Figmaの「閲覧のみ」共有は、Shareボタンから権限をcan viewに切り替えるだけで設定できます。フリーランスがクライアントに安全にデザインを見せる方法から無料プランでの利用可否まで、5つの実務ハックとともに解説します。
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この記事でわかること
閲覧のみ権限で相手が操作できる4機能と2つの制限を把握できます。共有リンクの発行から無効化まで、約2分で完了する手順を習得できます。無料プランのままクライアント・開発者に安全に共有できるかどうかを判断できます。
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この記事の結論
Figmaの「閲覧のみ」共有は、右上のShareボタンをクリックして権限をcan viewに設定するだけで完了します。相手はレイヤー閲覧・コメント・プロトタイプ確認・インスペクト情報のコピーが可能で、デザインの変更はできません。フリーランスがクライアントや開発者に安全にファイルを渡すときに最もよく使う設定です。
今日やるべき1つ
共有したいFigmaファイルを開き、右上のShareボタンをクリックして、権限プルダウンを「can view」に切り替えてリンクをコピーしてください(所要時間:約2分)。
状況別ショートカット
| 状況 | 読むべきセクション | 所要時間 |
| 閲覧のみで何ができるか知りたい | 閲覧のみ権限は4機能が使える | 3分 |
| 共有リンクの設定手順を知りたい | 共有リンクは3ステップで設定完了 | 3分 |
| 招待とリンク共有の使い分けを知りたい | 招待とリンク共有は目的で選ぶ | 3分 |
| 自分の状況に合う方法を判定したい | Figma共有設定を3分で診断 | 3分 |
| 無料プランで使えるか知りたい | 無料と有料プランの閲覧権限は3点で違う | 3分 |
| 実務ハックを知りたい | Figma閲覧共有は5つの仕組みで安全運用 | 5分 |
閲覧のみ権限は4機能が使える
「どこまで見せていいのか」「相手に何ができるのか」が曖昧なまま共有してしまうのは、フリーランスが陥りやすい状況です。まず閲覧のみ権限で使える機能を正確に把握しておくと、共有設定の判断が一瞬で決まります。
閲覧のみでできる操作は4カテゴリ
Figmaの閲覧のみ(can view)権限を持つユーザーは、ファイルやプロジェクトを変更できず、読み取り専用の操作に限定されます(共有と権限のガイド – Figmaヘルプ)。使えるのは次の4カテゴリです。
第一に、レイヤーとプロパティの閲覧です。デザインのレイヤー構造を確認でき、計測値・色・フォントなどのプロパティ値を読み取れます。第二に、コメントの追加です。フィードバックをスレッド形式で書き込めるため、クライアントレビューに適しています。第三に、プロトタイプの閲覧です。クリックフローやトランジションを体験しながら確認できます。第四に、インスペクト情報の活用です。CSS・iOS・Androidのコードをコピーし、アセットのエクスポートも可能です(招待の承諾 – Figmaヘルプ)。
閲覧のみ権限であっても、デザインの確認・フィードバック・実装に必要な情報の取得という実務の主要フローは完結します。実装担当者にはcan viewで十分なケースがほとんどです。Figmaを使ったデザイン共有の仕組みを活用することで、フリーランスのポートフォリオとしての作品を安全に見せることもできます。

閲覧のみでできない操作は2カテゴリ
閲覧のみ権限ではできない操作は2つです。フレーム・テキスト・画像などあらゆるオブジェクトの追加・変更・削除が不可能であること、ファイルやページの設定変更・権限管理の変更も行えないことです。フリーランスが気にしがちな「相手が誤ってデザインを書き換えてしまう」というリスクは、can view設定をしている限り発生しません。なお、閲覧アクセス権を持つユーザーは他のユーザーをファイルに招待できますが、その場合に付与できる権限は閲覧のみに限定されます(チームの権限 – Figmaヘルプ)。
Figmaアカウントなしでも閲覧できるか
受け手がFigmaアカウントを持っていなくても、リンク共有であれば閲覧が可能です。ブラウザでリンクを開くと、サインインしていない状態でもプロトタイプを確認したりデザインを閲覧したりできます。ただし、コメントを書き込むにはFigmaアカウントが必要です。初めてFigmaを使うクライアントに共有するときは、「アカウントなしでも見られます。コメントしたい場合は無料アカウントを作成してください」と一言添えると、確認の往復を1回に抑えられます。
CHECK
▶ 今すぐやること: Figmaの任意のファイルを開き、閲覧のみ権限で実際に何が見えるかをゲストモードで確認してください(約3分)
Q: 閲覧のみ権限のユーザーはコメントを削除できますか?
