2024年10月1日以降、定形郵便は50g以内110円、通常はがきは85円に改定されました。この記事では封筒サイズ・重量別の料金早見表と、フリーランスの請求書送付に使える実務判断を解説します。

目次

この記事でわかること

封筒サイズと重量の2軸で切手料金を即判断できるようになること、2024年10月改定の変更点と旧額面切手の使い切り方、フリーランスが月5件以上の郵送業務を毎月10〜15分短縮できる運用の仕組み、の3点です。

この記事の結論

定形郵便は50g以内110円、定形外郵便(規格内)は50g以内140円が2024年10月改定後の基準です。封筒サイズと重量の2軸で確認すれば、貼りすぎ・不足のどちらも防げます。フリーランスの実務では「長形3号+110円」か「角形2号+定形外料金」の2択に絞るだけで、日常的な郵送判断の9割は解決します。

今日やるべき1つ

手元にある封筒の種類(長形・角形)と、よく使う内容物の重さを1つ確認し、下記早見表と照合してください(3分)。

状況別ショートカット

状況読むべきセクション所要時間
封筒サイズ別の必要切手額を今すぐ知りたい切手料金は封筒サイズと重量の2軸で決まる2分
2024年10月改定の変更点を確認したい2024年10月改定で料金は3区分に整理された3分
はがき・速達・レターパックの料金を知りたいはがきと特殊郵便の料金は用途で選ぶ2分
請求書・契約書の送付方法を判断したいフリーランスの郵送判断は3分で診断できる3分
旧額面切手の使い方と差額対応を知りたい旧額面切手は差額切手で使い切る2分
切手代を経費にする方法を確認したい切手代の経費計上は3つのルールで管理する3分

切手料金は封筒サイズと重量の2軸で決まる

判定の軸は「封筒のサイズ区分」と「内容物を含めた総重量」の2つだけです。この2軸を押さえると、郵便窓口で毎回確認しなくても自己判断できます。

定形郵便は長形封筒が対象で50g以内110円

定形郵便とは、長辺23.5cm以下・短辺12cm以下・厚さ1cm以下・重量50g以下の郵便物を指します。2024年10月改定で25g以内と50g以内の区分が統合され、50g以内一律110円になりました(日本郵便「国内の料金表(手紙・はがき)」)。長形3号(A4三つ折り)や長形4号(B5三つ折り)はこの区分に収まります。請求書を三つ折りにして長形3号に入れる場合は110円で送付できます。請求書1枚+明細1枚程度であれば30g前後に収まるケースがほとんどです。「長形封筒に紙を数枚折って入れる」という最も一般的な送付形態は、110円で対応できると判断して問題ありません。

フリーランスの請求書の書き方と発行ルールを確認しておくと、封筒の選択から切手の貼り方まで一連の流れが整理できます。

定形外郵便(規格内)は角形封筒が対象で140円〜

定形外郵便の規格内は、長辺34cm以下・短辺25cm以下・厚さ3cm以下・重量1kg以下の郵便物が対象です。角形2号(A4折らずに入る)や角形3号(B5折らずに入る)はこの区分に該当します。2024年10月改定後の料金は以下のとおりです。

重量料金(規格内)
50g以内140円
100g以内180円
150g以内270円
250g以内320円
500g以内450円
1kg以内710円

契約書や見積書をA4のまま折らずに送る場合、封筒込みで100g以内に収まることが多く、180円が目安になります。資料を複数枚同封するケースでは150gを超えることもあるため、郵便に出す前に重量確認が必要です。料金不足になると受取人に不足分の支払い義務が生じるため、角形封筒を使う場合は必ず事前に計量してください。

定形外郵便(規格外)はA4サイズを超える場合に適用

規格外とは、規格内の上限を超えるか、いずれかの辺が規格内の最大値を超える郵便物が対象です(最大4kg以内)。

重量料金(規格外)
50g以内200円
100g以内220円
150g以内300円
250g以内350円
500g以内510円
1kg以内710円
2kg以内1,040円
4kg以内1,350円

フリーランスの日常的な請求書・見積書送付では規格外を使う場面はほとんどありません。大きなサンプル品やカタログの同梱が発生したときにのみ検討する区分と考えておけば十分です。

CHECK

▶ 今すぐやること: 手元にある封筒が長形か角形かを確認し、上記の表で該当する料金をメモしておく(2分)

Q: 定形郵便と定形外郵便の区分はどこで確認できますか?

