Gmail予約送信は、PC版なら「送信」ボタン横の▼から、スマホアプリ版なら「…」メニューから、それぞれ5ステップ以内で設定完了します。予約後はGoogleサーバーが処理するため、端末の電源を切っても自動送信されます。この記事ではPC・スマホ別の手順から取り消し・変更方法まで一通り解説します。
本記事の情報は2026年4月時点のものです。
この記事でわかること
Gmail予約送信が無料・追加設定なしで使える理由、PC5ステップ/スマホ4ステップの具体的な操作手順、予約後の日時変更とキャンセルを3ステップで完了する方法の3点を解説します。
この記事の結論
Gmail予約送信はPC・スマホどちらでも無料で利用でき、特別な設定は一切不要です。予約したメールは「予定」トレイに格納され、指定日時にGoogleサーバーが自動で送信するため、送信漏れや電源オフによる失敗は起きません。間違えた日時の変更・取り消しも「予定」トレイから数タップで完了します。
今日やるべき1つ
Gmailをブラウザまたはアプリで開き、テストメール(宛先は自分)を5分後に予約送信してください。「予定」トレイに格納されることを確認し、その後キャンセルすれば操作の全体像を3分で把握できます。
状況別ショートカット
| 状況 | 読むべきセクション | 所要時間 |
| PCブラウザで今すぐ設定したい | PC版は▼ボタン5ステップで予約完了 | 2分 |
| iPhoneまたはAndroidアプリで設定したい | スマホアプリ版は…メニュー4ステップで予約完了 | 2分 |
| 予約日時を間違えたので直したい | 予約済みメールは予定トレイから3ステップで変更可能 | 1分 |
| 送信をキャンセルしたい | 予約取り消しは予定トレイから即時完了 | 1分 |
| 予約したのに届いていないと言われた | 予約送信が失敗する3つの原因と対処法 | 3分 |
PC版は▼ボタン5ステップで予約完了
Gmailの予約送信機能は2019年ごろから標準搭載されており、追加のアドオンや有料プランは不要です。送信ボタンの右横に小さな▼(下矢印)が隠れているため、「送信ボタンはあるのに予約ボタンが見当たらない」と感じる方もいますが、場所さえわかれば操作は30秒以内で完了します。
PC版の予約手順は5ステップで完了
Gmailにログインした状態でブラウザを開き、画面左上の「作成」ボタンをクリックして新規メール作成画面を表示させます。宛先・件名・本文を入力したら、画面左下の青い「送信」ボタンの右端にある小さな▼(下矢印)をクリックします。表示されたメニューから「送信日時を設定」を選択すると、日時選択ダイアログが開きます。「今日の午後」「月曜日の朝」などのプリセットから選ぶか、「日付と時刻を選択」で任意の日時を指定し、最後に「送信日時を設定」ボタンを押せば予約完了です。操作に慣れれば所要時間は30秒以内です(Google公式 Gmailヘルプ – 送信日時の設定)。
プリセットと時間指定の使い分けで入力時間を半減
日時選択画面には「今日の午前9時」「明日の朝」「月曜日の朝」など3〜4種類のプリセットが表示されます。ビジネスメールを翌営業日の始業時刻に送りたい場合は「月曜日の朝(午前8時)」を選ぶだけで完了し、時間を短縮できます。「午後2時30分」など細かい時刻を指定したい場合は「日付と時刻を選択」からカレンダーと時刻を操作してください。プリセットで指定できる時刻の定義はGoogleが自動で決定しており、変更できません。この仕様を把握しておくと、プリセットで済む場面か手動指定が必要な場面かを瞬時に判断できます(Gmail送信予約の詳細手順 – googleworkspace.tscloud.co.jp)。なお、Gmailのフィルタ機能と組み合わせることで、受信メールの自動仕分けと送信予約の両方を管理できます。
予約確認は「予定」トレイで一元管理
予約が完了したメールは、Gmailの左側サイドバーに表示される「予定」(または「送信予定」)トレイに自動で格納されます。件名・宛先・予定送信日時が一覧表示されるため、複数の予約メールもここで管理できます。予約直後にこのトレイを確認する習慣をつけると確実です。なお、指定日時を過ぎると自動で「送信済み」トレイに移動するため、「予定」トレイから消えていれば送信完了の証明になります。
CHECK
▶ 今すぐやること: Gmailをブラウザで開き、作成画面で▼ボタンの位置を確認して「送信日時を設定」を1回タップしてみてください(30秒)
よくある質問
Q: 送信ボタン横の▼が表示されません。どうすればいいですか?
