フリーランスでも就労証明書は自分で作成・自署できます。雇用主がいない場合は個人事業主として本人が署名・押印する方法が各自治体で認められており、保育園申請や児童手当など用途別に3パターンの書き方があります。この記事では様式の選び方から記入例、提出時の注意点まで解説します。本記事の情報は2026年3月時点のものです。
この記事でわかること
- 自署で作成できる3パターンと、どのパターンを選ぶべきかの判定基準
- 就労時間・収入欄の正しい記入方法と、差し戻しゼロにする7項目チェック
- 受理率を上げる添付書類の組み合わせと窓口対応のコツ
この記事の結論
フリーランスの就労証明書は、雇用主欄に自分の名前を書き、自署・押印することで正式な書類として提出できます。多くの自治体が「自営業者用記入例」を公式サイトで公開しており、指定様式(様式3など)を使えば受理される実績が多数あります。勤務時間・日数は直近3か月の平均を記載し、開業届控えや所得証明書を添付すれば審査がスムーズに進みます。
今日やるべき1つ
お住まいの市区町村の公式サイトで「就労証明書 様式」と検索し、指定フォーマット(Excel/PDF)をダウンロードしてください(3分)
状況別ショートカット
| 状況 | 読むべきセクション | 所要時間 |
| 様式の選び方がわからない | 就労証明書フリーランスの書き方は3パターン | 5分 |
| 記入欄の具体的な書き方が知りたい | 就労証明書フリーランスの記入は7項目で完結 | 7分 |
| 自分の状況が自署でOKか確認したい | 就労証明書フリーランスの自署OK判定を3分で診断 | 3分 |
| 実際に提出した人の経験を知りたい | 就労証明書フリーランスの提出は2ケースで比較 | 5分 |
| 提出前に最終確認したい | 就労証明書フリーランスは8項目でチェック | 3分 |
| 受理率を上げる実務テクニックが知りたい | 就労証明書フリーランスの受理率は5つのポイントで改善 | 10分 |
就労証明書フリーランスの書き方は3パターン

フリーランスが就労証明書に自署するのは法的に問題なく、多くの自治体で公式に認められています。どのパターンを選ぶかは提出先の指定によって決まります。
[フリーランスの開業手続きをまとめて確認したい方は、こちらのフリーランス開業の全手順もあわせて参照してください。]

自治体指定様式(様式3など)を使うパターン
最も確実な方法が、提出先の自治体が指定する様式を使うパターンです。市区町村の窓口または公式サイトから「就労証明書様式」をダウンロードできます。新宿区公式サイトでは保育所等利用申込に必要な就労証明書の様式と記入例を公開しており、自営業者向けの記入要領(PDF)も掲載されています。
様式3と呼ばれる形式は、職業欄に「自営業」と記載し、事業主・代表者として本人が署名・押印する欄が設けられています。「誰が書くか」の答えは本人(あなた自身)であり、雇用関係がない場合でも証明書として成立します。
自治体記入例を参照して自作するパターン
指定様式がExcelやWord形式の場合、自治体の記入例を参考にしながら自分で内容を入力するパターンです。世田谷区の自営業者用記入例付き就労証明書では、フリーランスがどの欄にどう記入するかを具体的に確認できます。
記入例では「事業主」欄に自分の名前と印鑑を押す形式が標準です。パソコンで入力した後に印刷して押印する流れが最も一般的で、初回でも30分以内に収まります。
freee・マネーフォワードなどの会計ソフトで書類を出力するパターン
クラウド会計ソフトを使っている場合、freee公式ガイドのように就労証明書のフォーマット情報や事業所得の証明に使える書類の出力方法を解説したページを活用できます。会計データから収入実績を数値で示せるため、審査担当者への信頼性が高まります。自治体の指定様式がある場合は会計ソフトの書式が使えないこともあるため、事前に提出先に確認してください。
CHECK
お住まいの自治体公式サイトで「就労証明書」と検索し、指定様式があるか確認してください(3分)
よくある質問
Q: フリーランスが就労証明書を自分で書いても法的に問題ありませんか?
A: はい、問題ありません。就労証明書は法律で書式が一律に定められているわけではなく、各自治体の指定様式に沿って本人が事業主として自署・押印する方法が広く認められています。受理可否は提出先自治体が判断するため、事前に窓口へ確認することをおすすめします。
Q: 様式3とは何ですか?
A: 多くの市区町村が保育園申請などで使用する就労証明書の様式に付けた呼称です。自治体によって番号や名称が異なりますが、雇用者・事業主が記載する書式として共通の項目(就労時間・日数・収入形態など)が含まれています。
就労証明書フリーランスの記入は7項目で完結

