ココナラのデザイン相場はロゴ5,000円〜、バナー1,500円〜と制作物別に大きく異なります。手数料を差し引いた手取りから逆算して価格を設定しないと、作業時間に対して利益が残らないケースが多いです。この記事では種類別相場から手取り計算、価格設定の5つの実務ハックまでを解説します。
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この記事でわかること
種類別の相場(ロゴ5,000円〜8万円、バナー1,500円〜1万円など5カテゴリ)を把握できます。手数料22%を考慮した手取り逆算で、時給2,000円を達成する販売価格を算出できます。修正・元データ・商用利用のオプション化で客単価を引き上げる設計ができます。
今のデザインの仕事で、一番近い悩みは?
この記事の結論
ココナラでデザインを販売するとき、最低価格に合わせて出品しても手数料を差し引くと利益がほとんど残りません。目標時給と作業時間から必要売上を逆算し、制作物ごとに3段階の価格帯を設計することが、低単価競争を抜け出す最短ルートです。修正回数・元データ・商用利用の扱いを事前に明記することで、クレームを防ぎながら客単価を引き上げられます。
今日やるべき1つ
自分が出品したい制作物のカテゴリをココナラ デザイン制作で開き、同カテゴリの上位10件の価格・修正回数・納品形式を書き出してください(所要時間15分)。この比較が価格設定の出発点になります。
状況別ショートカット
| 状況 | 読むべきセクション | 所要時間 |
| 種類別の相場をまず知りたい | ココナラ デザイン相場は5種類で変わる | 3分 |
| 手取り額を計算したい | ココナラ デザインの手取りは手数料込みで設計する | 3分 |
| 自分の価格設定が適切か診断したい | ココナラ デザイン料金を3分で診断 | 3分 |
| 価格設定の具体的な方法を知りたい | ココナラ デザイン価格は5つの仕組みで設計する | 5分 |
| 実際の成功・失敗事例を参考にしたい | ココナラ デザインは2つの事例で学ぶ | 3分 |
ココナラ デザイン相場は5種類で変わる

ロゴは5,000円〜8万円の3段階で設定
ロゴデザインの相場は、制作内容によって大きく3段階に分かれます。1案のみのシンプルなロゴ制作は5,000円前後が下限で、3案提案・詳細なヒアリング・カラーバリエーション対応を含む標準プランは3万円〜8万円程度が目安です。ブランディング設計やガイドライン作成まで含む場合は10万円を超えることもあります(ココナラ公式 カテゴリ別最低サービス価格)。
同じ「ロゴ制作」というサービス名でも、含まれる作業範囲によって価格が大きく変わります。出品時に「何案提案するか」「修正何回まで含むか」を明記しないと、発注者の期待値とのズレが生じ、追加対応で時給が下がる典型的なパターンに陥ります。フリーランスのWebデザイナーとして実績を積む際も、同様に作業範囲の明確化が収益安定の鍵となります。

バナー・サムネイルは1,500円〜1万円が中心
バナーデザインの最低サービス価格は1,500円で、1点あたり3,000円〜1万円程度が販売中心帯です(ココナラ公式 デザイン制作カテゴリ)。サムネイル・画像デザインは1,000円が下限です。
バナーは単価が低い分、複数枚セット(3枚組・5枚組)で提供することで客単価を引き上げられます。1枚3,000円より「3枚セット7,000円」の方が発注者にとっても割安感があり、制作者にとっても1件あたりの手取りが増えます。単価の低い制作物は、セット販売を前提に設計することが実務上の定石です。
チラシ・名刺は4,000円〜1万円が目安
チラシ・フライヤーの最低サービス価格は4,000円、名刺・カードは3,000円です。一般的な販売価格の目安としてはチラシが5,000円〜1万円程度とされています(ココナラ公式 デザイン相場と利用方法)。
チラシ制作で見落としがちな点として、「印刷入稿データの作成」が含まれるかどうかが価格差の大きな要因になります。デザインデータの納品のみか、印刷会社に直接入稿できるPDFまで含むかで作業時間が30分〜1時間変わることがあります。この差を料金に反映していない出品者が多く、ここに価格を上乗せする余地があります。
ポスター・看板は1.5万円〜3万円が中心
ポスター・看板デザインの最低サービス価格は5,000円で、販売中心帯は1.5万円〜3万円程度とされています(ココナラ公式 デザイン相場と利用方法)。印刷物の大判サイズになるほど、デザインの精度や解像度対応の手間が増えるため、相場もチラシより高くなる傾向があります。
単純にサイズが大きいから高単価になるのではなく、「印刷データの規格対応(A0対応・解像度300dpi以上等)」を含む場合は明記することで、専門性が伝わり実績のない段階でも価格への説得力が出ます。
Webサイトは8万円〜15万円が5ページ一式の目安
Webサイトデザインのトップページは2万円〜5万円、下層ページ追加は1万円〜2万円、5ページ前後のデザイン一式は8万円〜15万円が掲載例の目安です(ココナラ公式 Webサイトデザインカテゴリ)。
Webデザインはデザイン料とコーディング料を分けて提示するかどうかで、見積もりの見え方が大きく変わります。「デザインのみ」で受けるのか「コーディングまで含むのか」を必ず明記しないと、発注者が「コーディングも込みの価格」と誤解したまま発注するトラブルが起きやすいです。単価交渉メールでも作業範囲の明確化が重要で、提供範囲をあらかじめ言語化しておくことが収入安定につながります。

