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WebデザイナーはFigmaとPhotoshopどっち?用途別に決める選び方

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フリーランスの仕事術
WebデザイナーはFigmaとPhotoshopどっち?用途別に決める選び方
フリ転。
目次

この記事でわかること

WebサイトやアプリのUI設計を中心にするなら、現時点ではFigmaを先に習得するのが実務に合っています。Photoshopは写真補正・バナー制作・画像合成の用途で強みを発揮し、Figmaだけでは対応しにくい画像加工が発生した段階で追加習得するのが現実的な流れです。「どちらか一方だけ」という問いよりも、取りたい案件の種類で主軸ツールを決め、必要に応じてもう一方を補うという考え方が制作フローの混乱を防ぎます。

フリーランスのWebデザイナーがまず習得すべきツールは、案件の種類によって異なります。画面設計・UI設計が中心ならFigma、写真補正・バナー合成が中心ならPhotoshopが制作の主軸になります。この記事では用途・学習順序・実務での使い分けを整理します。

今のデザインの仕事で、一番近い悩みは?

この記事の結論

WebデザインのUI設計を軸にするなら、現在の制作現場ではFigmaを先に習得するのが実務に合っています。Photoshopは写真補正・バナー制作・画像合成といった用途に強く、Figmaだけでは対応しにくい画像加工が発生した段階で追加習得するのが現実的な流れです。「どちらか一方だけ」という問いよりも、取りたい案件の種類で主軸ツールを決め、必要に応じてもう一方を補うという考え方が制作フローの混乱を防ぎます。

最初に確認すること

取りたい案件の種類を1つ決めてください。WebサイトやアプリのUI設計が中心ならFigmaの学習を始める、バナーや写真加工が中心ならPhotoshopを優先する、という判断だけでツール選びの迷いの大半は解消します(判断所要時間:5分)。

状況別ショートカット

状況読むべきセクション所要時間
FigmaとPhotoshopの役割の違いを知りたいFigmaとPhotoshopの違いは制作工程で決まる3分
フリーランスとして案件獲得を急いでいるフリーランスはFigmaを先に学ぶと案件に直結しやすい3分
両方を使う実務フローを知りたい実務でのFigmaとPhotoshopの使い分けは工程ごとに分ける3分
自分の状況に合ったツールを診断したいFigmaとPhotoshopどっちを選ぶか3分で診断3分
具体的な習得方法を知りたいWebデザイナーがFigmaとPhotoshopを使いこなす5つの運用法5分

FigmaとPhotoshopの違いは制作工程で決まる

ツールを選ぶ前に、両者がそれぞれ何を得意としているかを制作工程の観点で整理しておくと、迷いが減ります。

FigmaはWebの「設計」に強いブラウザ型ツール

Figmaはブラウザ上で動作し、ワイヤーフレームの作成からデザインカンプの仕上げ、クリックして動くプロトタイプの作成まで、Webデザインの設計工程を一気通貫で扱えます。複数人での共同編集ができるため、エンジニアがデザインデータを直接参照して実装するフローが現場では一般的になっています(WEBデザインのメインツールをPhotoshopからFigmaに変えた話)。

クライアントへのデザイン確認も、共有リンクをブラウザで開いてもらうだけで済むため、ファイルの受け渡しや確認工数が減ります。無料プランで実務レベルの機能をかなりカバーできる点も、フリーランスが最初のツールとして選びやすい理由の1つです。プランの詳細はFigma公式サイトで確認してください。

一方で、写真の切り抜き・色補正・複数レイヤーの細かな合成といった作業は、Figmaが得意とする領域ではありません。画像を「素材として配置する」のは問題ないですが、「写真自体を加工する」工程が発生すると、Figmaだけでは対応しにくくなります。

PhotoshopはWebの「画像素材の加工」に強いピクセルベースのツール

Photoshopはピクセル単位での画像操作に特化しており、写真のレタッチ・背景の切り抜き・複数素材の合成・光や影の調整といった作業を精細に行えます。バナー広告やLPのビジュアル素材、商品写真の補正など、Webデザインの中でも「画像そのものを仕上げる」工程で頼りになるツールです(Figma vs Photoshop: 役割分担解説)。

