フリーランスがネコポスを使う場合、料金の上限は1個385円(税込)です。ただし法人・個人事業主契約、フリマアプリ経由、他社サービスの3パターンで実質コストが異なります。この記事ではパターン別の料金と契約方法を解説します。

目次

この記事でわかること

長辺31.2cm以内・厚さ2.5cm以内・重量50g以内の3要件でネコポス利用可否を即判定できます。メルカリShops経由(210円)と法人契約(上限385円)の使い分け基準を月間件数で把握できます。梱包統一と経費記録の仕組み化で、年間3万6,000円以上の発送コストを削減できます。

この記事の結論

ネコポスの料金上限は385円(税込)です。フリーランスが実際に支払う金額は利用経路によって異なります。個人事業主名義でも法人契約を締結できるため、業務発送ならヤマトビジネスメンバーズへの登録が出発点です。メルカリ・ラクマ経由では専用料金が適用されるため、発送頻度と荷物の性質に合わせてルートを選ぶことで損を防げます。

今日やるべき1つ

ヤマト運輸の法人向けサービスページで個人事業主向け登録フォームを確認し、申込の可否を5分以内に把握してください(所要時間:5分)。

状況別ショートカット

状況読むべきセクション所要時間
料金の上限と内訳を知りたいネコポス料金は上限385円が基準3分
個人事業主として契約できるか確認したい個人事業主は法人契約で利用可能4分
メルカリ・ラクマとの料金を比較したいネコポスは3ルートで料金が変わる5分
自分の荷物がネコポス規格に合うか判断したいネコポスのサイズ規格を3分で診断3分
他の配送サービスとコストを比べたいネコポスと競合サービスは2軸で比較4分
業務発送コストを最小化したいネコポス発送コストは5つの仕組みで削減5分

ネコポス料金は上限385円が基準

公式サイトに「上限385円」と書いてあっても、契約内容や発送条件によって実質単価が変わる仕組みを理解していないと、見積もりに誤差が生じます。料金上限の意味と着払い・追跡の仕様を押さえることが、発送コスト設計の第一歩です。

公式が示す上限料金は全国一律385円

ヤマト運輸の法人向けFAQでは、ネコポスの運賃について「1個あたりの上限は385円(税込)」と明示しています(ネコポスの運賃・送料はいくらですか?)。この上限は全国どの宛先へ送っても変わりません。北海道から沖縄まで一律という点は、重量別・距離別に料金が変わる宅急便と比べると明確な優位点です。

「上限385円」はあくまで上限額であり、実際の単価は法人契約の内容と月次出荷数に応じて個別に設定されます。発送件数が増えるほど交渉余地が広がり、上限を下回る単価が適用されるケースがあります。フリーランスが小ロットで利用開始する段階では、385円を実質的な見込み単価として予算計算するのが現実的です。なお、フリーランスの開業資金を計画する際には、こうした業務コストも初期費用として考慮に入れておくと安心です。

着払いは利用不可で全額が元払い

ネコポスは着払いに対応していません(ネコポスのサービス、サイズや料金、送り方を教えてください。)。発送コストは常に送り主(フリーランス本人)が負担する前提で料金設計が必要です。取引先に送料負担を求める場合は、請求書に送料を別建てで計上するか商品単価に内包するかを、契約初期に取り決めておいてください。後から修正すると余計なやり取りが発生します。

追跡番号付きでポスト投函が基本仕様

ネコポスはポスト投函型の配送で、荷物ごとに追跡番号が付与されます(ネコポス公式サービスページ)。受取人が在宅不要なため不在票問題が発生しません。追跡番号があることで「送った証拠」を顧客や取引先に提示でき、発送後のトラブル対応を最小化できます。対面手渡しを必要とする重要書類や高額商品には向きません。補償が必要な発送には別サービスを選択してください。

CHECK

▶ 今すぐやること: 自社の月間発送予定件数を数えて、1件あたり385円×件数で月額送料の上限を試算する(3分)

Q: ネコポスに代引き払いは使えますか?

A: 代引きは利用できません。ネコポスは元払い専用のサービスで、着払い・代引きともに非対応です。

Q: 補償はいくらまで適用されますか?

