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この記事でわかること
TTF/OTFのインストールからFont Installerの設定まで、Figmaフォント追加の全手順を5分以内で把握できる。フォントが表示されない9割のケースを再起動・再読み込みだけで解決できる。Adobe Fontsとの連携とライセンス確認の方法が分かり、フリーランス案件でのフォントトラブルを未然に防げる。
Figmaにフォントを追加するには、TTF/OTFファイルをPCにインストールする4ステップで完了します。ブラウザ版はFont Installerが追加で必要です。この記事ではデスクトップ版・ブラウザ版それぞれの手順からトラブル対処まで解説します。
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この記事の結論
Figmaへのフォント追加は「PCへのインストール」が基本であり、デスクトップ版はこれだけで完結します。ブラウザ版のみFont Installerの導入が追加で必要になりますが、手順は5分以内に終わります。フォントが表示されない場合の9割は再起動・再読み込みで解決します。
今日やるべき1つ
使いたいフォントのTTF/OTFファイルをダウンロードし、ダブルクリックでPCにインストールしてください(3分)。
状況別ショートカット
| 状況 | 読むべきセクション | 所要時間 |
| デスクトップ版でフォントを追加したい | Figmaフォント追加は4ステップで完了 | 5分 |
| ブラウザ版でフォントが使えない | ブラウザ版はFont Installerで3分解決 | 5分 |
| インストールしたのに表示されない | Figmaフォント反映されない時は5手順で対処 | 3分 |
| Adobe Fontsを使いたい | Adobe FontsはFigmaで2手順で連携 | 5分 |
| 商用利用できるか確認したい | Figmaフォントのライセンスは用途で判定 | 3分 |
Figmaフォント追加は4ステップで完了
デスクトップ版Figmaでのフォント追加は、PCへのインストールが完了すれば即座に使えるようになります(Figmaデザインへのフォントの追加)。フォント形式の選択からFigmaでの確認まで、4つのステップで迷わず進めてください。
フォント形式はTTF/OTFを選ぶ
FigmaはTTF(TrueType Font)とOTF(OpenType Font)の2種類に対応しています。WOFF・WOFF2はWebフォント専用の形式であり、Figmaにはローカルフォントとして読み込めません。ダウンロード前に拡張子を確認することで、インストール後の「使えない」トラブルを防げます。Google FontsやAdobe Fontsからダウンロードする場合はTTF/OTFが標準で提供されるため、そのまま使用できます。なお、日本語フリーフォントの商用利用を検討している場合も、配布サイトでTTF/OTF形式を確認してからダウンロードしてください。

ZIPファイルはインストール前に解凍する
フォント配布サイトからダウンロードするとZIP形式で届くケースがほとんどです。ZIPのまま開こうとしてもOSはフォントとして認識しないため、必ず解凍してからTTFまたはOTFファイルを取り出してください。Mac・Windowsともに右クリックメニューから解凍できます。解凍後のフォルダに複数ウェイト(Regular・Bold・Lightなど)が入っている場合は、使用するウェイトだけを選んでインストールすることも、フォルダごとまとめてインストールすることも可能です。
フォントファイルをダブルクリックでOSにインストール
TTF/OTFファイルを取り出したら、ダブルクリックするとOSのフォントプレビュー画面が開きます。Macでは画面上部の「フォントをインストール」ボタン、Windowsでは「インストール」または「すべてのユーザーに対してインストール」ボタンをクリックするだけで完了します。「すべてのユーザーに対してインストール」を選ぶとシステム全体に適用されるため、Figmaからも確実に参照されます。このステップが完了すれば、デスクトップ版Figmaは再起動なしにフォントを認識することが多いですが、認識しない場合は次のステップで対応してください。
Figmaデスクトップ版を再起動して反映を確認
フォントをインストール後、Figmaのデスクトップ版が起動したままの場合は一度完全に終了して再起動してください。テキストレイヤーを選択し、右サイドバーのFont Pickerを開いてインストール済みフォントの一覧にフォントが表示されれば追加完了です。表示されない場合はフォントのインストール自体が失敗している可能性があるため、OSのフォントフォルダ(Macでは「Font Book」、Windowsでは「設定 > 個人用設定 > フォント」)を確認してください。
CHECK
▶ 今すぐやること: 使いたいフォントのTTF/OTFファイルをダウンロードし、ダブルクリックでインストール後、Figmaデスクトップ版を再起動してFont Pickerで表示を確認する(5分)
Q: MacとWindowsでインストール手順は違いますか?
