フリーランスにとって人脈は重要?人脈の作り方や継続的な仕事につなげるまでの道のり

フリーランスとして安定的に仕事を獲得するには、人脈の活用が欠かせません。しかし、「人付き合いが苦手」「人脈を作るのが難しい」と感じている人は少なくありません。また、「そもそも人脈とは何なのか?」「どうやって作ればいいのか?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。

本記事では、フリーランス協会が公開している『フリーランス白書2024』の結果をもとに、フリーランスの仕事獲得における「人脈」の重要性や、効果的な人脈の作り方、活かし方について詳しく解説します。

さらに、仕事につながる人脈の特徴や悪い人脈の見極め方、築いた人脈をどのように仕事に結びつけるのかまで具体的な方法を紹介するので、自分に合った人脈を見つけ、案件獲得につなげるのに役立ててください。

人脈づくりはフリーランスにとって永遠の課題

フリーランスにとって、「人脈づくり」は永遠の課題です。仕事を得るために人脈が大事なのは分かっていても、「実際にどこでどうやって作ればいいのか分からない」といった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

特に、独立したばかりの頃は、実績が少なく信頼も築けていないため、安定した案件を継続的に獲得するのが難しく、収入の波も大きくなりがちです。

私自身、独立当初はクライアントとどうつながればいいのか分からず、手探り状態でした。独立から5年経った今でも、案件が減ったり契約が終了するたびに「次の仕事をどう探そう?」と焦燥感に駆られることがあります

それでは、どのような場所に行き、どのような行動をすれば、無理なく人脈を広げ、仕事につなげることができるのでしょうか?

ここからは、人脈の作り方や仕事につなげる方法について詳しく解説していきます。

そもそも人脈とは?

皆さんは、「人脈」という言葉にどんなイメージを持っていますか?

仕事につながる大切なつながりと考える人もいれば、「損得勘定が見え隠れする関係性」「打算的な人間関係」などと、ネガティブに感じる人も少なくありません。

また、せっかくある程度の自由があるフリーランスという働き方を選んだにも関わらず、無理に人間関係を広げることに違和感を感じる人もいるでしょう

ここでは、フリーランスにとっての「人脈の種類」を整理し、「仕事につながる人脈とは何か?」を考えていきます。

「人脈」は友人・知人だけじゃない

「人脈」とは、友人や知人だけに限られません。以下の表は、フリーランスにとっての人脈の一部を整理し、まとめたものです。

人脈の種類具体例
クライアント企業の担当者(法人案件)直接の依頼主(個人クライアント)継続案件を依頼してくれるリピーター
ビジネスパートナー外注先(デザイナー・エンジニア・翻訳者など)共同でプロジェクトを進める業務提携先販売やプロモーションをサポートするパートナー
紹介者・つなぎ役先輩フリーランス・同業の仲間企業の元同僚・取引先フリーランスエージェント・マッチングサービス運営者
支援者メンター・コーチ(経験者からのアドバイス)税理士・弁護士など専門家金融機関担当者(資金調達やビジネス口座の相談)
学び・コミュニティの仲間業界の勉強会・交流会の参加者オンラインサロンやFacebookグループのメンバースクール・講座で出会った仲間
フリーランスの友人・信頼できる仲間ビジネス関係を超えて支え合える友人気軽に相談できるフリーランス仲間

このように、人脈とは必ずしも新しく作るものではなく、すでにある関係を活かすことも含まれます

CHECK

・人脈に対してネガティブなイメージを持つ人も多い
・人脈は友人や知人だけに限られない
・人脈とはすでにあるつながりも含まれる

フリーランスにとって人脈は本当に大事?

フリーランスにとって、人脈は本当に大事なのでしょうか。ここでは、実際の案件獲得ルートをもとに解説します。

フリーランスの仕事獲得ルートの6割が「人脈」経由

フリーランス白書 2024』によると、「Q.仕事はどのようなところから見つけますか。(複数回答)」という問いに対し、「人脈(知人の紹介含む)」と答えた人は61.6%にのぼります。次いで「過去・現在の取引先」が58.9%、「自分自身の広告宣伝活動(Web・SNS・新聞・雑誌など)を活用している人は33.2%、「エージェントサービスの利用」は23.2%となっています。

この結果を見ても、人脈はフリーランスとして働くうえで非常に重要な要素であるといえるでしょう。

過去や現在の取引先も重要な人脈の一部

人脈というと、友人や業界の知り合い、イベントで知り合った人を想像してしまいがちですが、過去や現在の取引先も重要な人脈の一部です。実際に、『フリーランス白書 2024』の案件獲得ルートを見ると、「人脈(知人の紹介含む)(61.6%)」の次に「過去・現在の取引先(58.9%)」が続いています。

初回の案件獲得だけでなく、取引先との信頼関係ができていれば、リピート案件や紹介につながる可能性も高まります。

CHECK

・人脈を活用して仕事を獲得しているフリーランスは多い
・過去や現在の取引先も重要
・取引先との信頼関係を築くことが大事

フリーランスによく見られる人脈づくりの悩み

フリーランス白書 2024』によると、今の働き方において就業環境や仕事上の人間関係、達成感および充実感、プライベートとの両立、スキル・知識・経験の向上に満足している人が半数以上を超える一方で、「多様性に富んだ人脈形成」に満足している人は、たった33.9%しかいません。

これは、多くのフリーランスが人脈づくりに頭を抱えていることを物語っています。以下では、フリーランスによく見られる人脈の悩みを深掘りしていきます。

人脈がない

フリーランスになったばかりの人が抱えがちな悩みの1つが、「人脈がないこと」です。会社員時代と違い、自然に人脈が広がる機会が少なく、自分から動かないと仕事につながる関係は生まれません。そのため、何から始めればいいのか分からず、不安を感じてしまう人は多いです。

人脈の作り方がわからない

人と関わる意欲はあるものの、「具体的にどこで出会い、どう関係を築けばいいのか分からない」という悩みを持つ人もいます。そもそも何をすれば仕事につながるのかが見えないと、行動に移しづらいでしょう。

人付き合いが苦手

人と関わること自体には抵抗がないものの、初対面での会話や関係構築が苦手で悩んでいる人もいます。「話しかけるのが怖い」「雑談が続かない」などの理由で、せっかくの出会いを仕事につなげられないケースもあるでしょう。無理に社交的になるのではなく、自分なりの関係の築き方を見つけることが大切です。

そもそも人と関わりたくない

人間関係に惑わされずに自由に働きたくて、フリーランスを選んだ人は少なくありません。意図的に人脈を作ろうとする行為やあからさまに営業っぽい行為に、抵抗がある人もいるでしょう。フリーランスとして、「自分のペースで仕事をしたい」と考えるのは自然なことです。

必要以上に人と関わることなく、適度な距離を保ちながら仕事を得られる方法を考えることも、選択肢の1つです。

打算的な人間関係に違和感を感じる

「この人とつながれば得をする」という損得勘定が透けて見える関係に、違和感を覚える人も少なくありません。表面的な付き合いを増やすよりも、本音で話せる関係を大事にしたいと考えるフリーランスも多いです。無理に広げるよりも、信頼できるつながりを深める方が、結果的に良い人脈につながることもあります。

CHECK

・何をすれば仕事につながるのかを考えて行動する
・自分なりの関係の築き方や距離感を見つける
・無理に人脈を広げるのではなく、信頼できるつながりを深める

もっとも収入につながる案件獲得ルートは?