A: 自分が追加したコメントは削除できますが、他のユーザーのコメントは削除できません。コメント管理はファイルの編集権限を持つユーザーが行います。
Q: 閲覧のみでエクスポートはできますか?
A: はい、可能です。PNGやSVGなどの形式でアセットをエクスポートできます。エクスポートを制限したい場合は、プランによってはエクスポート禁止設定が利用できます。
共有リンクは3ステップで設定完了
「Shareボタンを押したら相手に全部見えてしまうのでは」と感じる方も多いですが、権限設定のデフォルトを確認してから共有することで、意図しない公開を防げます。手順はシンプルです。
ステップ1:Shareボタンをクリックして設定を開く
Figmaファイルを開いた状態で、右上の「Share」ボタンをクリックします。共有設定のモーダルが開き、現在の共有状態が表示されます(ファイルとプロトタイプを共有する – Figmaヘルプ)。この時点でファイルが第三者に公開されることはなく、設定を確認・変更するための画面です。「Shareを押しただけで公開されてしまう」という心配は不要です。
ステップ2:リンク共有の権限をcan viewに設定する
モーダル下部に「Link sharing」または「リンク共有」のセクションがあります。プルダウンで「can view(閲覧のみ)」を選択してください。さらに公開範囲として「Anyone with the link(リンクを知っている全員)」か「Only people invited to this file(招待者のみ)」かを選べます。クライアントに広くリンクを渡したい場合は前者、特定の相手だけに限定したい場合は後者を選択します。この選択が共有の安全性を左右する最重要ポイントです。
ステップ3:リンクをコピーして相手に送る
設定を確定した後、「Copy link(リンクをコピー)」をクリックしてURLを取得し、メールやチャットで相手に送ります。受け取った相手がリンクを開くと、設定した権限の範囲内でFigmaファイルを確認できます。プロトタイプを共有する場合はプレイボタン(▶)をクリックした状態のURLをコピーすると、相手がすぐにプロトタイプとして体験できます。合計所要時間は約2分です。大容量ファイルを送る際とは異なり、Figmaリンクはファイルサイズを気にせず安全に共有できる点が大きな利点です。

CHECK
▶ 今すぐやること: 実際に共有したいファイルを開き、上記3ステップでリンクを取得してください(約2分)
Q: 共有リンクをいつでも無効化できますか?
A: はい、Shareモーダルから「Disable link(リンクを無効化)」を選択すると、既存のリンクは無効になります。新しいリンクを再発行することも可能です。
Q: 共有リンクにパスワードをかけられますか?
A: Figmaの標準機能ではリンクにパスワードを設定できません。アクセスを特定の人に限定したい場合は、「招待者のみ」のリンク設定か、メールアドレスによる招待を使用してください。
招待とリンク共有は目的で選ぶ
招待とリンク共有のどちらを使うかは、相手の数・セキュリティ要件・継続性の3点で整理すると判断が数秒で完了します。
招待共有が向いているケース
メールアドレスによる招待は、特定の相手を指定してアクセス権を付与する方式です。アクセス管理が明確で、誰がファイルにアクセスしているかを把握しやすいです。長期プロジェクトで継続的に特定の担当者がレビューする場合、または機密性の高いデザインを扱う場合に適しています。招待された相手はFigmaのダッシュボードにファイルが表示されるため、URLを紛失してもアクセスできます。一方で、招待のたびにメールアドレスを入力する手間がかかり、相手がFigmaアカウントを持っていない場合はアカウント作成が必要になります。
リンク共有が向いているケース
リンク共有は、URLを知っている全員(または設定次第で招待者のみ)がアクセスできる方式です。短期のフィードバック依頼、複数人のクライアントへの一斉共有、アカウントなしで見てほしい場合に向いています。「このリンクを開発チーム全員に送ってください」という使い方ができるのはリンク共有の大きな利点です。注意点として、リンクが漏洩すると意図しない人がアクセスできてしまうリスクがあります。機密情報を含むファイルには招待共有を選んでください(note – 権限設計の実務記事)。
使い分けの判断基準は3点
相手が1〜3名の確定した個人なら招待共有を選びます。相手が不特定または4名以上で短期間のレビューならリンク共有(can view)が効率的です。機密情報を含む場合は人数に関わらず招待共有か「招待者のみ」のリンク設定を選びます。フリーランスが秘密保持契約(NDA)を締結しているプロジェクトでは、招待共有を使ってアクセス管理を明確にすることが特に重要です。

CHECK
▶ 今すぐやること: 次に共有するファイルの相手が何人か、機密情報を含むかを確認し、招待かリンクかを決定してください(約1分)
Q: 一度招待した相手を後から削除できますか?