A: 基本的な流れは同じです。Macはダブルクリック後に「フォントをインストール」ボタン、Windowsはダブルクリック後に「インストール」ボタンをクリックします。Windowsでは「すべてのユーザーに対してインストール」を選ぶとFigmaからより確実に認識されます。
Q: 何ウェイトもあるフォントは全部インストールしないといけませんか?
A: 使用するウェイトだけのインストールで問題ありません。ただし、デザインデータを共有する相手の環境で別のウェイトが使われている場合に備えて、ファミリー全体をインストールしておくと安全です。
ブラウザ版はFont Installerで3分解決
ブラウザ版Figmaを使っている場合、PCにフォントをインストールしただけでは一覧に表示されません。ブラウザのセキュリティ制限によりローカルファイルへの直接アクセスが制限されているためです。Font Installer(Figmaフォントヘルパー)を導入することで、この制限を迂回してローカルフォントを使えるようになります(Figmaデザインへのフォントの追加)。
Font InstallerはFigmaのヘルプページから入手
Font InstallerはFigmaのHelp Centerから直接ダウンロードできます。ブラウザ版Figmaにログインした状態でテキストを選択すると、フォントピッカーの下部に「Font Installerをインストール」というリンクが表示される場合があります。見当たらない場合は、上記の公式ヘルプURLからアクセスして「Figmaフォントヘルパー」のダウンロードリンクを探してください。Mac用(.dmg)とWindows用(.exe)が用意されています。
Font Installerのインストール手順
ダウンロードしたファイルを開き、通常のアプリと同様にインストールします。Macでは.dmgを開いてアプリをApplicationsフォルダへドラッグ、Windowsでは.exeを実行してウィザードに従います。インストール後はFont Installerを起動した状態で維持してください。バックグラウンドで常駐することで、ブラウザとローカルフォントの橋渡し役を担います。パソコンを再起動した後もFont Installerを手動で起動する必要がある点に注意してください。起動し忘れると再びフォントが見えなくなるため、ログイン時に自動起動するよう設定しておくと作業の中断を防げます。
Font Installer導入後のブラウザ再読み込みで反映
Font Installerを起動したら、ブラウザのFigmaタブを再読み込み(Ctrl+RまたはCmd+R)してください。その後テキストレイヤーを選択してFont Pickerを開くと、PCにインストール済みのフォントが一覧に表示されます。再読み込み後も表示されない場合は、Font Installerが正常に起動しているかタスクトレイ(Windows)またはメニューバー(Mac)で確認してください。
CHECK
▶ 今すぐやること: Figma公式ヘルプページからFont Installerをダウンロードしてインストールし、起動後にブラウザを再読み込みしてフォント一覧を確認する(5分)
Q: Font Installerは毎回起動しないといけませんか?
A: はい、パソコン再起動後はFont Installerを手動で起動する必要があります。Mac・Windowsともにログイン時の自動起動を設定しておくと手間を省けます。
Q: ブラウザ版とデスクトップ版、どちらがいいですか?
A: ローカルフォントをよく使うフリーランスにはデスクトップ版をおすすめします。Font Installerの常駐管理が不要なぶん、フォントが急に消えるトラブルが起きにくいためです。
Figmaフォント追加を3分で自己診断
以下の質問に答えるだけで、自分に必要な手順を特定できます。
Q1: 使用しているのはデスクトップ版Figmaですか?
Yesの場合はQ2へ進んでください。No(ブラウザ版)の場合はQ3へ進んでください。
Q2: フォントをPCにインストール済みですか?
Yesの場合は、Figmaを再起動してFont Pickerでインストール済みフォントの一覧を確認してください。表示されれば完了です。Noの場合は、使いたいTTF/OTFファイルをダウンロードしてダブルクリックでインストール後、Figmaを再起動してください。
Q3(ブラウザ版): Font Installerをインストール・起動済みですか?
