文字サイズを入力するだけで、他の単位に自動換算。DTPとWeb制作で単位が異なる場面に使えます。

級数・pt・px・remの単位換算、行間・字送りの可読性チェック、日本語システムフォントの端末別見本、文字数からのレイアウト目安算出、Webフォント容量シミュレーションまで、タイポグラフィに関わる5種のツールを無料で使えます。

よく使うサイズ

クリックすると左の入力値に反映されます。

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※ 1Q(級)= 0.25mm。歯(H)も同じ0.25mm単位ですが、字送りではなく行送りの文脈で使う名称です。1pt = 0.3528mm。1px = 0.26458mm(96dpi基準)。

換算結果

級(Q) -
pt -
px -
mm -
rem -

級数(Q)・ポイント(pt)・ピクセル(px)の違い

紙の印刷物、DTPソフト、Webの画面表示では、文字サイズを指定する単位がそれぞれ異なります。同じ「文字の大きさ」でも、どの単位で指定されているかによって実寸が変わるため、印刷とWebの両方に関わる作業では単位の換算が欠かせません。デザインデータを紙からWebへ移す場面や、逆にWeb用の指定を印刷物に転用する場面では、この換算作業を省略するとサイズがずれる原因になります。

級数(Q)は写植由来の単位で、1Q = 0.25mmと定義されています。日本の印刷・組版で長く使われてきた単位で、DTPが普及した現在も紙媒体の指定では級数表記が残っています。写植機の時代から使われてきた単位のため、印刷業界の指定書や版下データでは今も級数がそのまま使われることがあります。

ポイント(pt)はDTP由来の単位で、1pt = 1/72インチ = 0.3528mmです。Adobe製品や欧文組版では標準的に使われます。もともと欧文の活字サイズを表す単位として発展してきたため、日本語の級数系とは体系が異なります。

ピクセル(px)は画面表示用の単位で、96dpi環境では1px = 0.26458mmに相当します。Webデザインではこの前提のもとでpxを扱うのが一般的です。画面の解像度(dpi)が変わるとpxとmmの対応関係も変わるため、96dpiという前提を意識しておく必要があります。

rem(root em)はCSSの相対単位で、ルート要素(htmlタグ)のfont-size(既定値は16px)を基準にした倍率で指定します。ブラウザやユーザーの設定でルートのfont-sizeが変わると、remで指定したサイズも連動して変化します。固定のpx指定と違い、ユーザーの表示設定に追従できる点がremの特徴です。

換算式

級数・pt・px・mmはすべてmmを介して相互に換算できます。どの単位からどの単位へ変換する場合も、いったんmmに直してから目的の単位へ変換すると考え方がシンプルになります。基本となる式は次の3つです。

  • Q → mm: Q × 0.25
  • mm → pt: mm ÷ 0.3528
  • mm → px: mm ÷ 0.26458

具体例として、本文でよく使われる13Qを換算すると、13Q = 3.25mm = 約9.21pt = 約12.28pxとなります。上のツールに13を入力すると同じ結果が得られます。小数点以下まで含めて計算すると数値がずれやすいため、手計算だと誤差が出やすい点にも注意してください。実際の作業ではツールでの換算をおすすめします。

実務でよく使うサイズの目安

紙媒体とWebでは、同じ用途でも実際に使われる数値の目安が異なります。紙は級数(Q)またはpt、Webはpxで指定することが多いため、あらかじめ目安を把握しておくとサイズ選定がスムーズになります。

用途 級(Q) pt px
本文(紙) 12〜14Q 約8.5〜9.9pt 約11.3〜13.2px
本文(Web) 14〜16px
見出し(紙) 18〜24Q 約12.8〜17pt 約17〜22.7px
キャプション 9〜11Q 約6.4〜7.8pt 約8.5〜10.4px

級数と歯(H)の違い

級(Q)は文字そのものの大きさを指定する単位で、歯(H)は文字を送る幅(送り幅)を指定する単位です。どちらも1単位 = 0.25mmで同じ換算式が使えますが、用途が異なります。文字サイズを指定するときは級(Q)、行送りや字送りの間隔を指定するときは歯(H)を使います。