CHECK
▶ 今すぐやること: 自分が出品する制作物の種類を上記5種類から特定し、最低価格・標準価格・高単価価格の3段階をメモに書き出してください(10分)。
Q: パッケージデザインの相場はいくらですか?
A: パッケージデザインは3万円〜30万円以上と価格差が非常に大きい制作物です。形状の複雑さ、展開図作成の有無、印刷入稿データへの対応範囲によって作業時間が数倍変わるため、相場の幅が広くなっています。
Q: ロゴの「最低価格5,000円」は出品してよい価格ですか?
A: 5,000円はカテゴリの出品下限価格であり、「売れている平均価格」ではありません。手数料を差し引くと手取りが約3,900円になるため、制作時間が1時間以上かかる場合は時給が目標を下回ります。自分の目標時給と作業時間から逆算して判断してください。
ココナラ デザインの手取りは手数料込みで設計する

手数料を差し引いた手取り早見表
ココナラでは販売総額に対して手数料が発生します。手数料率・振込条件は変更される場合があるため、出品前にココナラ公式サポートで最新の手数料率を確認してください。
以下は手数料22%を前提とした概算手取り額の目安です。
| 販売価格 | 手数料(22%の場合) | 手取り概算 |
| 3,000円 | 660円 | 約2,340円 |
| 5,000円 | 1,100円 | 約3,900円 |
| 1万円 | 2,200円 | 約7,800円 |
| 3万円 | 6,600円 | 約23,400円 |
| 5万円 | 11,000円 | 約39,000円 |
| 10万円 | 22,000円 | 約78,000円 |
3,000円で出品した場合の手取りは約2,340円です。制作時間が2時間かかるなら時給1,170円相当になります。この数字を先に把握せずに価格を決めると、作業量に対して対価が合わない出品が生まれます。フリーランスの手取りは年収の6割が目安とされており、プラットフォーム手数料を加味した実質手取りの把握は、どの販売形態でも欠かせない視点です。

目標時給から逆算する価格計算の手順
価格を感覚で決めるのではなく、「目標時給×作業時間÷(1-手数料率)」で必要売上を算出してください。たとえば目標時給2,000円、制作時間3時間、手数料22%の場合、必要手取りは2,000円×3時間=6,000円、必要売上は6,000円÷0.78≒7,693円です。この場合、販売価格は8,000円以上に設定する必要があります。5,000円で出品した場合の手取りは約3,900円となり、時給換算で1,300円です。
この計算を制作物ごとに行うことで、なんとなく安めに設定してしまう価格決定の感覚頼みを防げます。目標時給は2,000円〜3,000円を起点にし、実績と評価が積み上がった段階で段階的に引き上げてください。
修正・元データ・商用利用を料金に反映する3つのポイント
基本料金に含める範囲を明確にしないと、追加対応で時給が下がる典型的なパターンが生まれます。料金化すべき3つの要素と設定の目安を整理します。
修正回数は基本料金に2回まで含め、3回目以降を1回あたり1,000円〜3,000円の追加料金に設定するのが中心帯です。元データ(AI・PSDファイル等)の納品は基本料金に含めず1,000円〜5,000円の有料オプションとして分けることで、デザインデータの不正複製リスクを下げながら客単価を引き上げられます。商用利用・著作権譲渡については、個人利用・商用利用の区別と著作権を譲渡するかどうかを商品説明に明記することが、後のトラブル防止につながります。
フリーランスのデザイン販売者は「デザイン分野は参入者が多く価格競争になりやすい一方、企業ロゴやパッケージデザインなど専門性の高い領域は単価が下がりにくい」と語っています(ココナラデザイン販売の実態)。専門性の高い領域を1つ特定し、その分野に絞った出品設計をすることが、価格競争から抜け出す現実的な方法です。著作権譲渡契約書テンプレートを事前に整備しておくと、商用利用トラブルを防ぎながら高単価案件に対応しやすくなります。

