パワポのノートを印刷するには、「ファイル」→「印刷」→「ノート」の3ステップで完了します。通常の印刷設定のままではスライドのみが出力されるため、レイアウト変更が1か所必要です。この記事では基本手順から、ノートだけの出力・PDF保存・Mac対応まで5パターンを網羅します。
この記事でわかること
スライドとノートを1枚に収める3ステップの設定方法、ノートテキストだけを出力するサムネイル削除手順、PDF書き出し2経路の使い分けを理解できます。
この記事の結論
パワポのノート印刷で迷う原因は、「印刷レイアウトの切り替え箇所を知らない」という1点に集約されます。「ファイル」→「印刷」→「フルページサイズのスライド」のプルダウンから「ノート」を選ぶだけで、スライドと原稿を同時に出力できます。ノートだけを出したい場合はサムネイルを手動削除するか、ノートページビューで編集してから印刷します。
今日やるべき1つ
手元のPowerPointファイルを開き、「ファイル」→「印刷」→「フルページサイズのスライド」プルダウンを開いて「ノート」が選択肢に表示されることを確認します。所要時間は1分です。
状況別ショートカット
| 状況 | 読むべきセクション | 所要時間 |
| スライドとノートを一緒に印刷したい | パワポのノート印刷は3ステップで設定完了 | 2分 |
| ノートだけを印刷したい | ノートだけ印刷はサムネイル削除で対応 | 3分 |
| PDFでノートを保存したい | ノート付きPDFは2経路で書き出し可能 | 2分 |
| Mac版の操作を確認したい | Mac版パワポのノート印刷は3手順で同一 | 1分 |
| 向きや色の設定を変えたい | パワポのノート印刷は5項目で印刷品質調整 | 2分 |
パワポのノート印刷は3ステップで設定完了
通常の印刷設定のままではスライド本体のみが出力されます。レイアウト切り替えを1か所変えるだけで解決します。
印刷レイアウト切り替えの操作位置
PowerPointでノートを印刷するには、印刷ダイアログ内のレイアウト切り替えプルダウンを操作します。初期状態では「フルページサイズのスライド」と表示されているこのメニューが、印刷結果を決める唯一の設定箇所です。ここさえ変更すれば、他の設定を触る必要はありません。
Microsoftのサポートページ「発表者ノートを印刷する」では、このプルダウンから「ノート」を選ぶ操作が正式な手順として案内されています。社内マニュアルや業務フローに組み込む際もこの手順を基準にできます。
ステップ別の操作確認
操作手順は3段階です。まず「ファイル」タブをクリックして印刷画面を開きます。次に中央の「フルページサイズのスライド」と表示されているプルダウンをクリックし、一覧から「ノート」を選択します。最後に右の印刷プレビューにスライドとノートの両方が表示されていることを確認してから印刷ボタンを押します。プレビューにノートが表示されていない場合は、ノート欄に文字が入力されていないスライドがある可能性があります。なお、プレゼン準備の初期段階からスライド作り方のコツを押さえておくと、ノートの活用まで含めた資料設計がスムーズになります。

プレビューで確認すべき3点
印刷前のプレビューでは、スライドのサムネイルが上半分に表示され、下半分にノートのテキストが表示されているかを確認します。加えて、ページ向きが意図した縦横になっているか、ページ番号やヘッダーが必要な場合は表示されているかの3点を確認します。プレビュー確認を省略すると全ページ分の紙を無駄にするリスクがあります。1〜2ページを対象に絞った部分印刷で試し刷りしてから全体印刷に進む方法が、時間と費用の両面で効率的です。
CHECK
▶ 今すぐやること:「ファイル」→「印刷」を開き、プルダウンが「フルページサイズのスライド」と表示されていることを確認する(1分)
Q:ノート欄に文字を書いていない場合でも印刷できますか?
A:はい、印刷できます。ただし、ノートが空白のスライドは下半分が白紙になります。印刷前にノートビューでテキストが入力済みかを確認してから印刷すると、無駄なページを削減できます。
Q:印刷画面のプルダウンに「ノート」が表示されないのはなぜですか?
