フリーランスはリスキリング補助金(最大70%・上限56万円)の対象外ですが、教育訓練給付金・公共職業訓練・自治体制度の3つで費用を抑えられます。厚生労働省の給付制度は雇用保険加入歴があれば個人でも申請できます。この記事では制度ごとの対象条件・実質負担額・申請手順を比較します。
この記事でわかること
給付率最大70%の教育訓練給付金をフリーランスが使える条件と手順、制度ごとの実質負担額の比較と診断方法、補助金なしで受講費用を大幅に削減する5つの実務ハックがわかります。
30秒診断全2問・あなたに合う働き方のタイプが分かります
Q1. 今のデザインの仕事で、一番近い悩みは?
この記事の結論
フリーランスがWebデザインを学ぶ際、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」は雇用契約を前提とするため対象外となります。雇用保険の加入歴がある場合は厚生労働省の教育訓練給付金(給付率最大70%)を申請できるケースがあります。制度ごとに対象条件が異なるため、ハローワークで個別確認したうえでスクール選びを進めることが最短ルートです。
今日やるべき1つ
最寄りのハローワークに電話または来所し、「教育訓練給付金の受給資格があるか確認したい」と伝えてください。所要時間は電話なら10分、来所なら30分です。雇用保険の被保険者期間が1年以上(初回は6か月以上の場合あり)あれば給付対象になる可能性があります。
状況別ショートカット
| 状況 | 読むべきセクション | 所要時間 |
| 自分がリスキリング補助金の対象か知りたい | リスキリング補助金はフリーランスに対象外の理由と3条件 | 3分 |
| 教育訓練給付金を使えるか確認したい | フリーランスが使える3つの公的給付制度 | 5分 |
| 制度ごとの実質負担額を比較したい | 給付制度の実質負担額を3分で診断 | 3分 |
| 補助金なしでも費用を抑えたい | 補助金対象外でも費用を抑える5つの実務ハック | 5分 |
| 申請の手順を知りたい | リスキリング補助金webデザインの申請チェックリスト | 4分 |
リスキリング補助金はフリーランスに対象外の理由と3条件

リスキリング補助金は在職中の転職意思が前提
経済産業省が所管する「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」は、企業との雇用契約がある在職者が新たなスキルを習得し、転職によるキャリアアップを実現することを目的として設計された制度です。制度の公式情報は経済産業省のキャリアアップ支援事業ページで確認できます。
支援は「受講修了後に50%・上限40万円」と「転職後に追加20%・上限16万円」の2段階で構成されており、合計で最大70%・上限56万円が支給されます。「転職という成果」を条件に支援額が確定する仕組みのため、フリーランスや個人事業主として活動を続ける予定の人には構造的に合致しません。
この設計は「在職中に学び、転職して給与が上がった結果として支援を受ける」という成果連動型の発想から来ています。フリーランスが対象外とされるのは、制度の運用上の問題ではなく、制度の目的そのものとの不一致です。なお、フリーランスの補助金・助成金は3系統で探すという方法もあり、制度選択の参考になります。

対象になる3条件と対象外になるケース
リスキリング補助金の対象になるための条件は、現時点で公開されている情報から整理すると次の3点です。第一に、企業との雇用契約が存在すること(パート・アルバイト含む)。第二に、申請時点で在職中であること(失業中は対象外)。第三に、認定された対象講座を受講すること(すべてのWebデザイン講座が対象になるわけではありません)です。
これに加え、転職後に一定期間の継続就業が確認されると追加支援が発生するため、「転職する意思があること」も実質的な前提となります。フリーランス・個人事業主・業務委託契約者・会社役員は、雇用契約がないため第一条件を満たせず、対象外となります。
副業で会社員として雇用契約を結んでいる場合は、その雇用契約に基づいて申請できる可能性があります。個別の状況はハローワークで確認してください。
受講料を先払いする仕組みと立替資金の目安
リスキリング補助金は、受講料を一度全額自己負担したうえで条件達成後に支援金が振り込まれる事後還付型の仕組みです。対象講座の受講料は数十万円に上るケースがあるため、支援金を受け取るまでの期間、全額を立て替えられる資金が必要です。
対象外のフリーランスにとってこの点は関係ないように見えますが、後述する教育訓練給付金でも同様に「先払い後に給付」という仕組みがあるため、受講前に手元資金の確認は必須です。受講料80万円のコースで給付率70%なら、最終的な手出しは24万円ですが、申請から入金まで数か月かかることを念頭に置いてください。フリーランスの開業資金と同様に、受講前の資金計画が重要です。

CHECK
▶ 今すぐやること: 自分が雇用契約を結んでいる会社(副業・パート含む)があるかを確認し、なければリスキリング補助金を申請対象から外して次の制度を確認する(5分)
Q: フリーランスが副業で会社員もしている場合、リスキリング補助金は使えますか?