A: 補償の詳細はヤマト運輸の法人契約の内容によって異なります。発送前にネコポス公式サービスページで最新の補償条件を確認してください。

個人事業主は法人契約で利用可能

ヤマト運輸の法人向けサービスは個人事業主も申し込み対象に含まれています。「法人格がないと使えない」という前提は不要です。登録から発送開始までの流れと、料金交渉が現実的になる件数の目安を把握することで、無駄な期待値のずれを防げます。

個人事業主もヤマトビジネスメンバーズに登録できる

ヤマト運輸の法人・個人事業主向けサービス「ヤマトビジネスメンバーズ」は、法人格がなくても個人事業主として登録できます(個人事業主向け解説 – マネーフォワードクラウド)。屋号や事業者名で登録するため、フリーランスとして活動していれば必要な要件を満たしているケースがほとんどです。登録後はネコポスを業務用途で継続利用でき、月次の請求まとめ払いにも対応します。申込時に準備するものは屋号・住所・連絡先が中心で、手続き自体のハードルは低い水準です。発送費用は後述のように経費計上できるため、個人事業主の勘定科目を事前に把握しておくと確定申告がスムーズです。

登録から発送開始までは最短2週間程度

ヤマトビジネスメンバーズへの申込後、法人営業担当との料金交渉や契約書面のやり取りを経て発送可能になるまで、一般的に1〜2週間程度かかります。発送開始予定日から逆算して少なくとも2週間前に手続きを開始してください。急ぎの発送案件がある場合は、手続き完了までの間はフリマアプリのネコポス便や郵便局のゆうパケットで代替することが現実的です。

料金交渉は月間30件以上から実質効果あり

ヤマトビジネスメンバーズでの契約後、担当者との交渉次第で上限385円を下回る単価が設定されることがあります。月間発送件数が30件未満の段階では交渉余地はほぼなく、上限額に近い単価が適用されるのが実情です。月間30〜50件を超えたタイミングで交渉の土俵に乗ります。フリーランス開業初期は件数を積み上げながら上限料金で運用し、発送頻度が上がったタイミングで担当者に単価見直しを打診するのが合理的な順序です。

CHECK

▶ 今すぐやること: ヤマト運輸公式サービスページにアクセスして個人事業主向け申込の入口を確認する(5分)

Q: 屋号がなくても個人事業主として登録できますか?

A: 屋号がなくても登録できる場合があります。詳細はヤマト運輸の法人営業に直接問い合わせて確認してください。

Q: 月間1〜2件しか発送しない場合でも法人契約は意味がありますか?

A: 月間1〜2件の発送量では、料金面のメリットより手続き・管理コストが上回ります。メルカリShops等のフリマアプリ経由の活用が現実的です。

ネコポスは3ルートで料金が変わる

同じネコポスという名前でも、利用ルートによって実質コストが変わります。プラットフォーム経由か直接取引かという発送先の性質が、最安ルートの判断基準になります。

ルート別料金の一覧比較

ネコポスを利用できる主な3つのルートと料金の目安は次の通りです。

利用ルート料金(目安)対象着払い
ヤマト法人・個人事業主契約上限385円(個別設定)法人・個人事業主不可
メルカリShops / メルカリ便210円メルカリ出品者不可
ラクマパック(ネコポス)200円ラクマ出品者不可
Yahoo!フリマ / ヤフオク条件により異なるYahoo!アカウント保有者不可

メルカリ・ラクマ経由の料金は各プラットフォームと集荷契約を結んでいるため、個人事業主の法人契約より安い水準に設定されています。プラットフォーム販売中心であればメルカリShopsやラクマパック経由が料金面で有利であり、直取引のビジネス発送が中心なら法人契約一択です。

メルカリ・ラクマ経由は手数料との総合計算が必要

メルカリShopsのネコポス料金は210円と安価ですが、メルカリでの販売には販売手数料が発生します(メルカリShops公式ページ)。ラクマも同様に販売手数料があります。「送料が安い」という点だけで選ぶと、手数料込みの実質コストが法人契約より高くなる場合があります。売上単価が低い商品ほどこの差は大きくなるため、商品単価×月間発送件数で年間の総コスト比較を行うことが、利用ルート選定の正しい判断基準です。個人事業主の見積書の書き方を参考に、送料を含めた正確な原価計算を習慣づけておくとよいでしょう。

Yahoo!

フリマ・ヤフオクは条件確認が前提

Yahoo!フリマおよびヤフオクのネコポス便料金は、キャンペーン適用や出品者ステータスによって変動するため、公式サイトで都度確認が必要です。安定して利用できる料金設定を前提に事業計画を立てる用途には向きません。月次で料金が変わるリスクを受け入れられる場合のみ、Yahoo!系プラットフォームのネコポスを選択肢に入れてください。

CHECK

▶ 今すぐやること: 自分の発送先がプラットフォーム経由か直接取引かを分類し、各ルートの年間コストをスプレッドシートに試算する(10分)

Q: 個人事業主契約とメルカリShopsを両方使い分けることはできますか?

