この記事でわかること
請求書・見積書・契約書を15分以内に完成させる5サイトの具体的な使い方、登録不要で今すぐダウンロードできる3サイトの実態、インボイス対応テンプレートを5分で見極める3点確認法。
フリーランスが使える無料Wordテンプレートは、登録不要で今すぐ使えるサイトが5つあります。請求書・見積書・契約書をゼロから作ると1件あたり平均90分かかりますが、テンプレートを使えば15分以内に完成します。この記事では用途別の選び方と実務で使える5サイトを解説します。
この記事の結論
フリーランスの書類作成で時間を失う最大の原因は、用途に合うWordテンプレートを1カ所で探せないことです。請求書・見積書・契約書の3種類に絞って探せば、登録不要・無料で使えるサイトが5つに絞り込めます。選び方のポイントは「Word対応」「登録不要」「インボイス対応」の3点確認だけです。
今日やるべき1つ
freee無料ビジネステンプレート集を開き、自分が今月使う書類の書式を1つダウンロードして名前を付けて保存してください(所要時間: 5分)。
状況別ショートカット
| 状況 | 読むべきセクション | 所要時間 |
| 請求書を今すぐ無料で用意したい | フリーランス向けWordテンプレートは5サイトで完結 | 3分 |
| 登録不要かどうか先に確認したい | Wordテンプレートの登録不要サイトは3つに絞れる | 3分 |
| 用途に合うテンプレートの選び方を知りたい | フリーランスのWordテンプレートは3点確認で選ぶ | 5分 |
| インボイス対応かどうか不安 | フリーランスのWordテンプレートは3点確認で選ぶ | 5分 |
| 自分の状況で何を使えばいいか診断したい | フリーランスのテンプレート選択を5分で診断 | 5分 |
フリーランス向けWordテンプレートは5サイトで完結
用途別に信頼できるサイトを先に把握しておくことで、書類作成の時間を大きく短縮できます。請求書・見積書・契約書・提案書の4種類に応じて使うべきサイトが異なるため、種類別に整理して解説します。
請求書テンプレートはfreeeかMoney Forwardで選ぶ
請求書テンプレートで最初に確認すべきは「インボイス制度対応かどうか」です。2023年10月から始まった適格請求書等保存方式(インボイス制度)に対応していない書式を使い続けると、取引先が仕入税額控除を受けられなくなります。適格請求書テンプレートを無料で使う方法については、別の記事で詳しく解説しています。

freeeの無料請求書テンプレートはインボイス制度対応を明示しており、登録不要でExcel形式をダウンロードできます。ExcelファイルはWordの「挿入」→「オブジェクト」機能でWord文書に埋め込めますが、Wordで直接編集したい場合はダウンロード後にファイルを右クリックして「プログラムから開く」→「Word」を選択すると読み込めます。Money Forward クラウド請求書は税理士監修版を無料提供しており、消費税の自動計算機能付きのため計算ミスを防げます。
請求書テンプレートを選ぶ際の確認順序は「要件チェック → デザイン選択」が確実です。振込先記載欄・税区分・登録番号欄といった実務要件を先に満たしているかを確認し、デザインはその後で検討してください。
初めて請求書を自分で用意したフリーランスのWebライターは「消費税の書き方が分からなくて2時間かかった。最初からテンプレートを使えばよかった」と語っています(フリーランス・副業向け無料テンプレート集)。
見積書・契約書テンプレートは@SOHOかWiseで選ぶ
見積書と契約書は請求書よりも業種によって必要項目が異なるため、サンプルの種類数が重要になります。@SOHOのビジネス文書テンプレートは無料会員登録が必要ですが、フリーランス向け書式を複数種類まとめて提供しており、登録の手間に対してダウンロードできるテンプレート数が見合っています。
Wise個人事業主向け請求書テンプレートはWord・Excel・PDF形式に対応しており、海外クライアントへの請求書を作成したい場合は英語版も用意されています。Wiseのテンプレートは国際送金サービスとセットで設計されているため、国内取引のみの場合は必須項目の確認を先に行ってください。
契約書テンプレートはベースとして使いつつ、自分の取引条件に合わせて編集することが前提です。外注契約書テンプレートを無料で使う方法については別記事で詳しく解説しており、業務委託契約書では報酬の支払タイミング・成果物の著作権の帰属・瑕疵担保責任の有無の3点を確認しないと後からトラブルになります。

提案書・プロフィール資料はCanvaで作成する
提案書やプロフィール資料のように見た目の説得力が必要な書類は、Canvaのフリーランス向けテンプレートが最適です。Canvaはオンライン編集型のため、Wordをインストールしていない環境でも使えます。完成したデザインはPDF形式でのエクスポートが主流ですが、Microsoft Word形式での書き出し機能も用意されています。
Canvaの無料プランでは一部のデザイン素材が有料制限されているため、作成時に素材に鍵マークが表示された場合は無料で代替できる素材に変更してください。全素材が無料のテンプレートを使いたい場合は、検索フィルターで「無料」を選択してからテンプレートを選ぶと余計な手間を省けます。
CHECK
▶ 今すぐやること: 自分が今月作成予定の書類の種類を1つ決め、請求書・見積書と契約書・提案書の3分類のどれに該当するか確認してから対応サイトを開く(3分)
Q: freeeの請求書テンプレートはWordで使えますか?
