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フリ転編集部

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国民年金保険料の免除は、本人・世帯主・配偶者の所得が基準以下であれば申請できます。全額免除の場合、単身者なら所得67万円以下(給与収入約122万円以下)が目安です。

退職・失業した場合は離職票等を添付すれば、前年所得が高くても特例で免除が認められる可能性があります。未納のまま放置するより、免除申請を行う方が将来の年金額や障害・遺族年金の受給要件で有利です。

※記事内容は2025年1月時点の情報に基づいています。最新情報は日本年金機構または年金事務所でご確認ください。

目次

この記事の結論

国民年金保険料の免除には全額免除・4分の3免除・半額免除・4分の1免除の4種類があり、本人・世帯主・配偶者の前年所得で判定されます。

退職・失業した場合は離職票等を添付すれば前年所得が高くても特例で免除が認められる可能性があります。未納のまま放置するより免除申請を行う方が将来の年金額や障害・遺族年金の受給要件で有利です。

免除が通らなかった場合でも分割納付などの選択肢があるため、まずは年金事務所または市区町村窓口に相談することが第一歩です。

今日やるべき1つ

日本年金機構の免除制度ページで自分の前年所得と所得基準を照合し、免除対象になりそうか確認する(10分)。

状況別ショートカット

免除制度の全体像を知りたい国民年金免除の条件は4種類で判定3分
自分が対象か確認したい国民年金免除の所得基準は3者の合算4分
今すぐ判断したい国民年金免除の対応を3分で診断3分
成功・失敗例を知りたい国民年金免除の実例は2パターンで比較4分
申請準備を始めたい国民年金免除の申請は7項目で確認3分
効率的に管理したい国民年金免除は5つの仕組みで管理6分

国民年金免除の条件は4種類で判定

退職後に月1万7千円の国民年金保険料を請求され、「会社員時代は給料天引きで意識していなかったのに、こんなに負担が大きいのか」と驚くケースは少なくありません。国民年金保険料の免除制度は大きく分けて4種類あり、それぞれ対象者や所得基準が異なります。

全額免除は所得67万円以下が目安

全額免除は保険料の全額が免除される制度です。所得基準は「(扶養親族等の数+1)×35万円+32万円」以下となっています。

単身者の場合は年間所得67万円以下、給与収入に換算すると約122万円以下が目安です(国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度)。

全額免除が承認されると、その期間は将来の老齢基礎年金額に2分の1が反映されます。保険料を1円も払わなくても年金額の半分が確保されるため、未納のまま放置するより大きなメリットがあります。

一部免除は3段階で判定

一部免除には4分の3免除・半額免除・4分の1免除の3段階があります。

4分の3免除88万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等8分の5
半額免除128万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等8分の6
4分の1免除168万円+扶養親族等控除額+社会保険料控除額等8分の7

一部免除の場合、残りの保険料は納付が必要です。残りを納付しないと「未納」扱いとなり、免除のメリットが得られません。

納付猶予は50歳未満が対象

納付猶予制度は50歳未満の方が対象で、所得基準は全額免除と同じです。免除との違いは、猶予期間中は年金額に反映されない(追納しない限り0)点にあります。

猶予期間も「受給資格期間」にはカウントされます。将来の老齢基礎年金を受け取る権利は確保でき、10年以内に追納すれば年金額も増やせます。

法定免除は所得要件なし

法定免除は障害基礎年金1級・2級の受給者や生活保護の生活扶助を受けている方など、法律で定められた事由に該当する場合に所得要件なしで適用されます(国民年金保険料の法定免除制度)。

障害基礎年金の等級や生活保護の扶助内容によって該当可否が変わるため、法定免除に該当するかどうかは年金事務所で確認してください。

CHECK

・全額免除は単身者で所得67万円以下が目安
・一部免除は3段階あり残額の納付が必要
・法定免除は障害年金受給者等が対象

国民年金免除の条件に関するよくある質問

Q. 学生は免除ではなく別の制度がある?

学生は「学生納付特例制度」という別枠の猶予制度があります。本人の所得のみで判定されるため、親の所得は原則として関係ありません。

Q. フリーランスでも免除は受けられる?

フリーランスでも所得基準を満たせば免除を受けられます。本人だけでなく世帯主・配偶者の所得も判定対象になる点に注意してください。

国民年金免除の所得基準は3者の合算

本人の年収が100万円以下でも、実家暮らしで親(世帯主)の年収が500万円あると免除が認められず、「自分の収入は少ないのになぜ」と困惑するケースがあります。免除の判定では本人だけでなく、世帯主・配偶者の所得も確認されるため、実家暮らしの場合は特に注意が必要です。

本人・世帯主・配偶者の3者で判定

免除・納付猶予の所得審査では、本人・世帯主・配偶者の3者全員が所得基準以下である必要があります。本人の収入がゼロでも、同居している親(世帯主)の収入が高ければ免除は認められません。

本人対象対象
世帯主親が対象本人(世帯主=本人)
配偶者対象(いれば)対象(いれば)

所得基準の計算式を確認する

全額免除の所得基準は「(扶養親族等の数+1)×35万円+32万円」です。扶養親族がいる場合は基準が上がります。

0人67万円
1人102万円
2人137万円
3人172万円

この計算式を事前に把握しておくと窓口での相談がスムーズに進みます。

免除と未納で年金額は年間約4万円差

免除と未納の違いを金額で見てみましょう。40年間(480か月)のうち12か月を全額免除にした場合と未納にした場合を比較します。

2025年度の老齢基礎年金満額は年間約83万1700円です。全額免除期間は2分の1が反映されるため、12か月全額免除の場合は約8700円の減額で済みます。一方、12か月未納の場合は約1万7000円の減額です。