A: 可能です。法人契約は直接取引の発送に、メルカリShopsはプラットフォーム販売の発送に使い分けることで、それぞれの用途で最適な料金を適用できます。

Q: ラクマパックのネコポス料金は最近変更されましたか?

A: 料金は変更される場合があります。最新の料金はヤマト運輸公式サービスページまたは各プラットフォームの公式ヘルプで確認してください。

ネコポスのサイズ規格を3分で診断

規格を超えた荷物を持ち込むと現場で発送できずに戻ってくるため、サイズ・厚さ・重量の3点を事前に確認することで無駄な往復を防げます。

ネコポスの規格3要件

ネコポスで送れる荷物の条件は、サイズ・厚さ・重量の3つで判定します(ネコポスのサービス、サイズや料金、送り方を教えてください。)。

要件上限下限
サイズ(長辺×短辺)長辺31.2cm以内、短辺22.8cm以内長辺23cm以上、短辺11.5cm以上
厚さ2.5cm以内規定なし
重量50g以内規定なし

3要件のうち1つでも超えると、ネコポスでは発送不可となり宅急便コンパクトや通常宅急便に切り替えが必要です。「2.5cm以内」という厚さ制限が最も引っかかりやすい項目で、衣類や複数枚の書類をそのまま封入すると超過するケースがあります。なお、宅配便サイズの測り方については宅配便サイズ測り方の解説記事でも詳しく解説しています。

3分でできる自己診断フロー

Q1: 荷物の長辺が31.2cm以内、短辺が22.8cm以内に収まりますか?

Yesの場合 → Q2へ進む。Noの場合 → ネコポス不可。宅急便コンパクトまたは宅急便を選択してください。

Q2: 荷物の厚さが2.5cm以内に収まりますか?

Yesの場合 → Q3へ進む。Noの場合 → ネコポス不可。厚さが3cm以内であれば宅急便コンパクトが選択肢になります。

Q3: 荷物の重量が50g以内ですか?

Yesの場合 → Result A(ネコポス利用可)。Noの場合 → Result B(ネコポス不可)。

Result A: ネコポスで発送できます。 3要件をすべて満たしています。ヤマト運輸の発送窓口または契約した発送システムで送り状を発行して発送してください。

Result B: ネコポスの重量制限超過。 重量が50gを超えています。ゆうパケット(上限4cm、1kg以内)または宅急便コンパクトへの切り替えを検討してください。

CHECK

▶ 今すぐやること: 定規とキッチンスケールで発送予定品の長辺・厚さ・重量を計測し、規格内か確認する(3分)

Q: 梱包後に厚さが2.5cmを少し超える場合はどうすればいいですか?

A: 薄型の梱包材(エアパッキンの代わりに薄紙を使う等)に切り替えて厚さを2.5cm以内に収めるか、宅急便コンパクト(上限3cm)への切り替えを検討してください。

Q: 重量50gを超えるものは一切ネコポスで送れませんか?

A: はい、50g超の荷物はネコポスで送ることができません。ゆうパケット(上限1kg)や宅急便コンパクトへの切り替えが必要です。

ネコポスと競合サービスは2軸で比較

料金と規格の2軸で主要サービスを整理すると、用途別の最適解が明確になります。発送頻度・商品の重量・追跡の要否という3つの条件を決めることが、サービス選定の出発点です。

「個人で発送するとき、ネコポスとゆうパケットどちらを使えばいいか迷っています。料金と規格が似ていてなかなか決められない」

という声もあります(ゆうパケットvsネコポス比較解説)。

料金とサイズで主要サービスを一覧比較

サービス料金目安厚さ上限重量上限追跡着払い
ネコポス(法人契約)上限385円2.5cm50gあり不可
ゆうパケット250円程度3cm1kgあり不可
クリックポスト185円3cm1kgあり不可
宅急便コンパクト594円〜5cm制限なしあり
定形外郵便(規格外)200円〜制限なし4kg以内原則なし不可