A: freeeの請求書テンプレートは主にExcel形式での提供です。Wordで編集したい場合は、ダウンロードしたファイルを右クリックして「プログラムから開く」でWordを選ぶか、Wordの「挿入」→「ファイルからテキスト」機能を使う方法があります。Word形式のまま使いたい場合は@SOHOやWiseのWord対応テンプレートを選ぶ方が効率的です。
Q: フリーランスが最低限用意すべき書類の種類は何ですか?
A: 多くの取引で最低限必要になるのは「請求書」「業務委託契約書」「見積書」の3種類です。クライアントから先に注文書・発注書が発行される場合もあるため、自分が作成するのはこの3種類に絞ってテンプレートを準備しておくと対応が早くなります。
Wordテンプレートの登録不要サイトは3つに絞れる
ダウンロードしようとしたら会員登録を求められた経験は多くのフリーランスが持っています。登録条件を先に把握しておくことで、探す時間を無駄にしません。
登録なしで今すぐ使える3サイトの実態
完全に登録不要でWordまたはWord互換形式をダウンロードできるサイトは、freee無料テンプレート集とWiseフリーランス向け請求書テンプレートとMoney Forward請求書テンプレートの3つです。
freeeとMoney Forwardはページ内のダウンロードボタンをクリックするとすぐにファイルが手元に届きます。Wiseは名前とメールアドレスの入力を求める画面が表示される場合がありますが、入力せずに「スキップ」できるケースもあります。スキップできない場合はfreeeを代替として使うと手間がかかりません。
登録不要のサイトが必ずしも最良の選択とは限りません。@SOHOは無料会員登録が必要ですが、一度登録すると複数の書式をまとめてダウンロードできます。「今すぐ1種類だけ必要」なら登録不要サイト、「まとめて揃えたい」なら@SOHOという使い分けが合理的です。
登録ありサイトで確認すべき2点
登録が必要なサイトを使う前に確認すべき点は「クレジットカードの登録が求められないか」と「メール配信のオプトアウト方法があるか」の2点です。テンプレートを無料で提供する代わりにサービスの有料プランへの誘導メールが届くことが多いため、登録時に配信停止の方法を確認しておいてください。アカウント設定でメール通知をオフにする手順を登録直後に済ませておくと余計な手間を省けます。
Word・Excel・Google Docs対応の形式を正しく理解する
テンプレート配布サイトで表示される「Word対応」の意味は2種類あります。1つは「.docx形式のファイルをダウンロードできる」ケース、もう1つは「.xlsx(Excel)や.gdoc(Google Docs)形式をWordで開いて保存し直せる」ケースです。後者は完全なWord対応ではなく、書式が崩れる可能性があります。
freebietemplateのフリーランス向けテンプレートは複数のテンプレートをWord・Excel・Google Docs形式で提供しています。英語表記がベースのため、日本語化と日本の商習慣(振込先口座の記載形式・税区分の表示方法)への編集に15〜30分程度かかることを見込んでください。テンプレート数が多いという理由だけで海外サイトを選ぶと、日本語化の作業が想定外の手間になります。
CHECK
▶ 今すぐやること: freee・Wise・Money Forwardを順番に開き、自分が使いたい書類の書式がダウンロードできるか確認する(5分)
Q: Google Docsのテンプレートは登録なしで使えますか?
A: Google DocsはGoogleアカウントへのログインが前提のサービスです。Googleアカウント(Gmail)があれば無料で使えますが、完全に登録不要ではありません。テンプレートをWordファイルとして手元に保存したい場合は「ファイル」→「ダウンロード」→「Microsoft Word(.docx)」を選択すると変換できます。
Q: 商用利用可能かどうかはどこで確認しますか?