A: 日本郵便の「国内の料金表(手紙・はがき)」に規格と料金が整理されています。封筒に記載されている長形・角形の番号と照合するのが最も確実です。

Q: 定形郵便の重量はどうやって測ればよいですか?

A: 0.1g単位まで測れる一般的なキッチンスケールで十分です。郵便局の窓口でも計量してもらえますが、日常的に送付するなら手元で管理する方が手間を減らせます。

2024年10月改定で料金は3区分に整理された

改定の変更点を正確に理解しておくことで、旧額面切手の扱いや新料金への切り替え判断がスムーズになります(日本郵便「国内の料金表」を参照)。

改定前後の主要料金比較

郵便種別改定前(〜2024年9月)改定後(2024年10月〜)
定形郵便(25g以内)84円110円(50g以内統合)
定形郵便(50g以内)94円110円
通常はがき63円85円
定形外(規格内)50g以内120円140円
定形外(規格内)100g以内140円180円
速達加算(250g以内)290円300円
レターパックライト370円430円
レターパックプラス520円600円

改定幅として最も大きいのははがきで、63円から85円と22円の値上がりです。定形郵便は84円から110円と26円の値上がりですが、25g以内と50g以内が統合されたため区分管理が1つ減るという実務上のメリットもあります。旧料金で記憶していた数字はすべて無効と考え、2024年10月以降は上記の数値を基準にしてください。

料金改定で実務への影響が大きい3つのポイント

改定後に最も影響を受けやすいのは、はがきを大量に使う顧客向けお知らせ送付、定形郵便を月に10件以上送る請求書発送、そしてストックしていた旧額面切手の使い切りです。はがきを月に50枚送る場合、改定前は3,150円(63円×50枚)だったコストが改定後は4,250円(85円×50枚)と1,100円増加します。定形郵便を月に20件送る場合は、改定前の1,680円(84円×20件)から2,200円(110円×20件)と520円の増加です。年間換算でそれぞれ13,200円・6,240円の増加に相当し、フリーランスの通信費として無視できない差額です。コストが気になる場合は、はがきをデジタル送付(メール・PDF)に切り替えられないか業務フローを見直す価値があります。

個人事業主の勘定科目一覧では切手代を含む通信費の処理方法も解説していますので、改定を機に経費管理を見直す際に参考にしてください。

改定情報の確認は日本郵便公式を一次情報とする

民間の解説サイトには情報の更新が遅れるケースがあります。料金改定が発生した際は、日本郵便公式の料金表ページでURLと更新日を直接確認する習慣を持つことが重要です。検索で上位に来る民間サイトが改定前の料金を掲載したままであっても、公式ページを最終確認源にしていれば誤送付を防げます。ブックマークに日本郵便の料金表ページを登録しておくだけで、次回の改定時にも即座に対応できます。

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▶ 今すぐやること: 日本郵便の料金表ページをブックマークに追加する(1分)

Q: 2024年10月の改定は今後も続きますか?

A: 日本郵便は料金改定のたびに公式ページを更新します。現時点で次回改定の公式アナウンスはありませんが、物価動向によって再改定の可能性はゼロではありません。定期的に公式ページを確認してください。

Q: 旧料金の84円や94円の切手は使えますか?

A: 旧額面の切手はそのまま利用できます。110円に対して84円切手しかない場合は、26円切手を追加で貼ることで対応できます。差額切手については次のセクションで詳しく解説します。

はがきと特殊郵便の料金は用途で選ぶ

書類の緊急性や受け取り方の要件によって、通常の定形郵便以外を選ぶ判断が必要になることがあります。速達・レターパック・スマートレターのどれを選ぶべきか、料金と用途の対応を整理しておくと、窓口で迷う時間を減らせます。

通常はがきと往復はがきの料金

種別料金
通常はがき85円
往復はがき170円(85円×2)
私製はがき(郵便認証なし)85円

通常はがきは2024年10月改定で63円から85円になり、1枚あたりの値上がり幅は22円です(日本郵便「国内の料金表(手紙・はがき)」)。私製はがき(市販のポストカード等)も通常はがきと同じ85円で送れます。

速達・書留・レターパックの料金

サービス料金・加算額
速達(250g以内)基本料金+300円
速達(1kg以内)基本料金+400円
書留(一般書留)基本料金+480円
簡易書留基本料金+320円
レターパックライト430円(A4・4kgまで・追跡あり・ポスト投函)
レターパックプラス600円(A4・4kgまで・追跡あり・対面受領)
スマートレター180円(A5・厚さ2cm以内・1kgまで)