A: ブラウザのウィンドウ幅が狭い場合にボタンが隠れることがあります。ブラウザを最大化するか、Ctrl+マイナスで表示を縮小してください。それでも表示されない場合はブラウザのキャッシュをクリアして再読み込みすると改善します。
Q: 予約送信できる件数に上限はありますか?
A: Googleは予約送信件数の上限を公式に明記していません。1日のメール送信数はGmailアカウントで500通(Google Workspaceは一般的に2,000通)の制限があります。通常の業務利用の範囲ではこの上限に達することはほぼありません。
スマホアプリ版は…メニュー4ステップで予約完了
iPhoneおよびAndroidのGmailアプリでも予約送信機能は標準搭載されています。送信オプションの場所がPCと異なるだけで機能は同一です。アプリに慣れた方なら20秒以内で操作できます。
iPhoneとAndroidで操作手順は共通
Gmailアプリで「作成」アイコンをタップし、宛先・件名・本文を入力します。次に画面右上の「…」(三点リーダー)をタップすると、メニューが展開されます。「送信日時を設定」を選択し、日時ダイアログでプリセットまたは「日付と時刻を選択」から希望の日時を指定して「送信日時を設定」をタップすれば完了です。スマートフォンに慣れた方なら20秒以内で操作できます(Gmailアプリの予約送信詳細 – usort.jp)。
アプリ版で「…」が見当たらない場合の対処法
「…」アイコンはメール作成画面の右上に配置されていますが、スクリーンキーボードが展開した状態だと画面外に押し出されて見えなくなることがあります。キーボードを閉じてから右上を確認すると必ず表示されます。また、Gmailアプリが古いバージョンの場合は予約送信機能が実装されていないことがあるため、App StoreまたはGoogle Playで最新版にアップデートしてから試してください。アップデート後も表示されない場合は、アプリを一度アンインストールして再インストールすることで解決します。
端末の電源オフ中でも自動送信される仕組み
予約送信はGmailアプリやブラウザが送信するのではなく、Googleのサーバーが指定日時に直接送信処理を行います。予約完了後はスマートフォンの電源を切っても、モバイルデータを機内モードにしても、送信が失敗することはありません。この仕組みを正確に理解することで、深夜にメールを作成して翌朝8時に届くよう設定し、スマートフォンを充電中のまま就寝する使い方が安心して実践できます。なお、メール全般の予約送信に対応する5つのサービスを比較しておくと、GmailとOutlookなどの違いも把握できます。
CHECK
▶ 今すぐやること: Gmailアプリを開き、メール作成画面で「…」の位置を確認してください(15秒)
よくある質問
Q: iPhoneとAndroidで操作に違いはありますか?
A: 基本的な操作手順は同じです。ただし、日時選択ダイアログのデザインがiOSとAndroidで若干異なります。iOSでは時刻をスクロールドラムで選択し、Androidでは数値を直接入力する場合があります。
Q: アプリで予約したメールはPCからも確認できますか?
A: 確認できます。同一Googleアカウントでログインしていれば、PC版Gmailのブラウザとスマホアプリのどちらからでも「予定」トレイで同じ予約メールを管理できます。
予約送信の適切な時間帯を3分で診断
受信者の属性や目的によって適切な送信時刻は変わります。以下の診断で自分のケースに合った時間帯を確認してください。
Q1: 送信相手は社内の同僚・上司ですか?
Yesの場合はQ2へ進んでください。Noの場合(取引先・顧客など社外)はQ3へ進んでください。
Q2: 相手の勤務時間は自分と同じですか?(同タイムゾーン・同シフト)
Yesの場合はResult A(午前9〜10時が推奨)です。
Noの場合(海外・夜勤・フレックス)はResult B(相手のタイムゾーンで午前9〜10時を計算して設定)です。
Q3: メールの内容は当日中の返信を求めていますか?