かつてはWebデザインのカンプ作成もPhotoshopで行われていましたが、エンジニア連携のしやすさやクライアントとのやり取りの観点から、現在の制作現場では画面設計の主軸がFigmaに移行しているケースが多くなっています。Photoshopはその強みである画像加工の場面で使い、設計やプロトタイプはFigmaで進めるという役割分担が実務では広がっています。

Webデザインの案件でFigmaとPhotoshopを両方使う場合、「写真はPhotoshop、レイアウトはFigma」という工程の切り分けを先に決めておくと制作フローが整理されやすくなります。

「Figmaだけで足りるか」という問いへの実務的な答え

Figmaだけで完結できる案件は実際に多くあります。既存の写真素材をそのまま使うWebサイトのリニューアル、アプリのUI設計、LP制作のカンプ作りといった用途は、Figmaの機能で十分対応できます。

ただし、商品撮影データの色補正、複数素材を合成したキービジュアルの作成、細かな切り抜き処理が必要なバナー制作では、Photoshopが必要になる場面が出てきます。「Figmaだけで足りるか」という問いの答えは、「画像をどの程度加工する案件を取るか」によって変わります。

WEBデザインのメインツールをPhotoshopからFigmaに変えた話では、「Figma移行後は、Photoshopは細かいレタッチや写真補正の用途に絞って使うようになりました。設計はFigma、加工はPhotoshopという役割が自然と決まりました」という制作者の声が紹介されています。

なお、フリーランスのWebデザイナーとして仕事を広げていくには、ツール習得と並行してフリーランスのWebデザイナーの仕事内容や独立に必要なステップも参考にしてみてください。

CHECK

▶ 今すぐやること: 直近で取りたい案件に「写真加工」が含まれるかどうかをメモに書き出す(3分)

Q: FigmaとPhotoshopはどちらが難しいですか?

A: 学習の入口としてはFigmaの方がシンプルです。ブラウザで動作し、操作体系がWebデザインの工程に沿って整理されているため、Webデザイン初心者が基本的な使い方を覚えるまでの時間は比較的短くなります。Photoshopは機能の幅が広い分、使いたい機能だけに絞って学習するのが、最初の段階では現実的です。

Q: FigmaはAdobe製品ではないですが、エンジニアとの連携に問題はありますか?

A: 実務上の問題はほとんどありません。Figmaはエンジニアがコーディングに必要なCSSの数値やアセットをデザインデータから直接確認できる仕組みを持っており、制作現場での連携ツールとして広く使われています。

フリーランスはFigmaを先に学ぶと案件に直結しやすい

「どっちを先に学ぶか」という問いに対して、フリーランスとして案件獲得を軸に考えると、現時点ではFigmaを先に習得する方が実務に入りやすい状況です。

Webデザイン案件の制作主軸はFigmaになっているケースが多い

クライアントからWebサイトのデザインを依頼された場合、制作現場でFigmaが使われているケースは増えています(Figmaを使ったWebデザインツールトレンドの実感談)。エンジニアがFigmaを前提に実装準備を進めていることも多く、Figmaのデータで納品することがそのまま連携のしやすさにつながる場面があります。

フリーランスが営業する際に「Figma対応可能」と記載できると、エンジニアや制作会社との協力案件でのハードルが下がります。逆に「Photoshopしか使えない」という状態だと、画面設計を求められる案件で対応が難しくなる場面が増えてきました。案件獲得を急ぐならFigmaの習得を優先するのが、現在の実務環境には合っています。

PhotoshopとFigmaで作り比べでは、「移行直後はFigmaの操作に戸惑いましたが、使い始めると共同作業やコメント機能が便利で、クライアントとのやり取りがPhotoshop時代より整理されやすくなりました」という声が紹介されています。

バナー・LPビジュアル中心なら、Photoshopも早めに習得する

取りたい案件がバナー広告・SNS用クリエイティブ・LP上部のビジュアル制作であれば、Photoshopは早い段階で習得する価値があります。この領域の案件ではPSDデータでの入稿やPhotoshopでの写真加工スキルを求めるクライアントが存在します。