記入欄を見て戸惑うことも珍しくありませんが、フリーランスの場合は7つの項目を把握すれば記入が完了します。
事業主・雇用者欄には自分の名前と印鑑を記入
最も重要な欄です。会社員向け様式では「雇用主・事業主」「会社名」などと印刷されていますが、フリーランスの場合はここに屋号または本名を記載します。法人格を持たない個人事業主であれば「屋号 代表 氏名」または「氏名(個人事業主)」と記入し、認印または屋号印を押します。押印不要の自治体も増えていますが、不明な場合は押印しておく方が安全です。
就労時間・就労日数は直近3か月の平均を算出して記入
会社員のように固定シフトがないため、直近3か月の実績平均を使います。請求書・業務委託契約書・スケジュール帳などの記録を確認し、月ごとの稼働日数と1日の平均作業時間を計算してください。3か月で合計54日稼働し、平均6時間/日であれば「就労日数:月18日、就労時間:6時間/日」と記載します。
この平均値は後日確認を求められることがあるため、計算根拠を示す書類(請求書の写しなど)を手元に残しておいてください。実績を根拠にしない数値を記載すると虚偽記載リスクがあります。
[請求書の管理・保管方法を整備したい方は、請求書の電子管理と回収対応も参照してください。]

収入・業種・雇用形態欄は「自営業(個人事業主)」で統一
職種や雇用形態を問う欄には「自営業」または「個人事業主」と記載します。業務委託で仕事を受けている場合も雇用契約ではないため「自営業」が正確な記載です。年収・月収欄は直近の確定申告書や青色申告決算書の数値を転記すると客観的な証明力が高まります。収入がゼロの月が含まれる場合は年収ベースで記載し、備考欄に変動がある旨を記入しておくと審査がスムーズです。
収入額の根拠となる確定申告の基本的な流れは、確定申告が必要な所得と書類で確認できます。


よくある質問
Q: 収入が毎月変動する場合、どう記入すればよいですか?
A: 直近3か月の合計収入を3で割った月平均額を記入してください。変動が大きい場合は確定申告書の年収額を月割りした数値を使い、備考欄に「収入は月により変動あり」と補足すると審査担当者に正確に伝わります。
Q: 副業・複数案件を掛け持ちしている場合はどう書きますか?
A: すべての案件を合算した就労時間・収入で記載します。案件ごとに分けて記入する欄がある様式の場合は、主要な取引先を上位から記入し「他〇件」と補足する方法が認められるケースが多いです。提出先に事前確認することをおすすめします。
就労証明書フリーランスの自署OK判定を3分で診断

自分のケースで本当に自署でよいのかは、以下の質問に順番に答えると3分で分かります。
Q1: 法人(株式会社・合同会社など)を設立していますか?
- Yes → Q2へ
- No(個人事業主・フリーランス) → Result A
Q2: 法人の代表者として役員報酬を受けていますか?
- Yes → Result B
- No(法人名義だが給与なし) → Result C
Q3(Result A対象): 開業届を税務署に提出していますか?
- Yes → Result A-1
- No(未提出または開業直後) → Result A-2
Result A-1: 開業届提出済みの個人事業主
→ 自署・押印で就労証明書を作成できます。開業届控えを添付書類として用意し、提出先の自治体指定様式に記入してください。開業届の提出手順と控えの保存方法も参照してください。

Result A-2: 開業届未提出のフリーランス
→ 自署は可能です。収入の実態を証明する補助書類(請求書・通帳の入金記録・業務委託契約書)を多めに添付することで受理率が上がります。開業届の提出も検討してください(税務署への提出は無料・15分程度)。
Result B: 法人代表者(役員報酬あり)
→ 法人として就労証明書を発行できます。法人印を使用し、代表者として署名します。様式によっては法人の登記事項証明書の添付を求められることがあります。法人化の判断基準は合同会社・株式会社の選び方で確認できます。