ただ案件を獲得するだけでなく、高単価の収入を得たいと思っているフリーランスも多いでしょう。それでは、もっとも収入につながるのは、一体どのようなルートなのでしょうか。

人脈を活用する

フリーランス白書 2024』によると、「Q.その中で、最も収入が得られる仕事はどのようなところから見つけたものですか。」という質問に対し、1位と2位を「過去・現在の取引先(32.7%)」「人脈(27.9%)」が占めています。1位の「過去・現在の取引先」を含めると、約6割のフリーランスが、人脈を活用した案件獲得で高収入を得ていることが伺えます。

CHECK

・フリーランスの約6割が人脈を活用して高収入を得ている
・SNSやブログ、noteで実績を発信する
・WantedlyやIndeedなどのフリーランス向けサービスを活用する

自分で広告宣伝活動を行う

SNSやブログ、noteは無料で広告宣伝ができるツールです。これらのプラットフォームを活用し、自分のスキルや実績を発信することで、直接クライアントから仕事を得ることができます。特に、専門性のあるコンテンツを発信し続けることで、指名での依頼が増える可能性があります。有益な情報や専門知識を発信することで、自分の強みを可視化することが可能です。

ただし、広告宣伝活動を行っても、すぐに結果が出るわけではありません。そのため、継続的な発信が求められます。また、たくさんのフリーランスがいる中で多くの人にリーチするためには、ただブログを更新するのではなくSEOになどに努めるなど、継続的な努力が大切です。

フリーランス向けサービスを利用する

近年では、WantedlyやIndeedをはじめ、さまざまなフリーランス向けサービスが普及しています。フリーランスエージェントやマッチングサービス、クラウドソーシングを利用することで、案件を探す手間を減らしながら仕事を獲得可能です。特にエージェント経由の案件は、高単価かつ長期契約になりやすい傾向があります

一方で、手数料や契約の制約があるため、条件をよく確認することが重要です。

人脈づくりのためにSNSはやるべき?

フリーランス白書 2024』によると、「Q.仕事はどのようなところから見つけますか。」という問いに対し、約3割が「自分自身の広告宣伝活動(Web・SNS・新聞・雑誌など)」と回答しています。この結果を見ても、仕事を獲得するうえでSNSの活用は有用です。以下では、人脈づくりのためにSNSを活用するメリットについて解説します。

人脈づくりに役立てられる

『フリーランス白書 2024』によると、「Q.取引をしたフリーランスとの関係性や出会いのきっかけについて教えてください。」という問いに対し、「SNSでつながった人」は「もともとの友人・知人」「友人・知人の紹介」に次いで3位です。

例えば、ビジネス系SNSの呼び声高いLinkedInでは、さまざまな求人が掲載されており、ビジネス的な関係構築にも役立ちます。Facebookは、「フリーランスライター」「Webデザイナー」「翻訳者」など、職種ごとのコミュニティが充実しており、フリーランス向けのビジネス勉強会やオンラインイベントが告知されるため、リアルな交流につながりやすいのが特徴です。

情報収集ができる

SNSを活用すれば、業界の最新情報やトレンドをリアルタイムでキャッチできます。特に、同業のフリーランスや企業アカウントをフォローすることで、有益な情報が集まりやすくなります。 仕事のヒントや新しい案件につながる情報も得られるため、効率的な情報収集ツールとして活用できます。

X(旧・Twitter)では、「#Webライター」「#Webデザイナー」などで検索すれば、仕事を募集している人とつながれる可能性があります。業界のトレンドやリアルな声をキャッチアップしたり、共通の仲間を見つけたりするのにも有益です。

セルフブランディングに活かせる

受け身で待っているだけでは、仕事は入ってきません。SNSで自身のスキルや実績を積極的に発信することで、仕事の依頼や認知度向上につなげることができます。特に、専門知識や経験を活かした投稿は、信頼度を高める要素となります。継続的な発信をすることで、「この分野ならこの人」と認識されやすくなるのもポイントです。

Instagramやポートフォリオサイトでクリエイティブ系の実績をアピールしたり、LinkedInでビジネススキルやキャリアの強みを発信したりすることで、ターゲットに合ったセルフブランディングが可能です。発信の内容に応じて、適切なプラットフォームを選ぶことが、より効果的なブランディングにつながります。

CHECK

・LinkedInやFacebookで関係や交流を深める
・Xのハッシュタグを活用して求人や仲間を見つける
・実績や強みを継続的に発信してセルフブランディングに役立てる

人脈づくりにおいて大切なことは?

「知り合い」は多くても、仕事につながらなければ意味がありません。ここでは、仕事につなげるにあたって大切なことについて見ていきます。

約束を守る

「仕事につながる人脈」は、関係性の深さや信頼の高さがキーです。例えば、「期日を守る」「レスポンスを早くする」「小さな約束を大事にする」などの積み重ねが、自身の価値を高め、結果的に案件獲得のチャンスを生みます。信頼関係が築ける人脈こそ、長く続く仕事につながるのです。

迅速に行動する

フリーランスにとって、レスの速さは安心感や信頼の獲得に直結します。逆にいうと、返信の遅さは信頼の失墜につながりかねません。出社スタイルと異なり、リモートでは画面の向こうで相手がどのように仕事を進めているのか、本当に納期に間に合うのか見えないためです。

リモートワークでは直接顔を合わせる機会が少ないからこそ、返信の速さが信頼の指標になります。素早く行動することは、誠意ややる気のアピールにもつながります。

相手との共通点を意識する

共通点があると、関係が自然と深まり、仕事の依頼や紹介につながりやすくなります。趣味、キャリアの経歴、得意分野など、意識的に相手との共通点を見つけることが大切です。「この人とは価値観が合う」「一緒にいて楽しい」と思ってもらえれば、関係が続きやすく、「一緒に仕事をしたい」と思ってもらいやすいです。結果的に、案件の機会も増えるでしょう。

CHECK

・小さな約束を守って信頼関係を高める
・迅速なレスポンスに努める
・相手との共通点を見つける

人脈はどうやって作ればいいの?