ただし、この場合でも「バナーのレイアウト設計をFigmaで考えてからPhotoshopで仕上げる」という流れを取ることもできます。ツールを「どちらか一方」ではなく「工程ごとに使い分ける」という発想を持っておくと、案件の幅が広がります。

また、無料で使える画像トリミング無料サイト7選のような補助ツールを組み合わせることで、Photoshopを使う場面を絞り込むこともできます。

ポートフォリオには取りたい案件のツールで作った実績を入れる

Figmaを先に習得するなら、ポートフォリオにはFigmaで作ったUIデザインや画面設計のサンプルを中心に入れます。Photoshopを習得したら、バナーや加工済みのビジュアル素材を追加します。ポートフォリオのツール構成が取りたい案件の種類と一致していると、クライアントへの訴求が整理されやすくなります。

「Figmaしか使えない人」になることへの不安を持つ方は多くいますが、Figmaの習熟度を高めることでUIデザイン・プロトタイプ・制作フローの管理を一括して担えるようになります。画像加工の需要が出てきた段階でPhotoshopを加えれば、段階的な習得の積み上げとして機能します。

CHECK

▶ 今すぐやること: 自分のポートフォリオを開き、WebのUI設計例が含まれているか確認する(5分)

Q: フリーランス未経験からWebデザイナーになる場合、FigmaとPhotoshopのどちらから始めるべきですか?

A: WebサイトやアプリのUIデザインを目指すなら、Figmaから始めるのが現在の実務環境に合っています。Figmaは無料プランで実務レベルの機能の多くを使えるため、費用をかけずに制作の基礎を身につけられます。バナー制作や写真加工を主軸にしたいならPhotoshopを先にしてもよいですが、その場合でもFigmaの基本操作は後から覚えておくと案件の幅が広がります。

Q: Figmaで作ったデザインをPhotoshopに移行することはできますか?

A: Figmaからの直接エクスポートで画像ファイルを出力し、Photoshopで再加工するという流れは実務で使われています。FigmaからPNGやJPGで素材を書き出してPhotoshopで仕上げるという工程の組み合わせは一般的です。

実務でのFigmaとPhotoshopの使い分けは工程ごとに分ける

実務で両方のツールを扱う場合は、「何をどのツールで作るか」を案件の開始前に決めておくと、途中でのやり直しが減ります。

ワイヤーフレームとデザインカンプはFigmaで完結させる

Webサイトやアプリの画面設計は、ワイヤーフレームの段階からFigmaで始め、そのままデザインカンプまで仕上げるのが、現在の実務フローとして整合しやすい方法です。エンジニアとの連携でも、Figmaのデータを共有リンクで渡すだけで実装に必要な情報を渡せるため、ファイルのやり取りが少なくて済みます。

Figmaにはコンポーネントと呼ばれる、同一デザインパーツを複数箇所で使い回す仕組みがあり、デザインの修正をコンポーネント側で行えば全箇所に反映される設計になっています。この仕組みを使いこなすと、修正対応の時間が短くなります(Webデザインでの使い分け解説)。

写真の補正・切り抜き・合成はPhotoshopで行う

クライアントから提供された商品写真の色補正、背景の切り抜き、複数素材を組み合わせたキービジュアルの作成は、Photoshopで行うのが精度の面で合っています。この工程で作り上げた素材を、FigmaのデザインカンプにPNGやJPGとして配置するという流れが実務での使い分けの基本形です。

実務の現場でよくある場面として、クライアントが送ってきた写真が想定より暗く、Figma上でどう配置しても締まりのないレイアウトになることがあります。こういった場合は「Figmaの配置を一度止めてPhotoshopで先に補正を済ませる」という判断が必要になります。この切り替えに慣れるまでは、どのツールで何をすべきか判断で迷うことが珍しくありません。