Yesの場合はResult C(相手の業務開始直後、午前8〜9時台に設定)です。
Noの場合はResult D(午前10〜11時台が開封率の面で効果的)です。**
Result A: 社内・同タイムゾーンなら午前9〜10時に設定
始業直後のメール受信は優先度が高く扱われやすい傾向があります。前日夜に作成して翌朝9時に予約しておくと、深夜送信による不要な心理的プレッシャーを与えずに済みます。夏季休暇のお知らせメールのような特定の案内メールも、この時間帯に予約設定することで相手の業務開始に合わせて届けられます。
Result B: 海外・異なるシフトなら相手のローカル時刻で午前9〜10時を計算
たとえばニューヨーク(EST)の相手に送る場合、日本時間の午後11時に設定すると相手の朝9時ごろに届きます(標準時の場合。夏時間期間中は時差が変動するため要確認)。Gmail予約送信の日時入力はあなた自身のローカル時刻(端末の時刻設定)で指定する点に注意してください。
Result C: 当日返信が必要なら業務開始直後の8〜9時台に設定
相手が出社直後にメールを確認するタイミングに届けることで、その日の業務時間内に返信を受け取れる確率が高まります。
Result D: 急かさない内容なら午前10〜11時台が効果的
到着メール数が少ない時間帯に届けることで埋もれにくくなります。月曜の朝は週初めのメールが集中するため、火〜木曜の午前10時台が比較的効果的です。
CHECK
▶ 今すぐやること: 次に送るビジネスメールで、この診断に従って送信時刻を1つ設定してみてください(1分)**
よくある質問
Q: 送信する時間帯は開封率に影響しますか?
A: 影響します。一般的なビジネスメールでは午前9〜11時台の開封率が高い傾向があります。ただし相手の業種・役職・個人的な習慣によって差があるため、継続的に時間帯を変えながら反応を観察することが正確な方法です。
Q: 休日・祝日に届く設定は避けた方がいいですか?
A: 相手が個人の場合は休日着信を避けた方が丁寧な印象を与えます。次の平日の午前9時を指定するのが無難です。ただし、相手がその日に確認することが明らかな場合はこの限りではありません。
予約済みメールは予定トレイから3ステップで変更可能
Gmail予約送信の強みの1つは、指定日時の直前まで変更・キャンセルが自由にできる点です。一度設定した予約日時を間違えた場合でも、「予定」トレイから数ステップで修正できます。
予約メールの日時変更は3ステップ
Gmailの左サイドバーから「予定」トレイを開くと、予約済みメールが一覧表示されます。変更したいメールをクリックして開き、「送信のキャンセル」ボタンをクリックします。メールが下書きに戻ったら、再度▼ボタンから「送信日時を設定」を選択して新しい日時を指定してください。この手順で、元の予約を削除して新たな予約として登録し直すことができます(Gmail送信予約の修正方法 – googleworkspace.tscloud.co.jp)。
予約取り消し(キャンセル)は1クリックで完了
予約を完全にキャンセルしたい場合は「予定」トレイで対象メールを開き、「送信のキャンセル」をクリックするだけです。メールは下書きに戻り、自動送信は行われません。下書きとして保存されたままにするか、そのまま削除するかは任意です。「取り消しボタンが見当たらない」という場合は、指定日時を過ぎていないか確認してください。送信完了後は「送信済み」トレイに移動しており、この段階ではキャンセルできません。請求書の訂正お詫びメールなど、内容の修正が発生しやすいメールは特に予約後の確認が重要です。
変更・キャンセルは送信直前まで可能
Gmailはサーバー側で処理するため、指定日時の数秒前まで「予定」トレイが表示されていれば変更・取り消しが可能です。ただし日時になった瞬間に送信処理が始まるため、直前に気づいた場合はできる限り早く操作してください。予約直後に「予定」トレイで宛先・日時・本文を30秒かけて再確認する習慣が効果的です。
CHECK
▶ 今すぐやること: 過去に予約したメールがあれば「予定」トレイを開いて内容を確認し、変更フローを確認してください(1分)
よくある質問
Q: 送信済みになってからキャンセルは可能ですか?
A: 送信完了後のキャンセルはできません。「送信取り消し機能」(送信後数秒以内に取り消せる機能)とは別の機能です。送信取り消しはGmailの設定で5〜30秒の猶予を設定できますが、これは予約送信とは異なります。
Q: スマホアプリから変更・キャンセルはできますか?