A: 各サイトの利用規約または配布ページの注意書きに記載されています。freeeとMoney Forwardのテンプレートは実務利用を前提として提供されているため商用利用可能です。海外サイト(freebietemplate等)は英語の利用規約を確認してください。不明な場合はサイトのお問い合わせフォームで確認するのが確実です。
フリーランスのWordテンプレートは3点確認で選ぶ
選ぶ基準を3点に絞ると、テンプレートを探す時間を5分以内に収められます。確認の順序と各ポイントの判断基準を解説します。
確認ポイント1: Word対応かどうかを形式で判断する
テンプレートの対応形式は、配布ページの「ダウンロード」ボタン付近に表示されているファイル形式アイコンで確認できます。「.docx」と表示されていればWord形式です。「.xlsx」のみの場合はExcel形式のため、Wordで開くと列幅や罫線がずれる可能性があります。
Word形式に強いサイトは@SOHOとWiseです。WordファイルがなくどうしてもWordで今日中に提出が必要な場合は、Google DocsでテンプレートをWord形式にエクスポートする方法が最短です。複雑な表やフォントを使ったテンプレートは変換時に崩れやすいため、シンプルな書式のテンプレートを選ぶことで変換後の修正時間を減らせます。
確認ポイント2: インボイス制度対応の項目を具体的に確認する
2023年10月以降、取引先が課税事業者の場合、インボイス制度に対応した請求書を発行しないと取引先が消費税の仕入税額控除を受けられなくなります。対応テンプレートに必要な項目は「適格請求書発行事業者の登録番号(Tから始まる13桁)」「税率ごとの消費税額」「軽減税率の対象品目がある場合はその明示」の3点です。
freee請求書テンプレートはこの3点を明示した書式を提供しています。「インボイス対応」とタイトルに書かれていても、実際の書式内に登録番号欄がないテンプレートも存在するため、ダウンロード前に書式のプレビュー画像で3点を確認してください。なお、インボイス制度がフリーランスに与える影響については別記事で詳しく解説しています。

確認ポイント3: 必要項目が揃っているかを5点で判断する
テンプレートの実務適性を判断するための最小チェックは「宛先(発行先の社名・担当者名の記入欄)」「発行日と通し番号」「品目・数量・単価・金額の計算欄」「振込先口座情報の記入欄」「消費税額の表示欄」の5点です。この5点が揃っていないテンプレートは発行後に追記が必要になり、結果的に時間がかかります。
フリーランスの請求書トラブルで多い原因は「振込先の記載漏れ」と「消費税の計算方法の不一致」の2つです。テンプレートを選ぶ際に5点確認を行うことで、発行後の確認往復を防げます。シンプルに見えるテンプレートほど振込先欄が省略されているケースが多く、追記する手間が発生しやすい傾向があります。個人事業主の請求書の書き方も参考にして、必要項目を漏れなく確認してください。

CHECK
▶ 今すぐやること: 今使っているまたは使おうとしている請求書テンプレートを開き、上記5点が揃っているか1項目ずつ確認する(5分)
Q: インボイス登録をしていないフリーランスは対応テンプレートを使う必要がありますか?
A: インボイス制度の登録事業者(適格請求書発行事業者)でない場合、登録番号欄のある書式を使う義務はありません。取引先が請求書に登録番号の記載を求める場合があります。その際は「インボイス未登録のため登録番号なし」と書式内に記載するか、取引先に状況を説明して対応してください。
Q: 見積書と請求書は別のテンプレートが必要ですか?
A: 見積書と請求書は必要項目が異なります。見積書には有効期限の記載、請求書には支払期限と振込先が必須です。同じサイトで両方のテンプレートを揃えておくと書式の統一感が保てて、取引先への印象も一定に保てます。
フリーランスのテンプレート選択を5分で診断
以下の質問に順番に答えることで、最適な選択肢が5分以内に絞り込めます。
Q1: 今日中に作成が必要な書類の種類はどれですか?
請求書なら Q2へ進んでください。見積書または契約書なら Q3へ進んでください。提案書・プロフィール資料なら Result Cへ進んでください。まだ決まっていない場合は Result Dへ進んでください。
Q2: 取引先は課税事業者(法人または課税売上が1,000万円超の個人事業主)ですか?
はいなら Result A(インボイス対応テンプレートが必要)へ進んでください。いいえまたは分からない場合は Result B(標準テンプレートで対応可)へ進んでください。
Q3: 書類を複数種類まとめて揃えたいですか?