A:PowerPointのバージョンによってメニュー名が若干異なります。プルダウン内の「印刷レイアウト」カテゴリの下に「ノート」が表示されるのが標準的な位置です。見当たらない場合はPowerPointをアップデートすることで解消されるケースが多いです。
ノートだけ印刷はサムネイル削除で対応
スライドの画像は不要で、原稿テキストだけを紙に出したい場合はサムネイルを削除します。操作自体は難しくありませんが、削除後のファイルを上書き保存しないよう注意が必要です。
ノートページビューでサムネイルを削除する手順
「表示」タブから「ノートページ」をクリックすると、スライドのサムネイルとノートテキストが並んだ専用ビューに切り替わります。このビューでスライド画像の部分をクリックして選択し、Deleteキーで削除します。削除後に通常の印刷手順でノートを印刷すると、テキストのみのページが出力されます(Microsoft Support:PowerPointのスライド、配布資料、およびノートを印刷する)。この操作はスライド本体には影響しませんが、ノートページのレイアウトが変更された状態で保存されます。作業が終わったら「元に戻す」を実行するか、ファイルを保存せずに閉じてください。
全スライド一括でサムネイルを削除する方法
スライドが10枚以上ある場合、1枚ずつ削除すると相応の時間がかかります。「表示」→「ノートページ」でノートページビューを開いた後、1枚目のサムネイルを削除し、その他のスライドにも同じ操作を繰り返します。PowerPoint単体では全スライド一括削除のショートカットはないため、スライド数が多い場合はPDF変換後にノートページのみを抽出する方が現実的です。
サムネイル削除で注意すること
サムネイルを削除したノートページを保存してしまうと、次回開いたときにノートページのレイアウトが崩れた状態になります。別名保存で「原稿用」と「プレゼン用」を分けて管理するか、印刷後に「元に戻す」を繰り返してから保存するかのどちらかで対処します。「元に戻す」回数が多い場合はCtrl+Zの連続押しより、保存せずに閉じて再度ファイルを開く方が確実です。ファイル名ルールを決めておくと、原稿用とプレゼン用の管理もスムーズになります。

CHECK
▶ 今すぐやること:「表示」→「ノートページ」を開き、サムネイルが選択・削除できることを1枚だけ試す(2分)
Q:サムネイルを削除したら元のスライドも消えますか?
A:消えません。ノートページビューでのサムネイル削除はノートページの表示に影響するだけで、スライド本体には変更がありません。
Q:ノートだけを印刷したいとき、テキストボックスのフォントサイズを変えられますか?
A:はい、変えられます。ノートページビューでノートのテキスト部分をクリックすると通常どおり書式設定できます。A4用紙に収まるよう10〜12ptを目安にすると読みやすい印刷結果になります。
パワポのノート印刷は3問で自分の設定を診断
次の3問に答えるだけで、最適な印刷設定が分かります。
Q1:スライドの画像も一緒に印刷したいですか?
はい → Q2へ進む。いいえ → 「ノートだけ印刷はサムネイル削除で対応」の手順を使います。
Q2:印刷物を紙で使いますか?PDFで使いますか?
紙 → Q3へ進む。PDF → 「ノート付きPDFは2経路で書き出し可能」の手順を使います。
Q3:向きや色の設定を変えたいですか?
はい → Result A:印刷設定で向き・色を調整してから印刷する(「パワポのノート印刷は5項目で印刷品質調整」を参照)。いいえ →Result B:基本の3ステップで印刷する(「パワポのノート印刷は3ステップで設定完了」を参照)。
Result A:「ファイル」→「印刷」→「ノート」を選んだ後、向きをA4縦または横に変更し、カラー設定を変えてから印刷します。
Result B:「ファイル」→「印刷」→「ノート」を選んで印刷するだけです。所要時間は1〜2分で完了します。
CHECK
▶ 今すぐやること:Q1から順に回答して自分の印刷パターンを決め、該当セクションを直接開く(1分)
Q:プレゼン当日に使うノートを印刷したい場合は、どのResultが適切ですか?
A:発表者が手元で見る原稿としてノートを使う場合は、スライド画像なしでテキストだけ印刷するのが読みやすいです。「ノートだけ印刷はサムネイル削除で対応」の手順を選択してください。
Q:複数人に配布する資料としてノートを印刷する場合はどちらですか?