それでは、実際に人脈は一体どのように作ればいいのでしょうか。ここでは、仕事につなげられる人脈を作るための具体的な行動や手段について解説します。

SNSを活用してつながりを広げる

SNSで「#仕事募集中」「#フリーランスライター」などのハッシュタグを活用し、案件を募集している企業や個人を探す方法があります。また、自分自身が「ライターとして案件を受け付けています」と発信することで、仕事のチャンスを引き寄せることも可能です。

最近では、フリーランスを束ねているディレクターや企業がSNSを通じてフリーランスを探すケースも増えており、思わぬ縁につながることもあります。

元同僚や昔の仲間とつながる

新しい人脈を開拓しようと思うと、ハードルが高く感じる人もいるかもしれません。そこで、時をさかのぼって昔の仲間たちにコンタクトを取ってみるのも1つの方法です。過去に一緒に働いた人は、すでにあなたのスキルや仕事ぶりを知っているため、紹介や案件につながりやすい傾向があります。また、一緒に働いた経験があるため、案件を円滑に進めやすいのも利点です。 

先輩フリーランスに話を聞く

フリーランス白書 2024』によると、フリーランスの約半数は、他のフリーランスからの受注を経験しています。すでにその道を歩んでいる先輩フリーランスに話を聞くことで、どのように継続的に人脈を構築しているかのヒントをもらえます。また、そこから生まれた縁で案件を振ってもらえたり、プロジェクトに一緒させてもらえたりすることもあるでしょう。

元取引先との関係を活かす

独立前に対企業で仕事をしていたなら、元取引先の担当者に独立した旨を伝えてみるのも有効な方法です。すでにあなたのスキルや仕事ぶりを知っているため、実績が少ない段階でも安心して依頼してもらえる可能性があります。独立直後の案件獲得は特にハードルが高いため、過去のつながりを活かすことで、スムーズに仕事を得られるチャンスが広がるでしょう。

同じ目的のコミュニティに参加する

業界の勉強会やオンラインサロンに参加すると、同じ目標を持つ人たちとつながりやすく、仕事のチャンスも生まれやすくなります。実際に、コミュニティ経由で案件を獲得したフリーランスも多く、活動の幅を広げることで新たな可能性が広がるでしょう。また、リアルのミートアップやイベントに足を運び、直接顔を合わせることで、オンラインよりも信頼関係を深められ、より確実な人脈につなげられます。

イベントや交流会で名刺を配る

イベントや交流会では、名刺を渡すだけでなく、その後のつながりを意識することが大切です。 名刺交換した相手とSNSを交換し、定期的にコンタクトを取ることで関係が深まり、仕事につながる可能性も高まります。FacebookグループやPeatixで業界イベントを探し、積極的に参加するのも有効な方法です。

CHECK

・SNSのハッシュタグを活用してつながりを広げる
・元々あるつながりを活用・強化する
・定期的にコンタクトを取るなど、その後のつながりを意識する

人との出会い方・探し方

人脈の作り方が分かったところで、具体的にどこで出会うかについて深掘りします。

学びの場で人脈を広げる

スクールや講座に参加することで、同じ目標を持つ人とつながりやすく、人脈が広がるきっかけになります。実際に、『フリーランス白書 2024』によると、「Q.学びの効果として、得られたものをお答えください。」の問いに対し、約2割のフリーランスが「人脈が広がった」と答えました

また、「必要な業務に役立った」「受注できる案件の幅が広がった」と回答した人が約4割、「より高度な仕事ができた」と回答した人も約3割いるなど、人脈以外にもメリットを得ているフリーランスが多いことが分かります。

例えば、ノマドニアのような短期集中型プログラムでは、学びながら実際に仕事につながるネットワークを築けることもあります。オンラインスクールなら、テック系やクリエイティブ系の分野で、全国の受講生とつながるチャンスがあります。

コミュニティやビジネスネットワークを活用する

オンラインサロンや業界別の勉強会に参加すると、実際に仕事を発注する人や、フリーランス仲間とのつながりを築きやすくなります。Facebookコミュニティなどのプラットフォームでは、海外フリーランス向けの案件情報も共有されることがあり、新たな仕事の機会が広がることもあります。同業種同士のオフ会や交流会、セミナーに参加することで、情報収集ができ、同じ目的や共通点を持った参加者間でより深い関係を築きやすくなります。

また、異業種交流会に参加するのも1つの方法です。 同業の知り合いは多くても、異業種とのつながりが少ない人は意外と多いものです。例えば、Webエンジニアがサイトのコピーを書けるライターを探していたり、カメラマンがインタビューもできるライターを求めていたりと、異業種同士で仕事を紹介し合うこともあります。

過去のつながりを活かす

新しい人脈を作る前に、まずは元同僚や取引先に相談してみるのも有効な方法です。すでに仕事の実績がある関係性のため、営業のハードルが低く、スムーズに案件につながる可能性があります。また、業務委託先の企業との関係を維持することで、別の仕事を紹介してもらえるチャンスも広がるでしょう。

自分に合った出会い方を見つける

人脈づくりの方法は1つではありません。そのため、自分に合ったスタイルを選ぶことが大切です。人付き合いが苦手ならオンライン交流を中心に、フリーランス仲間を増やしたいならコワーキングスペースやノマドイベント、業界のつながりを広げたいなら、カンファレンスやMeetupイベントに参加するなど、目的に合った出会い方を意識すると効率的です。

CHECK

・学びの場やビジネスネットワークに参加する
・元同僚や取引先に相談する
・自分の目的に合った出会い方を意識する

良い人脈、悪い人脈の見極め方

ただがむしゃらに人脈づくりをするのではなく、良い人脈を築く必要があります。それでは、良い人脈、悪い人脈とは、どういったものを指すのでしょうか。

長期的に価値を生み出せる人脈

良い人脈とは、互いに信頼し合い、長期的に支え合える関係です。仕事の依頼や紹介だけでなく、悩みを相談できたり、新しい学びを得られることもあります。テイカーの姿勢で居続けるのではなく、相手に有益な情報を届けたり、仕事を紹介したり、お互いに価値を与え合える関係の構築も大切です。

一時的なつながりではなく、継続的に価値を共有できる関係こそ、仕事の機会を広げる人脈といえるでしょう。

何も生まれない人脈

名刺交換だけで終わる関係や、表面的なつながりにとどまる人脈は、結果的に何の価値も生まれません。また、「何となく付き合っているけど話が合わない」「関係を続ける意味が見いだせない」と感じる場合は、無理に維持する必要はありません。エネルギーを注ぐべき人脈を見極めることが大切です。

避けるべき人脈

出会いの中には、ビジネスの勧誘や保険の営業を目的とした人もいます。また、表面的なつながりは、仕事に直接結びつくことが少なく、時間を無駄にするリスクがあります。人脈づくりの場では、単なるつながりを増やすのではなく、「何を得たいか?」を明確にすることが重要です。「学びたい」「新しい仕事につなげたい」など、自分の目的を意識して関係を築くことが、人脈の質を高めるポイントになるでしょう。

CHECK

・良い人脈とは、互いに信頼し合い、長期的に支え合える関係
・表面的なつながりからは何も生まれない
・単なるつながりを増やすのではなく、目的を明確にすることが大事

人脈ができても仕事につながらない…どうすれば?

