この記事でわかること
- 自営業の就労証明書は本人記入で審査に通る
- 就労時間・仕事内容・添付書類の3項目が合否を左右する
- 開業届なしでも代替書類で申請できる
自営業者の就労証明書は、本人が記入・署名するのが標準的な方法で、正しく書けば会社員と同等の審査が受けられます。児童福祉法に基づく保育所の利用基準では就労形態を問わず申請が可能です。この記事では書き方の4パターン・添付書類・よくある不備を網羅的に解説します。本記事の情報は2026年3月時点のものです。
この記事の結論
自営業者が就労証明書を書く際のポイントは「本人記入でよい」「就労時間と仕事内容を具体的に記載する」「添付書類を必ず揃える」の3点に集約されます。雇用主がいないからといって困る必要はなく、自治体の所定様式に自分の屋号や事業内容・就労時間を正確に書き、開業届の控えや確定申告書を添付すれば審査に通る条件を満たせます。見落としがちなのは「就労時間を低く書きすぎて短時間認定になる」という落とし穴で、実際の稼働実態を正確に反映することが最重要です。
今日やるべき1つ
お住まいの区市町村の保育担当窓口サイトへアクセスし、就労証明書の最新様式をダウンロードしてください(5分)。
状況別ショートカット
| 状況 | 読むべきセクション | 所要時間 |
| 就労証明書を初めて書く | 就労証明書は自営業で本人記入が標準 | 3分 |
| 記入項目・書き方の例を知りたい | 就労証明書の書き方は4パターン | 5分 |
| 自分のケースが該当するか確認したい | 就労証明書の記入前に3項目を診断 | 3分 |
| 不備なく提出できるか確認したい | 就労証明書は7項目で事前チェック | 3分 |
| 提出前の最終ノウハウを知りたい | 就労証明書の書き方は5つの仕組みで解決 | 7分 |
就労証明書は自営業で本人記入が標準

。雇用主がいない自営業者は本人が記入・署名するのが標準的な扱いです。
就労証明書は本人記入でも審査に通る
就労証明書は、保育園の入園申請において「保護者が就労している」ことを証明するための書類です。会社員であれば勤務先の人事担当が作成しますが、自営業・個人事業主・フリーランスには雇用主が存在しないため、自分自身が証明者となります。
東京都目黒区の公式案内でも、「自営で仕事されている場合は、ご自身で記入ください。また、別途添付書類が必要です」と明記されています(目黒区・就労証明書ページ)。本人記入は例外ではなく制度上の正規手続きです。自治体が用意した様式に正確に記入し、添付書類を揃えれば、会社員と同等の審査を受けられます。
2024年度から全国で様式が標準化された
就労証明書の様式は自治体ごとに異なっていましたが、2024年4月入所分からこども家庭庁による標準様式が全国の自治体に原則適用されています。フリーランスや自営業者でも記載しやすい項目(月間就労日数・時間の実績欄など)が加わりました。自治体によっては旧様式を継続使用している場合もあるため、申請前に必ず最新様式を窓口サイトから確認してください。
新宿区の場合、就労証明書のPDF・Excel様式が申請書ダウンロードページから取得できます。また、以前存在していた「就労状況申告書」が廃止され、個人事業主も共通の就労証明書を使うよう変更されている自治体もあります。東京都杉並区では「就労状況申告書は廃止となりました。個人事業主の方も就労証明書をご利用ください」と明記されています(杉並区・就労証明書ページ)。
在宅・案件ベース勤務の場合も記入できる
在宅で働いている、または案件単位で仕事をしているフリーランスから「就労時間をどう書けばいいかわからない」という声は珍しくありません。平均的な就労日数と時間帯を書けば問題ありません。ポイントは「実態より低い時間を書かない」ことで、週3日・1日4時間と記入すると短時間認定が出て保育時間が制限される余地があります。実際に働いている平均的な時間を記入することが、自分にとっても有利に働きます。
在宅ワーカーは「役所に聞いたら自分で書いていいと言われたが、仕事内容と時間は細かく求められた」と報告しています(みんなのお仕事相談所・在宅ワーク就労証明スレッド)。就労形態の違いは書き方の違いにすぎず、正しく記入すれば問題なく受理されます。
フリーランスとして働く上での書類手続きを一括して把握したい方には、フリーランスの始め方まるわかり開業ガイドも合わせて参照してください。