A:配布用にはスライドサムネイル付き(Result B)が相手に内容が伝わりやすいです。スライド1枚+ノートの組み合わせで配布すると、発表内容と補足情報を一枚で確認できます。
ノート付きPDFは2経路で書き出し可能
印刷せずにPDFとして保存してからクライアントに送りたい場合も、PowerPointは標準機能で対応しています。経路が2つあるため、使用状況に合わせて選択できます。
エクスポートでノート付きPDFを作成する方法
「ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPSドキュメントの作成」を選択します。保存ダイアログが開いたら「オプション」ボタンをクリックし、「発行対象」のプルダウンから「ノート」を選択してOKを押します。その後「発行」をクリックするとノート付きのPDFが書き出されます。このエクスポート経路はノートのテキストをそのまま含めた形でPDFを生成するため、テキスト検索が可能なPDFになります。印刷後スキャンとの大きな違いがここにあります。
PowerPointノート印刷の操作メモでも、ノート付きPDFの出力など複数の出力方法がまとめられています。エクスポート経路を使えば、印刷コストをかけずにノート付き資料をデジタル配布できます。クライアントへの提出前にPDFをスマホで確認したい場合は、PDF編集を完全無料で完結する方法も参考になります。

印刷機能からPDF保存する方法
「ファイル」→「印刷」でノートのレイアウトを選択した状態で、プリンター欄から「Microsoft Print to PDF」または「PDF出力プリンター」を選ぶと、PDFファイルとして保存できます。この方法はエクスポートより操作手順が少ないですが、生成されるPDFは画像として保存されるためテキスト検索ができない場合があります。クライアントが検索や注釈を書き込む用途で使う場合はエクスポート経路を、自分用の確認用途であれば印刷経路のPDF変換で十分です。
PDFで書き出すときの用途別使い分け
| 用途 | 推奨経路 | 理由 |
| クライアント提出・共有 | エクスポート経路 | テキスト検索可能なPDFが生成される |
| 自分用の確認・急ぎの出力 | 印刷経路のPDF変換 | 手順が少なく即座に書き出せる |
CHECK
▶ 今すぐやること:「ファイル」→「エクスポート」を開き、「ノート」オプションの場所を確認する(2分)
Q:PDFに書き出したノートは、スマホやタブレットで読めますか?
A:はい、読めます。エクスポートで作成したPDFはテキスト情報を保持しているため、iOSやAndroidのPDFビューアーで文字検索も可能です。発表前の電車内での確認にも利用できます。
Q:PDF書き出し後にノートのフォントが変わることはありますか?
A:埋め込みフォントが使われている環境では変わりません。特殊なフォントを使用している場合はPDF化でフォントが代替表示されることがあります。標準フォント(游ゴシックや源ノ角ゴシック等)を使うことで回避できます。
Mac版パワポのノート印刷は3手順で同一
基本の3手順はWindowsと同一ですが、印刷ダイアログの見た目が異なります。確認すべき箇所だけ押さえておくと迷わず操作できます。
Mac版の印刷ダイアログの確認箇所
Macでは「ファイル」→「印刷」を開くと、WindowsとはUIが異なる印刷ダイアログが表示されます。Macの印刷ダイアログには「レイアウト」プルダウンが含まれており、「PowerPoint」または「Microsoft PowerPoint」の項目を選ぶと「印刷対象」の設定が現れます。ここで「ノート」を選択することで、Windowsと同じノート付き印刷ができます。Mac版ではこの「印刷対象」メニューが初期状態では折りたたまれているため、「詳細を表示」または「▼」ボタンをクリックして展開する操作が1つ追加されます。
Mac版で使える印刷ショートカット
Mac版PowerPointでは、Cmd+Pで印刷ダイアログを直接開けます。ダイアログを開いた後の操作はマウスによる選択のみですが、Cmd+Pで印刷画面に入る習慣をつけると「ファイル」タブを経由するよりも操作ステップを短縮できます。プレゼン前日の最終印刷など、同じ操作を複数回繰り返す場面で効果が積み重なります。Macショートカットを体系的に覚えると、印刷以外の作業全体の効率も高まります。

Mac版で注意すべき点
Mac版では「Microsoft Print to PDF」が表示されない場合があります。その際はmacOS標準の「PDFとして保存」機能(印刷ダイアログ左下の「PDF」ボタン)を使うことで、同様にPDF書き出しができます。ただしこの方法ではテキスト検索可能なPDFにならないことがあります。共有用途にはエクスポート経路(「ファイル」→「書き出す」→「PDF」→「ノート付き」)を使ってください。
CHECK
▶ 今すぐやること:Mac版の場合はCmd+Pで印刷ダイアログを開き、「詳細を表示」ボタンの位置を確認する(1分)
Q:Mac版とWindows版で同じPowerPointファイルを共有した場合、ノートの内容はそのまま表示されますか?