人脈ができても、実際に仕事につなげることができずに頭を抱えているフリーランスは少なくありません。築いた人脈を仕事につなげるには、一体どうしたらいいのでしょうか。

ただの「知り合い」ではなく「仕事を頼みたくなる人脈」を築く

人脈があっても、仕事につながらなければ意味がありません。「この人に仕事を頼みたい」と思われるためには、自分の知識やスキルを発信し続けることが大切です。営業が苦手な場合でも、ブログやSNSで実績やモチベーション、自分の価値を伝えることで、自然と仕事の依頼が来るようになります。

フリーランスで活動していることを周囲に伝える

「仕事を頼みたい」と思われるためには、まずは自分がフリーランスとして活動していることを知ってもらうことが重要です。人材を探している人に「アサインできる人物だ」と認識されるだけでも、仕事のチャンスが増えます。知人や取引先に「仕事を探してます」と軽く伝えるだけでも、意外な案件につながることがあります。

得意なことや実績を発信する

自分の得意なことを発信し、自分が何ができるのかを明確に伝えることで、仕事の依頼につながりやすくなります。実績がない場合、最初は「無料でやります」と告知またはDM営業を行い、実績を積んだ人もいるようです。実績のある発信を続けることで、信頼度が上がり、次の案件へとつながる可能性が広がります。自己分析を行い、自分の強みを知っておくことも重要です。

仕事につながる認知を広げる

https://twitter.com/moco191112/status/1886520062615462357?ref_src=twsrc%5Etfw”>February 3, 2025

フリーランスで安定した仕事を得るには、地道な発信や行動を積み重ねることが欠かせません。フリーランスでやっている活動をSNSで発信したり、積極的に声をかけたりすることで、時間差で仕事につながることもあります。多くの案件を獲得している人は、圧倒的に行動量が多いのも特徴です。

1回の仕事をリピート案件につなげる

1回の仕事をリピート案件につなげるためには、1つひとつの仕事に丁寧かつ迅速に取り組み、「仕事がしやすい」「クオリティが高い」と思ってもらうことが大切です。一定のクオリティを担保することはもちろん、レスや納品の速さもやる気やモチベーションのアピールや信頼につながります。

また、単発の仕事で終わらせず、「◯◯の案件があったらまたお願いします」と伝えることで、次の依頼につながる可能性が高まります。実際に、リピート案件を得ているフリーランスの多くが、クライアントとの関係を意識的に築いています。信頼関係を深めることで、継続案件や紹介につながることもあるでしょう。

CHECK

・自分がフリーランスとして活動していることを伝える
・自己分析を行い、自分が何ができるのかを明確に発信する
・丁寧かつ迅速な納品を心がけ、リピート案件につなげる

人脈を活かし、仕事につなげ、育てるコツ

安定しているフリーランスは、一体どのように人脈を活かし、継続的に受注しているのでしょうか。人脈は「築いたら目的達成」ではありません。築いた人脈を活かして仕事につなげ、育てるコツを押さえておきましょう。

行動し続ける

人脈を活かすには、ただ機会を待っているのではなく、自ら動き続けることが大切です。仕事を得る人は、出会いの場に足を運び、新しい人と積極的に関わっています。一度築いた人脈も、定期的なアクションがなければ、仕事につながるチャンスを逃してしまいます。

定期的に連絡を取る

仕事を誰かに依頼したいと思っていても、クライアント側が単にあなたの存在を忘れてしまっているだけのこともあります。定期的に連絡を取ることで、「この人に頼もう」と思い出してもらいやすくなります。「声をかけやすい人」でいることが、継続的な仕事につながるポイントです。

継続的にコミュニティに参加する

築いた人脈は、一度できたら終わりではなく、継続して関わり続けることで価値が生まれます。 コミュニティに定期的に顔を出し、関係を維持することで、新たな仕事のチャンスが広がります。関係を途絶えさせない努力が、長期的な人脈形成の鍵です。今ある人脈を大切にすることで、他のクライアントを紹介されるなど、新たな出会いが生まれる可能性があります。

CHECK

・受け身にならずに自ら動き続ける
・定期的に連絡を取り、「声をかけやすい人」でい続ける
・継続して関わり続け、長期的な人脈を形成する

人脈は築いたら終わりではなく、活かしてこそ意味がある

多くのフリーランスが人脈を活用して案件を獲得しており、フリーランスにとって人脈は仕事を得る大きな武器になります。

しかし、ただ知り合いを増やすだけでは十分ではありません。人脈ができても仕事につながらない場合は、「この人に頼みたい」と思われるような発信や行動が重要です。

また、一度つながった関係も、放置すれば自然と途切れてしまいます。人脈を意味あるものにするためにも、定期的な連絡や継続的な関わりを意識しながら、価値を提供し合える人脈を育てていきましょう。

フリーランスの仕事や人脈につなげるセミナー活用|イベントの選び方・交流術・怪しい勧誘の見分け方

今回は、フリーランスとして独立したい、またフリーランスの駆け出しという方向けに、フリーランスがセミナーに参加すべき理由や、自分に合ったセミナーの探し方、セミナーに参加する際の注意点などをお伝えします。

フリーランスはセミナーを有効活用しましょう。相談相手が見つかる、モチベーション維持につながる、仕事紹介の可能性が広がるなど、さまざまなメリットがあります。初めて参加する方はまずは少人数×有料のものに参加してみてください。自分に合うセミナーに積極的に参加してフリーランスとして活躍の幅を広げましょう。

迷うなら少人数の有料セミナーに1回だけでも行ってみよう

もしまだセミナーに1度も参加したことがないというフリーランスの方には、「少人数」の「有料」セミナーへの参加をおすすめします。まず「少人数」について。

大人数が集まる場所だとすべての参加者と交流することは難しくなります。少人数のものであれば、お互いの顔が見えるので参加者の多くと深く交流できるでしょう。

続いて「有料」について。せっかく時間をかけてセミナーに参加するのであれば、有益な情報を持ち帰りたいものです。無料セミナーの場合、内容が初心者向けなど、主催側が無料で伝えられる範囲のものになることが多いでしょう。

一方、「有料」であれば、主催者も費用に見合った情報を提供します。これらのことから、少人数の有料セミナーへの参加をおすすめします。

フリーランスがセミナーに参加すべき理由

フリーランスとしてすでに活躍している人、駆け出しのフリーランス、これからフリーランスとして活動を始めようとしている人など、それぞれにマッチするセミナーがあります。

またセミナーの目的も、フリーランス仲間をつくって刺激を受ける、ピンポイントで自分に必要なスキルを学ぶなど、さまざまなものが開催されているので、フリーランスとして活動の幅を広げるためにぜひうまく活用してください。

相談できる人やメンターが見つかりスキルアップの機会に

フリーランスは1人で業務を進めることが多いため、困ったことがあっても気軽に相談できる相手を見つけるのは難しいことです。そんな時にフリーランスが集まるセミナーに参加すれば、同じ立場で活動する人や先輩のフリーランスに出会えるでしょう。

フリーランスとして活躍するためのノウハウや、具体的なスキルの相談ができる相手が見つかれば、スキルアップの機会にもなります。

交流会の参加から横のつながりや新しい人間関係をつくる機会に

相談相手やメンターに加えて、セミナーに参加することで、さまざまな業界の人とのつながりができます。同じセミナーに参加している人たちなので、共通のテーマに関心があるということ。そのジャンルでの情報交換など、その後の交流も継続できるでしょう。