よくある質問
Q: 就労証明書と就労状況申告書はどちらを使えばよいですか?
A: 自治体によります。2024年度以降は全国的に就労証明書への一本化が進んでおり、就労状況申告書を廃止した自治体が多くあります。必ずお住まいの自治体の最新案内を確認してください。
Q: 就労証明書の証明日はいつを書けばよいですか?
A: 申込日から起算して3か月以内に証明・作成されたものが有効となる自治体が多いです。申込期限の2週間前を目安に作成してください。
就労証明書の書き方は4パターン

「書き方がわからない」と感じたとき、どのパターンに自分が該当するかを先に把握すると記入がスムーズになります。自営業の就労証明書は大きく4つのパターンに分けられます。
パターン1:開業届あり・単独自営
最もシンプルなケースです。事業所名欄には屋号または自分の氏名を、所在地には開業届に記載した事業所住所(自宅兼事務所なら自宅住所)を記入します。雇用形態は「自営業主」を選択し、事業開始年月日は開業届の開業日を記入します。代表者名と担当者名は同一(自分の氏名)で構いません。
フリーランスの場合、代表者名と担当者名が同一になっても構いません。所在地は働いている場所の住所です。自宅で働いているなら自宅の住所を書きます。開業届を出している場合、事業所として提示した場所の住所を書くとよいでしょう(Workship MAGAZINE・フリーランス就労証明書の書き方)。添付書類として開業届の控え・確定申告書の控えを用意するとより確実です。

パターン2:開業届なし・フリーランス
開業届を提出していない場合でも就労証明書は提出できますが、事業実態を証明する書類が別途必要になります。この場合、業務委託契約書・請求書・通帳の入金履歴などを代替書類として添付することが多いです。事業所名欄には自分の氏名を記入し、「個人事業主(開業届未提出)」の旨を備考欄に書き添えておくと審査担当者に伝わりやすくなります。審査で加点が得にくいケースもあるため、これを機に開業届の提出も検討する価値があります。
パターン3:専従者・家族経営
配偶者の事業に従事している場合は、「自営業専従者」または「家族従業者」として記入します。事業所名は代表者(配偶者)の屋号または氏名を記載し、代表者名の欄には配偶者の氏名を書きます。新宿区の記入要領にも、「自営業の場合は、『自営業主』(個人事業主、経営者、代表者等)又は『自営業専従者』又は『家族従業者』(自営業主と親族関係にある生計を一にする者で、その自営業主の営む事業に無給で従事している者)のいずれかにチェック」するよう求めています(新宿区・就労証明書記入要領)。夫婦で自営業を営んでいる場合は2通をそれぞれの雇用形態で記入して提出します。
パターン4:業務委託のみ・複数クライアント
複数クライアントを持つ典型的なフリーランスは自分で記入するのが基本です。就労時間は全クライアントの合計稼働時間を記入し、「月○○時間・週○日」と書きます。業務委託契約書のコピーがあれば添付資料として有効です。
よくある質問
Q: 複数のクライアントがいる場合、事業所名は何と書けばよいですか?
A: 屋号がある場合は屋号を、ない場合は自分の氏名を記入します。担当者名も同様に自分の氏名で問題ありません。複数クライアントの契約書や請求書があれば添付するとプラスになります。
Q: 夫婦ともに自営業の場合、就労証明書は何通必要ですか?
A: 原則として父母それぞれ1通ずつ、計2通必要です。同一事業に従事している場合も、代表者名での記入で2通作成します。
就労証明書の記入前に3項目を診断