A:はい、表示されます。ノートのテキストはファイル内に保存されているため、OSが違っても内容は変わりません。ただし使用フォントがOSに未インストールの場合は代替フォントで表示されます。
Q:Mac版でノートだけを印刷するためのサムネイル削除は、Windowsと手順は同じですか?
A:基本的に同じです。「表示」→「ノートページ」でノートページビューを開き、サムネイルをクリックしてDeleteキーで削除します。
パワポのノート印刷は5項目で印刷品質調整
「印刷できたが見にくい」「カラーで出てしまった」という状況も、印刷ダイアログ内の5つの設定項目を知っておくことで事前に防げます。
ページ向きの変更
ノート印刷時のデフォルトは縦向き(ポートレート)です。スライドが横向きのデザインの場合、縦向きのままではスライドサムネイルが小さく表示されます。印刷ダイアログで「縦方向」「横方向」を切り替えることで調整できます。スライドを大きく見せたい場合は横向き、テキストを読みやすくしたい場合は縦向きを選ぶ基準にしてください。
カラー・グレースケール・白黒の使い分け
カラー印刷はスライドのデザインをそのまま再現しますが、印刷コストが白黒より高くなります。グレースケールはカラーをグレーの濃淡で表現するため、カラープリンターでモノクロ印刷する際に使います。白黒は輪郭を強調した出力で、モノクロプリンターでテキスト主体のノートを出力する際に最もくっきりした文字が得られます。
PowerPointノート印刷の手順解説でも確認されているとおり、カラー設定の変更は印刷ダイアログ内で完結します。印刷コストを抑えたい打ち合わせ用の原稿であれば白黒設定が最も経済的です。打ち合わせ準備のメール送付などにもビジネスメールの書き方を活用すると、資料と合わせた案内がスムーズになります。

ヘッダー・フッター・ページ番号の設定
ノート印刷時にページ番号を入れるには、「挿入」タブの「ヘッダーとフッター」からノートと配布資料の設定を変更します。ページ番号を付けておくと、複数枚のノートが入れ替わった際に順番を戻す手間が省けます。枚数が多い場合は入れておくことを強くおすすめします。
印刷範囲の指定
全スライドではなく特定のページだけを印刷したい場合、印刷ダイアログの「スライドの選択」欄でページ番号を指定します(例:「1-3」または「2,5,7」)。プレゼン当日に修正が入ったスライドのノートだけ再印刷する場合に時間を節約できます。
部数と両面印刷の設定
ノートを配布資料として複数部印刷する場合は、部数欄に枚数を入力します。両面印刷に対応したプリンターであれば「両面印刷」を有効にすることで紙の使用量を削減できます。
CHECK
▶ 今すぐやること:印刷ダイアログを開き、カラー設定欄で「白黒」に変更できることを確認する(1分)
Q:ページ向きを変えるとスライドのサムネイルサイズも変わりますか?
A:はい、変わります。横向きにすると横長のスライドがより大きく表示され、縦向きにすると上下方向のスペースが広がりテキスト表示量が増えます。
Q:印刷前にカラーからグレースケールに変更すると、スライドのデザインが崩れることはありますか?