人間関係が広がることで刺激を受け、知見も広がります。

オフラインで顔が見えているからこそ仕事紹介の機会に

セミナーの中でも特にオフラインのものはリアルに対面で会うことになるので、お互いを深く知る機会になります。オンラインのセミナーよりも、参加者同士の安心感や信頼感も高まるでしょう。だからこそ、そこから仕事の紹介につながる可能性も高まります。

「その場限り」のつながりで終わらせずに、長くつき合える関係性をつくることを意識してみてください。

1人の仕事時間が増えてもモチベーション維持や向上の機会に

クライアントと向き合って黙々と作業を進めることも多いフリーランス。定期的にセミナーに参加して仲間との時間を過ごすことで、モチベーションの維持や向上の機会にしましょう。

同じようにがんばっている仲間、フリーランスとして成功している人など、ほかのフリーランスの活躍を知ることが刺激になります。仕事に行き詰った時などは特に、セミナーに参加することをおすすめします。

CHECK

「少人数」「有料」のセミナーに参加して、効率的に有益な情報を入手
セミナーに参加してフリーランス仲間やメンターを見つけ、仕事のモチベーションにつなげる
セミナーはリアルなつながりだからこそ、仕事を紹介してもらえる可能性も高まる

自分に合ったフリーランス向けセミナーの選び方

セミナーには、ジャンルやスキルに特化したインプットを目的としたもの、フリーランスとして活躍するための全般的なノウハウが中心のもの、また参加者同士の交流がメインのものなど、さまざまな種類があります。

今の自分に必要なことを明確にしてから、参加するセミナーを選びましょう。

スキルアップが目的であれば課題があるセミナーに参加

フリーランスとして仕事にできるレベルのスキルを身に着けたい場合は、きちんとした課題があるセミナーに参加しましょう。課題があるようなレベルのセミナーであれば、講師がしっかりと教えてくれます。理解できるまで質問をして自分の知識・スキルにしてください。

交流が目的であればオフラインの交流が盛んなセミナーに参加

主催者からのインプットよりも、参加者同士の交流をメインにしているセミナーもあります。

1人で業務を進めていて行き詰っている、誰かに悩みを相談したい、先輩フリーランスのアドバイスが欲しいなどの場合は、オフライン開催で、交流が盛んなものに参加しましょう。

オフラインなので1人1人とじっくりコミュニケーションを取れるでしょう。そして横のつながりができ、そこから仕事を紹介してもらえることや、出会った仲間と協業して仕事を請けるなどの可能性も広がるでしょう。

フリーランスの活動を検討している場合は交流会で生の声を聞きに参加

これからフリーランスとして活動しようと考えている場合は、交流会で積極的に先輩フリーランスと話をしてください。活躍するノウハウや業務を請けるポイントなどアドバイスがもらえるでしょう。

またこれからフリーランスを始めようか迷っている方は、背中を押してもらえるはずです。

すでにフリーランスとして活動中の場合は勉強会で今欲しいスキルベースで参加

一方で、すでにフリーランスとして活動している方は、フリーランスとしてレベルアップするためのスキルを身に着ける場としてセミナーを活用しましょう。

ピンポイントの技術が学べるセミナーはたくさんあるので、今の自分に必要なスキルを明確にしてインプットしてください。

CHECK

セミナーはさまざまな目的で開催されているので、自分に必要なことを明確にして選ぶ
スキルアップ目的なら課題があるようなしっかりした内容のセミナーがおすすめ
これからフリーランスの活動を始める場合はオフラインの交流会で生の声を聞く

フリーランス向けのおすすめセミナー検索サイト

セミナー検索サイトでおすすめのものを具体的にご紹介します。サービスによって、フリーランス向けセミナーだけを扱っているもの、エンジニアなどジャンルに特化したもの、交流会がメインのものなど、それぞれ特徴があります。

TECH PLAY

IT系のさまざまなイベント・勉強会・交流会・カンファレンスなどの情報が掲載されています。

「技術キーワード」「タグ」「エリア」「スケジュール」を条件に、興味のある情報を探すこともできます。イベント情報のほか、スキルアップやキャリアアップのためのテック記事・技術ブログも掲載されているので、日常的な情報収集のためのサイトとしても活用できます。

connpass

エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォーム。X・Facebook・GitHubなどと連携すると、友だちがイベントを公開したり参加した時に通知が届くので、興味のある主催者のイベントを見逃す心配がありません。

Doorkeeper

コミュニティをベースとしたイベントに参加できるサービスでキーワードとエリアで検索できます。イベントやコミュニティを初めて運営する人向けのサポートも用意されており、コミュニティに参加することで、興味のあるイベントを漏れなくチェックできます。

Workship EVENT

フリーランス、パラレルワーカー、クリエイター、エンジニアがスキルアップ、キャリアアップするためのイベントが掲載されています。オンラインイベントが中心で、キーワードやタグでの検索もできるので、興味関心や課題に合うイベントを見つけられます。

こくちーずプロ

76万人以上が利用するイベント集客プラットフォーム。個人、法人を含めてこれまでのイベント主催者は8万人以上、チケットの販売数は550万枚以上という規模のイベント告知サイトです。フリーランスに特化しているわけではありませんが、IT/インターネット、マーケティングなどのジャンルで検索できるので、自分にマッチしたイベントを探せます。

Peatix

10,000以上のイベントが掲載されているサービスです。フェスやグルメ、アート系など幅広いジャンルのイベントがあるのが特徴。フリーランスの方は、「スキルアップ」や「マーケティング」「デザイン」などのカテゴリ検索や、キーワード検索を活用してイベントを探すのがおすすめです。

新しい働き方Lab

日本最大級のクラウドソーシング「ランサーズ」のランサーズ株式会社が運営するサービス。フリーランス、副業、会社員を問わず、個人同士で成長し合うことを目的としたコミュニティです。「キャンパス」と呼ばれる各地の提携コワーキングスペースで開催されるイベントも多数あります。

フリーランス協会

自分の名前で仕事をしたい人のためのインフラ&コミュニティ。フリーランス同士の交流会や、確定申告のポイントを伝えるセミナーなど、フリーランスとして活動するためのつながりやノウハウを得られるイベントが開催されています。

怪しいセミナーの存在に気をつける

残念ながら世の中には、怪しいビジネスなどの勧誘を目的にセミナーを開催している人たちがいます。そういったものに巻き込まれないように、セミナーに参加する際には情報収集をしっかりして、信頼できるものなのか見極めてから参加してください。

講師の実績が不十分な場合

セミナーに申し込む際は事前に講師の情報をしっかり確認しましょう。講師の名前で検索して、過去に登壇しているイベントや著書などを調べて、経歴や実績がしっかりしているか確認してください。実績が不十分な場合は要注意です。この人の話を聞いてみたい、この人は信頼できると思える講師のセミナーを見極めましょう。

交流会でしつこい勧誘がある場合

怪しいビジネスなど、本来の目的以外で開催されているセミナーもあります。特徴としてはしつこい勧誘があること。参加してみないと分からないこともあるかもしれませんが、申し込む前に主催者や講師をしっかり調べる、口コミを読むなど防止策を取りましょう。

