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この記事でわかること
Figmaのオートレイアウトで横並びを設定する2ステップの手順、間隔・余白を制御する2種類の設定の使い分け、コンポーネント内の横並びを解除せずに実現する方法がわかります。
Figmaのオートレイアウトを横並びにするには、Shift+Aで追加後に右パネルの方向を「水平」へ切り替えるだけです。間隔・余白・コンポーネント対応まで、5つの実務ハックで解説します。
今の仕事について、一番近いものは?
この記事の結論
Figmaのオートレイアウトで要素を横並びにする手順は、フレームを選択してShift+Aを押し、右パネルの方向アイコンを水平(→)に切り替える2ステップです。縦並びになってしまう原因のほぼすべては、方向の設定が垂直のままになっていることです。間隔は「Spacing between items」、外側の余白は「Padding around items」でそれぞれ独立して調整でき、コンポーネント内でも同じ手順が使えます。
最初に確認すること
右パネルの「Auto layout」欄にある矢印アイコンの向きを確認してください。↓(下向き)になっていれば垂直、→(右向き)になっていれば水平です。縦並びになっている場合は→に切り替えるだけで横並びになります(所要時間:30秒)。
状況別ショートカット
| 状況 | 読むべきセクション | 所要時間 |
| オートレイアウトをまだ追加していない | Figmaオートレイアウト横並びは3ステップで設定 | 3分 |
| 縦並びから横並びへ切り替えたい | 縦並びから横並びへの切り替えは方向アイコンで1クリック | 1分 |
| 間隔や余白を調整したい | 横並び後の間隔・余白は2種類の設定で調整 | 3分 |
| コンポーネント内を横並びにしたい | コンポーネント内の横並びは入れ子構造の確認が先 | 5分 |
| うまく横並びにならない | 横並びがうまくいかない場合の確認ポイント4つ | 5分 |
Figmaオートレイアウト横並びは3ステップで設定
オートレイアウトは、選択したレイヤーを単一方向に規則的に並べるための機能です(Figmaヘルプ「オートレイアウトのガイド」)。通常の整列操作と異なり、要素を追加・削除しても自動で位置を調整してくれるため、ボタン列・アイコン列・カード行などの繰り返し要素に向いています。
整列ボタンで並べたのに要素を追加したら崩れた、という経験がある人は多くいます。オートレイアウトを使うと要素数が変わっても並びが崩れないため、修正ごとに手動で整列し直す手間がなくなります。なお、デザイン作業の効率化に関心があるフリーランスの方は、作業効率を上げる方法についても参考になる情報があります。

ステップ1:フレームを選択してShift+Aを押す
横並びにしたい複数の要素をキャンバス上で選択します。次にShift+Aを押すと、自動でオートレイアウトが追加されます(Figmaヘルプ「デザインへのオートレイアウトの追加」)。Shift+Aが反応しない場合は、テキスト編集モードに入っていないかを確認してください。編集モードを抜けるにはEscキーを押します。
すでにオートレイアウトが付いているフレームを選択している場合は、右パネルの「Auto layout」欄が表示されているため、追加操作は不要です。
ステップ2:右パネルで方向を「水平」に切り替える
Shift+Aを押した直後は、方向が垂直(↓)になっていることが多くあります。右パネルの「Auto layout」欄にある方向アイコンをクリックし、→(水平)に切り替えます。これで要素がX軸方向、つまり左から右へ横並びになります。
Figmaオートレイアウト操作解説を参考にしたWebデザイナーは「→を選ぶとX軸に沿って並ぶ動作が直感的で理解しやすかった」と述べています。
アイコンの見た目が分かりにくい場合は、パネルをよく見ると矢印の向きが変わるのが確認できます。縦から横へ切り替えた瞬間に要素の並びが変わるため、視覚的にすぐ判断できます。
ステップ3:間隔とパディングの初期値を確認する
方向を水平に切り替えた後、要素間の距離と外側の余白が初期値のまま残ります。詰まりすぎる・余白がないと感じたら、次のセクションで解説する間隔・余白の調整へ進んでください。初期値はデザイン環境やFigmaのバージョンで変わることがあります。
CHECK
▶ 今すぐやること: 横並びにしたい要素を選択してShift+Aを押し、右パネルの方向アイコンを→に切り替える(1分)
Q: オートレイアウトを追加する方法はShift+A以外にもありますか?