CHECK
▶ 今すぐやること: 自分が出品したい制作物について、目標時給2,000円×想定作業時間で必要手取りを計算し、手数料を加算した販売価格を算出してください(5分)。
Q: 振込手数料は別途かかりますか?
A: ポイントの現金化時に振込手数料が発生する場合があります。手数料率と同様に、最新の条件はココナラ公式サポートで確認してください。
Q: 実績がない状態で標準価格帯から出品しても買われますか?
A: 実績ゼロの段階では、最低価格より20〜30%高い価格帯から出品し、最初の3〜5件の受注でレビューを獲得してから価格を引き上げる方法が現実的です。プロフィールに制作サンプルを複数掲載することで、実績がなくても価格への説得力を補えます。
ココナラ デザイン料金を3分で診断

Q1: 販売価格を決めた根拠は何ですか?
「他の出品者を見て合わせた」場合はQ2へ進んでください。「作業時間×目標時給から逆算した」場合はResult Aです。
Q2: 基本料金に修正回数・元データ・商用利用の扱いを明記していますか?
「明記していない、または都度相談としている」場合はQ3へ進んでください。「すべて明記している」場合はResult Bです。
Q3: 販売価格から手数料を差し引いた手取り額を計算したことがありますか?
「計算したことがない」場合はResult Cです。「計算済みだが、時給が目標を下回っている」場合はResult Dです。
Result A: 価格設計の基礎ができています
逆算で設定できているなら、次のステップは「修正・元データ・商用利用のオプション化」です。有料オプションを追加することで、基本価格を下げずに客単価を引き上げられます。
Result B: 明記はできていますが逆算が必要です
修正範囲の明記はできています。次は目標時給×作業時間で必要売上を計算し、現在の販売価格が手取り目標を達成しているか確認してください。
Result C: 手取り計算から始めてください
「手数料を差し引いた手取り額の早見表」を参照し、現在の販売価格で時給換算するといくらになるかを確認してください。目標時給を下回っている場合は、価格か作業範囲を見直してください。
Result D: 価格か作業範囲の見直しが必要です
時給が目標を下回っている原因は、「価格が低すぎる」か「含める作業が多すぎる」かのどちらかです。修正回数の上限設定・元データの有料オプション化・制作範囲の限定のうち、実施していないものから着手してください。
CHECK
▶ 今すぐやること: 現在出品中(または出品予定)のサービスの販売価格で手取り額を計算し、時給換算した数字をメモしてください(3分)。
Q: 初出品でいきなり高単価に設定するのはリスクがありますか?
A: 実績がない状態での高単価設定は購入されにくいのが実態です。最初の3〜5件は相場より10〜20%安い価格で受注してレビューを獲得し、評価が5件以上になった段階で価格を引き上げる段階的な方法が安定しています。
Q: 複数の制作物を出品する場合、どれから始めるべきですか?
A: 自分が最も得意で作業時間を正確に見積もれる制作物から始めてください。作業時間の見積もり精度が低いうちに複数出品すると、すべてのサービスで時給割れが起きるリスクがあります。
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ココナラ デザイン価格は5つの仕組みで設計する