A: はい、Shareモーダルから招待済みユーザーのリストを確認し、権限変更や削除が可能です。プロジェクト終了後は不要なアクセス権を削除する運用を習慣にしてください。
Q: リンク共有と招待共有を同じファイルで混在させられますか?
A: 可能です。特定の人をメールで招待しつつ、リンク共有も同時に有効にすることができます。ただし公開範囲の管理が複雑になるため、片方に統一すると運用ミスを防げます。
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Figma共有設定を3分で診断
自分のケースにどの設定が合うのかを判定するフローです。以下の質問に順番に答えてください。
Q1: 共有相手はFigmaアカウントを持っていますか?
Yesの場合はQ2へ進んでください。Noの場合はResult Aへ進んでください。
Q2: 共有するファイルに機密情報(未発表デザイン・顧客データなど)が含まれますか?
Yesの場合はResult Bへ進んでください。Noの場合はQ3へ進んでください。
Q3: 相手にコメント・フィードバックを求めますか?
Yesの場合はResult Cへ進んでください。Noの場合はResult Dへ進んでください。
Result A: リンク共有(can view)+ブラウザ閲覧
相手はアカウントなしでブラウザからデザインを確認できます。プロトタイプURLを送るとフローも体験可能です。コメントが必要になった場合は、無料アカウントの作成を案内してください。所要時間:約2分。
Result B: メールアドレス招待(can view)+機密ファイル分離
Shareモーダルで相手のメールアドレスを入力し、can viewで招待します。機密情報のないデザインを別ファイルに切り出してから共有してください。所要時間:約5分(ファイル分離を含む)。
Result C: リンク共有(can view)またはメール招待(can view)
相手がコメントできる環境を整えるため、Figmaアカウントを持っているならどちらの方法でも機能します。複数名に一斉共有するならリンク、1名ならメール招待が管理しやすいです。所要時間:約2〜3分。
Result D: プロトタイプリンク共有(can view)
閲覧・確認だけが目的ならプロトタイプリンクが最もシンプルです。操作できる状態でデザインを体験してもらえます。所要時間:約1分。
CHECK
▶ 今すぐやること: 直近で共有予定のファイルについて上記のフローを走らせ、使う共有方法を1つ決定してください(約3分)
Q: クライアントがResult Bに該当するのに、急ぎでリンク共有をしてしまいました。どうすればいいですか?
A: すぐにShareモーダルを開いて「Disable link(リンクを無効化)」をクリックし、既存リンクを無効化してください。その後、メールアドレス招待に切り替えます。
Q: 複数のクライアントを同じファイルに招待することはできますか?