A:崩れません。グレースケールはあくまで出力色の変換であり、元のスライドデータには影響しません。
パワポのノート印刷は5つのポイントで設定ミスを防止
会議前に慌てて設定を探す時間は、事前に仕組みを整えておくことで省けます。以下の5つを取り入れると、設定ミスによる印刷のやり直しをほぼゼロにできます。
ポイント1:印刷前の「ノート設定済み」確認で再印刷を防止
【対象】:打ち合わせ前日に原稿用ノートを印刷することが多いフリーランスの方
【手順】:印刷ダイアログを開く前に「表示」→「ノートページ」でノートが全スライドに入力済みかを確認します(2分)。空白スライドがあれば「なし」と明示的に入力するか、印刷時にそのページを対象から除外します。確認後に「ファイル」→「印刷」→「ノート」を選択して印刷プレビューで全体を最終確認してから印刷します。
【コツと理由】:「印刷前に入力状況を確認してから印刷操作に入る」順序を守ることで、再印刷の発生を抑えられます。ノートが空白のままスライドサムネイル付きで印刷すると、下半分が白紙のページが出力されて紙を無駄にします。確認を先行させることで、用紙節約と時間節約が同時に実現します。
【注意点】:印刷前の確認はノートページビューで行えば十分です。スライドビューに戻ってノートペインを1枚ずつ確認する必要はありません。ノートページビューでの一覧確認の方が見落としリスクが低く、時間も短縮できます。
ポイント2:テンプレ手順の固定化で会議前の設定迷いを短縮
【対象】:毎回同じ設定でノートを印刷するフリーランスの方
【手順】:初回設定時に「ノート」レイアウト・カラー設定・ページ向きを決定して自分用のチェックリストを紙またはメモアプリに記録します(5分)。次回以降は記録した設定を確認しながら印刷ダイアログを操作し、設定完了後にプレビューで確認してから印刷します。設定変更が必要な場合のみチェックリストを更新します。
【コツと理由】:設定をメモとして固定化しておくことで、毎回の迷い時間を削減できます。プリンターのデフォルトやPowerPointの初期設定はバージョンアップや環境変化でリセットされることがあるため、設定の記録が確実に役立ちます。
【注意点】:同じプロジェクトでも用途(自分用原稿か配布用かPDF出力か)によって設定が変わります。用途別に設定パターンを2〜3個用意しておく方が運用上は現実的です。
ポイント3:クライアント提出前はノート付きPDFで最終確認を効率化
【対象】:提出前の最終チェックにノートを活用しているフリーランスの方
【手順】:「ファイル」→「エクスポート」→「PDF/XPS」→「オプション」→「ノート」を選択してPDFを書き出します(2分)。書き出したPDFをスマホやタブレットで確認し、ノートの内容がスライドと対応しているかをチェックします。誤字・内容のズレを発見した場合はPowerPointファイルを修正して再エクスポートします。
【コツと理由】:紙で確認する場合は印刷→確認→修正→再印刷のサイクルに時間がかかります。PDFであれば書き出し→確認→修正のサイクルを短縮できるため、修正サイクルが速くなります。
【注意点】:エクスポートしたPDFは上書きされないため、修正前と修正後のPDFが同じフォルダに混在することがあります。ファイル名に日付または版数(v1, v2)を付ける運用を最初から決めておくと、誤ったバージョンを送付するリスクをなくせます。
ポイント4:白黒設定で印刷コストを原稿確認用途に合わせて最適化
【対象】:自分用の発表原稿として白黒プリンターでノートを印刷するフリーランスの方
【手順】:印刷ダイアログの「カラー/グレースケール」欄を「白黒」に変更します(30秒)。プレビューでテキストがくっきり表示されているかを確認します。サムネイルのグラフや図が黒くつぶれる場合は「グレースケール」に切り替えて再確認します。
【コツと理由】:テキストが主体のノートであれば白黒設定の方がトナー消費量を抑えられ、印刷品質とコストの両方で優れた選択になります。図や写真を含むスライドサムネイルが黒くつぶれる場合はグレースケールに切り替えてください。
【注意点】:クライアントに提出する配布資料には白黒設定は向きません。スライドデザインの意図がグレーや黒の塗りつぶしで失われることがあるため、配布用はカラーまたはグレースケールを使います。
ポイント5:ノート欄に要点だけ書いて印刷効率を最大化
【対象】:ノートに長文を書きすぎて印刷後のページ数が増えて困っているフリーランスの方
【手順】:ノート欄に書く内容を「キーワード+数値」の形式に絞り、1スライドあたり3〜5行以内に収めます(スライド作成時に実施)。「表示」→「ノートページ」でフォントサイズを12pt以上に設定してA4縦向きでプレビューを確認します。全スライドのノートがA4縦1ページに収まっているかをノートページビューで確認してから印刷します。
【コツと理由】:要点とキーワードだけを書くことで、印刷後の読みやすさと印刷枚数の両方が改善されます。ノートが長くなるとスライド1枚に対してノートが2ページにわたって印刷されることがあり、枚数が増えます。要点だけの記述に切り替えることで、ページ数を抑えられます。
【注意点】:要点しか書いていないノートは、発表後にファイルを見返したときに内容を思い出せないことがあります。印刷後に詳細メモを別ドキュメントに保存しておくと後から参照しやすくなります。
CHECK
▶ 今すぐやること:ポイント1のノートページビューを開いて空白スライドがないかを確認する(2分)
Q:ポイント2のチェックリストはどのアプリで管理するのが最も使いやすいですか?