なお、画像圧縮で画質落とさない方法を把握しておくと、Photoshopで仕上げた素材をFigmaに取り込む際のファイルサイズ管理に役立ちます。

エンジニア連携や修正確認はFigmaの共有機能で一本化する

デザインのレビューや修正確認は、FigmaのコメントとURL共有機能で行うのが整理されやすい方法です。クライアントにブラウザでデザインを確認してもらい、コメントで修正指示を受けられるため、メールやチャットでのやり取りをツール上に集約できます。

エンジニアとの連携では、Figmaのデザインデータから各要素のサイズ・色・フォントサイズの情報をエンジニア側が参照できるため、Figmaを基準にコミュニケーションを進める制作体制が整いやすくなります。

PhotoshopとFigmaで作り比べでは、「FigmaはPhotoshopと違い、関係者全員が最新のデザインデータを参照できるので、修正の行き違いが起きにくくなりました」という声が紹介されています。

Q: PhotoshopとFigmaを両方使う場合、どちらでファイル管理をすればいいですか?

A: デザインカンプの最終版と共有・連携のための主軸はFigmaに置くのが管理しやすい方法です。Photoshopで作成した素材はPSDのまま保管しておき、Figmaに配置する際はPNGやJPGに書き出して取り込みます。フォルダ構成として「Photoshop素材」と「Figmaファイル」を分けておくと、素材の差し替え時に混乱が起きにくくなります。

Q: 画面設計のデータをPhotoshopで作り続けているクライアントがいます。Figmaへの移行を提案してもよいですか?

A: 提案自体は問題ありませんが、相手の制作フローや関係者の慣れによっては受け入れられないケースもあります。まず「自分はFigmaで作業する方が連携しやすい」と伝え、相手の意向を確認してから移行の話を進めるのが実務では無難です。

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FigmaとPhotoshopどっちを選ぶか3分で診断

自分の状況に当てはめながら、Q1から順に回答してください。

Q1: 主に作りたいのはWebサイト・アプリの画面設計ですか?

Yesの場合はQ2へ進んでください。Noの場合(バナー・写真加工が中心)はQ2-Bへ進んでください。

Q2: チームやエンジニアと連携する案件を想定していますか?

Yesの場合はResult Aへ、Noの場合(個人制作が中心)はResult Bへ進んでください。

Q2-B: 写真補正・合成・切り抜きを精細に行う案件が多いですか?

Yesの場合はResult Cへ、Noの場合(画像配置程度で済む)はResult Dへ進んでください。

Result A: Figmaを軸に習得し、エンジニア連携を前提に設計する

WebサイトやアプリのUI設計でエンジニアや他のデザイナーと連携するなら、Figmaの共同編集・コメント・共有リンクの機能が直接の武器になります。まずFigmaでのデザインカンプ作成とプロトタイプ作成を習得し、画像加工が必要な案件が出た段階でPhotoshopを加えてください。

Result B: Figmaを軸に習得しつつ、画像加工案件の拡張余地を残す

個人制作中心でも、Webサイトの案件ではFigmaが実務に合っています。一通りFigmaを習得してからポートフォリオを作り、バナーや写真加工の案件を取りたくなったタイミングでPhotoshopを加えるというロードマップが現実的です。

Result C: Photoshopを先に習得し、Figmaを後から加える

写真補正・合成・精細な切り抜きが案件の中心なら、Photoshopを先に習得する方が実務に入りやすい状況です。Photoshopの基本操作に慣れてから、WebデザインやUI設計の案件に拡張したいタイミングでFigmaを加えてください。

Result D: Figmaから始めて問題ありません

画像配置程度で済むWebデザイン案件が中心なら、Figmaだけでほぼ対応できます。Figmaの基本から始め、不足を感じたタイミングでPhotoshopを補う形で十分です。

Q: 診断でFigmaを勧められましたが、Photoshopも並行して学ぶべきですか?

A: 同時並行はおすすめしません。どちらか一方の基本操作が自分のものになってから、必要に応じてもう一方を加える方が、混乱なく習得できます。まずFigmaで1〜2案件を完結させてから、Photoshopの学習を始めるという順序が実務には合っています。

Q: どちらのツールも習得した後、さらに必要なツールはありますか?