「自分の状況でどう書けばよいか」を3分で判定できます。以下の質問に答えるだけで、自分のパターンと必要書類が明確になります。
Q1:税務署への開業届を提出していますか?
- Yes → Q2へ
- No → タイプC(開業届なしパターン)
Q2:1週間の就労時間は平均して何時間ですか?
- 週20時間以上(月80時間以上) → Q3へ
- 週20時間未満 → タイプB(短時間就労パターン)
Q3:配偶者と一緒に同じ事業をしていますか?
- Yes → タイプD(家族経営・専従者パターン)
- No → タイプA(標準的な自営業主パターン)
タイプA:標準的な自営業主パターン
最も多いケースです。就労証明書の雇用形態欄で「自営業主」を選択し、開業届の控えと確定申告書(直近)を添付します。就労時間は平均的な週の稼働実態を記入してください。

タイプB:短時間就労パターン
週20時間未満の記入をすると「保育短時間認定」になり、お迎え時間が制限される余地があります。実態に基づきつつ、できるかぎり正確な就労時間を記載してください。役所窓口での事前相談を強くお勧めします。
タイプC:開業届なしパターン
開業届がなくても就労証明書は提出できます。業務委託契約書・請求書・入金確認できる通帳のコピーなど、事業実態を示す代替書類を複数揃えて添付します。この機会に開業届の提出も検討してください。

タイプD:家族経営・専従者パターン
雇用形態欄は「自営業専従者」または「家族従業者」を選択します。事業所名は代表者(配偶者)の屋号や氏名を記入します。2通分の就労証明書が必要です。
よくある質問
Q: 開業届を提出していないと保育園の審査で大きく不利になりますか?
A: 自治体によって扱いは異なりますが、開業届がないと事業実態の証明が弱くなり審査上のポイントが低くなる場合があります。代替書類(業務委託契約書・請求書など)を複数添付することで補えるケースもあります。
Q: 事業を始めたばかりで確定申告書がない場合はどうすればよいですか?
A: 開業届の控えと業務委託契約書・請求書等を代わりに提出するよう求められることが多いです。窓口で「開業直後」であることを説明し、必要書類を確認してください。
就労証明書の2事例で結果が分かれた理由

自営業者が保育園申請で明暗が分かれた2つの事例を紹介します。同じ自営業・在宅ワークでも、書類の準備と記入内容で結果に差が出た典型例です。
事例①(成功パターン):開業届と確定申告書を事前に揃えて一発提出
Webデザイナーとして独立1年目のAさんは、保育園の申込期限3週間前から準備を開始しました。自治体窓口に事前相談し、開業届の控え・業務委託契約書・確定申告書の3点セットを揃えたうえで就労証明書に「週5日・1日7時間」の就労実態を記入して提出し、書類不備なしで一発受理されました。
フリーランスは「15分くらいで作成できました。開業届提出済みのため、それを参照して記入できたので、思ったより簡単でした」と報告しています(kss・noteフリーランス就労証明書体験記)。事前準備があれば自営業の就労証明書はそれほど難しくありません。
事例②(失敗パターン):役所に相談せず、時間を短めに記入して再提出に
在宅ワーカーのBさんは、案件によって稼働がまちまちだったため「週3日・1日3時間程度」と記入して提出しました。書類自体は受理されたものの「保育短時間認定」となり、保育時間が1日8時間に制限されることに。仕事の都合でお迎えが間に合わず、急遽認可外保育施設の併用を検討することになりました。
在宅ワーカーは「役所に聞いたら自分で書いていいと言われたが、仕事内容と時間は細かく求められた」と報告しています(みんなのお仕事相談所・在宅ワーク就労証明スレッド)。在宅・案件ベースでも「平均的な就労時間」を正確に書くことが、自分にとって最も有利な選択です。
子育て中のフリーランスが気になる育休・出産関連の給付については、フリーランスは育休手当ナシ?会社員との差額250万円超を埋める完全ガイドとフリーランスでも50万円を受け取れる出産育児一時金の受け取り方も参照してください。