Yesの場合は、ブラウザを再読み込みしてFont Pickerを確認してください。Noの場合は、公式ヘルプからFont Installerをダウンロードしてインストール・起動後、ブラウザを再読み込みしてください。
| 判定結果 | 状況 | 対応手順 |
| 結果A | デスクトップ版・フォントインストール済み | Figmaの再起動のみで完了。Font Pickerに表示されなければフォントのインストール確認へ |
| 結果B | デスクトップ版・フォント未インストール | TTF/OTFをダウンロード→インストール→Figma再起動の3ステップで完了 |
| 結果C | ブラウザ版・Font Installer済み | ブラウザ再読み込みで完了。それでも表示されなければFont Installerの起動状態を確認 |
| 結果D | ブラウザ版・Font Installer未導入 | Font Installerダウンロード→インストール→起動→ブラウザ再読み込みの4ステップで完了 |
CHECK
▶ 今すぐやること: 上記の診断で結果を特定し、該当のセクションを読んで対応する(3分)
Q: Font Installerをインストールしたのにブラウザを再読み込みしても表示されません。
A: Font Installerが「起動中」の状態になっているか確認してください。インストールしただけでは不十分で、起動(実行)する必要があります。Macではメニューバー、Windowsではタスクトレイにアイコンが表示されていれば起動中です。
Figmaフォント反映されない時は5手順で対処
反映されない原因の大半は「再起動・再読み込みの不足」であり、以下の手順を順番に試すことで多くのケースが解決します(Figmaデザインへのフォントの追加)。手順1から順番に確認することで、最短3分での解決を目指せます。
手順1: フォントのインストール完了を確認
OSにフォントが正常にインストールされているかを最初に確認します。MacはFont Bookアプリを開いてフォント名を検索、Windowsは「設定 > 個人用設定 > フォント」でフォント名を検索してください。一覧に表示されていれば正常インストール済みです。表示されていなければ、再度TTF/OTFファイルをダブルクリックしてインストールをやり直してください。フォントのインストール自体が完了していない状態でFigmaを何度再起動しても表示されないため、このステップを先に確認することが時間の節約につながります。
手順2: Figmaデスクトップ版またはブラウザを完全再起動
デスクトップ版の場合はアプリを完全に終了(Macでは「Cmd+Q」、Windowsではタスクバーから「終了」)してから再起動します。単にウィンドウを閉じるだけでは終了していないケースがあるため注意してください。ブラウザ版の場合はタブの再読み込みだけでなく、ブラウザ自体を完全に閉じて再起動することで改善する場合があります。
手順3: ブラウザ版はFont Installerの起動状態を確認
ブラウザ版で表示されない場合、Font Installerがバックグラウンドで動いているかを確認します。Windowsのタスクトレイ(画面右下のシステムアイコン領域)またはMacのメニューバーにFont Installerのアイコンがない場合は起動できていません。Font Installerを起動した後、ブラウザを再読み込みしてください。
手順4: フォントファイルの形式を再確認
「見た目はフォントファイルに見えるが使えない」という場合、WOFF/WOFF2形式のファイルをインストールしようとしているケースがあります。FigmaはWOFF/WOFF2には対応していないため、同じフォントのTTF/OTFバージョンをダウンロードしてインストールし直す必要があります。Google FontsではダウンロードボタンからTTF形式を取得できます。無料文字フォントの商用利用を検討している方も、フォントの形式と拡張子を事前に確認してください。

手順5: ファイルの再読み込みでキャッシュをリセット
上記4手順で解決しない場合は、Figmaのデザインファイル自体を再読み込みします。ブラウザ版では「Ctrl+Shift+R」(Windows)または「Cmd+Shift+R」(Mac)のハードリフレッシュが有効です。デスクトップ版では「メニュー > ファイル > 更新」からファイルを再読み込みしてください。これでキャッシュがリセットされ、フォントが正しく認識されることがあります。
CHECK
▶ 今すぐやること: OSのフォント管理ツール(MacのFont BookまたはWindowsのフォント設定)を開き、使いたいフォントが一覧にあるか確認する(2分)
Q: Figmaを再起動しても「フォントが見つかりません」という警告が消えません。