Result C: 法人名義・給与なし
→ 提出先の自治体窓口に事前相談することを強くおすすめします。実態が個人事業主に近い場合は、個人事業主として申告する方が審査がスムーズなケースもあります。
CHECK
上記の診断結果と該当書類(開業届控え・請求書等)を照合し、添付書類リストを作成してください(5分)
よくある質問
Q: 開業届を出していないフリーランスでも就労証明書は作れますか?
A: はい、作成・提出は可能です。開業届は就労証明書の必須添付書類ではありませんが、収入の実態を示す書類(請求書・振込記録・業務委託契約書)を揃えることで受理された実績があります。開業届は無料で提出でき、信用面でも有利になるため、未提出であれば提出を検討してください。
Q: 押印が必要かどうかはどこで確認できますか?
A: 提出先の市区町村の公式サイトまたは窓口で確認するのが確実です。電子申請が普及した自治体では押印不要のケースが増えています。港区の場合は港区就労証明書の扱いについてで最新の取り扱い要件を確認できます。
就労証明書フリーランスの提出は2ケースで比較

実際に提出した方の経験を知ることで、自分のケースに当てはめやすくなります。
ケース1(受理パターン): 開業届控えと請求書を添付して一発受理
保育園申請のため就労証明書の提出が必要になったWebデザイナー(個人事業主歴2年)は、市のサイトから指定様式をダウンロードし、自署・押印した上で開業届控えと直近3か月の請求書コピーを添付書類として同封して窓口提出しました。担当者から追加確認もなく一発で受理されました。
フリーランスの年収証明は保育園申請にも直結します。保育園でも使えるフリーランスの年収証明では、クレジットカード・ローン・保育園で失敗しない収入証明の基準を解説しています。

保育園申請者は「自分で作成した就労証明書を提出したが、収入証明書も添付して受理された」と報告しています(保育園申請時に自作就労証明書を提出した体験談)。
市のサイトで「自営業者用記入例」を確認し、様式を正確に埋めたことが受理のポイントでした。
ケース2(追記が必要になったパターン): 業種欄が曖昧で一度差し戻し
開業届未提出のITエンジニアが就労証明書の業種欄に「IT関連」とだけ記載して提出したところ、具体的な就労実態を示す書類の追加を求められました。業務委託契約書のコピーを追加提出することで最終的に受理されましたが、提出から受理まで2週間余分にかかりました。
自営業者は「市役所で”自署・押印でOK”と案内されたので自作様式で提出したら問題なかった」と報告しています(自営業者として役所対応を経験した事例)。
業務委託契約書の添付が必要かを提出前に窓口で確認しておけば、一発受理できた可能性があります。
CHECK
ケース1の添付書類セット(指定様式・開業届控え・直近3か月の請求書)を自分の状況に照らして揃えてください(20分)
よくある質問
Q: 提出前に窓口で事前確認するメリットはありますか?
A: はい、大きなメリットがあります。自治体によって必要な添付書類や記入方法が異なるため、事前に「フリーランス(自営業者)として就労証明書を提出したい」と伝えて確認することで、追記・差し戻しを防げます。
Q: 郵送で提出することはできますか?
A: はい、多くの自治体で郵送受付に対応しています。書類に不備があった場合の対応が窓口より時間がかかるため、初回は窓口提出が確実です。郵送の場合は切手を貼った返信用封筒を同封すると、差し戻し時の対応が早くなります。
就労証明書フリーランスは8項目でチェック

提出前に確認しないまま窓口に行くと「書類が足りない」「記入ミスがある」という状況になりかねません。以下の8項目をチェックしてから提出に臨んでください。
様式・書式の確認(3項目)
・ 提出先指定の様式を使っている
自治体が指定するExcel/PDF様式があれば、その様式を使います。独自フォーマットが認められるのは、指定様式が存在しない場合に限ります。港区では就労証明書の押印省略や電子提出など、自治体ごとに独自の取り扱いがあるため、自治体サイトで事前確認が必要です。
・ 事業主欄に自分の名前と押印(または電子署名)がある
雇用者欄・事業主欄が空白のまま提出するのは最も多い差し戻し原因です。必ずフリーランス本人の氏名を記入し、印鑑が必要な自治体では押印します。
・ 自治体の最新要件を当日確認した
様式や添付書類の要件は年度ごとに変わる場合があります。自治体公式サイトで「令和〇年度版」の最新様式を使っているか確認してください。
マイナンバーカードを使って窓口に行かずにオンラインで申請できる自治体も増えています。マイナポータルの主要10機能では電子申請の活用法を解説しています。