A: 可能です。ただし、異なるクライアントが互いのコメントを見られる状態になるため、クライアントごとにファイルを分けるかページを分ける運用が適切です。
無料と有料プランの閲覧権限は3点で違う
「閲覧のみ共有をするのに課金が必要なのか」は、フリーランスとして現実的な疑問です。プランごとの違いを正確に把握しておくと、不要な出費を防げます。
閲覧者は無料で使えるプランとそうでないプランがある
Figmaのビジネスプランでは、閲覧シートは無料です。Figma Design・Figma Slides・FigJamの閲覧およびコメントが、追加コストなしで利用可能です(ビジネスプランの権限 – Figmaヘルプ)。フリープランでも、can viewで招待・共有されたユーザーは閲覧のみの操作が可能です(プランと料金 – Figma)。閲覧者側(クライアントや開発者)を追加しても、それだけで課金が発生することはありません。課金が発生するのは「編集者(editor)」として追加したときです。
無料と有料プランで実際に違う3点
第一に、ファイルの同時編集数です。フリープランでは同時編集者数などに制限があります。閲覧のみの権限には直接関係しませんが、プロジェクト規模が大きくなれば有料プランの検討が必要です。第二に、インスペクト機能のアクセス範囲です。プロフェッショナルプランでは開発者向けの詳細なインスペクト情報へのアクセスが整備されています(プロフェッショナルプランの権限 – Figmaヘルプ)。第三に、プロジェクト数とチームの制限です。フリープランでは作成できるチームやプロジェクト数に上限があるため、大規模な外部共有が必要な場合は有料プランが合理的です。フリーランスが単発案件でクライアントにデザインを見せるだけなら、フリープランで十分に対応できます。
課金トラブルの回避策は権限設定の確認
招待設定を誤って相手を「編集者」として追加してしまうと、予期しない課金が発生することがあります(note – 課金と権限設定の注意点)。共有設定のモーダルで招待済みユーザーの権限が「can view」になっているかを必ず確認してください。不要になったアクセス権はその都度削除する運用もあわせて実施してください。フリーランスのコスト管理の観点からも、意図しない編集者追加による課金は防ぎたいポイントです。

CHECK
▶ 今すぐやること: Figmaの管理画面から現在のメンバー一覧を開き、意図せず編集者として追加されているユーザーがいないかを確認してください(約5分)
Q: クライアントを閲覧者として招待したのに、課金が発生しました。なぜですか?
A: 「can view」ではなく、誤って「can edit」で招待した可能性があります。Shareモーダルから権限を「can view」に変更し、請求設定も確認してください。Figmaのサポートに相談することで返金対応が受けられる場合があります。
Q: フリープランで何人まで閲覧者を招待できますか?
A: フリープランでも閲覧のみ権限での招待人数に明確な上限は設けられていませんが、プロジェクト数やチームの制限があります。詳細はFigmaの料金ページで確認してください。
Figma閲覧共有は5つの仕組みで安全運用

ハック1: 機密ファイルと共有用ファイルを分離して漏洩リスクをゼロにする
【対象】: クライアントや外部協力者に一部のデザインだけを見せたいフリーランス
【手順】:
共有前に、ファイル内の全コンテンツを「機密情報あり」「見せてよいもの」の2カテゴリに分類します(約5分)。次に「見せてよいもの」のフレームだけを新規ファイルにコピー・ペーストして共有用ファイルを作成します(約10分)。最後に共有用ファイルのみをcan viewで共有し、元のファイルは招待者ゼロの状態に保ちます(約2分)。
【ポイントと理由】: 「閲覧のみ権限なら機密情報を含むファイルを丸ごと共有しても大丈夫」という判断は危険です。ファイル全体が見える状態で渡すと、ページをまたいで他のデザインや要件メモが閲覧されるリスクがあります。機密ファイルと共有用ファイルを物理的に分離することで、閲覧者がアクセスできる情報の範囲を構造的に制限でき、権限設定だけに頼るよりも安全性が確実に高まります。著作権侵害リスクを防ぐためにも、未発表デザインの管理には特に注意が必要です。

【注意点】: 権限設定は編集操作を防ぐものであり、表示される情報の範囲をページ単位以下で制限するものではありません。ファイル分離をせずに権限設定だけで安全を担保しようとする運用は避けてください。
ハック2: 共有リンクは都度発行・都度無効化でアクセスを完全制御する
【対象】: 複数のプロジェクトでリンク共有を繰り返しているフリーランス
【手順】:
共有が必要になるたびにShareモーダルを開き、新規リンクを発行します(約1分)。レビュー期間(例:48時間)を相手に伝え、期間終了後にShareモーダルから「Disable link」でリンクを無効化します(約1分)。次の共有タイミングで再度リンクを発行します。同じURLの使い回しは行いません。