A: 副業で締結している雇用契約に基づいて申請できる可能性があります。ただし、申請主体は雇用契約のある企業側との関係で確認が必要です。最寄りのハローワークか、受講を検討しているスクールの担当者に個別確認してください。
Q: 業務委託でクライアントと契約していますが、雇用契約扱いになりますか?
A: いいえ、業務委託契約は雇用契約ではないため、リスキリング補助金の対象にはなりません。雇用契約と業務委託契約の区別は「指揮命令関係の有無」「時間管理の有無」などで判断されますが、形式上の契約名称が業務委託であれば対象外となります。
フリーランスが使える3つの公的給付制度

教育訓練給付金は雇用保険歴があれば申請可能
厚生労働省が所管する「教育訓練給付制度」は、雇用保険の被保険者、または過去に被保険者であった人を対象とした制度です。制度の公式情報は厚生労働省の教育訓練給付制度ページで確認できます。フリーランスになる前に会社員として雇用保険に加入していた期間があれば、離職から1年以内(一定条件下で最大4年)に給付申請できます。
給付制度は大きく3種類あります。「一般教育訓練給付金」は受講費用の20%(上限10万円)が給付されます。「特定一般教育訓練給付金」は40%(上限20万円)です。「専門実践教育訓練給付金」は最大70%(上限112万円、就職・在職要件あり)となります。Webデザイン講座への適用可否は講座ごとの認定状況によって異なるため、ハローワークで指定教育訓練講座検索システムを使って確認してください。
雇用保険への加入歴という「過去の実績」が給付の可否を左右するため、フリーランス歴が長い人ほど利用できる期間が限られる点を把握しておくことが求められます。なお、フリーランス職業訓練は無料で受講可能という制度もあり、給付金も獲得できるケースがあります。

公共職業訓練と求職者支援訓練は収入ゼロでも受講可能
ハローワークが案内する「公共職業訓練(離職者訓練)」と「求職者支援訓練」は、一定条件下で無料または低額でIT・デザイン系のスキルを習得できる制度です。公共職業訓練は雇用保険を受給中の離職者が主な対象で、訓練期間中も失業給付が継続して受け取れます。求職者支援訓練は、雇用保険の受給資格がない人(フリーランスから求職中になった人を含む)を対象とし、一定要件を満たせば月10万円の「職業訓練受講給付金」が支給されます。
ただし、これらの訓練は「就職を目指している人」が対象となるため、フリーランスとして独立を継続したい人には制度の目的と合致しない場合があります。また、Webデザインのカリキュラムが開講されているかどうかは地域や時期によって異なります。
フリーランスが一時的に求職活動を行うかどうかの判断は、将来のキャリア設計と照らし合わせて検討してください。
自治体の創業支援・産業支援制度は併用検討が有効
都道府県・市区町村レベルでは、フリーランスや個人事業主向けの学習支援制度が設けられているケースがあります。各地の中小企業振興センターや産業支援機関が提供する助成金・無料セミナーがその代表例です。補助率や上限額は自治体によって大きく異なり、数千円から数十万円の範囲で幅があります。自治体制度の内容は年度ごとに変更されるため、具体的な制度名は居住地の自治体に直接確認してください。
自治体制度は国の制度と異なり、フリーランス・個人事業主を明示的に対象としているものも存在します。ただし、対象者・対象経費・申請期限が年度ごとに変わるため、居住地または事業所所在地の自治体の産業支援部門に問い合わせることが確認の基本となります。
| 制度名 | 対象者 | 給付率・上限 | フリーランスへの適用 |