A: できます。アプリの「予定」トレイで対象メールをタップし、「送信のキャンセル」をタップするとPC版と同じ手順で変更・キャンセルが可能です。
予約送信が失敗する3つの原因と対処法
「予約したはずなのに届いていない」という問い合わせの大半は、操作ミスかアカウント状態の問題に起因します。よくある原因を把握しておくと対処が早まります。
原因1:「送信日時を設定」ボタンを押さずに終了した
日時を選択しただけで確定ボタンを押さずにダイアログを閉じると、予約は完了しません。操作後に「予定」トレイを確認し、メールが格納されているかを必ず確認してください。格納されていなければ下書きに戻っているため、最初からやり直す必要があります。「確認する」という1ステップを手順に含める意識が、多くのトラブルを防ぎます。
原因2:Googleアカウントがログアウトされていた
長期間ログアウト状態が続いた場合、Googleのセキュリティ判定によってセッションが無効化されることがあります。ただし、予約送信はGoogleサーバー上で処理されるため、端末のログイン状態とは基本的に無関係です。Googleアカウント自体が停止・制限された場合は送信が失敗します。アカウントの送信制限に達していないかをGmailの設定で確認してください。
原因3:入力した日時の午前・午後を取り違えた
「午前2時」と「午後2時」を混同するミスは実際に起こりえます。予約設定後に「予定」トレイで日時表示を確認し、「AM(午前)」「PM(午後)」の表示が意図通りであることを目視確認してください。確認に要する時間は10秒以下であり、これだけで誤送信・未着のトラブルの多くを回避できます。「送信できているはずなのに届いていない」という場合は、宛先メールアドレスのスペルミスも同時に確認してください(Gmail予約活用Tips – internet.watch.impress.co.jp)。
CHECK
▶ 今すぐやること: 次の予約設定後に「予定」トレイで日時表示を10秒確認する習慣を今日から始めてください(10秒)
よくある質問
Q: 予約メールが届かなかった場合、再送できますか?
A: 「送信済み」トレイに記録があれば、Googleサーバーからは送信されています。届いていない場合は相手側の迷惑メールフォルダを確認してもらうか、宛先メールアドレスが正しいかを確認してください。「送信済み」に記録がなければ予約が正常に完了していなかった可能性が高いため、「予定」トレイと「下書き」トレイを確認してください。
Q: 予約送信できない環境はありますか?
A: Google Workspace(旧G Suite)の管理者が機能を無効化している組織環境では、予約送信オプションが表示されないことがあります。その場合はシステム管理者に確認してください。個人のGmailアカウントでは無効化された事例は一般的に確認されていません。
Gmail予約送信は5つの仕組みで業務効率を向上
予約送信機能を単なる「時間指定送信」としてのみ使うのは、活用度として限定的です。5つの使い方を把握することで、深夜作業のコンテキストスイッチ削減からチームへの印象管理まで、業務効率と関係性の両面で効果を発揮します。
ハック1: 夜間作成メールを翌朝8時予約で相手への配慮を実現
【対象】: 夜間や早朝に仕事をするフリーランス・リモートワーカーで、相手に深夜稼働を悟らせたくない方
【手順】: メールを夜間に作成し(5〜10分)、▼ボタンから「送信日時を設定」を選択し(30秒)、翌営業日午前8〜9時を指定して「送信日時を設定」をクリックします(10秒)。最後に「予定」トレイで日時を目視確認します(10秒)。
【コツと理由】: 深夜着信メールは相手に「この取引先は夜も対応を求めてくるのか」という印象を与えるケースがあります。翌朝8〜9時台に届くよう設定することで、送信タイミングが相手の業務開始に合致し、対応優先度も上がりやすくなります。「深夜に送れば早めに見てもらえる」という前提は、実務では必ずしも当てはまりません。
【注意点】: プリセットの「月曜日の朝」は時刻がGoogleによって固定されているため、「7時30分着」など細かい指定が必要な場合は手動で入力する必要があります。プリセットで任意の時刻を設定することはできません。
ハック2: 予約一覧を「予定」トレイで毎朝30秒確認して送信漏れをゼロにする
【対象】: 複数の取引先に対して異なる日時で予約メールを管理しており、送信漏れが発生したことがある方
【手順】: 毎朝の始業時に「予定」トレイを開きます(5秒)。一覧表示された予約メールの件名・宛先・送信日時を上から目視確認します(20秒)。当日送信予定のメールが意図通りの内容か本文を開いて確認します(30秒〜)。問題があれば即座に変更・キャンセルします(1〜2分)。