速達の「基本料金」とは、定形郵便110円や定形外規格内140円〜などの通常料金です。定形郵便110円+速達300円で合計410円になります。レターパックライトは厚さ3cm以内・4kgまで対応するため、A4書類を複数同封しても1枚430円の均一料金です。「追跡番号が欲しいが対面受領は不要」という請求書送付に向いており、追跡が必要な場面ではコスト効率がよい選択肢です。

転居届と転送届の違いも確認しておくと、引越し時の郵便物管理と合わせて郵便手続き全体を把握できます。

用途別の選択基準

急ぎでない通常書類であれば定形郵便か定形外郵便で十分です。翌日中に届けたい場合は速達、到着確認が必要な場合はレターパックか書留、対面で受け取らせたい重要書類の場合は簡易書留かレターパックプラスが適しています。スマートレターはA5・厚さ2cm以内という制約があるため、名刺サイズの資料や薄い冊子の送付に向いています。

CHECK

▶ 今すぐやること: 今月中に送る予定の郵便物について、上記の用途別基準に照らして適切なサービスを1つ選んで確認する(3分)

Q: レターパックライトとレターパックプラスの違いは何ですか?

A: ライトはポスト投函で配達が完了し(受取人のポストへ)、プラスは対面での手渡し配達になります。契約書などの重要書類で受け取りを確認したい場合はプラスを選んでください。

Q: スマートレターとレターパックライトはどちらが安いですか?

A: スマートレター180円の方が安いですが、A5・厚さ2cm以内・1kgまでという制約があります。A4書類を折らずに送る場合はレターパックライトの430円が必要です。

フリーランスの郵送判断は3分で診断できる

以下のフローで自分の送付条件を当てはめると、料金区分と必要な切手額が3分で決まります。

Q1: 封筒のサイズは長形(長辺23.5cm以下)ですか?

Yesの場合はQ2へ進んでください。Noの場合(角形など23.5cmを超える場合)は定形外郵便に進み、Q4へ進んでください。

Q2: 内容物を含めた総重量は50g以下ですか?

Yesの場合はResult A(定形郵便110円)です。Noの場合はResult B(定形外郵便・規格内)に進んでください。

Q3: 定形外郵便(規格内)—重量はいくらですか?

50g以内は140円、100g以内は180円、150g以内は270円、250g以内は320円です。

Q4: 追跡・対面受領・速達は必要ですか?

不要な場合はResult C(Q3の料金のみ)です。追跡のみ必要な場合はResult D(レターパックライト430円を検討)です。対面受領が必要な場合はResult E(レターパックプラス600円または簡易書留を検討)です。

Result A: 定形郵便110円

長形3号に請求書A4三つ折り+明細書1枚程度であればこのケースに該当します。110円切手を1枚貼って発送できます。

Result B・C: 定形外郵便(規格内)140円〜

角形2号にA4書類を折らずに同封するケースが代表例です。重量を計測して上記の表から料金を確定してください。

Result D: レターパックライト430円

追跡番号が必要な書類送付に適しています。専用封筒は郵便局窓口または一部のコンビニで購入できます。

Result E: レターパックプラス600円または簡易書留

契約書原本など対面受領が必要な書類に使います。簡易書留は定形郵便110円+320円=430円になるため、重要度とコストを比較して選んでください。

重要書類の送り方と郵送ルールでは、書類の種類ごとに適切な郵送方法を詳しく解説しています。

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▶ 今すぐやること: 次に送付する書類の封筒サイズと重量をQ1から順に当てはめ、結果を決定しておく(3分)

Q: 長形3号に入れると封筒が分厚くなってしまう場合はどうすればよいですか?

A: 厚さ1cmを超えると定形郵便の規格外になります。定形外郵便(規格内)として処理し、重量に応じた料金を適用してください。

Q: 郵便局の窓口で計量してもらえますか?