クリックポストは1件185円と料金面で最も安価ですが、Yahoo! JAPANのIDとクレジットカードが必要で、事前登録が条件です。ゆうパケットはネコポスより重量上限が1kgと大きく、重めの薄型商品に向きます。宅急便コンパクトは着払い対応・対面手渡しが可能なため、重要書類や高額商品の発送に向きます。ネコポスの法人契約は「追跡付き・全国一律・継続的なビジネス発送」という条件が揃う場合に最も機能します。また、ゆうパック料金のサイズ一覧も確認しておくと、複数サービスの比較がより正確になります。

向いているケース別の選択基準

ケース推奨サービス理由
月間30件以上の継続的なビジネス発送ネコポス(法人契約)追跡付き・一律料金で管理が楽
重量50g超・3cm以内の薄型商品ゆうパケット重量上限1kgで対応範囲が広い
個人が低頻度で小物を送るクリックポスト1件185円で最安水準
高額商品・重要書類宅急便コンパクト着払い・対面手渡し対応
プラットフォーム販売商品メルカリShops / ラクマパック200〜210円と法人契約より安い

発送頻度と商品カテゴリが決まっていない開業直後は、複数サービスを並行して使い比べてから絞り込む方法がコスト最適化につながります。

CHECK

▶ 今すぐやること: 自分の主力発送品の厚さ・重量・月間件数をメモして、上記の比較表に当てはめて最適サービスを1つ選定する(5分)

Q: クリックポストとネコポスは同じポスト投函ですが、どちらが信頼性が高いですか?

A: どちらも追跡番号が付与されます。ネコポスはヤマト運輸の集配ネットワーク、クリックポストは日本郵便が配送します。どちらも業務使用実績は豊富です。事業者として複数回使ってみて、自分の配送エリアでの到着日数を確認してください。

Q: 宅急便コンパクトとネコポスの料金差はどのくらいですか?

A: 法人契約のネコポスが上限385円に対して、宅急便コンパクトは594円〜です。月間30件の発送で計算すると、宅急便コンパクトとの差額は月間最大6,270円(30件×209円差)になります。

ネコポス発送コストは5つの仕組みで削減

発送コストは「件数を増やして単価交渉」だけで下げるものではありません。梱包・ルート設計・経理処理の仕組み化によって年間数万円単位の差が出ます。以下の5つのハックはいずれも初期設定に数十分かかるだけで、その後の繰り返しコストをほぼゼロにします。

ハック1: 梱包サイズの統一で規格外発生をゼロにする

【対象】: ネコポスの発送頻度が月間10件以上あるフリーランス

【手順】:

発送予定品の最大サイズ(長辺・短辺・厚さ・重量)を計測します(所要時間:15分)。次に、ネコポス規格(長辺31.2cm以内・短辺22.8cm以内・厚さ2.5cm以内・重量50g以内)に収まる梱包材を1種類に統一します(所要時間:30分)。在庫として梱包材を一定数まとめ買いして、発送のたびに選ばない状態を作ります(所要時間:20分)。

【コツと理由】: 「規格ギリギリの梱包材を1種類に固定して商品をそれに合わせる」方が規格外発生率を低く抑えられます。規格外で発送不可になると再梱包の人件費と往復交通費が発生し、1件あたり相当のロスになります。梱包材の統一という一度きりの仕組み化で発送ミスのリスクを大幅に下げられます。

【注意点】: 梱包材の種類を増やして細かくコストを最適化しようとすると、選択時間と管理コストが発生するため逆効果です。

ハック2: 一次・二次リマインドで入金確認漏れをゼロにする

【対象】: 発送後の入金確認をメールや手帳で管理しているフリーランス

【手順】:

発送当日に追跡番号付きの発送完了メールを取引先に送ります(所要時間:3分/件)。支払期日の7日前にカレンダーリマインダーを設定して未入金チェックを自動化します(所要時間:2分/件)。支払期日翌日に入金がない場合、追跡番号と請求書番号を添付した確認メールを送ります(所要時間:5分/件)。

【コツと理由】: 「発送完了と同時に追跡番号を共有して可視化しておく」ことで、未払いの発生自体を抑制できます。追跡番号の共有により「届いているか不明」という取引先側の支払い保留理由を事前につぶせるため、未払い件数の削減につながります。

【注意点】: 発送後の確認連絡は取引先にとっても荷物の到着確認になるため、丁寧な対応として受け取られます。催促を遅らせることで関係が良くなるわけではありません。

ハック3: クリックポストと法人ネコポスを件数で使い分けて年間コストを削減

【対象】: 月間発送件数が30件未満で法人ネコポス契約を検討中のフリーランス

【手順】:

月間発送件数と発送品の追跡必要性(取引先からの要望有無)を確認します(所要時間:10分)。追跡不要かつ重量1kg以内・厚さ3cm以内の荷物はクリックポスト(185円)、追跡必要または継続取引先への発送はネコポスと分類します(所要時間:5分)。クリックポストのYahoo! JAPANアカウントとクレジットカードを登録して、翌日の発送から使い始めます(所要時間:30分)。

【コツと理由】: 「追跡の必要性を基準にサービスを分類する」アプローチを取ることで、契約不要で即日削減が可能です。ネコポスとクリックポストの差額は1件200円で、月間15件をクリックポストに切り替えると月3,000円・年間3万6,000円の差になります。

【注意点】: クリックポストへの全面切り替えは不要です。追跡番号が必要な取引先や高価な商品への発送では、ネコポスを維持した方がトラブル対応コストを抑えられます。

ハック4: 梱包材のまとめ買いで1件あたりのコストを下げる

【対象】: 梱包材をその都度コンビニやホームセンターで購入しているフリーランス

【手順】:

月間発送件数×3ヶ月分の梱包材必要数を計算します(所要時間:5分)。Amazonや梱包材専門サイトで100枚単位の薄型封筒・クッション封筒を注文します(所要時間:15分)。100枚単位の単価と1枚単位のコンビニ購入価格を比較して、実質的なコスト削減額を経費帳に記録します(所要時間:5分)。

【コツと理由】: 「3ヶ月分をまとめて購入して在庫を持つ」方が1件あたりのコストを削減できます。薄型封筒は100枚単位での購入の方がバラ購入より割安になる商品が多数あります。月間発送件数に応じて削減効果を試算してください。

【注意点】: 新しい商品ラインを追加する前にまとめ買いするのは避けてください。商品サイズが変わって在庫の梱包材が使えなくなるリスクがあります。商品ラインが安定してから発注量を決定するのが安全です。

ハック5: 発送費用を経費に計上して実質コストを下げる

【対象】: 個人事業主として確定申告している、または今後申告予定のフリーランス

【手順】:

発送ごとにレシートまたはヤマトの請求書を保管して発送金額・宛先・日付を記録します(所要時間:1分/件)。会計ソフト(freeeマネーフォワードクラウド等)に「通信費」または「荷造運賃」として入力します(所要時間:2分/件)。年末に年間発送コストの合計を確認し、翌年の価格設定(送料込み単価の見直し)に反映します(所要時間:30分/年)。

【コツと理由】: 「1件ずつ発生都度に記録して年間合計を出す」方が確定申告時の計算ミスと記録漏れを防げます。発送費用は事業経費として計上することで、所得税の課税対象額を減らせます。記録の手間は月10分程度です。なお、消耗品費と備品の違いも確認しておくと、梱包材の勘定科目判断に役立ちます。

【注意点】: プライベートの発送費用をビジネス経費に混在させることは不可です。発送ごとに「仕事用かプライベートか」を明確に分類してください。

CHECK

▶ 今すぐやること: 今月の発送レシートを1枚引っ張り出して、会計ソフトに「荷造運賃」として入力する(5分)

Q: 梱包材の購入費用も経費になりますか?

A: なります。事業のために使用した梱包材(封筒・プチプチ・テープ等)は「荷造運賃」または「消耗品費」として経費計上できます。領収書を保管してください。

Q: ネコポスのリニューアルで料金や規格は変わりましたか?

A: ヤマト運輸のネコポスリニューアル案内では、基本的な料金体系(全国一律・上限設定)の考え方は継続されています(ネコポスリニューアル案内)。最新の規格・料金は公式サービスページで確認してください。

ネコポス料金に関するケーススタディ2選

フリーランスがネコポスを業務利用する際、実際の発送現場ではどのような場面が起きるのかをケーススタディで確認してください。

ケース1(成功パターン): 法人契約と梱包の統一で月間40件の発送を安定化

ハンドメイドアクセサリーを販売するフリーランスのAさんは、開業初年度にメルカリ経由(210円)で発送していましたが、直取引が増えて月間40件に達したタイミングでヤマトビジネスメンバーズに登録しました。梱包材を薄型クッション封筒の1種類に統一したことで、規格外による発送不可が0件になり、発送作業の所要時間も短縮されました。