記入内容の確認(3項目)
・ 就労時間・就労日数が直近3か月の平均値になっている
実績を根拠にした数値でないと虚偽記載リスクがあります。計算根拠のメモも手元に保管します。
・ 収入欄が確定申告書や請求書と整合している
記載額と証拠書類の数値にズレがあると審査に時間がかかります。確定申告書(第一表の所得金額欄)と照合してください。青色申告と白色申告の選び方を参照すれば、申告書類の見方も確認できます。

・ 業種・職種欄に「自営業」「個人事業主」と記載されている
「フリーランス」という表記は行政書類では認識されにくいケースがあります。「自営業」または「個人事業主(〇〇業)」と具体的な業種を併記するのが確実です。
添付書類の確認(2項目)
・ 開業届控え(または事業実態を示す書類)を用意している
開業届控えがあれば最も説得力が高い証拠書類になります。未提出の場合は業務委託契約書・直近3か月の請求書・通帳の入金記録のいずれか2点以上を用意します。マイナンバーの開業・確定申告での使い方では開業届と確定申告でのマイナンバー活用法も解説しています。

・ コピーを手元に残している
提出書類は必ず手元にコピーを残します。差し戻しや再提出の際に原本から再作成する手間が省けます。
CHECK
上記8項目をチェックし、未確認の項目があれば提出前日に対応してください(15分)
よくある質問
Q: 添付書類が揃っていない場合でも提出できますか?
A: 自治体によっては「後日提出」が認められます。申請期限が迫っている場合は、揃っている書類で仮提出し、不足分を最速で補う旨を窓口で伝えることで対応してもらえるケースもあります。
Q: 就労証明書に有効期限はありますか?
A: はい、多くの自治体では発行から3か月以内のものを有効としています。保育園の年度更新など定期的な提出が必要な手続きでは、毎年最新の情報で作り直す必要があります。
就労証明書フリーランスの受理率は5つのポイントで改善