はいなら Result E(@SOHOへの無料会員登録が効率的)へ進んでください。今日は1種類だけなら Result B(登録不要サイトで対応可)へ進んでください。
Result A: インボイス対応請求書テンプレートが必要なケース
freee請求書テンプレートまたはMoney Forward請求書テンプレートを今すぐ開き、登録番号欄があることをプレビューで確認してからダウンロードしてください。登録は不要です。
Result B: 標準テンプレートで対応できるケース
freee無料テンプレート集かWise請求書テンプレートから書類の種類を選んでダウンロードしてください。いずれも登録不要で5分以内にダウンロードできます。
Result C: 提案書・プロフィール資料が必要なケース
Canvaフリーランス向けテンプレートを開き、Googleアカウントでログイン後に使用したいテンプレートを選択してください。PDF形式またはWord形式でエクスポートできます。
Result D: まとめて書類を揃えたいケース
請求書・見積書・契約書の3種類を一度に揃えたい場合は、@SOHOのビジネス文書テンプレートへの無料会員登録(約3分)が最も効率的です。
Result E: 複数種類をまとめてダウンロードしたいケース
@SOHOへの無料会員登録後、請求書・見積書・業務委託契約書の3種類をまとめてダウンロードしてください。1回の登録で複数書式を揃えられます。
CHECK
▶ 今すぐやること: 上記Q1に答え、自分のResultを確認して対応サイトを1つ開く(5分)
Q: 診断結果のサイトが合わなかった場合はどうすればいいですか?
A: この診断は書類の種類と登録の有無を基準にした最短経路の目安です。合わない場合は、請求書ならMoney Forward、見積書・契約書なら@SOHO、提案書ならHubSpotフリーランス向けテンプレートを試してください。
Q: 診断の結果が複数のResultに当てはまる場合はどうすればいいですか?
A: 最初に使う書類の種類を1つ決め、最も急ぎの書類に対応するResultを先に実行してください。複数の書類をまとめて揃えたい場合はResult Eの@SOHOが最も効率的です。
WordテンプレートをフリーランスがすぐRun使える5つの仕組み
テンプレートをダウンロードしても、次に使う際に「どこに保存したか分からない」「最新版かどうか分からない」という状況になりがちです。以下の実務ハックを使うことで、テンプレートを繰り返し安定して使える仕組みを5〜15分で作れます。
ハック1: テンプレートを書類種類別フォルダで管理し毎回3分で準備する
【対象】 : ダウンロードしたテンプレートが散在してどこに保存したか分からなくなっているフリーランス
【手順】 : 「事業用テンプレート」フォルダを作成し、「請求書」「見積書」「契約書」「提案書」の4つのサブフォルダを作成します(所要時間: 3分)。ダウンロードしたテンプレートを対応フォルダに移動し、ファイル名を「【原本】請求書テンプレート_freee版」のように「【原本】」を接頭辞にして保存します(所要時間: 2分)。書類を作成する際は原本を複製してから編集し、原本は上書きしない運用を徹底します(毎回30秒)。
【コツと理由】 : 原本に「【原本】」の接頭辞をつけておくことで、誤って上書きしても原本が守られます。ファイル名のルールを決めておくことで検索時間がゼロになり、書類1件あたりの準備時間を短縮できます。「どのファイルが最新の作業用ファイルか」という判断に毎回かかる認知負荷が消えることがその理由です。
【注意点】 : ファイルをデスクトップに直接保存すると、PCの再起動や画面共有時に取引先から見えてしまうリスクがあります。フォルダの階層は2〜3層の浅い構造にしてください。5層以上の深い階層は毎回のアクセスが遅くなります。
ハック2: 請求書テンプレートに固定情報を入力した「マスター版」を作り入力時間を短縮する
【対象】 : 同じ送り主情報を毎回請求書に手入力しているフリーランス
【手順】 : freeeまたはMoney Forwardの請求書テンプレートをダウンロードし、「マスター版」として複製します(所要時間: 3分)。宛先欄以外の自分の情報(屋号・住所・電話番号・振込先口座・インボイス登録番号)をすべて入力して保存します(所要時間: 5分)。毎月の請求書作成時はマスター版を複製してから、宛先と品目・金額だけを入力して完成させます(毎回2〜3分)。
【コツと理由】 : 氏名・口座情報・登録番号の入力は毎回まったく同じ作業であり、その作業そのものをゼロにするのが最も効率的です。初期設定に8分かかりますが、3回目以降は確実に元が取れます。