| リスキリング補助金 | 雇用契約がある在職者 | 最大70%・上限56万円 | 原則対象外 |
| 一般教育訓練給付金 | 雇用保険加入歴あり | 20%・上限10万円 | 離職後1年以内なら可能性あり |
| 専門実践教育訓練給付金 | 雇用保険加入歴あり | 最大70%・上限112万円 | 離職後1年以内なら可能性あり |
| 公共職業訓練 | 雇用保険受給中の離職者 | 無料〜低額 | 求職中の場合のみ |
| 求職者支援訓練 | 雇用保険なしの求職者 | 無料+月10万円給付 | 就職意思がある場合のみ |
| 自治体制度 | 自治体ごとに異なる | 数千円〜数十万円 | 制度によっては対象 |
CHECK
▶ 今すぐやること: ハローワークインターネットサービスで「教育訓練給付金 指定講座検索」にアクセスし、受講候補のWebデザイン講座が対象か確認する(10分)
Q: フリーランスになる前の雇用保険加入期間は、離職後何年まで有効ですか?
A: 教育訓練給付金の受給資格は、原則として離職から1年以内です。育児・介護等による受講困難期間がある場合は最大4年まで延長できます。詳細はハローワークの教育訓練給付制度案内またはお近くのハローワークで確認してください。
Q: 専門実践教育訓練給付金でWebデザイン講座を受講した人はいますか?
A: 厚生労働省が認定した指定講座の中にWebデザイン・UI/UX系のプログラムが含まれているケースがあります。すべてのWebデザインスクールが認定を受けているわけではないため、受講前に厚生労働省の「教育訓練給付制度指定講座検索システム」で対象講座を確認してください。
給付制度の実質負担額を3分で診断

Q1: 現在、企業との雇用契約がありますか?(パート・アルバイト含む)
Yesの場合はQ2へ進んでください。Noの場合はQ3へ進んでください。
Q2: 転職によるキャリアアップを検討していますか?
Yesの場合はResult A: リスキリング補助金の対象可能性ありです。申請前に受講するスクール・講座が「認定対象講座」かどうかを確認してください。認定対象講座はキャリア形成サポートセンター(0120-927-922)または各スクールの担当者に問い合わせてください。
Noの場合はResult B: 教育訓練給付金の確認へです。雇用保険の加入期間に応じて教育訓練給付金(20〜70%)を申請できる可能性があります。ハローワークで受給資格を確認してください。
Q3: 過去に会社員として雇用保険に加入していた期間がありますか?
Yesの場合はResult C: 教育訓練給付金の確認へです。離職から1年以内であれば申請できる可能性があります。ハローワークで受給資格証の発行を依頼してください。
Noの場合はQ4へ進んでください。
Q4: 現在、就職を目指して求職活動を行う意思がありますか?
Yesの場合はResult D: 求職者支援訓練・公共職業訓練の確認へです。ハローワークで求職申込を行い、訓練案内を受けてください。一定要件を満たす場合、月10万円の職業訓練受講給付金が支給されます。
Noの場合はResult E: 自治体制度または自費受講の検討へです。居住地または事業所所在地の自治体の産業支援制度を検索してください。補助金がない場合は、後述する費用削減ハックを参照してください。
CHECK
▶ 今すぐやること: 上記の診断でResultを確認し、該当するハローワーク窓口または自治体の問い合わせ先を検索する(3分)
Q: 診断でResult Cになりましたが、離職から1年2か月経っています。もう申請できませんか?