A: このメッセージはデザインファイル内でそのフォントが使われているが、現在の環境に存在しない場合に表示されます。フォントをPCにインストールしてFigmaを再起動すれば解消します。それでも消えない場合は、フォント名のスペルやウェイト名(BoldとHeavyなど)がファイル内の記述と完全に一致しているか確認してください。
Q: 他のメンバーと共有しているファイルでフォントが消えることがあります。
A: 共有相手の環境に同じフォントがインストールされていない場合に発生します。チーム全員が同じフォントをインストールするか、組織向けのカスタムフォントアップロード機能を使うと解決します(詳細は次のセクションで解説します)。
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Adobe FontsはFigmaで2手順で連携
Adobe FontsをFigmaで使う場合、正しい手順を踏めばデスクトップ版でもブラウザ版でも利用できます(FigmaデザインにないAdobeフォントへのアクセスとトラブルシューティング)。ブラウザ版ではFont Installerの導入が前提となる点は通常のローカルフォントと同様です。
Adobe Fonts側でフォントファミリーを有効化
Adobe Fonts(fonts.adobe.com)にアクセスし、使いたいフォントのページを開いて「ファミリーを追加」ボタンをクリックします。Adobe Creative Cloudのデスクトップアプリが起動している場合、フォントは自動的にPCにインストールされます。Creative CloudアプリのFontsタブから「アクティブなフォント」の一覧に追加されていることを確認してください。この操作はFont BookやWindowsのフォント設定には表示されないため見落としがちですが、Figmaからは正しく参照されます。
Figma再起動でAdobe Fontsが一覧に表示
Adobe Fonts側でフォントを有効化したら、Figmaデスクトップ版を再起動してFont Pickerを開いてください。インストール済みフォントの一覧にAdobe Fontsで追加したフォントが表示されます。ブラウザ版を使う場合は、Adobe Fontsの有効化に加えてFont Installerの起動が必要です。Font Installerが起動していれば、ブラウザ版でもAdobe Fontsのフォントが利用できます。Adobe Fontsはサブスクリプション契約が有効な間のみ使用でき、契約終了後はフォントが利用できなくなる点に注意してください。
CHECK
▶ 今すぐやること: Adobe Fonts(fonts.adobe.com)を開き、使いたいフォントのページで「ファミリーを追加」をクリックした後、Figmaを再起動してFont Pickerを確認する(5分)
Q: Adobe Fontsを追加してもFigmaのFont Pickerに表示されません。
A: Creative Cloudのデスクトップアプリが起動しているか確認してください。Creative Cloudが停止していると、Adobe Fontsはローカルに同期されません。Creative Cloudを起動してしばらく待ってからFigmaを再起動すると表示される場合があります。
Q: Adobe Fontsは商用利用できますか?
A: Adobe Fontsに含まれるフォントはAdobe Creative Cloudのサブスクリプション内で商用利用が可能です。ただし、フォントごとに利用条件が異なる場合があるため、Adobe Fontsの各フォントページで利用許諾を確認してください。
Figmaフォントのライセンスは用途で判定
フォントのライセンス確認を怠ると、納品後にトラブルになることがあります。著作権侵害の損害賠償は画像1点でも数万〜数十万円の請求リスクがあるように、フォントも同様のリスクを伴います。フリーランス案件では特に確認が必要なポイントです。

フォントの配布形式とライセンスを確認
フォントのライセンスは主に「個人利用のみ」「商用利用可(無償)」「商用利用可(有償ライセンス)」の3種類に分かれます。Google FontsのフォントはすべてSIL Open Font License(OFL)またはApache License 2.0で提供されており、商用利用・デザインへの埋め込みが可能です。Adobe Fontsに含まれるフォントはサブスクリプション期間中の商用利用が許可されています。フリーフォント配布サイトからダウンロードしたフォントは、必ず配布ページのREADMEファイルまたは利用規約を読んで確認してください。「フリー」という表記は無料を意味するだけで、商用利用を許可していない場合があります。