万一、参加してしまった場合は途中で帰るなど巻き込まれないようにしてください。

高額過ぎる参加費がかかる場合

有料のセミナーの中でも、内容に見合わず参加費が高額なものは注意が必要です。「参加費が高い=内容がいい」とは限りません。セミナーの告知に書いてある内容をしっかりと確認して、金額に見合うものなのか検討しましょう。少しでも違和感があるようであれば参加しないことをおすすめします。

CHECK

世の中には怪しいビジネスなどの勧誘が目的のセミナーがあるので注意が必要
講師の実績が不十分、しつこい勧誘、参加費が高過ぎるものは要注意
主催者や講師の実績、口コミなどを調べて見極める

フリーランスとして活躍したい方はセミナーを有効に活用してください。スキルアップ、交流など参加目的を明確にして、さらに怪しいセミナーには注意しながら、自分に合うものを見つけましょう。定期的に参加することで、知識やスキルのレベルアップはもちろん、フリーランスとしてのモチベーション維持にもつながります。便利なセミナー検索サービスを併用しながら、ぜひ積極的に参加してください。

【2024年12月6日】フリ転 Webクリエイター交流会 – Web制作に携わるフリーランスの方へ –

フリ転 Webクリエイター交流会とは?

Webクリエイター交流会はWebに関するお仕事をしている方々が集まるIT交流会です!

”クリエイター同士が気兼ねなく繋がれる場”をコンセプトとしたクリエイターのための総合コミュニティイベントです。

本イベントは、もともと日本デザインにゆかりのあるフリーランスクリエイター同士の懇親会として始まり、クリエイター同士が互いのスキルやアイデアをシェアし、新たなつながりを築ける場として開催されています。

フリ転 Webクリエイター交流会のコンセプト

少人数制のアットホームな交流会

大人数の「名刺交換会」ではなく、気楽に喋れるWeb仲間を作ることを目的としています。

名刺交換会よりも気軽に参加できる交流会として、息抜きを兼ねて人脈形成ができます。

他業種・他職種の方も含めた交流会

参加者同士でコアな実体験を話せるので、他のポジションが考えていることなど、プロジェクトメンバーには聞けない疑問も解消できます。

このようなお悩みをお持ちのWebクリエイターさんに

Case1 デザイナーさん

フリーデザイナーとして制作会社のディレクターさんから案件をまわしてもらっているが、もっと企画・提案の部分から案件に関わっていきたいと感じている。

Case2 ディレクターさん

独立したので、より上流工程のスキルが必要になってきた。マーケティングの知見も取り入れて更にステップアップしたい。

Case3 マーケッターさん

Webマーケティングの現場で経験を積んできたが、制作ディレクションの経験は無し。マーケティングや制作どちらも勉強会で学び、上流工程に進みたい。

Case4 エンジニアさん

エンジニアとして技術だけで食べていくのはこの先不安。webディレクターとしてエンジニアチームを束ねてマネジメントする道を探りたいが、仲間がおらず、ディレクションを学ぶ機会がほしい。

ご参加資格はWebクリエイターの方

ご職業の例

Webデザイナー,Webマーケター,Webイラストレーター,イラスト制作,UI/UXデザイナー,Webコーダー,HTMLコーダー,Webフロントエンド,Webプログラマー,Web開発エンジニア,Webプロデューサー,Webディレクター,Webライター,Web編集,SEO/MEO,Web動画制作,Web動画,カメラマン,Web営業,Web制作会社,クリエイティブ職 アプリ開発,アプリディレクター,アプリデザイナー,アプリコーダー,アプリ開発エンジニア,アプリ開発プログラマー,グラフィックデザイナー など他

※ 上記以外で「該当するか不明の場合」は参加表明の際、主催者までお問い合わせください。

Webクリエイター職でしたらどなたでもご参加いただけますので、 該当する方は是非ご参加いただき、交流を深めてください!

開催概要

日時2024年12月6日(金)19:00~21:00 
参加費無料
会場439_CLUB-X/BASE池袋
JR山手線 池袋駅 徒歩10分
東京都豊島区池袋2-32-3
お問合せhttps://www.furi-ten.com/contact/
主催株式会社日本デザイン

よくあるご質問

【Q.】運営会社はどこですか?
【A.】株式会社日本デザインです。

【Q.】対象者はどのような方ですか?
【A.】Webに関する職業についている方ならどなたでも参加可能です。
   対象は、Webデザイナー、Webマーケター、エンジニア、ディレクターなど多岐にわたります。

【Q.】初参加、1人参加でも大丈夫ですか?
【A.】問題ありません!1人でもWebクリエイター仲間ができることを目標に、安心して参加できます。

【Q.】Web技術に関しての知識が少ないのですが大丈夫ですか?
【A.】問題ありません。
   是非ご参加いただき、できる人と会話していただきご自身の視野を広げてみてください。

【Q.】人見知りですが、大丈夫ですか?
【A.】この会で1人でもWebクリエイター仲間ができたら目標達成です。
   「全員と喋らなければいけない」ということはありませんので、ご安心ください。

【Q.】友人を誘っても平気ですか?
【A.】是非ご一緒に!Webクリエイター仲間であれば是非誘って一緒に楽しみましょう。
   なお、参加表明はお一人ずつ、専用の応募フォームよりご自身でお申し込みください。

【Q.】途中退室、再入場は可能ですか?
【A.】可能です。受付にてリストバンドをお渡しします。
   再入場の場合はリストバンドを着用いただいた上での入場をお願いいたします。

ご参加、お待ちしております。

フリーランスの仕事につなげる交流会|イベントの探し方・信頼関係の築き方・具体的アクションを解説

今回は、フリーランスとして独立したい、またフリーランスの駆け出しという方向けに、フリーランス同士の交流会の必要性や参加するメリット、交流会の探し方、参加する際の注意点などをお伝えします。

フリーランスとして活躍したい方には交流会に参加することをおすすめします。フリーランス同士のネットワークができるほか、最新の情報収集や案件獲得につながることも期待できます。参加する目的を明確にして有効に活用しましょう。

フリーランスは積極的に外に出て、人とのご縁を作りにいくべき

フリーランスの業務は在宅のものが大半です。一部の企業常駐型のフリーランス以外は、基本的には家で1人で作業を進めることになるので、外部の人との交流の機会は少ないでしょう。会社員のように組織に所属しているわけではないので、「隣の席のメンバーにちょっと話しかける」というようなコミュニケーションはありません。

こういう状況が続くと、モチベーションの維持や業界の最新情報を入手することが難しくなります。そんな時の打開策として活用したいのがフリーランス同士の交流会です。新たな人との縁を作るために自分から行動しましょう。

フリーランス交流会は名刺交換や情報交換を対面・オンラインで実施

フリーランスや個人事業主を対象とした異業種交流のイベントはさまざま開催されています。東京、大阪、名古屋などの主要都市では対面式の交流会が多いほか、最近はオンライン開催も増えています。参加費は2,000円前後のものが大半で、参加者同士の名刺交換や情報交換が目的の場合はほとんどです。

CHECK

在宅のフリーランスは、人との新たなつながりを作る機会がほとんどない
モチベーション維持や情報収集のために活用できるのがフリーランス同士の交流会
名刺交換や情報交換を目的にした交流会が多いので有効に活用する