A: 育児・介護・疾病等による受講困難期間がある場合は延長できます。期限を過ぎていても、ハローワークで個別に確認すると延長の余地がある場合があります。まずハローワークに相談してください。
Q: 自治体制度はどこで検索すればよいですか?
A: 居住地の都道府県または市区町村の公式サイトで「フリーランス 補助金」「スキルアップ 助成金」等のキーワードで検索するのが基本です。各都道府県の中小企業振興センターや産業労働局のページも有用です。
デザインの仕事で単価を上げたい方へ
Webデザインの学び方をLINEで受け取る
LINEで無料で届くもの
- 20本Webデザインの無料レッスン
- 全工程Photoshopの解説動画
- 4本限定のPDF・動画
登録1分・情報収集だけでもOK・セミナー参加は自由
タップするとLINEの友だち追加画面が開きます
LINE登録のよくある質問
- お金はかかりますか?
- LINEの登録と、届くレッスン・動画・PDFは無料です。
- どんな連絡が来ますか?
- レッスンや動画のほか、無料セミナーの案内が届きます。参加するかは自由です。
- やめたいときは?
- LINEでブロックすれば、それ以上は届きません。
PR提供: 日本デザインスクール(デザスク)
補助金対象外でも費用を抑える5つの実務ハック

ハック1: 無料の公的訓練講座で基礎を習得し受講料をゼロにする
【対象】: 求職中またはキャリア転換を検討しているフリーランスで、まず費用をかけずにWebデザインの基礎を確認したい人
【手順】: ハローワークに求職申込を行い、訓練コーディネーターにWebデザイン系の訓練コースがあるか確認してください(15分)。開講中の「求職者支援訓練(デジタル系)」または「公共職業訓練(ITスキル)」のコースをハローワークインターネットサービスで検索します(20分)。受講申込・選考を経て、訓練開始日から無料または低額でデザインの基礎を学べます(訓練期間:3〜6か月が多い)。
【ポイント】: 公的訓練を活用した場合は受講料ゼロで基礎スキルを習得できます。公的訓練には講師の質に課題があるケースもありますが、基礎段階では「費用ゼロでスキルの輪郭を確認する」目的で使い、実践スキルは案件を通じて習得するという二段構えが実質負担を最小化します。地域によって開講コースの質や頻度が異なるため、都市部以外では選択肢が限られる点を事前に確認してください。
【注意点】: 公的訓練は「就職意思のある求職者」が対象です。フリーランスとして独立継続を前提に申し込むことは制度の趣旨に合いません。訓練修了後に「正社員・パートとしての就職」が前提とされる場合があります。
ハック2: Webデザイン学習費を事業経費に計上して実質負担を削減する
【対象】: 青色申告を行っているフリーランスで、Webデザインのスキルを既存の仕事(ライター・マーケター・エンジニア等)に活用する予定がある人
【手順】: 受講するWebデザイン講座が「現在の事業に直接関係するスキルの習得」に該当するか確認します(税務署またはe-Taxのサポートで確認、30分)。受講料の領収書・支払い記録を「研修費」または「教育訓練費」として経費計上します(確定申告時に記帳)。青色申告で所得税・住民税を計算する際、経費として控除されることで実質的な税負担が軽減されます。研修費の経費計上については個人事業主向けの詳しい解説も参考になります。

【ポイント】: 補助金は申請採択が不確実で支給まで数か月かかりますが、経費計上は申告時点で確実に節税効果が発生します。「趣味的な学習」や「現在の事業と無関係なスキル習得」は経費として認められないリスクがあるため、申告前に税務署で個別確認してください。
【注意点】: 「Webデザインを学んで将来フリーランスになりたい」という段階では、まだ事業との関連性が認められない可能性があります。現在の事業で制作物のデザインを発注しているなど、直接的な関連がある状況での経費計上が適切です。