A: 右パネルの「+」ボタンから追加する方法と、要素を右クリックして「オートレイアウトを追加」を選ぶ方法があります。どの方法でも結果は同じです。
Q: Shift+Aを押しても何も変わりません。なぜですか?
A: テキスト編集モードになっている場合やレイヤーが何も選択されていない場合に反応しないことがあります。Escキーを1〜2回押してモードを抜け、レイヤーを選択し直してから試してください。
Q: フレームを使わずにグループのまま横並びにできますか?
A: グループにはオートレイアウトを直接追加できません。グループを選択した状態でShift+Aを押すと、自動的にフレームへ変換されてからオートレイアウトが追加されます。
縦並びから横並びへの切り替えは方向アイコンで1クリック
すでにオートレイアウトが付いているフレームが縦並び(垂直)になっている場合、方向アイコンを→に切り替えるだけで横並びになります。設定をゼロからやり直す必要はありません。
設定のどこを触ればいいか分からず、縦から横に変えるだけで10分かかった、という経験をした人は少なくありません。原因のほとんどは、方向アイコンの場所を見落としていることです。
方向アイコンの場所と操作方法
右パネルの「Auto layout」セクションを確認します。縦並びの状態では↓(下向き)のアイコンが選択されています。このアイコンをクリックすると→(水平)へ切り替わります。逆に横から縦に戻したい場合は↓を選びます。Figmaのバージョンによってはアイコンデザインが変わることがあります。
Figma初心者Q&AでFigmaを使い始めたユーザーが「右パネルの矢印で方向を横に変えると画像を横並びにできた」と回答しています。
垂直・水平・グリッドの違い
Figmaのオートレイアウトには垂直・水平・グリッドの3方向があります(Figmaヘルプ「オートレイアウトのガイド」)。水平は要素を左から右に1行で並べます。垂直は上から下に1列で並べます。グリッドは複数行・複数列に展開でき、カードの格子状配置に使います。横並び1行でよいケースは水平、行数が増える可能性がある場合はグリッドを検討するという使い分けが実務上は判断しやすいです。
整列基準の選択
水平に切り替えた後、要素の整列基準を設定します。右パネルのAlignセクションで、上揃え・中央揃え・下揃えを選べます。アイコンとラベルを横に並べる場合は中央揃えにすることで視覚的に安定しやすくなります。
Q: グリッドと水平の違いは何ですか?
A: 水平は1行のみ横に並べる設定で、グリッドは要素が多くなったときに複数行へ折り返せる設定です。要素数が固定なら水平、増減する可能性があるならグリッドが選択肢になります。
Q: 水平に切り替えたら要素の順番が変わりました。なぜですか?
A: オートレイアウトは、レイヤーパネルの上から順に要素を並べます。レイヤーの順序が変わると表示順も変わります。レイヤーパネルで順序を入れ替えて調整してください。
Q: 縦並びに戻したいのですが、設定は残りますか?
A: 方向アイコンを↓に戻すだけで垂直に切り替わります。間隔やパディングの設定値はそのまま残るため、再度変更しない限りリセットされません。
横並び後の間隔・余白は2種類の設定で調整
オートレイアウトの間隔設定には、要素と要素の間の距離を制御する「Spacing between items」と、フレームの内側の余白を制御する「Padding around items」があります。この2つは独立しており、それぞれ別に数値を入力します。
パディングを増やしたのに要素の間隔が変わらない、という混乱が起きやすい場面です。両者は別の設定箇所なので、どちらを調整すべきかを先に判断するとスムーズです。
Spacing between itemsの調整
右パネルの「Auto layout」セクションにある「Spacing between items」の数値を変更します。値を大きくすると要素間の距離が広がり、0にすると要素が密着します。入力欄を選択した状態で上下矢印キーを使うと1px単位で増減できます。
実務でよくある失敗は、間隔を詰めすぎてアイコンとテキストが重なって見えるパターンです。アイコン+ラベルの横並びでは8〜16pxが視覚的に落ち着きやすい目安として扱われることが多いですが、デザインシステムの基準値に合わせるのが先決です。
Padding around itemsの調整
フレーム全体の内側余白は「Padding around items」で設定します。上下左右を一括で変える方法と、上下・左右を個別に設定する方法があります。個別設定にするにはパディング入力欄の展開アイコンをクリックします。
ボタンのデザインを横並びにする場合、上下パディング8px・左右パディング16pxのような非対称設定がよく使われます。この数値はデザインシステムによって異なるため、既存の定義がある場合はそちらを優先してください。
「Hug contents」と「Fixed width」の使い分け
横並びにした後、フレームの幅が想定外に広がる場合は、フレームのサイズ設定を確認します。「Hug contents」は中身の合計サイズにフレームが追随します。「Fixed width」は幅を固定し、中身が収まらなければはみ出します。
| 用途 | 推奨設定 | 理由 |
| ボタン単体・アイコン+ラベル | Hug contents | 中身の量でサイズが変わるべき要素 |
| ナビゲーションバー・全幅ヘッダー | Fixed width | 画面幅に固定したい要素 |
CHECK
▶ 今すぐやること: 横並びにした要素の右パネルで、Spacing between itemsとPadding around itemsの数値を確認し、どちらを調整すべきか判断する(2分)
Q: 要素間隔を全体的に自動で均等にする方法はありますか?