【注意点】 : マスター版ファイルに「前回の請求先名」が残ったまま送ってしまうミスが最も多い失敗パターンです。送信前に宛先・日付・通し番号の3点を必ず目視確認してください。マスター版の宛先欄は空白のままにしておいた方が「入力し忘れ」に気づきやすくなります。請求書番号の正しい付け方についても合わせて確認しておくと、インボイス対応の管理がスムーズになります。

ハック3: インボイス対応テンプレートの登録番号欄を先に完成させ確認往復を削減する
【対象】 : インボイス対応の請求書を取引先に送るたびに「登録番号は合っていますか」と確認が来るフリーランス
【手順】 : 国税庁の適格請求書発行事業者公表サイトで自分の登録番号を確認し、メモ帳に控えます(所要時間: 2分)。freeeまたはMoney Forwardのインボイス対応テンプレートをダウンロードし、登録番号欄に「T」から始まる13桁の番号を入力してマスター版に保存します(所要時間: 3分)。初回送付時に取引先に「登録番号はTXXXXXXXXXXXXです。適格請求書として処理できます」と一言添えると、2回目以降の確認往復がなくなります(所要時間: 1分)。
【コツと理由】 : 登録番号を先にマスター版に組み込んでおくことで確認往復を大幅に削減できます。確認往復は「相手が書類を受け取った後に気づく」という時系列の問題であり、番号を先に書式に組み込むことで相手が気づく前に問題を解消できます。
【注意点】 : 登録番号をテンプレートに手入力する際に1桁でも誤ると、取引先の仕入税額控除が認められなくなります。コピー&ペーストで入力し、必ず公表サイトで照合してください。公表サイトのURLをブックマークしておくと参照の手間を減らせます。
ハック4: Wordで使えない書式はGoogle DocsからWord変換して5分で対応する
【対象】 : 欲しいテンプレートがExcelやGoogle Docs形式しかなく、取引先からWord形式での提出を求められて困っているフリーランス
【手順】 : Google DocsでテンプレートファイルをGoogleドライブにアップロードするか、Google Docsのテンプレートを直接開きます(所要時間: 1分)。Google Docs上で必要な項目を編集します(所要時間: 2〜5分)。「ファイル」→「ダウンロード」→「Microsoft Word(.docx)」を選択してWordファイルとして保存します(所要時間: 1分)。
【コツと理由】 : Excel形式のテンプレートをWordで開くと書式崩れが起きやすいですが、Google Docsを経由してWord変換する方が書式の保持率が高く短時間で完了します。Google Docsはレイアウトエンジンがドキュメント型(Wordに近い)であり、表計算型であるExcelよりもWordとの互換性が構造的に高いためです。
【注意点】 : 複雑な表や結合セルを多用したテンプレートは変換後に崩れやすい傾向があります。変換後のWordファイルを印刷プレビューで確認し、崩れがあればシンプルなレイアウトに修正してから使用してください。テンプレート編集時はGoogle Docsの「提案モード」ではなく通常の「編集モード」で進めてください。変換後のWordファイルに余計な注釈が入りません。
ハック5: テンプレートの見直しサイクルを年1回設定し制度変更への対応を自動化する
【対象】 : インボイス制度や消費税率の変更に気づかず古いテンプレートを使い続けているリスクを感じているフリーランス
【手順】 : スマートフォンまたはPCのカレンダーアプリで「毎年4月第1週の月曜日」に「テンプレート見直しDay」として繰り返しアラームを設定します(所要時間: 2分)。アラームが鳴ったらfreeeとMoney Forwardの各テンプレートページを開き、最終更新日またはバージョン情報を確認します(所要時間: 5分)。更新版が出ていれば新しいテンプレートをダウンロードし、マスター版を差し替えて旧版は「【旧版_YYYY年】」とリネームしてアーカイブフォルダに移動します(所要時間: 5分)。
【コツと理由】 : 年1回のテンプレート見直しサイクルをカレンダーに組み込むことで、制度変更への対応を習慣として自動化できます。外部トリガー(カレンダーアラーム)に頼る設計の方が、能動的に思い出す設計より実行率が高まります。
【注意点】 : 消費税率改正や新制度の施行は4月以外のタイミングで行われることもあります。freeeやMoney Forwardの公式ブログをRSSリーダーに登録しておくと、制度変更ニュースを実務文書の文脈で受け取れるため確認の手間を減らせます。
CHECK
▶ 今すぐやること: ハック1の「事業用テンプレート」フォルダをDocumentsフォルダ内に作成し、今使っているテンプレートを「【原本】」接頭辞付きで移動する(5分)
Q: 複数のフリーランス案件で書類の書式を統一した方がよいですか?