組織・チームで使う場合はカスタムフォントアップロード
チームやクライアントと共有するFigmaファイルに特定のフォントを使う場合、各メンバーがそれぞれインストールする方法と、Figmaの組織プランを使ってカスタムフォントをアップロードする方法があります(組織にカスタムフォントをアップロード)。組織プランのカスタムフォントアップロードは管理者権限が必要で、アップロード前にそのフォントを組織で使用するための権利とライセンスを保有していることの確認が求められます。フリーランスが個人でクライアントのFigmaに参加している場合は、管理者に確認を取ることが先決です。
納品前にクライアント環境での表示を確認
特定のフォントを指定してデザインを納品する場合は、フォントの入手方法・ライセンス情報をドキュメントとして添付するか、Google FontsやAdobe Fontsなど誰でもアクセスできる配布元から取得したフォントを使うと安全です。自分の環境でフォントが表示されていても、クライアントの環境や開発者の環境でフォントが使えないケースがある点を念頭に置いて納品準備を進めてください。
CHECK
▶ 今すぐやること: 使用するフォントの配布ページを開き、READMEまたは利用規約で「商用利用」の可否を確認する(3分)
Q: フリーランス案件で使用しているフォントをクライアントに引き継ぐ場合はどうすればいいですか?
A: フォントの配布URL(Google FontsやAdobe FontsなどのURL)とライセンス情報をドキュメントにまとめて納品物に添付してください。有料フォントの場合はクライアント自身がライセンスを取得する必要がある点を事前に説明しておくと安全です。
Q: 組織向けカスタムフォントアップロードはどのプランで使えますか?
A: FigmaのOrganizationおよびEnterpriseプランで利用可能です。個人プランやプロフェッショナルプランではカスタムフォントのアップロード機能は使えません。
FigmaフォントのプロHack5選|追加と管理を効率化
フォント追加の基本を押さえたうえで、実務での管理効率を上げる5つのHackを紹介します。初期投資は最大25分ですが、案件数が増えるほど節約できる時間は大きくなります。
ハック1: Google Fontsをブックマーク化してTTF直接ダウンロード
【対象】: 毎回フォント配布サイトを探すのに時間がかかっているフリーランス。
【手順】: Google Fonts(fonts.google.com)をブラウザのブックマークバーに登録します(30秒)。次に、使いたいフォント名で検索し、フォントページの右上「Download family」ボタンでZIPをダウンロードします(1分)。ZIPを解凍してTTF/OTFファイルをダブルクリックでインストール後、Figmaを再起動します(2分)。
【コツと理由】: Google FontsのフォントはすべてSIL OFLまたはApache License 2.0で提供されており、フォント商用利用の確認を個別に行うステップが不要です。入手から使用開始まで余分なリサーチ時間ゼロで完結するため、許諾確認の手間を省いた分を本来の作業に充てられます。

【注意点】: Google Fontsで「Variable」と表示されているフォントは可変フォント形式です。FigmaはVariable Fontにも対応していますが、ウェイトの細かい指定が通常のTTFと異なる挙動を示す場合があります。あえて使う必要がない場合は、Static版のTTFをダウンロードすれば問題は起きません。
ハック2: Font Installerの自動起動を設定して「フォントが消えた」を防ぐ
【対象】: ブラウザ版Figmaを日常的に使っていて、Font Installerの起動忘れでフォントが突然消えるトラブルを経験しているフリーランス。
【手順】: Macの場合は「システム設定 > 一般 > ログイン項目」を開き、Font Installerアプリを「+」ボタンで追加します(2分)。Windowsの場合はタスクマネージャーの「スタートアップ」タブでFont Installerを「有効」にします(2分)。再起動後にブラウザ版FigmaでFont Pickerを開き、フォントが表示されていることを確認します(1分)。
【コツと理由】: Font Installerは「毎回起動しないと機能しない常駐アプリ」です。自動起動設定はPCの電源を入れるたびに手動起動するルーティンを完全に排除でき、「なぜかフォントが消えた」という状況がほぼ発生しなくなります。初期設定に5分かかりますが、以後は一切の手動起動が不要になります。