「発送方法を見直してから、細かいミスが本当に減りました。仕組みを作っておいてよかったと思っています」

という声もあります(利用者別料金の実例整理)。

梱包材を統一せずに都度選定を続けていれば、規格外の再発送が発生して追加コストと時間のロスにつながっていた可能性があります。

ケース2(失敗パターン): 着払い想定で商談を進めた結果、請求書を修正する手間が発生

フリーランスのBさんは、初回取引先との打ち合わせで「送料は着払いでお願いします」と伝えていました。発送当日にヤマト窓口でネコポスの着払い不可を初めて知り、請求書に送料を追加で請求する必要が生じました。取引先への連絡・請求書の再発行・確認のやり取りで追加作業が発生しました。

「ネコポスが着払いに対応していないことをネットで調べて初めて知りました。先に確認しておけばよかった」

という声もあります(料金比較・利用感の解説)。

初回取引の前にネコポスの基本仕様(着払い不可・追跡付き・元払いのみ)を確認しておけば、請求書修正と取引先への連絡コストをゼロにできた場面でした。金額間違いお詫びメールのテンプレートも念のため手元に用意しておくと、万一のトラブル時の対応が素早くなります。

CHECK

▶ 今すぐやること: 現在進行中の取引先すべてで「送料の負担者」と「着払い・元払いの確認」が済んでいるか確認する(5分)

Q: ネコポスで着払いができないことを取引先に説明する良い方法はありますか?

A: 「ネコポスはヤマト運輸の規定により着払い非対応のため、送料は請求書に別途計上させていただきます」と一文添えると取引先に分かりやすく伝わります。

ネコポス料金は385円が上限:今日から動く5ステップ

ネコポスの料金上限は1個385円(税込)で、法人・個人事業主契約ならフリーランスでも利用できます。フリマアプリ経由では200〜210円と安価ですが、手数料込みの総コスト比較が判断の前提です。サイズ・厚さ・重量の3要件を事前確認し、梱包材の統一と経費記録の仕組み化で年間コストを管理することが長期的な発送業務の安定につながります。

フリーランスの発送業務で「仕組みを作って繰り返しの判断コストをなくす」ことが最も効果的です。最初の1件の発送で梱包・ルート・経費記録のルールを決めてしまえば、その後の数百件はほぼ自動的に処理できます。今日やることは1つだけです。発送予定品の長辺・厚さ・重量を計測して、使うサービスを1つ選んでください。

状況次の一歩所要時間
まだ法人契約をしていないヤマトビジネスメンバーズの申込ページを開く5分
月間件数が30件未満クリックポスト(185円)のアカウント登録を始める30分
メルカリ・ラクマで出品中各プラットフォームのネコポス便設定を確認する10分
発送コストを経費にまだしていない会計ソフトに今月分の発送費用を入力する15分
荷物がネコポス規格に入るか不明定規とスケールで計測して診断フローを実行する3分

ネコポス料金に関するよくある質問

Q: 個人名義(屋号なし)でネコポスの法人契約はできますか?

A: 屋号がなくても個人事業主として登録できる場合があります。ヤマト運輸の法人営業に直接問い合わせて確認してください。詳細はヤマトビジネスメンバーズ公式サービスページからお問い合わせください。

Q: ネコポスの料金は確定申告でどの勘定科目に入れますか?

A: 「荷造運賃」が一般的な勘定科目です。梱包材費用も合わせて「荷造運賃」に計上できます。詳細はマネーフォワードクラウドの個人事業主向け解説も参考にしてください。

Q: ネコポスで送れるものに制限はありますか?

A: 現金・有価証券・クレジットカード・爆発物・危険物などは送ることができません。配送中の振動や圧力で壊れやすい物の発送にも適しません。詳細な禁止品目はヤマト運輸公式サービスページでご確認ください。

【出典・参照元】

ネコポスの運賃・送料はいくらですか? – ヤマト運輸法人FAQ – 料金上限385円の根拠

ネコポスのサービス、サイズや料金、送り方を教えてください。 – ヤマト運輸法人FAQ – サイズ規格・着払い不可の根拠

ネコポス公式サービスページ – ヤマト運輸 – サービス概要・追跡機能・禁止品目

ネコポスリニューアル案内 – ヤマト運輸 – 新規格・料金体系の継続確認

個人事業主向け解説 – マネーフォワードクラウド – 個人事業主の登録可否・勘定科目

メルカリShops公式ページ – メルカリShops手数料の確認

利用者別料金の実例整理 – ケーススタディ(成功パターン)引用元

料金比較・利用感の解説 – ケーススタディ(失敗パターン)引用元

ゆうパケットvsネコポス比較解説 – 競合サービス比較・体験談引用元