A: はい、郵便局の窓口では計量・料金判定の両方をその場で対応してもらえます。迷う場合は封筒に切手を貼らずに持参し、窓口で金額を確定してもらう方法が確実です。

旧額面切手は差額切手で使い切る

引き出しに84円や94円の切手が残っている場合でも、旧額面切手は無効になるわけではありません。不足分を差額切手で補って使い切ることができます。

差額切手の組み合わせ例

旧切手新料金追加必要額組み合わせ例
84円(定形郵便旧料金)110円26円84円+26円
94円(定形郵便旧料金)110円16円94円+16円
63円(はがき旧料金)85円22円63円+22円
120円(定形外規格内旧料金)140円20円120円+20円
140円(定形外100g旧料金)180円40円140円+10円+30円

日本郵便では1円・2円・5円・10円・20円・26円・30円などの少額切手が販売されています(日本郵便「切手」)。84円切手に26円切手を1枚追加するのが最もシンプルな組み合わせで、複数枚の切手を貼り合わせても郵便として有効です。

差額切手を管理するためのポイント

差額切手をまとめ買いしておくと、改定直後の移行期間を効率よく対応できます。26円切手は84円切手を使い切るために特に需要が高く、改定後しばらくは在庫切れになる郵便局もあります。早めに少量確保しておくことが賢明です。差額切手を大量にストックする必要はなく、手元の旧額面切手がなくなる分だけ補うという考え方で在庫を最小化できます。

切手の貼りすぎに気づいた場合の対処

貼りすぎた切手は原則として返金されません。封筒を投函前に気づいた場合は、差額を考慮した封筒に貼り直すことができます。一度貼った切手をはがして再利用することは認められていないため、貼りすぎた切手は損失として処理することになります。封筒ごとに必要額を確認してから貼る手順を習慣化することが、最も確実な防止策です。

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▶ 今すぐやること: 旧額面切手の残量を確認し、差額切手(26円か20円)の購入が必要か判断する(3分)

Q: 84円切手と26円切手を2枚貼っても問題ありませんか?

A: 問題ありません。複数枚の切手を貼り合わせても、合計金額が必要料金を満たしていれば郵便として受け付けてもらえます。切手が重ならないように貼ることが推奨されます。

Q: 旧額面切手はいつまで使えますか?

A: 日本郵便の切手は原則として有効期限がなく、現在も額面通りの価値として使用できます。差額が生じる場合は不足分の切手を追加してください。

切手代の経費計上は3つのルールで管理する

フリーランスとして事業で郵便を使う機会があれば、切手代やはがき代は経費として計上できます。「経費にできるかどうか」よりも「どう管理すれば記帳がスムーズになるか」の方が実務上の本質的な課題です。

郵便料金の値上げをきっかけに郵送コスト全体を見直すようになったフリーランスのWebアシスタントが、その体験を記録しています(郵便料金改定への実務対応体験談)。

勘定科目は「通信費」で統一する

切手代・はがき代・郵送料はすべて「通信費」として計上するのが一般的な処理方法です(フリーランスの経費計上実務)。封書・はがき・レターパック・速達加算のいずれも通信費に含めて処理できます。「郵便切手類」として購入した時点で費用計上する方法と、実際に使用したタイミングで費用計上する方法の2通りがありますが、フリーランスの場合は購入時に費用計上する処理が実務的にシンプルです。少額で都度購入するケースがほとんどのため、在庫管理の手間を省けます。

通信費の按分割合と根拠の作り方では、切手代を含む通信費を経費処理する際の判断基準も解説しています。

経費認定の3つの条件

切手代を経費として認めてもらうためには、3つの条件を満たす必要があります。第一に事業目的での使用であること(私用の年賀状や個人的な手紙は経費不可)、第二に領収書またはレシートを保存していること、第三に帳簿への記録があることです。郵便局の窓口で購入する場合は受領証が発行されます。コンビニや自販機で購入する場合もレシートを受け取る習慣をつけておくと、後から経費の根拠として活用できます。

月ごとにまとめて記帳する方法

郵送頻度が月に数件程度であれば、月末にまとめてレシートを集計して記帳する方法が現実的です。月に1,000円未満の通信費は少額のため、都度記帳せずに月次一括処理でも問題ありません。年間を通じると郵送コストが数万円規模になる場合は、月次で金額推移を確認することで、電子送付への切り替えやコスト削減策を検討するタイミングが見えてきます。

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▶ 今すぐやること: 直近3ヶ月の郵送レシートを確認し、通信費として帳簿に記録があるか照合する(5分)

Q: 切手を購入したが、まだ使っていない場合の処理は?

A: 購入時に費用計上する方法(購入時=通信費)と未使用分を貯蔵品として資産計上する方法があります。フリーランスで少量購入するケースでは購入時計上が簡便で、実務上はこちらが一般的です。

Q: プライベートと仕事で同じ切手を使った場合はどうすればよいですか?