ハック1: 競合10件比較で自分の価格帯を3段階で設定
【対象】: ロゴ・バナー・チラシなど価格設定に迷っているデザイン出品者
【手順】: ココナラ デザイン制作カテゴリで出品したい制作物を検索し、「おすすめ順」で上位10件の価格・修正回数・納品形式をスプレッドシートに記録してください(15分)。次に最低価格・中央値・上位3件の平均価格の3点を算出します(5分)。自分のスキルレベルと実績に応じて「最低価格の1.2倍・中央値・上位平均の0.8倍」の3段階を設定し、初出品は中央値から始めてください(5分)。
【コツと理由】: 中央値以上で修正回数・納品形式を明確に記載したサービスの方が成約しやすい傾向があります。最安値帯には価格だけを判断基準にする発注者が集まりやすく、要望範囲が広くなる傾向があります。中央値以上の設定では、作業範囲を事前に確認する発注者の比率が上がり、トラブル発生率が下がります。
【注意点】: ライバルの最安値に価格を揃える必要はありません。最安値に合わせると「低単価の発注者のみを集める」ことになるため逆効果です。
要点整理
競合分析で中央値を算出した。初出品は中央値から始める設定をした。3段階の価格帯(最低価格の1.2倍・中央値・上位平均の0.8倍)を設定した。
ハック2: 修正・元データ・特急料金を有料オプションに分離
【対象】: 追加対応で作業時間が伸びて時給が下がっている出品者
【手順】: 基本料金に含める修正回数を「2回まで」と商品説明に明記してください(5分)。「修正追加1回」「元データ納品(AI/PSD)」「納期短縮」の3種類を有料オプションとして設定し、それぞれ1,000円〜3,000円で価格化します(10分)。商品説明の末尾に「基本料金に含まれないもの」として、元データ・商用利用・著作権譲渡の扱いを文章で記載してください(10分)。
【コツと理由】: オプションが明示されていると、発注者は購入前に必要な追加費用を計算でき、購入後の「これも含まれると思った」という認識ズレが起きにくくなります。オプションを細かく設定している出品者ほど追加トラブルが少ない傾向があります。
【注意点】: オプションを設定したあと「都度相談」という記載を残すと、オプション外の要求を受けやすくなります。「記載にないものは別途見積もり」という文言を明記してください。
確認事項
修正回数の上限を商品説明に明記した。元データ納品を有料オプションとして分離した。「記載にないものは別途見積もり」の文言を商品説明に追加した。
ハック3: ヒアリングシートで作業範囲を購入前に確定
【対象】: 発注後に要望が広がって対応範囲が増える経験をしている出品者
【手順】: 制作物ごとに必要な情報(使用目的・配色の好み・参考デザイン・使用媒体・サイズ・テキスト原稿の有無)をリスト化したヒアリングシートをGoogleフォームで作成してください(30分)。商品説明に「購入後にヒアリングシートをお送りします。ご回答後に制作を開始します」と記載します(5分)。ヒアリング回答をもとに、作業範囲の確認メールを送付してから制作を開始してください(各案件10分)。
【コツと理由】: ヒアリング項目を事前に公開することで、発注者は「このデザイナーは何を確認するか」を購入前に把握でき、準備して購入する比率が上がります。結果として初稿の方向性ズレが減り、修正回数が少なくなる傾向があります。
【注意点】: ヒアリングシートへの回答を待つ期間は「制作開始前」のため、納期カウントに含めるかどうかを商品説明に明記してください。「ヒアリング回答から〇日以内に初稿提出」という書き方が明確です。
重要ポイント
ヒアリング項目をGoogleフォームで作成した。商品説明に「回答後に制作開始」を明記した。納期のカウント開始タイミングを商品説明に記載した。
ハック4: 実績3件ごとに価格を1,000円〜2,000円引き上げる段階設計
【対象】: 初出品から価格を変えていない、または価格を上げるタイミングが分からない出品者
【手順】: 出品時の価格を「目標価格の70%」に設定し、初期の3〜5件の受注でレビューを獲得することを最優先にしてください(出品時の設定15分)。レビューが3件増えるごとに販売価格を1,000円〜2,000円引き上げるルールを自分で決めておきます(5分)。価格を上げた後は「サービス内容の更新日」を商品説明の末尾に記載し、価格改定の根拠を実績の蓄積と対応範囲の拡大として明示してください(各改定時10分)。
【コツと理由】: 「レビュー3件ごとに1,000円引き上げ」という数値ルールを事前に決めておくことで、値上げを感情的判断ではなく実績の反映として実行できます。10件のレビューを獲得した時点で販売価格が初期設定から3,000円〜6,000円上がり、手取り額が変化します。単価交渉を成功させるには実績の数値化と事前準備が重要です。段階的な価格改定も、同じ原則で運用できます。