A: Spacing between itemsに「Auto」を設定すると、フレームの幅に合わせて要素が均等に広がります。ボタンやアイコンをフレームいっぱいに均等配置したい場合に使えます。
Q: 上下のパディングと左右のパディングを別の値にできますか?
A: できます。Padding around itemsの入力欄を展開すると、上下左右をそれぞれ個別に設定できます。
Q: 要素の外側に余白がなく窮屈に見えます。何を変えればいいですか?
A: Padding around itemsの数値を増やしてください。Spacing between itemsは要素と要素の間のみを制御するため、フレームの内側全体の余白にはなりません。
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横並びがうまくいかない場合の確認ポイント4つ
オートレイアウトで横並びを設定したのに思い通りにならない場合、原因は大きく4つのパターンに分かれます。それぞれ確認と対処が異なります。
横並びの設定がうまくいかなくて焦る場面は、Figmaを使い始めた時期や修正依頼を受けて慌てているときに集中します。原因の確認順序を決めておくと、落ち着いて対処できます。フリーランスとして複数案件を同時進行している場合は、時間管理の仕組みを整えることで焦りを減らすことができます。

確認ポイント1:グループをフレームと混同していないか
オートレイアウトはフレームにのみ適用できます。グループに対してShift+Aを押すとフレームへの変換が起きますが、既存のグループ構造がそのままフレーム内に入り、意図しない入れ子になることがあります。レイヤーパネルを開き、選択中のレイヤーがフレーム(四角いアイコン)かグループ(括弧のアイコン)かを確認してください。
確認ポイント2:方向が垂直のままになっていないか
最も多いパターンです。右パネルの方向アイコンが↓のままになっていると、Shift+Aを押した直後に縦並びになります。→に切り替えるだけで解決します。
確認ポイント3:フレームの幅が要素より小さくなっていないか
フレームのサイズが中身の要素の合計幅より小さいと、要素が重なって見えたり、はみ出したりします。フレームの幅を広げるか、「Hug contents」に設定して中身に追随させてください。要素のサイズを固定したまま一時的にフレームを広げて確認するのが、原因の切り分けに使いやすい方法です。
確認ポイント4:折り返しが有効になっていないか
水平レイアウトで要素数が多い場合、折り返し設定が有効になっていると2行目以降へ折り返されます。1行に収めたい場合は折り返しをオフにしてください。折り返し設定は「Auto layout」セクション内の「Wrap」または折り返しアイコンで確認できます(Figmaヘルプ「オートレイアウトのガイド」)。
| 症状 | 原因 | 対処 |
| 要素が重なって表示される | フレーム幅が不足 | Hug contentsに変更またはフレームを拡大 |
| 横並びが2行になる | 折り返し設定がオン | Wrapをオフにする |
| グループに設定できない | フレームでなくグループを選択中 | フレームに変換してから操作する |
| 方向を変えても縦のまま | 方向アイコンが↓のまま | →に切り替える |
Q: 要素が重なって表示されます。何が原因ですか?