ハック3: 月額サブスクリプション型のデザイン学習サービスで初期費用を抑える
【対象】: 一括受講料のまとまった支出が難しく、まず2〜3か月で基礎を確認したいフリーランス
【手順】: Udemy・Schoo等の月額定額サービス(月額980円〜2,980円程度)に登録し、Webデザイン入門講座を受講します(登録10分)。2か月間(合計約2,000〜6,000円)で基礎のPhotoshop・Figma・HTML/CSS操作を習得し、自分の学習スピードと向き不向きを確認します。基礎を確認したうえで、スクールへの入学または独学継続を判断してください。Webデザイン独学の勉強順を参考に、効率的な学習ロードマップを立てることも重要です。

【ポイント】: サブスクで2か月試してから判断することで、30〜50万円の受講料の無駄を防げます。フリーランスは時間管理が自己責任であるため、自分の学習スタイルに合った教材を先に確認することが、長期的な費用対効果の向上につながります。サブスクだけでは体系的なポートフォリオ制作やフィードバックが得にくい点は認識しておいてください。
【注意点】: 安価さに引かれて複数のサブスクに同時登録すると、どれも中途半端になります。まず1つに絞り、2か月間で1講座を完了することを目標にしてください。
ハック4: スクール比較時に「給付後の実質負担額」と「支給時期」で判断する
【対象】: 教育訓練給付金の受給資格があり、複数のWebデザインスクールを比較検討しているフリーランス
【手順】: 比較対象のスクールについて「教育訓練給付制度指定講座かどうか」をハローワークの検索システムで確認します(10分)。各スクールの受講料・給付率・給付額の上限・支給時期(修了後何か月後か)を一覧表に整理します(20分)。受講料から給付額を引いた「実質負担額」と、給付金が振り込まれるまでの「立替期間」を軸に最終判断してください。
【ポイント】: 給付率が高くても立替期間が長ければキャッシュフローへの影響が大きくなります。受講料80万円・給付率70%のスクールでも給付まで8か月かかる場合、80万円を8か月間立て替える資金が必要です。受講料30万円・給付率40%・立替期間3か月のスクールの方が、資金面での負担が小さいケースがあります。webデザインスクール給付金の制度活用については専用の解説記事も参照してください。

【注意点】: スクールの公式サイトに記載されている「最大〇%給付」という表示は、すべての条件を満たした場合の上限値です。自分の受給資格の種別によって給付率が異なるため、ハローワークで受給資格証を発行してから比較してください。スクールの営業担当者の説明だけで決定するのは避けてください。
ハック5: スクール申込前にメールで6項目を確認して給付要件の見落としをゼロにする
【対象】: スクールへの入学を検討中で、申し込み後に「対象外だった」と判明することを防ぎたいフリーランス
【手順】: 以下のテンプレートを使ってスクールの担当者にメールを送ります(15分)。回答を受け取り、6項目すべてが自分の状況に合っているか確認します(30分)。不明点があればハローワークの給付担当窓口にも同様の質問をし、両者の回答を照合したうえで申し込んでください。
申込前確認メール テンプレート:
件名: 教育訓練給付金(またはリスキリング補助金)の対象確認について
{スクール名} ご担当者様
○○と申します。受講を検討しており、給付制度について確認させてください。
本講座は教育訓練給付制度(一般・特定・専門実践)の指定講座ですか?
給付の対象となる受講開始日の条件(申請期限)を教えてください。
受講修了の認定要件(出席率・課題提出等)を教えてください。
給付金の申請はスクール経由ですか、ハローワーク直接ですか?