A: 事業用途で使用した分だけを経費計上し、私用分は含めない形で処理します。混在する場合は使用記録をメモ書きで残しておくと、後から根拠を示しやすくなります。

切手料金一覧は5つのコツで実務に使いこなせる

フリーランスが料金表を毎回調べるより、自分の用途に合わせた運用の仕組みを作っておく方が長期的に効率的です。以下の5つのコツを参考に、郵送業務を最小の手間で回せる体制を整えてください。

コツ1: 長形3号110円・角形2号180円の2点を軸に管理

【対象】: 月に数回請求書や見積書を郵送するフリーランス

【手順】: 「長形3号=定形郵便=110円」「角形2号=定形外規格内100g以内=180円」という2つの組み合わせを手帳またはスマートフォンのメモに控えておいてください(2分)。郵送の都度、封筒の種類と内容物の重量感でどちらに該当するかを判断します(30秒)。不確かな場合はスケールで計量してから切手を貼ってください(1分)。

【コツと理由】: フリーランスの日常的な郵送の8割は長形3号か角形2号のどちらかに収まります。この2点を軸にすることで検索や確認の手間を週あたり10〜15分削減できます。計量不要な場面が増えるため、封筒購入と切手購入のセットで管理できるようになります。

【注意点】: 封筒を封じた後に重量を確認しようとすると誤差が生じやすいため、内容物を入れてから封じる前に計量する手順を守ってください。請求書の厚みは枚数・紙質によって変わるため、必ず計量を行う習慣が安全です。

コツ2: 追跡が必要な書類はレターパックライト430円に一本化

【対象】: 請求書・契約書など到着確認が必要な書類を月2件以上送付するフリーランス

【手順】: 送付書類が「追跡番号で到着確認したい」かどうかを判断してください(30秒)。該当する場合はレターパックライトの専用封筒を郵便局またはコンビニで購入します(5分)。A4書類を折らずに封入し、宛名と差出人を記入してポストに投函してください(3分)。

【コツと理由】: 書留(簡易書留)の場合は定形郵便110円+320円=430円で同額ですが、窓口での手続きが必須になります。レターパックライトはポストに投函できるため、窓口待ち時間を毎回省けます。月2件であれば都度の窓口対応が不要になる分、業務効率を改善できます。

【注意点】: レターパックライトはポスト投函で配達が完了するため、受取人に手渡しを確認したい場合には使えません。対面手渡しが必要な場合はレターパックプラス(600円)または簡易書留を使ってください。

コツ3: 旧額面切手の消化スケジュールを枚数で管理

【対象】: 84円や94円など旧額面切手が10枚以上残っているフリーランス

【手順】: 旧額面切手の枚数と合計金額を手元で確認してください(2分)。月間の郵送件数を基準に「何ヶ月で消化できるか」を計算します(2分)。不足分(26円や16円)の差額切手を必要枚数分だけ購入してください(5分)。

【コツと理由】: 旧額面切手の残数÷月間使用件数で消化月数を算出し、必要最小限の差額切手だけ購入することで在庫ロスを防げます。旧額面切手は有効期限がないため急ぐ必要はありませんが、使い忘れて放置すると実質的な資産ロスになります。毎月2〜3件送付するフリーランスなら、旧額面切手20枚は約7〜10ヶ月で消化できる計算です。

【注意点】: 差額切手として購入した少額切手(26円・20円等)は、旧額面切手がなくなった後の用途がほとんどありません。購入枚数を旧額面切手の残数と一致させることが重要です。最小限の購入を基本としてください。

コツ4: 月末に翌月分の切手をまとめて購入して時間を節約

【対象】: 月に5件以上の郵送があり、都度購入の手間を減らしたいフリーランス

【手順】: 翌月の予定郵送件数を前月末に概算してください(3分)。必要な切手(110円・180円等)を件数分まとめて郵便局で購入します(5〜10分)。封筒と切手を同じ引き出しにセットで保管し、郵送のたびに1セット使う体制を作ってください(2分)。

【コツと理由】: 月末まとめ購入+封筒とセット保管により、都度の購入往復時間を毎月省けます。月5件の郵送がある場合、都度購入では購入のたびに郵便局等への往復が必要になりますが、月1回まとめ購入では1回の来店で完結します。封筒とセットで保管することで「切手はあるが封筒がない」という状況も防げます。