交流会に参加するメリットや目的

フリーランス交流会に参加するメリットはたくさんあります。孤独感を感じている、フリーランスならではの悩みや不安がある、フリーランスとしてもっとスキルアップしていきたいという方はぜひ積極的に参加してみてください。

孤独になりがちなフリーランスが同じ立場の人々との人脈形成

在宅のフリーランスは人とのコミュニケーションが極端に少ないため、孤独になりがちです。自分で人と交流する機会を作らなければ、誰とも話さずに日々が過ぎることもしばしば。フリーランス同士の交流会には同じ状況の人たちが集まるため、孤独な気持ちを理解し合いながら人脈を形成できます。同じようにがんばっている仲間がいるから自分もがんばろうというモチベーションにもなるでしょう。

業界の最新情報や仕事のノウハウなどを交換する情報交換

フリーランスは、自分がかかわっている業界や職種の情報収集にかたよりがちになります。いろんな業務に取り組んでいる人たちと交流することで、自分1人では集められない業界の最新情報が得られるでしょう。実際にその業界で働いている人たちなので、Web上では集められない「生の情報」に触れられます。また、1人で仕事を進めるフリーランスならではの仕事のノウハウも共有できます。仕事の進め方で悩んでいることがあれば解決できることもたくさんあるでしょう。

他のフリーランスから仕事を紹介や直接仕事の受注などの仕事獲得の機会

案件を紹介してもらえるメリットもあります。実際に会って話ができるので、こちらからアピールすることもできます。参加している人から、いい仕事の探し方を教えてもらうことや、その人から直接仕事を受けられることもあります。すぐの案件紹介につながらなくても、のちのち一緒に仕事をする人脈もできるでしょう。

他の参加者の経験談を聞くことによるスキルアップとモチベーション向上

ほかのフリーランスの人たちがどんな仕事を受けているのかなど実際の経験談を聞くことで、モチベーションアップにつながります。自分と同じような業務をやっている人がどんなふうに仕事の幅を広げているのか、より高単価の案件をどうやって獲得しているのかなどノウハウを知ることができるでしょう。

孤独感の解消や確定申告や単価設定など具体的な悩みの共有と解決

確定申告や単価設定などフリーランスならではの悩みを相談できる相手がいないフリーランスも多いでしょう。交流会ではこういった悩みも相談・解決できます。便利なツールや方法、苦労した点などを共有し合いましょう。Web上にもさまざまなノウハウはありますが、やはり実際に取り組んでいる人の声は貴重な情報です。何かあった時に相談できる仲間ができるのも交流会参加の大きなメリットです。

CHECK

フリーランス交流会に参加するメリットは人脈形成や情報交換
刺激を受けることでモチベーションアップやスキルアップにつながる
交流会での縁が仕事の獲得につながる可能性もあるので積極的に活用する

フリーランス交流会の探し方

交流会に参加したいと思ったら、自分に合うイベントを探してみましょう。イベント告知サイトやSNS、コワーキングスペース、コミュニティを活用した探し方を紹介します。

主な交流会イベント確認サイトから探す

フリーランス交流会に限らず、イベント情報を集めているサイトがあります。イベント告知に特化しているので、テーマや日程、キーワードなどから検索しやすいでしょう。

こくちーずプロ

73万人以上が利用するイベント集客プラットフォームです。「フリーランス交流会イベント特集」という特集もあり、こくちーずプロ内で募集されている交流会が選びやすくなっています。

Meetup

誰でも無料で利用できるプラットフォームで、毎日何かしらのイベントが開催されています。フリーランス交流会の検索には「キャリア&ビジネス」がおすすめです。

ATTENTION

Meetup

Doomo(ドーモ)

東京を中心にテーマ型のビジネス交流会を開催しています。「フリーランス交流会 個人事業主・自営業者の交流イベント」も定期的に開催されています。

Peatix

誰でも簡単にイベント管理できるサービスです。ビジネスのほか、エンタメ・ライフスタイルなど15,000以上のイベントが掲載されていて、フリーランス向けのイベントも多数告知されています。

ATTENTION

Peatix

connpass

エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォーム。フリーランスエンジニアに特におすすめで、ITの知識や技術が学べる勉強会や交流会が多く開催されています。

ATTENTION

connpass

TechPLAY

IT系のイベント、勉強会、交流会、カンファレンスなどの情報が掲載されています。「技術キーワード」「タグ」「エリア」「スケジュール」の条件で興味のあるイベントが探せます。

ATTENTION

TechPLAY

Doorkeeper(ドアキーパー)

イベント運営に加えてコミュニティ管理もできるサービスです。イベント終了後に会員同士がつながれるコミュニティもあります。関心のあるキーワードと日程からイベント検索できます。

FacebookグループやX(旧Twitter)でのSNS告知から探す

SNSで探す方法もあります。「フリーランス」「交流会」などのキーワードで検索してみましょう。会社や団体が主催しているものもあれば、個人で開催しているものもあります。SNSで検索すると、交流会の情報だけでなく、フリーランス向けのサービスを提供している会社や、フリーランス個人の情報を得ることもできます。サービス提供会社や業界の著名人をフォローして、最新の交流会情報を見逃さないようにしておきましょう。

コワーキングスペースでのリアルイベントを探す

コワーキングスペースが交流会を主催していることもあります。コワーキングスペースの場合は会場があるため基本的にはリアル開催となります。対面でのコミュニケーションの機会を探している方には特におすすめです。コワーキングスペースの場合、普段そこを利用している人の参加も多いので、普段なかなか出会えないような多様な業界の人とのつながりが作れるでしょう。

フリーランスコミュニティから探す

職種が絞られたものや、仕事のマッチングサービスと一体になったものなど、フリーランス向けのコミュニティがさまざまな交流会を開催しています。案件紹介がセットになっているイベントもあるので、案件獲得を目的としている方は注目です。

Workship LAB

フリーランス・副業向けマッチングサービス「Workship」が運営する完全招待制のフリーランス・副業コミュニティです。参加は無料で、フリーランスならではの悩みやノウハウを会員同士で共有できます。

ATTENTION

Workship LAB

フリーランス協会

自分の名前で仕事をしたい人のためのインフラ&コミュニティ。国内最大級のフリーランスネットワークです。フリーランス向けのさまざまなノウハウが提供されているほか、イベントも定期的に開催されています。

新しい働き方LAB

大手クラウドソーシングサービスのランサーズが運営するフリーランスコミュニティ。全国各地のコワーキングスペースを拠点として、「つながり」「気づき」「学び」の場が提供されています。

FleelanceNow

5,000人以上が所属する日本最大級の実名制フリーランスコミュニティ。「仕事とつながる、仲間とつながる」というビジョンのもと運営されています。クローズドのFacebookグループにてフリーランス同士がやり取りしています。