A:NotionやGoogleドキュメント、または紙のメモで十分です。クライアントごとに設定が異なる場合は、プロジェクト名と設定パターンをセットで記録するとプロジェクト開始時に迷わず設定できます。
パワポのノート印刷は7項目でチェック完了
印刷前に以下の7項目を上から順番に確認することで、設定ミスによる印刷のやり直しをなくせます。
1. 印刷レイアウトが「ノート」になっているか
印刷ダイアログでプルダウンを開き、「ノート」が選択されていることを視覚的に確認します。「フルページサイズのスライド」のままの場合はスライドのみが印刷されます。
2. プレビューにノートのテキストが表示されているか
プレビュー画面の下半分にノートのテキストが表示されていない場合は、ノートが入力されていないか、レイアウトが正しく設定されていない可能性があります。
3. ページ向きが意図した設定になっているか
縦向きか横向きかを確認します。スライドが16:9の場合は横向きにするとサムネイルが大きく表示されます。
4. カラー設定が用途に合っているか
自分用原稿なら白黒、配布用ならカラーまたはグレースケールを選びます。
5. 印刷ページ範囲が正しいか
全ページを印刷する場合は「すべて」、特定ページのみの場合はページ番号を入力します。
6. 部数が正しいか
デフォルトは1部です。配布枚数に合わせて変更します。
7. プリンターが正しく選択されているか
別のプリンターやPDF出力が選択されたままになっていないかを確認します。
CHECK
▶ 今すぐやること:このチェックリストを印刷またはメモして次回の印刷作業前に手元に置く(2分)
Q:このチェックリストはMac版でも使えますか?
A:はい、使えます。操作名や画面の表示位置は若干異なりますが、確認すべき項目は同じです。Mac版の場合は「詳細を表示」ボタンでダイアログを展開してから各項目を確認します。
まとめ:パワポのノート印刷は設定箇所1つで即解決
印刷レイアウトのプルダウンを「ノート」に切り替えるだけで、スライドと原稿を同時に出力できます。ノートだけが必要な場合はノートページビューでサムネイルを削除し、PDF出力にはエクスポート経路を使うことで用途ごとに最適な形で出力できます。設定ミスを防ぐには、印刷前の7項目チェックと設定テンプレの固定化の2つを習慣化するだけで十分です。
操作に慣れてしまえば印刷ダイアログを開いてから完了まで1〜2分で終わります。初回だけ設定チェックリストを紙に書いて手元に貼っておく方法が実務的です。それ以降は設定を確認する手間がなくなり、打ち合わせ前の資料準備がスムーズになります。
| 状況 | 次の一歩 | 所要時間 |
| 今すぐノートを印刷したい | 「ファイル」→「印刷」→「ノート」を選択して印刷 | 2分 |
| ノートだけを印刷したい | 「表示」→「ノートページ」でサムネイルを削除してから印刷 | 5分 |
| PDFで保存したい | 「ファイル」→「エクスポート」→「ノート」を選択して書き出し | 3分 |
| Mac版の操作を確認したい | Cmd+Pで印刷ダイアログを開き「詳細を表示」を押す | 1分 |
| 設定ミスをなくしたい | 7項目チェックリストをメモして次回印刷前に確認 | 2分 |
パワポのノート印刷に関するよくある質問
Q:パワポのノートを印刷すると、スライドも一緒に印刷されますか?
A:はい、印刷設定で「ノート」を選ぶと、上半分にスライドのサムネイル、下半分にノートのテキストが印刷されます。スライドを印刷したくない場合はノートページビューでサムネイルを削除してから印刷することで、テキストのみを出力できます。
Q:ノートを印刷するときのページサイズはA4で固定ですか?
A:プリンターの用紙サイズ設定に依存します。A4以外のサイズに変更したい場合は、印刷ダイアログのプリンタープロパティまたは「スライドのサイズ設定」から変更できます。
Q:ノートページを印刷するときにスライド番号を入れる方法はありますか?
A:「挿入」→「ヘッダーとフッター」→「ノートと配布資料」タブを開き、「スライド番号」または「ページ番号」にチェックを入れて「すべてに適用」をクリックします(Microsoft Support:PowerPointのスライド、配布資料、およびノートを印刷する)。