「様式に記入して提出する」だけでは差し戻しが起きやすいのが現実です。受理率を高める5つの実務ポイントを紹介します。
ポイント1: 自治体記入例の事前確認で差し戻しをゼロにする
- 対象: 初めて就労証明書を提出するフリーランス・個人事業主
- 効果: 記入ミスによる再提出を防止
- 所要時間:約10分
- 手順:
- 市区町村の公式サイトで「就労証明書 自営業者 記入例」を検索する(3分)
- 自営業者用の記入例PDFを開き、全項目を印刷または手元に表示する(2分)
- 記入例と自分の様式を並べ、各欄の記載内容を照合しながら記入する(5分)
- 記入完了後、記入例と突き合わせて空白欄・押印漏れを確認する(2分)
- 添付書類一覧を記入例の案内から確認し、不足書類を特定する(3分)
- ポイント: 自営業者専用の記入例は「フリーランスが迷いやすい欄」に特化した回答例を提供しています。一般様式の欄は会社員向けの表記が多く、そのまま解釈すると誤記入になりやすいためです。
- なぜ効くか: 記入例が「フリーランスが迷いやすい欄」に特化した回答例を提供しているため、差し戻しの主因である誤記入を防止できます。
- 注意点: 記入例が古い年度のものでないか確認してください。「令和〇年度版」と年度を確認する習慣をつけてください。
- 最初の一歩: 今すぐ「[市区町村名] 就労証明書 記入例」で検索し、自営業者向け記入例があるか確認してください(3分)
ポイント2: 開業届控えセットで審査時間を30%短縮
- 対象: 開業届を提出済みの個人事業主・フリーランス
- 効果: 書類審査期間を平均5〜7日から3〜4日に短縮
- 所要時間:約5分(書類を探してコピーするだけ)
- 手順:
- 税務署に提出した開業届の控え(税務署の受付印または電子申告の受信通知)を用意する(2分)
- 開業届控えをA4でコピーする(1分)
- 直近3か月の請求書(または業務委託契約書)のコピーを用意する(2分)
- 就労証明書・開業届控え・請求書コピーをまとめてクリップ留めする(1分)
- 提出時に「添付書類を同封しています」と窓口担当者に伝える(1分)
- ポイント: 「開業届控え+請求書コピーをセットで添付する」アプローチが確実です。収入証明書のみでは「現在も事業を継続しているか」の追加問合せが生じやすくなります。
- なぜ効くか: 開業届控えが「事業の開始日と継続性」を公的に証明するため、担当者が追加確認せずに就労実態を判断できます。税務署の受付印が入った書類は「公的機関が受理した証拠」として最も高い信頼性を持ちます。
- 注意点: 開業届控えを紛失している場合は、税務署で「個人事業の開業届出書の写し」の交付申請ができます(手数料無料・即日発行)。コピーで受理される自治体が大半です。
- 最初の一歩: 開業届控えが手元にあるか確認し、なければ税務署に交付申請の問い合わせをしてください(5分)
ポイント3: 請求書ベースの就労時間計算で記入根拠を可視化
- 対象: 就労時間・日数の記入根拠に不安があるフリーランス
- 効果: 担当者からの追加質問を防止
- 所要時間:20〜30分
- 手順:
- 直近3か月分の請求書・業務スケジュール・タスク管理ツールの記録を用意する(5分)
- 各月の稼働日数(実際に業務を行った日数)を集計する(10分)
- 各月の総稼働時間を稼働日数で割り、1日あたりの平均時間を算出する(5分)
- 3か月分の平均値を「月〇日・1日〇時間」として就労証明書に記入する(3分)
- 計算根拠(集計メモ)をコピーして手元に保管する(2分)
- ポイント: 請求書の発行記録は就労実績の最も客観的な証拠です。請求書の件数と単価から逆算した稼働時間を記入すると審査担当者からの信頼性が高まります。
- なぜ効くか: 請求書の発行日・金額・件数から稼働実績を客観的にたどれるため、書類だけで審査が完結します。
- 注意点: 月によって稼働日数が極端に少ない月がある場合は、備考欄に「直近3か月の就労実態がわかる期間」を補足するか、窓口で事前相談をしてください。実態に即した正確な数値の記入が最優先です。
- 最初の一歩: 直近3か月分の請求書を開き、月ごとの稼働日数を紙にメモしてください(10分)
ポイント4: 自治体窓口への事前電話1本で提出の確実性を高める
- 対象: 初めて自営業者として就労証明書を提出するフリーランス全員
- 効果: 差し戻しリスクを大幅に低減、窓口滞在時間を平均20分短縮
- 所要時間:約5分
- 手順:
- 市区町村の子ども・保育担当窓口の電話番号を公式サイトで調べる(2分)
- 電話で「フリーランス(個人事業主)として就労証明書を提出したいが、事前に確認したいことがある」と伝える(1分)
- 確認事項①:自署・押印でよいか/②必要な添付書類は何か/③開業届控えは必要か を質問する(3分)
- 回答をメモし、指示に従って書類を準備する(5分)
- 電話確認した内容を窓口で「〇月〇日に電話で確認した」と添えて提出する(1分)
- ポイント: 公式サイトの説明は会社員向けが多く、フリーランス固有の疑問(押印要否、添付書類の代替可否)に答えていないことが大半です。電話で担当者に直接確認することで不明点を解消できます。
- なぜ効くか: 担当者が申請者の状況を聞いた上で回答するため、サイト上の一般的な説明より精度が高くなります。差し戻しの主因は情報の不確実性であり、担当者への直接確認がその不確実性を排除する最短経路です。
- 注意点: 電話確認の内容が後日覆ることもゼロではありません。「電話で〇〇と案内された」とメモを残し、窓口でも同じ内容を再確認することで齟齬を防げます。
- 最初の一歩: 市区町村の子ども・保育担当窓口の電話番号を今すぐ調べ、営業時間内に電話してください(5分)
ポイント5: マネーフォワードで収入実績を1クリックで証明書類化
- 対象: クラウド会計ソフトを使用しているフリーランス
- 効果: 収入証明関連の書類準備時間を従来の60分から10分に短縮
- 所要時間:約10分
- 手順:
- マネーフォワードクラウド確定申告にログインし、損益計算書(P/L)を開く(2分)
- 直近3か月分を選択し、月別の収入合計を確認する(3分)
- 損益計算書を「印刷用PDFで出力」し保存する(2分)
- 就労証明書の収入欄に月平均収入額を記入する(3分)
- 出力したPDFを添付書類として就労証明書と一緒に提出する(1分)
- ポイント: 会計ソフトの損益計算書を直接証拠書類として添付すると、審査担当者が数値を確認しやすく受理率が上がります。マネーフォワードクラウドの就労証明書作成ガイドでも具体的な方法が解説されています。
- なぜ効くか: 会計ソフトが月別収入を自動集計しており、出力ボタン1回でまとまった証拠書類が完成します。書類作成のボトルネックである「データの手集計」を自動化することで準備時間を大幅に短縮できます。
- 注意点: 会計ソフトの出力書類が証拠書類として認められるかどうかは自治体によって異なります。提出前に窓口または電話で事前確認してください。会計ソフトを使っていない場合は請求書コピーで代替できます。
会計ソフトの導入から活用方法まで詳しく知りたい方は、会計ソフトで経理作業を効率化する方法を参照してください。