【注意点】: 切手の在庫を増やしすぎると、次回の料金改定時に旧額面切手が積み上がるリスクがあります。ストックは翌月分(1〜2ヶ月分)を上限にしてください。数ヶ月分をまとめ買いすることは、改定リスクを考慮すると推奨しません。

コツ5: 郵送コストを年1回見直してデジタル送付との比較をする

【対象】: 年間の郵送費が5,000円を超えているフリーランス

【手順】: 前年の通信費(郵送関連)を帳簿から抽出して合計を出してください(5分)。年間郵送件数と1件あたりの平均コストを計算します(3分)。同じ用途をメール送付(PDF添付)で代替できるか、取引先に確認または提案してください(10〜30分)。

【コツと理由】: 「そもそも郵送を減らせないか」を検討することの方が長期的なコスト削減効果は大きいです。定形郵便110円×年間60件=6,600円の郵送コストを、取引先にPDF電子送付を提案して半分の30件に減らせると、年間3,300円の削減になります。料金改定のたびにコストが増加する構造から脱却するためにも、年1回の郵送コスト棚卸しは有効な管理習慣です。

【注意点】: 契約書原本・印鑑証明書など法的に紙原本の提出が求められる書類は電子送付への切り替えができません。書類の法的要件を確認してから送付方法を変更してください。電子化できる書類と郵送が必須の書類を分類した上で、電子化可能な分だけを切り替える段階的アプローチが安全です。

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▶ 今すぐやること: 手元の旧額面切手の枚数を数え、110円×必要件数分の切手と差額切手のリストを作成する(5分)

Q: 切手をコンビニで購入できますか?

A: 多くのコンビニエンスストアで主要額面の切手(110円・85円等)を購入できます。少額切手(26円・20円等)は郵便局窓口での購入が確実です。

Q: 月に2〜3件しか郵送しない場合は切手をストックすべきですか?

A: 月2〜3件であれば都度購入の方が在庫管理の手間を省けます。ストックする場合でも1〜2ヶ月分(3〜6枚程度)を上限にしてください。

切手料金は2軸で即判断:今日からの実務まとめ

2024年10月改定後の切手料金の基準は「定形郵便110円・定形外規格内140円〜・はがき85円」の3点です。封筒の種類と重量の2軸で判断すれば、実務上の郵送案件の9割は迷わず対応できます。旧額面切手は差額切手との組み合わせで使い切ることができ、切手代は通信費として経費計上できます。

郵送業務はシンプルな仕組みを一度作ってしまえば、毎回の判断コストを限りなくゼロに近づけられます。「長形3号110円・角形2号180円」の2点だけ覚えて、残りは計量で確認するという流れを習慣にすることが、フリーランスとして郵送に使う時間を最小化する最短ルートです。

状況次の一歩所要時間
今日中に請求書を送る封筒の種類を確認し、上記診断フローで料金を決定3分
旧額面切手が手元にある枚数を確認し、差額切手の必要数を計算して購入5分
切手代を経費計上したい直近の郵送レシートを通信費として帳簿に記録5分
年間郵送コストを下げたい帳簿から前年の通信費(郵送分)を抽出して合計5分

切手料金一覧に関するよくある質問

Q: 2024年10月以前の切手は現在も使えますか?

A: 使えます。84円・94円・63円などの旧額面切手は有効期限なく使用できます。現在の料金との差額分を別の切手で補えば、そのまま郵便として送付できます。

Q: A4用紙1枚を封筒に入れて送る場合の切手は何円ですか?

A: 長形3号に三つ折りで入れた場合は定形郵便(50g以内)の110円が目安です。角形2号にA4のまま封入する場合は定形外規格内の140円(50g以内)から始まります。内容物の重量によって変わるため、計量して確認してください。

Q: 切手はどこで購入できますか?

A: 郵便局の窓口・コンビニエンスストア・一部のスーパー・オンラインショップなどで購入できます。少額切手(26円・20円等)は郵便局の窓口が最も確実に入手できます。

【出典・参照元】

国内の料金表 | 日本郵便株式会社 – 2024年10月改定後の国内郵便料金の公式一覧

国内の料金表(手紙・はがき)| 日本郵便株式会社 – 定形郵便・定形外郵便・はがきの料金区分の詳細

切手 | 日本郵便株式会社 – 各種切手の案内

郵便料金改定への実務対応体験談 – 郵便料金値上げを機にした郵送コスト見直しの体験

フリーランスの経費計上実務 – フリーランスが切手代・はがき代を経費処理する考え方の解説