給付金が振り込まれるまでの標準的な期間を教えてください。
フリーランス(個人事業主)でも受講・給付の申請が可能ですか?
よろしくお願いいたします。
6項目のうち1つでも回答が「条件に合わない」となった場合、申し込み後のキャンセルは違約金が発生するリスクがあります。入学前に文書で確認することで、口頭説明との齟齬を防げます。自治体制度を確認する場合は、問い合わせ先を「スクール」から「産業支援窓口」に変え、質問6を「フリーランスが対象に含まれますか?」に変更してください。
【ポイント】: スクールのWebサイトの表記が最新の制度変更に追いついていないケースがあるため、入学前に文書で確認することが求められます。スクールからの回答とハローワークの判断が異なる場合は、ハローワークの判断を優先してください。
【注意点】: メールで確認した内容は必ず保存してください。スクール側の「使えると思います」という口頭の説明を最終判断の根拠にするのは避けてください。
CHECK
▶ 今すぐやること: ハック5のテンプレートをコピーし、受講候補のスクール1校に送信する。同時にハローワークに電話して教育訓練給付金の受給資格を確認する(30分)
Q: Webデザイン学習費を経費計上する場合、どの科目を使えばよいですか?
A: 一般的に「研修費」または「教育訓練費」の科目を使います。現在の事業と直接関連があることを帳簿や領収書の記録で示せることが求められます。申告前に最寄りの税務署(税務相談室)に確認してください。
Q: スクールへの申込後にリスキリング補助金の対象外と分かった場合、キャンセルできますか?
A: スクールの契約条件によって異なります。入学契約後のキャンセルには違約金が発生するケースがあるため、申込前にキャンセルポリシーを書面で確認してください。特定商取引法に基づくクーリングオフ(書面による契約の場合、原則8日以内)が適用される場合もあります。
リスキリング補助金webデザインの申請チェックリスト
自分がどのステップで止まっているかを確認するだけで、次の行動が明確になります。
雇用・受給資格の確認(ステップ1〜3)
Webデザインの学習に給付制度を活用しようとする場合、最初の確認は自分の雇用状況と受給資格です。現在の雇用契約の有無(Step1)、雇用保険の加入歴と離職からの経過期間(Step2)、ハローワークでの受給資格確認(Step3)の順で進めてください。
Step2でハローワークを訪問する際は、雇用保険被保険者証(前職の会社から受け取ったもの)または離職票を持参すると、担当者が受給資格を確認しやすくなります。これらの書類がない場合でも、マイナンバーカードで加入歴を確認できる場合があります。
Step3のハローワーク窓口では「教育訓練給付金の受給資格照会をしたい」と明示することで、担当者が適切な窓口に案内します。受給資格証の発行を受けてから、次のスクール選定ステップに進んでください。
講座・スクールの確認(ステップ4〜6)
受給資格が確認できたら、次は受講するWebデザイン講座の選定です。ハローワークの「教育訓練給付制度指定講座検索システム」で「Webデザイン」「デザイン」等のキーワードを入力し、給付対象講座の一覧を確認します(Step4)。
検索結果の講座について、受講料・給付率・給付額・立替期間・修了要件を一覧表に整理します(Step5)。整理できたら、ハック5のメールテンプレートを使ってスクールに6項目を確認してください(Step6)。webデザインスクールの選び方も参考にしながら、自分に合ったスクールを選定しましょう。

申請と受講(ステップ7〜9)
スクールの選定が完了したら、ハローワークで「教育訓練給付金支給要件回答書」の発行を受けます(Step7)。この書類は申請の際に必要となる場合があります。受講開始日と給付申請のタイミング(受講開始前または受講後)はスクールと制度の種別によって異なるため、ハローワークで確認してから申込みを進めてください(Step8)。
受講修了後、ハローワークに給付申請書を提出し、受講費用の給付を受けます(Step9)。申請から支給まで2〜3か月かかることを念頭に置き、立替資金を準備しておいてください。