A: フレームの幅が要素の合計サイズより小さい可能性があります。フレームを広げるか「Hug contents」に変更して確認してください。
Q: 横並びにしたら要素が2行になってしまいます。
A: 折り返し設定が有効になっています。右パネルの「Auto layout」セクションで折り返しをオフにすると1行に収まります。
Q: フレームとグループの見分け方を教えてください。
A: レイヤーパネルで確認します。フレームは四角のアイコン、グループは複数要素が括弧でまとめられたアイコンで表示されます。オートレイアウトを使いたい場合は必ずフレームにしてください。
コンポーネント内の横並びは入れ子構造の確認が先
コンポーネント内の要素を横並びにしたい場合、まずどの階層のフレームにオートレイアウトを適用するかを確認することが先決です。コンポーネントを解除しなくても横並びにできるケースが多くあります。
コンポーネントを解除しないと変えられないと思っていた、という誤解は珍しくありません。多くの場合、コンポーネントの内部フレームを選択してShift+Aを押すか、既存のオートレイアウトの方向を切り替えるだけで対応できます。
入れ子構造の確認手順
レイヤーパネルでコンポーネントを展開します。コンポーネントの中に複数の要素が直接並んでいる場合は、その要素をすべて選択してShift+Aを押します。すでに内部フレームがある場合は、そのフレームを選択して方向を水平に切り替えます。
操作の前にレイヤーパネルを展開して構造を把握してから進めると、誤った階層に設定してしまうミスが減ります。焦って作業しているときほど、一度立ち止まって構造を確認する習慣が大切です。
コンポーネントを解除すべきか判断する基準
コンポーネントの解除は、同じコンポーネントを使っている他の箇所の変更を切り離したい場合にのみ検討します。解除すると、マスターコンポーネントの変更が反映されなくなります。横並びにするだけであれば、解除せずに内部フレームへオートレイアウトを設定する方が、後のメンテナンスを考えると都合がよいケースが多くあります。
インスタンスオーバーライドの活用
コンポーネントのインスタンスに対してオートレイアウトの方向を変えると、マスターとは異なる見た目を持つインスタンスを作れます。マスターコンポーネントを変えたくない場合は、インスタンス側でオートレイアウトの設定を変更する方法が選択肢になります。
| 操作 | マスターへの影響 | 推奨場面 |
| 内部フレームのオートレイアウトを変更 | 全インスタンスに反映 | 全体を横並びに統一したいとき |
| インスタンスオーバーライド | 該当インスタンスのみ変更 | 1箇所だけ異なる見た目にしたいとき |
| コンポーネント解除 | マスターと切断 | 完全に独立した要素にしたいとき |
Q: コンポーネントを解除すると何が変わりますか?
A: 解除後はマスターコンポーネントとの連携が切れ、マスター側の変更が反映されなくなります。解除後の変更は解除したインスタンスにのみ適用されます。
Q: コンポーネント内の要素だけにオートレイアウトを設定できますか?
A: できます。コンポーネントを展開して内部フレームを選択し、Shift+Aを押すか既存のオートレイアウトの方向を変更してください。コンポーネント全体を解除する必要はありません。
Q: インスタンスで設定を変えるとマスターに影響しますか?
A: インスタンスオーバーライドはインスタンス個別の変更のため、マスターコンポーネントには影響しません。
オートレイアウト横並びの実務ハック5選

ハック1:ショートカットのみで横並び設定を30秒以内に完了する
対象はFigmaで素早く横並びを設定したいフリーランスデザイナーです。
横並びにしたい要素を選択します(5秒)。Shift+Aを押してオートレイアウトを追加します(2秒)。右パネルの方向アイコンをクリックして→に切り替え、間隔の数値を直接入力します(20秒)。
右クリックメニューや右パネルの「+」ボタンからオートレイアウトを追加する方法を使うと、キーボードから手を離す必要が出てきます。Shift+Aを使うとキーボードから手を離さずに追加まで完了できます。方向の切り替えもクリック1回で済むため、操作の往復が減り結果的にストレスが少なくなります。間隔の数値入力も数値欄を選択してキーボードで直接打てば、マウスでスライドさせる方法より早く正確です。
Shift+Aを押す前にテキスト編集モードに入っていると反応しません。ショートカットを押したのに動かないと感じたらEscキーを押してモードを抜けてから試してください。また、Shift+Aは選択したレイヤーの親に対して動作するため、横並びにしたい要素が入っているフレームを選択してから押すと確実です。
ハック2:間隔の数値をデザイントークンに揃えて修正コストを下げる
対象は複数の案件や画面で一貫した間隔管理をしたいフリーランスデザイナーです。
プロジェクトで使う間隔の基準値(例:8・16・24・32px)をあらかじめ決めます(5分)。横並びのSpacing between itemsとPadding around itemsに基準値の数値を入力します(1分)。修正が発生した際は基準値の範囲内で数値を選び直します(都度1分以内)。