A: 可能な限り統一してください。書式が統一されていると取引先ごとの確認往復が減り、自分の経理処理も単純化できます。取引先から「自社指定の書式で提出してほしい」と求められた場合は、取引先の指定に従うことが優先です。
Q: テンプレートの利用は確定申告の書類作成にも使えますか?
A: 確定申告書の書式は国税庁が定める様式のため、市販・配布テンプレートをそのまま使用することはできません。確定申告書は国税庁確定申告書作成コーナーで作成するか、会計ソフトから自動出力する方法が確実です。記事内で紹介した無料テンプレートは請求書・見積書・契約書など日常の取引書類に活用してください。
まとめ: Wordテンプレートは3点確認で5分以内に選べる
フリーランスが使うWordテンプレートは「Word対応・登録不要・インボイス対応」の3点確認で5分以内に絞り込めます。請求書ならfreeeまたはMoney Forward、見積書・契約書なら@SOHOまたはWise、提案書はCanvaという用途別の使い分けが最も時間効率が高い選択です。テンプレートをダウンロードした後は、フォルダ管理とマスター版の作成を一度行うだけで、以降の書類作成が毎回3〜8分で完了する仕組みができあがります。
フリーランスとして活動する時間の中で、書類作成が占める割合を最小限にすることが、実質的な収入単価の向上につながります。この記事で紹介した5サイトと5つのハックを今日から使うことで、明日からの書類作成時間を本業に充てられるようになります。個人事業主の見積書の書き方も合わせて確認しておくと、テンプレートをより実践的に活用できます。

| 状況 | 次の一歩 | 所要時間 |
| 今日請求書が必要 | freeeテンプレートを開いてダウンロード | 3分 |
| 書類をまとめて揃えたい | @SOHOに無料会員登録してダウンロード | 10分 |
| テンプレートの整理をしたい | 「事業用テンプレート」フォルダを作成して原本を整理 | 10分 |
| マスター版を作りたい | freeeのテンプレートに固定情報を入力して保存 | 8分 |
Wordテンプレート無料に関するよくある質問
Q: Wordテンプレートは本当に無料で使えますか?登録が必要ですか?
A: freee・Money Forward・Wiseの3サイトは登録不要で無料ダウンロードできます。@SOHOは無料会員登録(約3分)が必要です。Canvaはブラウザ上の無料プランで使用できますが、Googleアカウントへのログインが必要です。いずれのサイトもダウンロードそのものに費用は発生しません。
Q: フリーランスが最初に用意すべきWordテンプレートはどれですか?
A: 最初に用意すべきは「請求書」の1種類です。取引を始める前に請求書の書式を手元に持っておくことで、仕事完了後すぐに請求できる状態を作れます。freeeの請求書テンプレートは登録不要・インボイス対応で、フリーランスの初回利用に最適です。
Q: Wordがインストールされていない環境でも使えますか?
A: はい、3つの選択肢があります。Canvaのようなブラウザ完結型サービスを使う方法、Google DocsでテンプレートをWord形式に変換してダウンロードする方法、Microsoft 365の無料オンライン版(Word Online)を使う方法です。どの方法でも.docxファイルの作成・編集が可能です。
【出典・参照元】
freee無料ビジネステンプレート集 – 登録不要の無料テンプレート、請求書インボイス対応
freee請求書の無料テンプレート – インボイス制度対応請求書テンプレート
Money Forward請求書テンプレート(個人事業主向け) – 税理士監修・自動計算機能付き
Wise個人事業主向け請求書テンプレート – Word・Excel・PDF対応、登録不要
@SOHOフリーランス向けビジネス文書テンプレート – 複数書式をまとめてダウンロード可能
Canvaフリーランス向けテンプレート – 提案書・プロフィール資料向けデザインテンプレート
freebietemplateフリーランス向けテンプレート – Word・Excel・Google Docs対応テンプレート
HubSpotフリーランス向けリソース – フリーランス向け無料テンプレート
国税庁適格請求書発行事業者公表サイト – インボイス登録番号の確認
国税庁確定申告書作成コーナー – 確定申告書の作成
フリーランス・副業向け無料テンプレート集 – 体験談・テンプレート紹介記事