A: WebデザインではIllustratorをベクターイラストやアイコン作成の用途で加える場合があります。動的なエフェクトやアニメーションが必要な案件ではFigmaのプロトタイプ機能の深い使い方や、After Effectsの基礎が求められることもあります。ただしこれらは、FigmaとPhotoshopの基本が定着してから考えれば十分です。

Figma・Photoshop活用事例と制作現場のリアルな声

ツール選びの判断材料として、実際の制作現場での体験が参考になります。

PhotoshopからFigmaに移行した場合に感じた変化

Photoshopを長期間メインツールとして使っていた制作者がFigmaに移行した場合、最初の段階ではレイヤー構造の考え方やファイルの保存の仕組みが異なるため、戸惑う場面があります。Photoshopではファイルを保存して管理するのが基本ですが、Figmaはクラウドで自動保存されるため、「どのデータが最新か」という管理の悩みが減ります。

WEBデザインのメインツールをPhotoshopからFigmaに変えた話では、「PhotoshopからFigmaに変えて最初に困ったのはフォントの扱いで、ローカルにないフォントを参照するとデザインが崩れたことでした。使うフォントの管理をFigma用に見直す必要がありました」という声が紹介されています。

移行後の感想として、クライアントへのデザイン確認の工程がスムーズになったという声は複数の制作者から報告されています。ファイルを添付してメールで送る工程がなくなり、共有リンクを渡すだけで確認が完結する点を評価するコメントが目立ちます。

用途に応じて両方を使い分けている実務の実態

Photoshopを完全にやめてFigma一本にするのではなく、用途によって使い分けているパターンが実務では一般的です。

WebデザインはPhotoshop中心という体験談では、「WebデザインはPhotoshopが中心でしたが、Figmaを使い始めてから共同作業の多い案件ではFigmaに切り替えました。今はPhotoshopは写真加工の場面だけで使っています」という声が紹介されています。

「Photoshopを捨ててFigmaに完全移行した」という話と、「FigmaをメインにしてPhotoshopは補助的に使っている」という話の両方が実務の現場では見られます。どちらの選択も案件の種類と自分の制作スタイルに依存するため、「何を中心に作るか」を先に決めておくことが、ツール選びの迷いを減らす出発点になります。

なお、フリーランスとしてポートフォリオで仕事につながる実績の見せ方を意識しながらFigmaの制作物を蓄積していくと、案件獲得に直結しやすくなります。

Q: Photoshopで長年作業してきた人が、FigmaとPhotoshopを混在させて使い続けることはできますか?

A: できます。実際に多くの制作者が工程ごとに使い分けるスタイルを取っています。「画面設計はFigma、素材加工はPhotoshop」という役割を決めて運用するのが、両方の強みを生かす現実的な方法です。

Q: Figmaを使い始めたいですが、Photoshopを今すぐやめる必要はありますか?

A: ありません。Figmaの学習を始めながら、既存の案件ではPhotoshopを使い続けるというやり方で問題ありません。徐々にFigmaの割合を増やしていく過渡期を経て、自然と使い分けのパターンが決まっていくことが多いです。

WebデザイナーがFigmaとPhotoshopを使いこなす5つの運用法

ハック1: 案件の種類でツールを決め、開始前に制作フローを書き出す

【対象】: 複数の案件を並行して抱えているフリーランスWebデザイナー

【手順】: 案件を受けた時点で「画面設計中心か・画像加工中心か」を確認し、メインツールを決めます(5分)。その案件での制作工程を「ワイヤー → カンプ → 素材加工 → 納品」の形でメモに書き出し(10分)、工程ごとに使うツールをFigma・Photoshopのどちらかで明示します(5分)。

【コツと理由】: 「工程が変わる場面でのツール切り替えの判断を、開始前に決めておく」方が途中のやり直しが減ります。どのツールで何をするかを事前に決めることで、制作途中に「これはPhotoshopでやるべきだったか」という判断で止まる場面がなくなります。