【コツと理由】: 実務では「誤った日時で設定したまま送信された」というトラブルが生じることがあります。「予定」トレイの確認は30秒以内で完了するため、この確認コストで送信ミスを抑制できます。予約後の確認を送信の品質担保コストとして位置づける方が、実務での信頼性が上がります。作業効率化のツールや習慣と組み合わせると、朝のルーティンとして自然に定着します。
【注意点】: 「予定」トレイは標準では左サイドバーの下部に折りたたまれており、表示されていないと気づかない場合があります。「もっと見る」をクリックして常時表示に切り替えておくと確認の手間が省けます。
ハック3: 海外取引先へのメールを現地時刻の業務開始時刻に設定して返信率を向上
【対象】: 海外のクライアントや仕入れ先と定期的にメールでやり取りするビジネスパーソン
【手順】: 相手のタイムゾーンを確認します(Googleで「{都市名} 現在時刻」と検索、30秒)。相手の現地時刻で午前9〜10時に相当する日本時間を計算します(例: ニューヨーク(EST、標準時)の午前9時 = 日本時間の午後11時、30秒)。Gmailで計算した日本時間を指定して予約を設定します(30秒)。「予定」トレイで設定を確認します(10秒)。
【コツと理由】: 「送信日時を設定」に入力する時刻は、端末の設定タイムゾーン(通常は日本時間)で解釈されます。必ず自分の端末タイムゾーンに変換した時刻を入力してください。この変換を怠ると、意図した時刻より大幅にずれた時刻に送信される結果になります。
【注意点】: 夏時間(サマータイム)がある地域(米国・欧州など)への送信は、期間によって時差が1時間変動します。夏時間の切り替え時期(米国は3月第2日曜・11月第1日曜、欧州は3月最終日曜・10月最終日曜)は要注意です。毎回Googleで現在時刻を確認してから計算することで計算ミスを防げます。
ハック4: 月初請求メールをひと月前に一括予約して作業の集中を防止
【対象】: フリーランスや個人事業主で、月初に複数の請求書送付メールが集中して業務が詰まる方
【手順】: 前月25〜28日ごろに翌月分の請求書を作成します(30〜60分)。Gmailで請求メールを作成し、請求書をPDFで添付します(5〜10分/件)。翌月1日または請求書送付日の午前9時を指定して予約を設定します(30秒/件)。「予定」トレイで全件の日時・宛先・添付ファイルを確認します(5分)。
【コツと理由】: 月初に請求書送付を「当日作業」として対応している場合、同時期に請求・納品・新規提案が重なると集中して対応できない状況が生じます。前月末に一括作成・一括予約することで、月初の作業ピークを実質的に25〜28日の1時間程度に移動できます。月初の業務密度を下げながら請求漏れも防げます。個人事業主の見積書・請求書の書き方と合わせて整備しておくと、送付前の最終確認もスムーズになります。
【注意点】: 予約後に取引先から「今月の単価変更」や「追加案件」の連絡が入る可能性があります。送信直前(前日〜当日朝)に「予定」トレイで金額・件名を再確認してください。添付ファイルの再確認なしに大量送信することは避けてください。
ハック5: テンプレートとの組み合わせで定期レポートを完全自動化
【対象】: 週次・月次レポートや定期的な業務報告を毎回手動で送信しているビジネスパーソン
【手順】: Gmailのテンプレート機能(設定 → 詳細 → テンプレートを有効化)を先に設定します(5分、初回のみ)。定期レポートの本文テンプレートを作成・保存します(10〜15分)。予約送信当日にテンプレートを呼び出して可変部分(日付・数値)を更新します(2〜3分)。▼から送信日時を設定し、次の送信タイミングを予約します(30秒)。
【コツと理由】: テンプレートと予約送信を組み合わせることで「テンプレート呼び出し→数値更新→予約設定」の一連を5分以内で完結できます。毎週一定時間かけて1から作成していた定期メールを、この組み合わせで大幅に短縮できます。Gmailテンプレートの設定と活用術を事前に確認しておくと、初回設定がよりスムーズに完了します。
【注意点】: テンプレートには日付・数値が前回分のまま残ることがあります。送信前に可変項目を必ず更新してください。更新漏れのまま送信した場合、受け手が前回と同じ内容と誤認するリスクがあります。
CHECK
▶ 今すぐやること: 次回送る定期メールまたは夜間作成中のメールを、今日この機能で予約設定してみてください(3分)
よくある質問
Q: GmailとOutlookの予約送信はどう違いますか?