よくある質問
Q: 就労時間を多めに書くことは問題ですか?
A: 実態と大きく乖離した記入は虚偽申告とみなされ、入園内定取消や退園処分になるリスクがあります。実際の平均就労時間を正確に記入することが大前提です。
Q: 育休中に就労証明書を出す場合の書き方は?
A: 育休取得前の就労実績を記入し、育休期間・復職予定日を証明書内の所定欄に記載します。自営業の育休は制度上の定義が異なるため、自治体窓口への事前確認が特に重要です。
就労証明書は7項目で事前チェック


提出前に確認すべき7項目を整理しました。記入後にこのリストで照合すると、書類不備による再提出リスクを大きく下げられます。
ポイント1:最新様式を使っている
自治体の様式は年度ごとに改訂されます。昨年度のものを使い回すと無効になる場合があります。必ずお住まいの自治体公式サイトから最新版をダウンロードして使用してください。
ポイント2:就労時間が実態に沿っている
週の就労日数・1日の就労時間(休憩時間を除く)が、実際の平均稼働に基づいて記入されているかを確認します。短時間に書きすぎていないか、逆に実態と大きくかけ離れた水増しになっていないかを双方向で見直してください。保育標準時間(月120時間以上)の認定を受けるためには、月120時間以上の就労が要件となる自治体が多いです。
ポイント3:仕事内容が具体的に記入されている
「フリーランス」「在宅ワーク」といった抽象的な記述だけでは審査担当者が実態を把握しにくくなります。「Webデザイン(企業のサイト制作)」「記事執筆(ウェブメディア向け)」「ECサイト運営」など、具体的な職種・業種を記入してください。
ポイント4:添付書類が揃っている
自営業者に求められる主な添付書類は以下のとおりです。開業届の控えのコピー、確定申告書第1表の控えのコピー(直近年度)、業務委託契約書のコピー(あれば)が基本3点です。開業直後で確定申告書がない場合は、業務委託契約書や請求書などを代替として用意します。

ポイント5:証明日・記入日が有効期限内
証明日(記入日)が提出月を含む直近3か月以内でないと無効になる自治体が多いです。作成してから長期間放置しないよう注意してください。
ポイント6:修正がない(修正液使用禁止)
記入ミスがあった場合、修正液の使用は多くの自治体で禁止されています。ミスした場合は新しい様式を再出力して書き直してください。Excelで下書きしてから手書き用に転記すると記入ミスを防げます。
ポイント7:控えのコピーを保管した
提出後に記入内容を確認したい・来年の更新用に参照したいという場面が必ず来ます。提出前にコピーを1部手元に残してください。保育園在籍中は毎年更新が必要なため、前年のものを参照できると作業時間を大きく短縮できます。
よくある質問
Q: 修正液で直してしまった場合はどうすればよいですか?
A: 新しい様式を印刷して書き直すのが正しい対応です。修正液使用の書類は多くの自治体で受理されません。Excelで下書きを作り、印刷後に清書する方法をとると修正リスクを減らせます。
Q: 役所の窓口に事前相談しても大丈夫ですか?
A: 大丈夫です。書類不備で再提出になる前に確認できるため、時間の節約になります。役所担当者はフリーランス・自営業の申請に慣れていることが多く、丁寧に案内してくれます。
就労証明書の書き方は5つの仕組みで解決