【注意点】: 価格を引き上げた後は、既存の購入者からのリピート受注価格も自動的に上がります。リピーターへの対応方針(旧価格の適用期間等)を決めておかないと、クレームになるケースがあります。
押さえておきたい点
出品時の価格を目標価格の70%に設定した。「レビュー3件ごとに1,000円〜2,000円引き上げ」のルールを決めた。リピーターへの価格対応方針を事前に決めた。
ハック5: 低価格商品を「お試しプラン」として制作範囲を限定する
【対象】: 実績ゼロから出品を始めるフリーランスのデザイナー
【手順】: 「お試しプラン」として提供する制作物の範囲を限定してください(例: ロゴ1案のみ・修正1回まで・JPG納品のみ・元データなし)(10分)。サービス名に「【入門】」「【シンプルプラン】」等を入れ、制限事項を説明文の冒頭に記載します(5分)。お試しプランの価格を標準プランの50〜60%に設定し、標準プランとセットで出品することで価格比較をさせてください(10分)。
【コツと理由】: 発注者は2つのプランを比較したとき、価格差に対して標準プランの充実度を合理的と感じる比率が上がります。お試しプランは実績獲得ツールであり、永続的な低単価商品ではありません。レビューが5件以上になった段階で販売を停止またはさらに範囲を絞る設計にしてください。
【注意点】: お試しプランを出し続けると、低単価での受注が増え続けます。レビュー獲得という目的を達成した時点でお試しプランを非公開にすることが必要です。お試しプランを残しておけば売上が増えるという発想は逆効果になります。
今すぐやること(まとめ)
お試しプランの制作範囲を「ロゴ1案・修正1回・JPGのみ・元データなし」に限定した。サービス名に「【入門】」または「【シンプルプラン】」を追記した。レビュー5件獲得後にお試しプランを非公開にする期限を決めた。
CHECK
▶ 今すぐやること: 上記ハック1の手順で、自分が出品する制作物のカテゴリ上位10件の価格をスプレッドシートに記録し、中央値を算出してください(25分)。
Q: 有料オプションはいくつまで設定できますか?
A: 選択肢が多すぎると発注者が選択に迷い購入を離脱するケースがあります。「修正追加」「元データ納品」「納期短縮」の3種類を基本とし、それ以上は制作物の特性に応じて追加してください。
Q: 競合より高く設定したとき、購入されない場合はどうすればよいですか?
A: 購入されない原因が価格ではなく、プロフィールや制作サンプルの不足にある場合が多いです。価格を下げる前に、サービス説明の冒頭に「制作できること・できないこと」を明記し、サンプル画像を3点以上追加する改善を先に行ってください。
ココナラ デザインは2つの事例で学ぶ

ケース1(成功パターン): 段階設計で3ヶ月後に単価を倍に引き上げたロゴデザイナー
フリーランスのAさんはロゴデザインで初出品する際、目標時給2,000円×制作時間4時間から逆算し、手数料込みで1万円を標準プランとして設定しました。最初の1ヶ月はレビュー獲得を優先し、8,000円のお試しプランと1万円の標準プランを並列で出品しました。3件のレビューを獲得した時点でお試しプランを非公開にし、標準プランを1.2万円に引き上げました。3ヶ月後にはレビュー12件の実績をもとに、3案提案プランを2万円で出品し、平均単価が初期の倍になりました。
フリーランスのデザイン販売者は「デザイン分野は参入者が多く価格競争になりやすい一方、企業ロゴやパッケージデザインなど専門性の高い領域は単価が下がりにくい」と語っています(ココナラデザイン販売の実態)。専門性の高い領域を特定して集中出品したことが、Aさんが価格競争から抜け出せた根本要因です。フリーランスの差別化戦略では1点特化が単価アップに直結するという原則と同じ考え方です。