ATTENTION

FleelanceNow

Home Worker’s Community

クリエイターやエンジニアの活動をサポートするサービスを提供しています。人脈構築サポートとして、募集人数が限られたイベントや勉強会が開催されています。

CHECK

交流会はイベント告知サイトやSNS、コワーキングスペース、コミュニティを活用して探すテーマや日程から探したい場合はイベント告知サイトを、幅広く探したいならSNSを活用
コワーキングスペースは広い業界とのつながりが、コミュニティはクローズドのつながりが期待できる

詐欺紛いの業者主催の「営業目的」の交流会や詐欺に注意

フリーランスの交流会はさまざまなメリットがある一方で注意点もあります。詐欺紛いの勧誘や悪徳商法の業者が主催している場合もあるので、主催者が信頼できる会社・人なのか、連絡先が明記されているかなどを確認しましょう。あわせて、参加条件や参加ルールもチェックしましょう。勧誘などの目的で参加できないようにルールが明文化されていると安心です。過去に開催されたイベントの感想や口コミなども参考になります。

「有意義な交流会イベント」の見極め方

貴重な時間を使って交流会イベントに参加するので、人脈の広がりやスキルアップにつながるなど、メリットが大きいものを見極めましょう。「せっかく参加したのに得るものがなかった…」とならないように、イベント選びも大切なポイントです。

業界の有名人がフリーランス向けにイベントを主催している

自分が活躍したいと思っている業界で実績を上げている人や、こういうふうに活躍したいと思える人など、有名人が開催しているイベントは安心して参加できますし、インプットも大きいでしょう。自分の価値観に近い人も集まってくるので、参加者同士のつながりも期待できます。

地元の経営者がイベントを主催している

地元の経営者が主催するイベントもおすすめです。フリーランスとして活躍するために、人と人とのつながりはとても重要です。地元であれば1つの案件から次の案件につながる可能性の高いため、地元で開催されるイベントはチェックしましょう。

職種などが限定された目的が明確なイベント

職種や業界などが限定されていて自分の得意領域ややっていきたいジャンルにマッチしたイベントは、そこに関心のある人だけが参加するのでより深い情報が得られます。ピンポイントのイベントがあれば逃さずに参加しましょう。

開催実績が豊富にありSNSなどでの評価が良い運営者のイベント

過去に開催したイベントを調べるのも大切です。そのイベントの感想や口コミを見て、評価が高い運営者が主催している場合は安心して参加できます。感想では、実際にどんな内容のイベントで、どんな参加者が集まっているかも分かるので交流会の様子もイメージできるでしょう。

CHECK

交流会の主催者が信頼できる会社・人なのか、連絡先が明記されているかなどを確認
業界の有名人や地元の経営者が主催する交流会がおすすめ
職種が限定されたもの、SNSの評価が高いイベントも要チェック

交流会に向けた準備や心構え

時間を割いて参加する交流会を、より有意義なものにするために事前の準備は欠かせません。交流会の必須アイテムである名刺も、参加するイベントによってどんな情報を載せるかなど工夫できます。このほか、参加した際の動き方やアフターフォローもコツがあります。

自己紹介に必要な名刺やポートフォリオを準備する

交流会に参加する大きな目的が人脈作り。それに欠かせないのが名刺です。相手の印象に残るこだわったデザインにすることや、自分の得意分野を書いておくと、名刺を渡した際の話題作りもできます。ただし、交流会はビジネスの場と違い不特定多数の人が集まるので、電話番号などは省き、自分のHPやメールアドレス、SNSのアカウントを入れるのがおすすめです。また、名刺にポートフォリオに誘導するQRコードを載せるのもよいでしょう。そのためにも交流会前にはポートフォリオもしっかり準備しておいてください。

自分の専門分野や提供できるサービスを簡潔に説明できるようにする

限られた交流会の時間で、できるだけたくさんの人と話すためにも、自分の得意なジャンルや提供できるサービスは簡潔に伝えられるよう準備しておきましょう。相手に「この人はこれができる人」と覚えて帰ってもらえるのがベストです。

明確な目的意識をもとに参加する交流会イベントを探す

貴重な時間を使って参加する交流会なので、はっきりとした目的意識を持ってイベントを探しましょう。なんとなく興味があるから、ほかの人も行ってるから、という曖昧な意識だと、せっかく行ったのに得るものがなかったということになってしまうでしょう。たとえば「この業界の人とのつながりを作る」「フリーランスとして自分の1歩先をいく人の話を聞く」など、目的を整理して参加してください。

当日は積極的に自己紹介や名刺交換に自分から動く

交流会で初対面の人に自分から話しかけるのは勇気がいることですが、ほかの参加者もつながりを求めて来ているので遠慮は必要ありません。むしろ相手も話しかけてくれるのを待っているので、積極的に自己紹介や名刺交換をしましょう。何度か交流会に参加するうちに自分から話しかけることにも慣れていくので、場数を踏むことも大切です。

話すだけではなく他の参加者の話もとにかく聞きに行く

名刺交換だけで終わらずに、相手がどんな仕事をしているのか、どうやって案件を獲得しているかなど、気になることはどんどん聞いてみましょう。自分から聞くことで相手も興味を持ってくれて、自分のアピールもしやすくなります。また、対話することで相手の印象に残り、仕事の話がきた時などに思い出してもらえるでしょう。

参加後のフォローとして気になった人にはお礼メールを欠かさず送る

交流会後のアフターフォローはとても重要です。お礼メールを送るかどうかが、その後のつながりに大きく影響します。お礼メールはぜひ個別の文面を作成して翌日には送りましょう。誰にでも通用する文面だと、相手は一斉配信していることが分かってしまいます。交流会で話したことに触れながらひとりひとりに丁寧に送りましょう。

フリーランス交流会で盛り上がる共通の話題

交流会でどんな話をすればよいか迷う方もいるでしょう。以下の話題は、フリーランスの多くが気になるテーマです。話すことに迷ったらぜひこれらを参考にしてみてください。

  • 仕事の獲得方法
  • 効果的なポートフォリオの作り方
  • クライアントとの良好な関係構築のコツ
  • オンラインプラットフォームの活用法
  • スキルアップと自己投資
  • おすすめのオンライン講座や書籍
  • 最新の業界トレンドや技術動向
  • 資格取得の体験談や効果
  • 時間管理とワークライフバランス
  • 生産性を上げるためのツールや手法
  • 仕事と私生活の切り分け方
  • ストレス管理や健康維持の工夫
  • 確定申告と財務管理
  • 効率的な経費管理の方法
  • 契約書作成時の注意点
  • SNSを活用した自己PR方法
  • 将来のキャリアプラン
  • 事業拡大や法人化の検討
  • 長期的なビジョンの共有
  • モチベーション維持のコツ 
  • リモートワークでのコミュニケーション
  • 効率的な働き方 など 

CHECK

交流会に合わせた名刺やポートフォリオを準備して積極的に話しかける
交流会後は名刺交換した人にお礼メールを忘れずに送る

話題に困ったらフリーランスが共通して関心のあるテーマを話す

フリーランス向けの交流会はたくさん開催されています。何を目的に参加するかを明確にして、自分に合ったイベントを探してみてください。参加したらぜひ積極的に交流をはかり、つながりを広げて自分のスキルアップや案件獲得に活かしましょう。

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