【注意点】: Font Installerが自動起動する設定をした後も、Font Installer自体のアップデートが必要なタイミングで動作が不安定になることがあります。フォントに問題が生じたときはFont Installerの更新確認を最初に疑うと解決が早いです。OSをアップグレードした後は自動起動設定が解除されることがあるため、再設定を確認してください。
ハック3: フォントをフォルダで管理してFigmaプロジェクト別に整理
【対象】: 複数のフリーランス案件を並行して進めており、プロジェクトごとに使うフォントが異なって混乱しているデザイナー。
【手順】: デスクトップまたはDocumentsに「_Fonts」フォルダを作成し、プロジェクト名のサブフォルダを追加します(2分)。各プロジェクトで使うフォントのZIPを解凍してサブフォルダに保管し、そこからOSにインストールします(3分)。フォントのライセンス情報(配布URL・利用規約リンク)をテキストファイルとしてサブフォルダに一緒に保存します(2分)。
【コツと理由】: フォント管理フォルダを一元化してライセンス情報も一緒に保管すると、複数案件を抱えた際のトラブル対応が格段に速くなります。フォントのインストール元ファイルと許諾情報が紐づいていることで、クライアントから「このフォントは使えるか?」と問われた際に即座に回答できます。フォルダ管理の初期設定は7分程度ですが、案件数が増えるほど回収できる時間は増えます。
【注意点】: OSにインストール済みのフォントはFigmaが自動で参照しますが、サブフォルダに保管するだけでFigmaに反映されるわけではありません。フォルダは「管理用の保管場所」であり、インストール作業はダブルクリックで行う必要があります。
ハック4: フォント追加後のテスト用テキストで表示を即確認
【対象】: フォントを追加した後に「正しく表示されているか」を効率よく確認したいフリーランス。
【手順】: Figmaで空のフレームを作成し、テキストツール(T)でテキストを追加します(30秒)。入力した文字(日本語フォントなら「あいうえお漢字1234」、英語フォントなら「The quick brown fox」)でFont Pickerを開いて追加したフォントを選択します(1分)。複数ウェイト(Regular・Bold・Light)が正しく切り替わるかも確認し、問題なければ確認用フレームを削除します(1分)。
【コツと理由】: インストール直後にFont Pickerで名前が見えても、日本語グリフが含まれていなかったり特定のウェイトだけ表示が崩れたりするケースがあります。テスト用テキストを確認用フレームで即座に試すことで、デザイン作業開始後に「やはり使えなかった」と気づいて作業をやり直す時間を節約できます。確認の所要時間は3分未満ですが、フォントトラブルによる作業やり直しは数十分に及ぶ場合があります。
【注意点】: Font Pickerでフォント名が表示されていても、そのフォントが日本語を含むかどうかはFigmaのプレビューだけでは判断できないことがあります。日本語テキストを実際に入力して確認することが、後の文字化けを防ぐ最も確実な方法です。英語フォントに日本語を入力しても文字化けするだけで、フォントファイルの問題とは異なります。
ハック5: 代替フォントリストを事前に用意してフォントミス時の対応を高速化
【対象】: クライアント指定のフォントが使えない場合にどのフォントで代替すればよいか判断に迷うフリーランス。
【手順】: よく使うフォントカテゴリ(明朝・ゴシック・サンセリフ・セリフ)ごとに代替フォント候補を2〜3本リストアップしたドキュメントを作成します(15分)。代替フォントはすべてGoogle Fontsまたは入手済みAdobe Fontsから選び、商用利用可否を確認済みのものだけリストに入れます(10分)。案件でフォントの問題が発生したときにリストを参照し、10分以内に代替案をクライアントに提案します(5分)。
【コツと理由】: フォントトラブルが発生するのは往々にして納期直前です。その状況で新たにフォントをリサーチ・確認するのは時間的に厳しいため、事前にリスト化したものから選ぶ方が結果的に効率が良くなります。代替リストの作成に初期投資として25分かかりますが、1回の案件トラブルで節約できる時間は30〜60分になることが多いです。
【注意点】: 代替フォントは3〜6ヶ月ごとに見直してください。Adobe Fontsのラインナップは変更されることがあり、リスト作成時には使えていたフォントが契約変更等でアクセスできなくなる場合があります。リストに「取得元URL」と「確認日」を記載しておくと見直し時の手間が省けます。
CHECK
▶ 今すぐやること: ハック1を参考にGoogle Fontsをブックマーク登録し、次の案件で使いたいフォントを1本ダウンロードしてFigmaでの表示を確認する(7分)
Q: Google FontsのフォントはすべてFigmaで使えますか?