たとえば「本文13Q、行送り20H」という指定は、文字の大きさが13Q(3.25mm)で、行と行の間隔(行送り)が20H(5mm)であることを意味します。数値の単位が同じ0.25mmでも、指す対象が文字サイズか送り幅かで名称が変わる点に注意が必要です。

よくある間違い

単位換算の作業でよく見られる間違いを挙げます。

  • ptとpxを1:1で換算してしまう。実際は1pt ≒ 1.333pxで、同じ数値のまま流用すると意図より小さく表示されます。
  • 紙媒体(印刷物)の級数指定をそのままWebのpx指定に読み替えてしまう。単位の前提(0.25mm基準か96dpi基準か)が異なるため、必ず換算式を通す必要があります。
  • remの基準値が常に16pxだと思い込んでいる。ユーザーがブラウザ側でルートのfont-size設定を変更している場合、remで指定したサイズは16px基準からずれます。

値を入力

プレビュー

サンプル文章です。行間・字送りのバランスをこちらで確認しながら値を調整してください。日本語の可読性は文字サイズと行送りの比率、そして1行の文字数のバランスで決まります。
行送り実寸 / 行間
-

判定

-

本文の推奨は1.5〜1.9倍。1.4未満は詰まりすぎ、2.1超は開きすぎです(見出しは1.2〜1.4倍が目安)。

-

1行あたり35〜45字が読みやすい目安です。

Androidには明朝体(serif系の日本語フォント)が標準搭載されていません。CSSで font-family: serif; や游明朝・ヒラギノ明朝を指定しても、Android標準ブラウザではゴシック体(Noto Sans CJK系)にフォールバックします。デザインで明朝体を必須にする場合はWebフォント配信が必要です。フリ転自身がこの問題を踏んでいます。

Windows

標準搭載: メイリオ / 游ゴシック / 游明朝

メイリオ:吾輩は猫である。ABCDEabcde12345

游ゴシック:吾輩は猫である。ABCDEabcde12345

游明朝:吾輩は猫である。ABCDEabcde12345

macOS

標準搭載: ヒラギノ角ゴシック / ヒラギノ明朝

ヒラギノ角ゴ:吾輩は猫である。ABCDEabcde12345

ヒラギノ明朝:吾輩は猫である。ABCDEabcde12345

iOS

標準搭載: ヒラギノ角ゴシック / ヒラギノ明朝(macOSと共通系統)

ヒラギノ角ゴ:吾輩は猫である。ABCDEabcde12345

ヒラギノ明朝:吾輩は猫である。ABCDEabcde12345

Android

標準搭載: Noto Sans CJK JP(ゴシックのみ)。明朝体は標準搭載なし。

Noto Sans CJK:吾輩は猫である。ABCDEabcde12345

明朝指定時:吾輩は猫である。ABCDEabcde12345(実際はゴシックで表示されます)

キーワード解決対応表

キーワード Windows macOS / iOS Android
system-ui メイリオ / 游ゴシック ヒラギノ角ゴシック Noto Sans CJK JP(ゴシック)
sans-serif メイリオ系 ヒラギノ角ゴシック Noto Sans CJK JP
serif 游明朝 ヒラギノ明朝 明朝体なし。Noto Sans CJK JP(ゴシック)にフォールバック

算出方向

値を入力

結果(文字数 → 行数・面積)

必要行数-
1段あたりの高さ-
占有面積(1段)-

実例: Google FontsのNoto Sans JPは59.2 KiB読み込まれた状態でPageSpeed Insightsに「100%未使用」と判定されたケースがあります(フリ転で実際に発生)。使っていないウェイトを読み込むと、その分がそのまま無駄になります。

条件を入力

容量の目安

1ウェイトあたり(下限〜上限)-
ウェイト数-
合計容量(下限〜上限)-

ウェイトを1つ増やすごとに容量はほぼそのまま加算されます(3ウェイト選ぶと概ね3倍)。

回線別 読み込み時間の目安(合計容量の上限値で計算)

3G(約1Mbps)-
4G(約10Mbps)-
光(約100Mbps)-

※ 実回線速度・キャッシュ・CDN配信条件により実際の表示時間は変動します。あくまで目安です。

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