記入前の準備と書き方のポイントを押さえることで、審査に通りやすい書類を短時間で仕上げられます。
方法1:就労時間を月次換算して記入漏れゼロ
対象: 案件ベースや変則的な働き方で就労時間が変動しやすいフリーランス全員
効果: 月間就労時間を正確に算出することで、短時間認定リスクを回避できます(保育標準時間の条件である月120時間以上を確認できる)
所要時間:約11分
手順:
- 直近3か月の案件稼働記録(Googleカレンダー・作業ログ等)を開く(3分)
- 月ごとの稼働日数と1日の平均時間をメモする(5分)
- 月間合計時間(日数×時間)を計算し就労証明書の欄に転記する(3分)
案件ごとに稼働時間がバラバラでも、「直近3か月の月間平均値を記入する」だけで審査上の要件を十分に満たせます。案件の波に合わせて毎回記入を変える必要はありません。就労証明書の審査は記入された月間就労時間をベースに保育認定区分を判定します。月次換算で把握することで「自分がどの認定区分に該当するか」を事前に確認でき、提出前のセルフチェックが可能になります。
実態より大幅に水増しした時間を書く必要はありません。カレンダーや作業ログをそのまま算出した実数値を使用してください。
最初の一歩: Googleカレンダーや手帳で直近1か月の稼働日数を数える(3分)
方法2:仕事内容の記入は「職種+業務例」の2段構えで審査通過率アップ
対象: 職種欄の書き方に迷っている在宅ワーカー・クリエイター系フリーランス
効果: 審査担当者が実態を把握しやすくなり、記入内容への問い合わせや追加確認を回避できます
所要時間:約5分
手順:
- 就労証明書の職種・業種欄に「その他」を選択する(30秒)
- 具体的な職種名を記入する(例:「Webデザイナー」「ライター」「ECサイト運営」)(1分)
- 仕事内容欄に業務例を1〜2文で記入する(例:「企業向けWebサイトのデザイン・制作」「ウェブメディア向け記事執筆・納品」)(3分)
「フリーランスのWebデザイナーとして企業のランディングページ制作を行っている」と書いた方が審査担当者が実態を把握しやすく、不備確認の往復が発生しません。業務内容の具体性が審査担当者の印象に影響します。職種欄にない業種(ゲーム開発者、YouTuberなど)は「その他」を選択して具体的に記入するだけで十分です。存在しない業種コードを無理に当てはめる必要はありません。
最初の一歩: 自分の主な仕事内容を1文でまとめてみる(2分)
方法3:添付書類を「基本3点セット」として事前に揃える
対象: 添付書類の準備に不安がある自営業1〜3年目の方全員
効果: 書類不備による再提出を防ぎ、審査期間を短縮できます(不備再提出による2〜3週間のロスを回避)
所要時間:30分〜1時間(書類の場所確認含む)
手順:
- 開業届の控えのコピーを準備する(開業済みの場合)(5分)
- 直近年度の確定申告書第1表の控えのコピーを用意する(5分)
- 業務委託契約書(主要クライアント1〜2社分)のコピーを用意する(10分)
- 自治体サイトで「他に必要な書類がないか」を最終確認する(5分)
申込期限の3週間前を目安に3点セットを一か所にまとめておくことで、当日の準備時間を30分以下に短縮できます。開業初年度で確定申告書がない場合は、業務委託契約書や請求書のコピーで代替可能なことが多いです。「確定申告書がないから申請できない」と諦める必要はありません。必ず窓口で代替書類を確認してください。
確定申告の準備方法についてはフリーランスの確定申告ガイドが詳しいです。
最初の一歩: 開業届の控えと昨年の確定申告書がどこにあるか確認する(5分)
方法4:Excelで下書き → 印刷 → 清書の3ステップで記入ミスを防ぐ
対象: 手書きの書類でミスが怖い方・何度も書き直したくない方
効果: 記入ミスによる差し替えが発生せず、1回で正確な書類を仕上げられます
所要時間:約17分
手順:
- 自治体サイトからExcel様式をダウンロードする(2分)
- Excelに入力して内容を確認する(記入項目の最終チェック)(10分)
- 印刷して手書き用紙に清書する、またはExcel版を直接印刷して提出する(5分)
最初の1文字でミスすると全部書き直しになります。Excel下書きでまず内容を固めてから清書するプロセスにすることで、記入内容の間違いと書き直しの両方を防げます。Excelファイルを保存しておくと翌年の更新時にも流用できます。毎年ゼロから書き直す必要がなくなるため、2年目以降は作成時間を半分以下に短縮できます。提出後は書類内容をそのまま保存しておいてください。
最初の一歩: 自治体サイトでExcel形式の就労証明書様式をダウンロードする(3分)
方法5:提出前に窓口へ事前相談して「一発受理」を狙う
対象: 初めて自営業で就労証明書を提出する方・書類内容に自信がない方
効果: 書類不備での再提出リスクをゼロに近づけられます(再提出ロスを2〜3週間削減)
所要時間:30分(窓口相談時間)
手順:
- 申込期限の3週間前を目安に保育担当窓口に電話または来庁予約を入れる(5分)
- 「自営業のフリーランスで初めて就労証明書を提出する」旨を伝え、必要書類と記入例を確認する(20〜30分)
- 指示に従って書類を作成し、疑問点を持ち越さずに提出する(翌日以降)
窓口相談は審査への加点・減点には一切関係しません。むしろ担当者から「こういう書類も添付するとより確実ですよ」というアドバイスをもらえることが多く、結果的に審査通過率が上がります。自治体ごとに求める添付書類や記入内容の詳細が異なります。Webの一般情報だけでは自分の自治体固有のルールを把握しきれないため、窓口で1回確認するだけで「その自治体の最適解」を得られます。窓口は申込期限直前に混雑するため、3週間前までの相談を強くお勧めします。
最初の一歩: お住まいの区市町村の保育担当課の電話番号を調べる(2分)
よくある質問
Q: 確定申告をまだしていない1年目でも就労証明書は提出できますか?
A: 提出できます。開業届の控え・業務委託契約書・請求書の写しなど、事業実態を示す代替書類を揃えて添付します。自治体によって対応が異なるため、窓口で事前確認してください。
Q: 電子申請で就労証明書を提出できますか?
A: 自治体によってはマイナポータルのぴったりサービスから電子申請が可能です。新宿区など都市部の自治体では電子申請対応が進んでいます。ただし自営業の場合は添付書類のアップロードが必要なため、窓口申請と手間はほぼ変わりません。
就労証明書を正しく使う:本人記入で3項目が鍵