| チェック | 内容 | 確認先 |
| Step1 | 現在の雇用契約または雇用保険加入歴を確認 | 雇用保険被保険者証・離職票 |
| Step2 | 離職から1年以内か(延長要件含む)確認 | ハローワーク |
| Step3 | 受給資格照会・受給資格証の発行 | ハローワーク窓口 |
| Step4 | 希望講座が指定講座か検索 | ハローワーク検索システム |
| Step5 | 実質負担額・立替期間を比較 | 各スクール・ハローワーク |
| Step6 | スクールに6項目を文書で確認 | スクール担当者 |
| Step7 | 支給要件回答書の発行 | ハローワーク |
| Step8 | 受講開始・申請タイミングの確認 | ハローワーク・スクール |
| Step9 | 修了後に給付申請書を提出 | ハローワーク |
CHECK
▶ 今すぐやること: 上記チェックリストのStep1〜3を今週中に完了する。まずハローワークに電話して「教育訓練給付金の受給資格照会の予約を取りたい」と伝える(10分)
Q: リスキリング補助金とは別に、教育訓練給付金と自治体制度を同時に使えますか?
A: 制度によっては併用できないケースがあります。自治体制度の申請要件に「他の補助金との併用禁止」条件がないかを確認してください。ハローワークと自治体の両窓口に同時申請を検討している旨を伝え、個別に判断を仰いでください。
Q: 申請手続きはすべて自分でやる必要がありますか?
A: 教育訓練給付金の給付申請はハローワークで本人が行う必要があります。指定講座のスクールによっては申請書類の準備をサポートしているところがあります。入学前にスクールのサポート体制を確認しておくと手続きが円滑になります。
まとめ:フリーランスのリスキリング、3制度で費用を最小化する
フリーランスはリスキリング補助金の対象外ですが、雇用保険の加入歴があれば教育訓練給付金(最大70%)を活用できます。まずハローワークで受給資格を確認し、次に給付対象講座を絞り込み、申請前にスクールへの文書確認を行う3ステップが最短経路です。
公的訓練・経費計上・サブスクリプション教材を組み合わせることで、給付制度が使えない状況でも実質的な受講費用を大幅に抑えられます。
| 状況 | 次の一歩 | 所要時間 |
| リスキリング補助金の対象か確認したい | ハローワークで雇用契約・転職意思を確認 | 30分 |
| 教育訓練給付金を申請したい | ハローワークで受給資格照会を予約 | 10分 |
| 給付制度なしで費用を抑えたい | 月額サブスクで2か月試してから判断 | 1週間 |
| スクールを申し込む前に確認したい | ハック5のテンプレートをスクールに送付 | 30分 |
リスキリング補助金webデザインに関するよくある質問
Q: フリーランスがリスキリング補助金を使えるようにするために会社員に戻るべきですか?
A: 会社員に戻ることで、リスキリング補助金(最大70%)の対象になる可能性が生まれます。ただし、会社員への転身には収入の安定とフリーランスとしての自由度のトレードオフが生じます。補助金の最大額は56万円であり、会社員として働く期間の機会費用と比較したうえで判断してください。
Q: Webデザインスクールの受講料はすべて経費にできますか?
A: 現在の事業と直接関連があると認められる場合のみ経費計上が可能です。「Webデザインを学んで独立したい」という段階では認められないケースがあります。申告前に最寄りの税務署(無料相談)または税理士に個別確認してください。
Q: 求職者支援訓練を受けながらフリーランスの仕事を続けることはできますか?
A: 求職者支援訓練は「求職者(就職を目指す人)」が対象であり、フリーランスとして事業を継続しながら受講することは制度の趣旨に合わない場合があります。受講中に事業収入がある場合は、給付金の支給要件(収入制限等)に影響する可能性があります。ハローワークで個別に状況を説明し、判断を仰いでください。