【注意点】: 工程図を詳しく書きすぎることはやらなくてよいです。「工程 → ツール」の2列で書き出すだけで十分で、1案件あたり10〜15分で完成させることを目安にしてください。凝りすぎて制作開始が遅れる方が実務上の問題になりやすいです。

ハック2: Figmaのコンポーネント機能を使って修正対応を一元化する

【対象】: Figmaでデザインカンプを作成し、クライアントからの修正依頼に時間がかかっていると感じているデザイナー

【手順】: デザイン作成の段階で、繰り返し使うパーツ(ボタン・カード・ヘッダー等)をFigmaのコンポーネントとして登録します(初回のみ15〜20分追加)。コンポーネントから派生した要素を各ページに配置し、修正依頼が来たらコンポーネントの元データを1箇所修正するだけで全ページへ反映させます(修正ごとに5〜10分の作業短縮が見込めます)。

【コツと理由】: デザインパーツをページごとにコピー&ペーストで配置すると、修正時に全ページを1つずつ直す必要が生じます。コンポーネントを先に登録しておくことで、修正の影響範囲を1箇所に集約できます。「修正コストを下げる」という考え方を制作開始前から持つことが、クライアントワークでの時間管理の精度につながります(Webデザインでの使い分け解説)。

【注意点】: コンポーネントの設計を複雑にしすぎることはやらなくてよいです。バリアントを最初から全パターン用意しようとすると、コンポーネントの管理が煩雑になります。まず「このパーツは複数箇所で使うか」という判断だけでコンポーネント化を決め、バリアントの設定は必要になってから追加するのが実務では合理的です。

ハック3: Photoshopでの素材加工を「切り抜き・補正・書き出し」の3工程に絞る

【対象】: Photoshopを画像加工の補助ツールとして使っているが、どこまで加工するか判断に迷っているフリーランス

【手順】: 提供された画像を受け取ったら「切り抜きが必要か・色補正が必要か」の2点だけを先に確認します(2分)。切り抜きは「被写体を選択」ツールで処理し、補正は「レベル補正」または「カーブ」で明暗を整えます(工程ごとに5〜15分)。加工が終わったら用途に合わせてPNGまたはJPGで書き出し、Figmaに配置します。

【コツと理由】: Photoshopに慣れていない段階では「どの機能まで使えばいいか」が見えにくく、機能を探している間に時間がかかります。実務で頻繁に使うのは切り抜き・明暗補正・色補正・書き出しに絞られることが多く、この4操作を先に覚えれば大半の素材加工に対応できます。よく使う操作を素早くこなせる状態にする方が、納期に合った仕事になります。

【注意点】: レイヤーの整理をしすぎることはやらなくてよいです。Figmaに書き出すための中間素材として使う場合は、レイヤー名の命名規則や整理に時間をかけるよりも書き出しの精度の方が重要です。

ハック4: 営業時にFigmaの共有リンクをポートフォリオ代わりに使う

【対象】: ポートフォリオサイトを作る時間がないが、制作実績を見せたいフリーランス

【手順】: Figmaで作ったデザインカンプを「閲覧のみ」の共有設定にしてURLを発行します(2分)。営業メールまたはクラウドソーシングのプロフィール欄に「デザイン実績のFigmaリンク」を記載します(5分)。相手がリンクを開けば、デザインデータをブラウザで直接確認できる状態にしておきます。

【コツと理由】: Figmaの共有リンクをすぐに使えば、ポートフォリオサイト制作の時間をかけずに実績を見せられます。クライアント側はファイルのダウンロードなしでデザインを確認でき、フィードバックも同じFigma上でコメントとして残せます。「ポートフォリオが整うまで営業できない」という状態に入るより、Figmaリンクで実績を見せながら案件を増やした方が、実績の量と質が早く積み上がります。

【注意点】: 過去クライアントの案件データを許可なく公開することはやらないでください。共有するのは自分で作った架空の練習作品か、公開の許可を得たクライアントデータに限ってください。許可なしでの公開は取引先との信頼に関わります。