自営業者の就労証明書は「本人記入でよい」「就労時間と仕事内容を具体的に書く」「添付書類を必ず揃える」の3点を押さえれば、審査に通る書類を仕上げられます。雇用主がいないことを心配する必要はなく、これは制度上の正規手続きです。
最初の一歩として、今日中に自治体のサイトで最新の就労証明書様式をダウンロードし、Excel下書きに着手してください。迷ったときは窓口相談が最短ルートです。
| 状況 | 次の一歩 | 所要時間 |
| 書類を準備していない | 自治体サイトで最新様式をDL・開業届の保管場所を確認 | 10分 |
| 記入方法で迷っている | 自治体窓口またはWebで記入例を確認して下書き開始 | 30分 |
| 添付書類が不明 | 窓口に事前相談して必要書類リストをもらう | 30分 |
| 提出準備完了 | 7項目チェックリストで最終確認後に提出 | 10分 |
フリーランスとして働く上で社会保険の全体像を把握しておくと、保育園申請の書類準備がより円滑になります。フリーランスの社会保険を賢く活用する方法で国民健康保険・年金の加入手続きも合わせて確認しておいてください。

また、フリーランスの「年収」は保育園申請でも参照されることがあります。フリーランスの年収の正しい答え方で確認してください。

就労証明書 自営業の書き方に関するよくある質問

Q: 就労証明書の「証明者」欄には誰の名前を書けばよいですか?
A: 自営業者本人が代表者・証明者を兼ねます。代表者名・担当者名ともに自分の氏名を記入し、自筆署名してください。自治体によっては押印不要の場合もあります(新宿区など)。最新様式の記入要領を確認してください。
Q: 保育園の審査でフリーランスは不利になりますか?
A: 就労時間・日数が正確に証明できれば、会社員と同等の基準指数が得られます。不利になる主な原因は「証明書類が不十分」「就労時間が短く書かれている」の2点です。添付書類を充実させ、実態に沿った時間を記入することで審査上の不利を最小化できます。
Q: 就労証明書の有効期限はどのくらいですか?
A: 多くの自治体では「提出月を含む直近3か月以内に証明・作成されたもの」が有効とされています。作成後に長期間放置せず、申込期限に合わせて作成してください。