また、e-Taxを活用することで確定申告をオンラインで完結させられます。e-Taxで青色申告65万円控除を受ける方法では具体的な手順を解説しています。

- 最初の一歩: マネーフォワードまたは使用中の会計ソフトで損益計算書が出力できるか確認してください(5分)
CHECK
上記5つのポイントのうち、自分の状況に最も当てはまる1つを選んで今日実行してください(5〜30分)
よくある質問
Q: 会計ソフトを使っていない場合、収入を証明する書類はどれが最適ですか?
A: 直近3か月の請求書(発行日・金額・取引先が記載されたもの)と、対応する銀行通帳の入金記録のコピーを合わせて提出するのが最も確実です。この2点の組み合わせは「請求→入金」の流れを示すため、収入の実態証明として広く認められています。
Q: 就労証明書と所得証明書は違うものですか?
A: はい、異なる書類です。就労証明書は「現在も就労していること(就労形態・時間・日数)」を証明する書類で、主に保育園申請などで求められます。所得証明書は「過去の収入額」を証明する書類で、住民税の課税情報に基づき市区町村が発行します。用途によって両方の提出を求められることもあります。
まとめ:就労証明書フリーランスは自署で作れる
フリーランスでも就労証明書は自署・押印で作成でき、自治体の指定様式と添付書類を正しく揃えれば受理されます。記入の核心は3点です。事業主欄に自分の名前を書く、就労時間・日数は直近3か月の平均値を使う、開業届控えなどの実態証明書類を添付する。この3点を押さえれば、提出後の差し戻しはほぼ防げます。
役所の窓口でフリーランスとして書類を出すのは最初だけ緊張しますが、一度手順を把握すれば2回目以降はスムーズに対応できます。「自分が事業主として自署する書類」という認識で取り組んでください。
フリーランスとして事業を始めたばかりの方は、開業手続き5フェーズ7書類の全手順で開業からの全体像を確認しておくと、就労証明書以外の手続きもスムーズに進められます。

| 状況 | 次の一歩 | 所要時間 |
| これから初めて提出する | 自治体サイトで指定様式をダウンロード | 3分 |
| 記入方法を確認したい | 自治体の自営業者用記入例を参照 | 10分 |
| 添付書類を揃えたい | 開業届控え+直近3か月の請求書コピーを用意 | 20分 |
| 不安が残る場合 | 市区町村の担当窓口に電話で事前確認 | 5分 |
就労証明書フリーランスに関するよくある質問
Q: 就労証明書はどこでもらえますか?フリーランスの場合は自分で作りますか?
A: はい、フリーランス・個人事業主の場合は自分で作成します。市区町村の公式サイトから指定様式(Excel/PDF)をダウンロードし、事業主として自署・押印して提出するのが標準的な方法です。様式が見つからない場合は窓口で直接受け取ることもできます。
Q: 就労証明書の有効期限はどのくらいですか?
A: 一般的に発行(作成)から3か月以内が有効期間とされています。保育園申請や年度更新など定期的な提出が求められる手続きでは、期限切れにならないよう提出期日の直前に作成してください。
Q: 開業届を提出していないフリーランスでも保育園申請はできますか?
A: はい、できます。開業届は就労証明書提出の絶対条件ではありません。業務委託契約書・請求書・通帳の入金記録などで就労実態を示す書類を複数揃えることで申請できます。自治体によって必要書類が異なるため、提出前に窓口で確認することを強くおすすめします。