A: Gmailの予約送信はGoogleサーバーが処理するため、端末のオフライン状態に関係なく送信されます。OutlookのPC版では「送信保留」設定により指定分数後に送信できますが、設定によっては端末がオンラインである必要があります。クラウドベースで確実に動作する点でGmailの予約送信は利便性が高いといえます。
Gmail予約送信は4項目でチェック完了
予約送信を設定した後に確認すべき項目は4つです。これらを設定直後の1〜2分で確認しておけば、送信ミスの大部分を防ぐことができます。
| 確認項目 | 確認方法 | 所要時間 |
| 予約が「予定」トレイに格納されているか | 左サイドバーの「予定」トレイを開いて件名を目視確認 | 10秒 |
| 日時が正しく設定されているか(AM/PM含む) | 「予定」トレイの日時表示をAM/PMまで確認 | 10秒 |
| 宛先メールアドレスにスペルミスがないか | 「予定」トレイでメールを開いて宛先欄を確認 | 15秒 |
| 添付ファイルがある場合は正しいファイルが付いているか | メールを開いて添付ファイル名を確認 | 15秒 |
この4項目の確認に要する時間は合計50〜60秒です。確認を習慣化することが長期的な送信品質の維持につながります。
CHECK
▶ 今すぐやること: 直近で予約設定したメールの「予定」トレイをすぐ開いて上記4項目を確認してください(1分)
よくある質問
Q: 「予定」トレイが左サイドバーに表示されていません。どこを確認すればいいですか?
A: 左サイドバーの「もっと見る」をクリックするとトレイ一覧が展開され、「予定」または「送信予定」が表示されます。スマホアプリの場合は左上の三本線メニューからスクロールすると確認できます。
Q: チェックリストの確認は毎回必須ですか?
A: 慣れてきたら宛先と日時の2項目だけでも基本的な品質は維持できます。ただし添付ファイルがある場合は常に4項目すべての確認を推奨します。
Gmail予約送信を今日から使い始める:5手順で完了
| 状況 | 次の一歩 | 所要時間 |
| 初めて使う | Gmailブラウザでテストメール(宛先は自分)を5分後に予約して「予定」トレイを確認する | 3分 |
| スマホで使いたい | アプリを最新版にアップデートして「…」メニューから予約設定を試す | 5分 |
| 日時を間違えた | 「予定」トレイで対象メールを開き「送信のキャンセル」をクリックして再設定する | 2分 |
| 業務効率化に使いたい | ハック4(月初請求の一括予約)を今月から実践する | 30分(初回のみ) |
Gmail予約送信はPC版・スマホアプリ版ともに5ステップ以内で設定でき、Googleサーバーが処理するため端末の電源状態に依存しません。予約後は「予定」トレイで一元管理でき、送信直前まで日時変更・キャンセルが自由に行えます。ビジネス活用では送信時間帯を相手の業務開始時刻に合わせることで、同じ内容のメールでも開封率と返信率に違いが生まれます。
本記事で紹介した5つのハックを1つずつ試しながら、自分の業務フローに合った使い方を見つけてください。
Gmail予約送信に関するよくある質問
Q: Gmailの予約送信は無料で使えますか?
A: 無料の個人Gmailアカウントで利用できます。追加の設定や有料プランへの移行は不要です。Google Workspace(有料法人向け)でも同様に利用可能です(Google公式 Gmailヘルプ)。
Q: 予約送信できる最大件数はありますか?
A: Googleは予約送信の件数上限を公式に明記していません。Gmailアカウント全体の1日の送信数上限(個人500通、Google Workspace約2,000通)の範囲内であれば問題なく利用できます。
Q: 予約メールを相手が受信する前に内容を修正したいです。どうすればいいですか?
A: 「予定」トレイで対象メールを開き「送信のキャンセル」をクリックすると下書きに戻ります。本文・宛先・件名を修正してから再度▼ボタンで新しい日時を予約設定してください。
Q: 予約送信と「送信取り消し」機能は別物ですか?
A: 別物です。「送信取り消し」はメールを送信した直後の数秒間だけキャンセルできる機能で、Gmailの設定から猶予時間(5〜30秒)を設定できます。予約送信は事前に指定した日時に自動送信する機能であり、設定方法・用途が異なります。
Q: Google WorkspaceとGmailで予約送信の操作に違いはありますか?
A: 操作手順はほぼ同じです。ただし、Google Workspaceでは管理者が予約送信機能を制限できるため、組織環境で利用できない場合は社内のシステム管理者に確認してください。
【出典・参照元】
Gmail送信予約の詳細手順 – googleworkspace.tscloud.co.jp