【ポイントと理由】: 1つのリンクを作り置きして毎回同じURLを使い回す運用は、過去に共有した相手がいつでも最新のデザインにアクセスできる状態が続きます。都度発行・都度無効化の運用で、各レビューフェーズで誰がアクセスできるかを完全にコントロールでき、フェーズをまたいだ情報漏洩を防げます。
【注意点】: リンクを無効化した後、相手が再度アクセスしようとするとエラーになります。「期間終了後はリンクが無効になります」と事前に伝えるか、無効化と同時に新しいリンクや別の連絡手段でフォローアップするとトラブルを防げます。
ハック3: 開発者への共有はcan viewのみで実装情報を完全に渡す
【対象】: 実装担当者(エンジニア・コーダー)にFigmaを渡すフリーランスデザイナー
【手順】:
Figmaファイルを開き、Shareボタンからcan viewで開発者にリンクを共有します(約2分)。受け取った開発者がFigmaのInspectパネルを開くと、CSS・iOS・Androidのコードが自動生成されており、コピーして使用できることを案内します。アセット(画像・アイコン)のエクスポートが必要な場合は、フレームを右クリックして「Export」から設定できることを伝えます。
【ポイントと理由】: can viewだけでCSS・寸法・色・フォント・アセットエクスポートのすべてが取得でき、編集権限は不要です。開発者からも「view access以上は必要なかった」という声があります(開発者との共有に関する体験談 – Reddit)。開発者にcan editを渡すと、誤ってデザインが変更されるリスクが発生するため、can viewで統一することが実務の標準です。
【注意点】: 開発者から「編集権限がないとコードが取得できない」と言われた場合は、FigmaのInspectパネルの場所を案内することで解決できます。編集権限を付与する必要はありません。
ハック4: 初回共有時の確認メールで権限ミスを事前に防ぐ
【対象】: 新規クライアントや初めて協力するパートナーにFigmaを共有するフリーランス
【手順】:
共有リンクまたは招待を送った直後に、以下のテンプレートメッセージを相手に送ります(約3分)。相手から「編集できない」「コメントできない」などのフィードバックを受け取り、想定外の問題があれば権限設定を見直します(約5分)。
初回共有時の確認メッセージテンプレート:
【Figmaデザインの共有について】
以下のリンクから閲覧できます。
{リンクURL}
権限は「閲覧のみ」ですので、デザインの変更はできません。
コメント・フィードバックはFigma上で直接書き込んでいただけます(Figmaアカウントが必要です)。
アカウントをお持ちでない場合は無料で作成できます。
ご確認の期限:{期限日}
ご不明な点があればお気軽にご連絡ください。
「閲覧のみ」であることを明示することで、相手が「なぜ編集できないのか」と混乱するのを防ぎます。コメント方法とアカウント要否を先に案内することで、確認の往復を1回で完結させられます。Slackやチャットツールで送る場合は「Figmaデザインを共有しました。閲覧のみ権限です。コメントはFigma上でお願いします。期限は{日付}です」と短縮して使えます。
【ポイントと理由】: Figmaに不慣れな相手から「なぜ編集できないのか」「コメントのやり方がわからない」という問い合わせが発生します。初回共有時に権限・操作方法・期限を一括して伝えることで、問い合わせ件数を実質ゼロに近づけられます。ビジネスメールの書き方を参考に、クライアントが読みやすい構成を意識することも重要です。

【注意点】: テンプレートを送った後、相手の確認が完了したかどうかを追跡してください。期限日の前日に軽くリマインドすると、プロジェクトのスピードを維持できます。
ハック5: プロジェクト終了後は即日アクセス解除でリスクを断つ
【対象】: 複数案件を並行して進めており、過去のクライアントへのアクセス管理が雑になりがちなフリーランス
【手順】:
プロジェクト完了・納品後の当日(遅くとも翌営業日)に、Shareモーダルを開いて招待済みユーザーの一覧を確認します(約2分)。プロジェクトに関係なくなった全メンバーの権限を削除し、リンク共有を無効化します(約3分)。月に1回、全ファイルのアクセス権をまとめて棚卸しする作業を習慣化します(約15分)。
【ポイントと理由】: 解除しないまま放置すると、元のクライアントが最新の別プロジェクトのファイルを誤って閲覧できる状態になるリスクや、Figmaの管理画面が煩雑になる問題が発生します。リンク共有の無効化と招待削除はどちらも実施しないと意味がなく、両方が揃って完全な解除です。プロジェクト完了をトリガーとした作業リストにアクセス解除を必ず入れておき、完了チェックリストとして管理してください。
【注意点】: 「なんとなく消しそびれてそのまま」が最も多いパターンです。後回しにせず、プロジェクト完了当日に実施してください。
CHECK
▶ 今すぐやること: 過去に共有したFigmaファイルを1つ開き、Shareモーダルから不要なアクセス権が残っていないかを確認してください(約5分)
Q: 閲覧者として招待したクライアントの権限を後から編集者に変更できますか?