SpacingとPaddingを都度目測で決めると修正のたびに数値が変わり、画面ごとに間隔がばらつく問題が起きやすくなります。8pxや4pxを最小単位とした基準値を最初に決めて使い回すと、修正時の判断コストが下がります。フリーランスが複数案件を管理する際は、ファイルごとに基準値の記録をコンポーネントページやノートに残しておくと引き継ぎが楽になります。

クライアントのデザインシステムがすでに存在するプロジェクトでは、独自の基準値を設定する前にファイル内で既存のスペーシングコンポーネントや変数が定義されていないかを先に確認してください。確認せずに別の数値を入れてしまい、後から基準と異なる数値を指摘された経験がある人は、事前チェックを習慣化することで防げます。
ハック3:フレームサイズの設定を「Hug」と「Fixed」で使い分けて崩れを防ぐ
対象は横並びにした要素のフレームサイズが意図せず広がったり潰れたりして困っているデザイナーです。
横並びにした後、右パネルのWidthとHeightの設定を確認します(30秒)。中身に追随させたいフレームは「Hug contents」を選択します(10秒)。画面幅に合わせて広げたいフレームは「Fixed」で幅を指定します(30秒)。
フレームのWidthが「Hug contents」の状態で要素を追加するとフレームが広がりすぎることがあります。「Fixed」のまま要素を増やすと要素がはみ出します。ナビゲーションバーのように画面幅に固定したい場合はFixed、ボタン単体のように内容量でサイズが変わるべき場合はHugという組み合わせが実務上の判断に使いやすいです。
親フレームのサイズ設定と子フレームのサイズ設定が干渉することがあります。特に子がHug・親もHugの状態で子に要素を追加すると、親まで広がる動作になります。意図しない広がりが起きた場合は、子から順番にサイズ設定を確認してください。親のサイズを固定したいのに子のHugが影響しているパターンは、親のみ直しても根本解決になりません。
ハック4:コンポーネント内の横並びはレイヤーの階層確認を先にする
対象は既存コンポーネント内の要素を横並びに変更したいフリーランスデザイナーです。
レイヤーパネルでコンポーネントを展開し、変更したい要素が入っているフレームを特定します(1分)。そのフレームをダブルクリックで選択し、右パネルのオートレイアウトの方向を→に切り替えます(30秒)。変更後にインスタンス全体の見た目を確認し、意図しない変化がないかをチェックします(1分)。
コンポーネントを解除してから横並びにするという手順を取ると、解除したインスタンスのみに変更が限定されます。マスターコンポーネント内のフレームを直接選択してオートレイアウトを設定すれば、同じコンポーネントのインスタンスすべてに変更が反映されます。解除してしまうと後から構造の不一致が起きやすく、メンテナンスのコストが上がります。
マスターコンポーネントを変更すると、そのコンポーネントを使っているすべてのインスタンスに影響します。他のインスタンスに影響を与えたくない場合は、インスタンスをコピーしてコンポーネントから切り離すか、新しいコンポーネントを作成してください。変更前にどこで使われているかを確認する習慣で、マスターを直したら別の画面が壊れた、という事態を防ぎやすくなります。
ハック5:横並び設定を使ったボタン列・アイコン列の典型パターンを持つ
対象は案件ごとにゼロから設定するのを繰り返しているフリーランスデザイナーです。
よく使うボタン列・アイコン列・タブ列のパターンをそれぞれ1つ作成してコンポーネント化します(15〜30分)。新しい案件や画面でそのコンポーネントからインスタンスを配置します(都度1分以内)。間隔・余白・色のみをインスタンスオーバーライドで調整します(都度2〜3分)。
同じようなボタン列・アイコン列を案件ごとにゼロから設定すると、2件目以降も同じ作業時間がかかります。一度作って使い回す仕組みを作っておくと、2件目以降の設定時間が大幅に短くなります。よく使うパターンを個人のFigmaファイルに保存しておき、案件ごとにコピーして使う運用が実務上は管理しやすいです。フリーランスとしてポートフォリオにもこうした再利用可能なコンポーネント設計力を示すと、案件獲得の武器になります。

クライアントのデザインシステムに合わせる必要があるため、パターンをそのまま使える場面とそうでない場面があります。自分の作業スタートポイントとして扱い、最終的にはクライアントの基準に合わせて調整することが前提です。最終確認の工程を省かないことが、基準と合っていないまま納品するという失敗を防ぎます。
CHECK
▶ 今すぐやること: 今の案件で使っている横並びのフレームを1つ選び、Spacing between itemsとPadding around itemsの数値を確認して基準値に揃える(3分)
Q: 横並びのパターンをチームで共有する方法はありますか?