A: Google Fontsから提供されるTTF/OTFは基本的にFigmaで使用可能です。ただし、Variable Font(可変フォント)は通常のTTFと挙動が異なる場合があるため、同フォントのStatic版が提供されていればそちらをおすすめします。
Q: Adobe FontsとGoogle Fonts、どちらをメインに使うべきですか?
A: Adobe Creative Cloudを契約しているフリーランスはAdobe Fontsをメインにしてください。Adobe Fontsの方がフォント数・クオリティともに豊富で、クライアントがAdobe環境を使っている場合に同じフォントを共有しやすいためです。Adobe CCを契約していない場合はGoogle Fontsがライセンス管理の手間がなく最適です。
FigmaフォントをPCインストールから始める:今日の3アクション
Figmaへのフォント追加の核心は「PCへのTTF/OTFインストール」の1点に集約されます。デスクトップ版はこれだけで完結し、ブラウザ版はFont Installerを追加で導入することで同じ環境が整います。フォントが表示されない場合も「再起動・再読み込み」を順番に実行することで、多くのケースで解決します。
Font Installerの自動起動設定とGoogle Fontsのブックマーク化という2つの準備を今日中にしておくだけで、今後のフォント関連の作業時間を大幅に圧縮できます。フォント管理フォルダをプロジェクト別に作成してライセンス情報を一緒に保管する習慣は、長期的にフリーランスとして働く上で最も継続的な効果をもたらします。なお、フリーランス案件での納品物の著作権帰属と契約書の整備もあわせて確認しておくと、フォントを含むデザイン成果物のトラブルを未然に防げます。

| 状況 | 次の一歩 | 所要時間 |
| デスクトップ版でフォントを今すぐ追加したい | Google FontsでTTFをダウンロード→インストール→Figma再起動 | 5分 |
| ブラウザ版でFont Installerを今から設定 | 公式ヘルプからFont Installerをダウンロードして自動起動設定 | 10分 |
| フォントが表示されない問題を解決したい | OSのフォント管理ツールでインストール確認→Figma完全再起動 | 3分 |
| Adobe Fontsを今から使いたい | fonts.adobe.comで「ファミリーを追加」→Creative Cloud確認→Figma再起動 | 5分 |
| 商用利用可否を確認したい | 使用フォントの配布ページでREADMEまたは利用規約を確認 | 3分 |
Figmaフォント追加に関するよくある質問
Q: Figmaのブラウザ版でFont Installerなしにローカルフォントを使う方法はありますか?
A: 現時点ではブラウザ版でローカルフォントを使うにはFont Installerが必須です。Font Installerなしで使いたい場合は、Figmaデスクトップ版への切り替えが最も手軽な解決策です。
Q: フォントをアンインストールしたい場合はどうすればいいですか?
A: MacはFont Bookで対象フォントを右クリック→「削除」、Windowsは「設定 > 個人用設定 > フォント」で対象フォントをクリック→「アンインストール」で削除できます。Figmaで使用中のデザインファイルにそのフォントが残っていると、次回開いた際に「フォントが見つかりません」という警告が表示されます。
Q: iOS版やAndroid版のFigmaアプリでもローカルフォントは使えますか?
A: Figmaのモバイルアプリはデスクトップデバイスのローカルフォントには対応していません。モバイルアプリでは主に閲覧・コメントが中心の利用になります。フォントを使ったデザイン編集はPC版での作業をおすすめします。
【出典・参照元】
Figmaデザインへのフォントの追加 – Figma公式ヘルプ
組織にカスタムフォントをアップロード – Figma公式ヘルプ
FigmaデザインにないAdobeフォントへのアクセスとトラブルシューティング – Figma公式ヘルプ