A: はい、Shareモーダルから対象ユーザーの権限プルダウンを変更できます。編集者への変更は課金対象になる場合があるため、変更前にプランの仕様を確認してください。
Q: Figmaのファイルを完全に非公開にするにはどうすればいいですか?
A: Shareモーダルでリンク共有を無効化し、招待済みユーザーをすべて削除すれば、自分のみがアクセスできる状態になります。新規作成ファイルはデフォルトで非公開です。
Figma閲覧共有を定着させる:3ステップと5つのハックで完全運用
Figmaの「閲覧のみ」共有は、Shareボタンからcan viewを選んでリンクを発行する3ステップで完了します。閲覧のみ権限はレイヤー確認・コメント・プロトタイプ閲覧・インスペクト情報の取得が可能で、デザインの変更は一切できないため、クライアントや開発者への安全な共有手段として最適です。
今回整理した3ステップと5つのハックを使って「意図した相手に、意図した範囲だけ」見せる運用を定着させてください。情報管理の丁寧さがクライアントへの信頼につながります。フリーランスとして作業効率を上げる方法として、Figmaの権限設定を仕組み化することは非常に効果的です。

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状況 |
次の一歩 |
所要時間 |
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今すぐクライアントに共有したい |
ShareボタンからShareボタン→can view→リンクコピー |
約2分 |
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機密ファイルを安全に渡したい |
共有用ファイルを別に作成してからcan viewで共有 |
約15分 |
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過去の共有権限を整理したい |
全ファイルのShareモーダルを確認してアクセス削除 |
約15分 |
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開発者にデザインを渡したい |
can viewのリンクとInspectパネルの使い方を案内 |
約5分 |
Figma閲覧のみ共有に関するよくある質問
Q: 閲覧のみ権限のユーザーがFigmaファイルをダウンロードすることはできますか?
A: ファイルそのものをFigmaファイル形式でダウンロードすることは閲覧者にはできません。アセットのエクスポート(PNG・SVGなど)は可能です。ファイルのダウンロード自体を防ぎたい場合は、プロトタイプリンクのみを共有する方法が有効です。
Q: 「Anyone with the link can view」にするとインターネット上の誰でも見られますか?
A: リンクのURLを知っている人なら誰でもアクセスできる状態になります。検索エンジンにインデックスされるわけではありませんが、URLが外部に流出した場合はアクセスされるリスクがあります。機密性の高いファイルにはこの設定を使わず、招待者のみの設定かメール招待を使用してください。
Q: 閲覧のみ権限のまま相手にプロトタイプを操作させることはできますか?
A: はい、可能です。プロトタイプリンク(Shareモーダルの「Prototype」タブから取得)を共有すると、閲覧者は実際にクリックやスワイプなどのインタラクションを体験できます。プロトタイプ専用のURLを使うと、デザイン編集画面を見せずにフローだけを確認させられます。
【出典・参照元】
共有と権限のガイド – Figmaヘルプ – 閲覧のみ権限の定義と制限事項
招待の承諾 – Figmaヘルプ – 閲覧のみ時の利用可能アクション
ファイルとプロトタイプを共有する – Figmaヘルプ – 共有手順の公式ガイド
プランと料金 – Figma – 閲覧者の無料利用範囲
チームの権限 – Figmaヘルプ – 閲覧者が他ユーザーを招待できる範囲
ビジネスプランの権限 – Figmaヘルプ – ビジネスプランでの閲覧者の利用範囲
プロフェッショナルプランの権限 – Figmaヘルプ – プロフェッショナルプランでのインスペクト権限
note – 権限設計の実務記事 – 外部協力者向け権限設計の実務運用
note – 課金と権限設定の注意点 – 招待ミスによる課金トラブルの事例
開発者との共有に関する体験談 – Reddit – 開発者へのcan view共有の実体験