最安値に合わせて5,000円で出品したまま値上げのルールを作らなかった場合、3ヶ月後も5,000円での販売が続いていたことになります。
ケース2(失敗パターン): 安さで集客したバナーデザイナーが低単価から抜け出せなかったケース
フリーランスのBさんはバナーデザインで1,500円から出品し、最初の1ヶ月で10件の受注を獲得しました。しかし修正回数を明記していなかったため、1件あたり平均4〜5回の修正対応が発生し、実質の時給が大きく下がりました。値上げを試みたところ、1,500円帯を求める発注者ばかりを集めていたため、2,000円に上げた途端に受注が止まりました。
ロゴ販売で段階設計に成功したデザイナーは「低単価帯の発注者層に最適化した出品設計は、価格帯を変えようとしたときに最大の障壁になる」と語っています(ココナラデザイン販売の実態)。
Bさんが最初から中央値の3,000円で修正2回まで・元データ別途という設計で出品していれば、同じ10件の受注でも手取り額が大きく変わった計算になります。
CHECK
▶ 今すぐやること: 現在または今後の出品サービスについて、「修正回数の上限」「元データ納品の有無」「商用利用の扱い」の3点が商品説明に明記されているか確認してください(5分)。
Q: レビューなしの状態で中央値以上の価格に設定しても購入されますか?
A: レビューなしでの中央値設定は購入されにくいのが実態です。プロフィールに制作サンプルを5点以上掲載し、「購入前の無料相談可能」をサービス説明に加えることで、購入ハードルを下げられます。
Q: 低単価から始めたあと値上げする際に既存顧客へはどう対応すればよいですか?
A: 値上げ前の価格でリピート発注を希望する既存顧客には、「旧価格での受付は〇月末まで」と期限を設けて対応するか、リピーター割引として新価格の90%で対応する方法が一般的です。事前に自分のルールを決めておくとトラブルを防げます。
ココナラ デザインは逆算設計で単価が変わる

実績ゼロの段階でも、競合10件を分析して中央値以上の価格帯からスタートし、レビュー3件ごとに価格を引き上げるルールを持つことが、低単価から抜け出す現実的な道筋です。価格を下げることより、作業範囲を明確にして適切な発注者を集める出品設計の方が、長期的な収入安定につながります。フリーランスの稼ぎやすい分野を把握することで、ポートフォリオや出品設計の方向性をさらに精度高く決められます。

| 状況 | 次の一歩 | 所要時間 |
| まだ出品していない | 競合10件の価格・修正回数・納品形式を記録し、中央値を算出する | 25分 |
| 出品中だが売れない | サービス説明に修正回数・納品形式・商用利用の扱いを明記する | 15分 |
| 売れているが時給が低い | 手取り逆算で目標時給を達成できる価格を再計算し、翌月から改定する | 10分 |
| レビューが5件以上ある | お試しプランを非公開にし、標準プランを1,000円〜2,000円引き上げる | 5分 |
ココナラ デザイン相場に関するよくある質問
Q: ロゴとバナーはどちらが稼ぎやすいですか?
A: 単価の高さでいえばロゴが優位で、標準プランで3万円〜5万円の設定が可能です。ただし1件あたりの制作時間もロゴの方が長くなる傾向があります。バナーは単価は低いですが、複数枚セット設計で客単価を補えます。時給換算でどちらが高くなるかは自分の作業スピードによって異なるため、両方を試して比較してください。
Q: ポートフォリオなしで始めることはできますか?
A: 出品自体は可能ですが、受注率は低くなります。受注前に自主制作のサンプルを3〜5点作り、サービス画像として掲載することが購入率向上に直結します。クライアントワークのサンプルがなければ、架空のブランドを設定した制作物で代替できます。
Q: ロゴ制作でAIツールを使っても問題ありませんか?
A: ツールの使用自体は禁止されていませんが、AIで生成した画像をそのまま納品することは著作権・二次利用の観点でリスクがあります。AIを活用する場合は商品説明にその旨を明記し、発注者が理解した上で購入できる状態にしてください。
【出典・参照元】
ココナラ公式 カテゴリ別最低サービス価格 – カテゴリ別の最低出品価格一覧
ココナラ公式 デザイン制作カテゴリ – デザイン制作の出品一覧・価格帯・実績数
ココナラ公式 Webサイトデザインカテゴリ – Webデザインの出品価格例
ココナラ公式 デザイン相場と利用方法 – 制作物別の相場と利用シーン
ココナラデザイン販売の実態 – デザイン分野の単価・価格競争に関する個人発信