A: Figmaのチームライブラリにコンポーネントを公開することで共有できます。個人プランでは制限があるため、チームプランの利用状況を確認してください。
Q: 横並びのオートレイアウトを設定した後にレスポンシブ対応は必要ですか?
A: Figma上はデザインの見た目を作る工程のため、レスポンシブ対応は実装段階でコードとして対応します。Figmaでは幅の変化に対する「Constraints」設定で挙動を確認できます。
まとめ:Figmaオートレイアウト横並びはShift+Aと方向切り替えで完結
Figmaのオートレイアウトで横並びにするには、Shift+Aでオートレイアウトを追加し、右パネルの方向アイコンを→に切り替える2操作で完了します。縦並びになってしまう原因の多くは方向が垂直のままなので、まず方向アイコンを確認するのが最短の対処です。間隔はSpacing between items、余白はPadding around itemsで独立して調整でき、この2つを混同しないことが設定の精度を上げる上でのポイントです。
実務では、コンポーネント内の横並びやサイズ設定の挙動で迷う場面が必ず出てきます。その都度レイヤーパネルで構造を確認し、どの階層のフレームに設定が入っているかを確かめる習慣を持つと、原因の特定が早くなります。このページで紹介した確認ポイントとハックを手元に置いて、案件での設定時間を減らしてください。フリーランスとして時間管理の仕組みを整えることで、デザイン作業に集中できる環境が整います。

| 状況 | 次の一歩 | 所要時間 |
| まだ横並びを設定していない | 要素を選択してShift+Aを押し、方向を→に切り替える | 1分 |
| 間隔が気になる | Spacing between itemsの数値を基準値に合わせる | 2分 |
| フレームサイズが崩れる | Widthの設定をHugかFixedで確認する | 2分 |
| コンポーネント内で対応したい | レイヤーパネルで内部フレームを特定してから操作する | 3〜5分 |
Figmaオートレイアウト横並びに関するよくある質問
Q: オートレイアウトを使わずに横並びにする方法はありますか?
A: 整列ツール(上部メニューのAlignボタン)を使って手動で横に並べることはできます。ただし、要素の追加・削除のたびに再整列が必要になるため、繰り返し要素にはオートレイアウトを使う方が管理しやすくなります。
Q: 横並びにした要素を後から縦並びに戻せますか?
A: 方向アイコンを↓に切り替えるだけで縦並びに戻ります。設定値(間隔・パディング)はそのまま残ります。
Q: オートレイアウトを削除する方法を教えてください。
A: 右パネルの「Auto layout」セクション右端の「…」メニューからオートレイアウトを削除できます。削除後は通常のフレームに戻ります。
Q: 要素の一部だけを横並びにして、残りは縦並びにできますか?
A: 入れ子のフレームを使うことで実現できます。横並びにしたい要素をひとつのフレームに入れてそのフレームに水平オートレイアウトを設定し、そのフレームを縦並びの親フレームの中に入れるという構造で実現します。
Q: Figmaのバージョンによって操作が違いますか?
A: オートレイアウトのUIはFigmaのアップデートにより変更されることがあります(Figmaヘルプ「オートレイアウトのガイド」)。基本的な操作の流れは変わりませんが、アイコンの位置やラベル名が変わる場合があります。公式ヘルプで最新の画面を確認してください。
【出典・参照元】
Figmaヘルプ「オートレイアウトのガイド」(オートレイアウトの方向・折り返し・追加方法の説明箇所で参照)
Figmaヘルプ「デザインへのオートレイアウトの追加」(Shift+Aと追加方法の説明箇所で参照)
Figmaオートレイアウト操作解説(方向切り替えの体験談引用箇所で参照)
Figma初心者Q&A(方向切り替えの体験談引用箇所で参照)