ハック5: Photoshopを「案件受注の拡張」ツールとして提案材料にする

【対象】: Figmaを習得済みで、単価の高い案件や幅広い依頼を取りたいフリーランス

【手順】: 自分が受注している案件のうち「写真加工があればより高単価になる案件」を洗い出します(10分)。その案件でPhotoshopが使えることをクライアントに「写真の補正・切り抜き込みで対応可能」と伝える提案文を1通作成します(15分)。Photoshopでの素材加工実績をポートフォリオに1点追加します。

【コツと理由】: Figmaを持っているデザイナーは増えていますが、「設計から写真加工まで一人で完結できる」と伝えられるデザイナーは、クライアントにとって工数管理がしやすい選択肢になります。「FigmaとPhotoshopを用途で使い分けられる」という提案が、案件の幅と単価を広げる実務的な武器になります。

【注意点】: Photoshopの習熟が浅い段階で「何でもできます」という提案をすることはやらなくてよいです。「写真の切り抜きと色補正程度なら対応できます」という具体的な範囲を伝える方が、クライアントとの認識のズレが起きにくく、納品後のトラブルを防げます。

WebデザイナーのFigmaとPhotoshopを使いこなす:用途で決まるツール選びの結論

Figmaは画面設計・プロトタイプ・エンジニア連携に強く、現在のWebデザイン案件の主軸として機能します。Photoshopは写真補正・切り抜き・合成の用途で強みを発揮し、Figmaだけでは対応しにくい画像加工の場面を補います。どちらが上かという問いよりも、取りたい案件の種類でメインツールを決め、実務の経験を積みながら必要なツールを加えていくという考え方が、フリーランスのツール選びとして現実的です。

案件の種類が決まれば、ツール選びの答えは自然と出ます。「Webの画面設計が中心ならFigmaから始める」「写真加工が中心ならPhotoshopを優先する」という基準を持っておくと、学習の優先順位が迷わず決まります。

状況次の一歩所要時間
Figmaを始めたいFigmaの無料プランに登録し、公式チュートリアルを1本完了させる30分
Photoshopを始めたいAdobe公式の無料体験版を導入し、切り抜き操作を1回練習する30分
どちらを先にするか迷っている取りたい案件に「写真加工」が含まれるか確認し、含まれなければFigmaから始める5分
両方ある程度使えて案件を広げたい現在受けている案件に写真加工を追加した提案文を1通作成する15分

WebデザイナーのFigmaとPhotoshopに関するよくある質問

Q: FigmaとPhotoshopはどちらが求人で必要とされますか?

A: WebデザインやUIデザインの求人ではFigmaの記載が多くなっています。Photoshopは画像加工スキルとして求人票に記載されるケースもありますが、画面設計の主軸としてPhotoshopを指定する制作会社は以前と比べて減っています。求人の傾向としては「Figmaが使えること」を前提にしつつ、「Photoshopも扱える」がプラスになる構成が増えています。

Q: FigmaにはPhotoshopのような画像補正機能はありますか?

A: Figmaには写真レタッチや精細な色補正の機能はありません。画像の明るさやコントラストを簡易的に調整するプラグインは存在しますが、Photoshopの補正機能と同等ではありません。写真を本格的に加工する工程はPhotoshopで行い、仕上がった素材をFigmaに取り込む流れが実務では合っています。

Q: Figmaはオフライン環境でも使えますか?

A: Figmaはブラウザ型のためインターネット接続が基本的に必要です。デスクトップアプリ版を使うと、一定の操作はオフラインでも行えますが、クラウドとの同期やリアルタイムの共同編集はオンライン環境が必要です。出張先や通信が不安定な環境での作業が多い場合は、この点を確認してから運用を決めてください。

【出典・参照元】

WEBデザインのメインツールをPhotoshopからFigmaに変えた話

PhotoshopとFigmaで作り比べ

Figmaを使ったWebデザインツールトレンドの実感談

WebデザインはPhotoshop中心という体験談

Figma vs Photoshop: 役割分担解説

Webデザインでの使い分け解説

Figma公式サイト(料金プラン)

記事内容は2026年09月時点の情報に基づいています。

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