この差は期間が長くなるほど拡大します。10年間(120か月)の免除と未納では年間約8万7千円の差が生じ、65歳から85歳まで20年間受給すると総額約174万円の差になります。未納のまま放置するより免除申請を行う方が、生涯で受け取る年金総額で大幅に有利です。

退職時は特例で前年所得を除外できる

退職・失業した場合は「失業等による特例免除」を利用できます。離職票や雇用保険受給資格者証を添付すれば、前年所得が高くても本人の所得を審査から除外して判定されます。たとえば前年の年収が600万円でも、退職後の今年は収入ゼロという実態が反映されるため、全額免除が認められる可能性が高くなります。

退職直後の方はこの特例を活用することを推奨します。前年は会社員として収入があっても、退職後の収入減を考慮した判定を受けられるためです。

CHECK

・判定は本人・世帯主・配偶者の3者全員が対象
・退職時は離職票添付で前年所得を除外可
・免除と未納では将来の年金額に大きな差が発生

国民年金免除の所得基準に関するよくある質問

Q. 前年所得はどこで確認できる?

市区町村役場で「課税証明書」または「所得証明書」を取得すれば確認できます。マイナンバーカードがあればコンビニでも取得可能な自治体があります。

Q. 実家暮らしだと免除は難しい?

親の所得が高い場合は免除が難しくなります。住民票を移して世帯分離すれば判定対象から外れる可能性があります。詳細は年金事務所にご相談ください。

国民年金免除の対応を3分で診断

「自分はどの免除区分に該当するのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。以下の診断で3分以内に判定できます。

Q1: 障害基礎年金1級・2級を受給中、または生活保護の生活扶助を受けていますか?

  • はい → 【結果A】法定免除の対象
  • いいえ → Q2へ

Q2: 退職・失業してから2年以内ですか?

  • はい → 【結果B】特例免除の対象(離職票等を添付)
  • いいえ → Q3へ

Q3: 本人・世帯主・配偶者の前年所得が全員67万円以下ですか?

  • はい → 【結果C】全額免除の可能性あり
  • いいえ → 【結果D】一部免除・猶予または対象外

診断結果の活用方法

結果A年金事務所で法定免除の届出を行う
結果B離職票・雇用保険受給資格者証を用意して免除申請する
結果C年金事務所または市区町村窓口で全額免除を申請する
結果D所得基準を確認し、一部免除・猶予の申請を検討する

この診断はあくまで目安です。世帯構成が複雑な場合(親と同居、配偶者が扶養外など)や、所得の種類が多い場合(事業所得・給与所得・不動産所得など)は、年金事務所での個別相談を推奨します。

CHECK

・法定免除は障害年金受給者・生活保護受給者が対象
・退職2年以内なら特例免除を申請可能
・診断結果に応じて窓口で申請手続きを進める

国民年金免除診断に関するよくある質問

Q. 結果Dになったが、他に方法はない?

一部免除(4分の3・半額・4分の1)は全額免除より所得基準が緩いため、該当する可能性があります。免除が認められなくても分割納付などの選択肢もあります。

Q. 世帯主の所得がわからない場合はどうする?

世帯主に課税証明書の取得を依頼するか、年金事務所に相談してください。窓口で所得照会を行い、免除可否を判定してもらえます。

国民年金免除の実例は2パターンで比較

ここでは、実際の体験談をもとに成功パターンと失敗リスクを解説します。

ケース1: 退職後の申請で全額免除が承認

状況: 会社を退職した30代。退職後は収入がゼロになり、国民年金保険料の支払いに不安を感じていた。

判断: 年金事務所に相談し、離職票を添付して全額免除を申請した。前年は会社員として収入があったが、特例により本人所得は審査から除外された。

結果: 3か月分の全額免除が承認され、保険料負担なしで年金の受給資格期間を確保できた。

本人は「退職後すぐに再就職の予定もなかったため、離職票を添付して申請したら3か月分の全額免除が通り、約5万円の負担が軽減された」と振り返っています。

分岐点: もし免除申請をせずに未納のまま放置していたら、将来の年金額が減少し、障害年金の受給要件を満たせないリスクがありました。

ケース2: 前年所得が基準を超えて免除が却下

状況: 収入が激減した40代。国民年金・健康保険・住民税の支払いが厳しくなり、免除を相談しに行った。

判断: 市区町村窓口で免除を申請したが、前年所得が基準を超えていたため免除は認められなかった。

結果: 免除は認められず、分割納付などの代替案を提案された。

本人は「収入が激減し免除を相談したが『前年所得が基準を超えている』として却下され、結局は分割納付で対応することになった」と振り返っています。

分岐点: もし事前に所得基準を確認していれば、一部免除や納付猶予など別の選択肢を検討できた可能性があります。

CHECK

・退職時は離職票添付で特例免除が通る可能性が高い
・前年所得が基準超えでも一部免除の可能性あり
・却下時は分割納付など代替策を窓口で相談

国民年金免除実例に関するよくある質問

Q. 免除が却下されたら諦めるしかない?

諦める必要はありません。分割納付、一部免除の再申請、世帯分離の検討など複数の選択肢があります。窓口で相談すれば、現実的な支払い方法を一緒に考えてもらえます。

Q. 退職後の特例はいつまで使える?

退職・失業から2年以内であれば特例免除の対象です。離職票は退職時に交付されるため、なくさないよう保管しておいてください。

国民年金免除の申請は7項目で確認

以下のチェックリストを印刷またはコピーして、申請準備に活用してください。

免除申請の持ち物チェックリスト

  1. ☐ 基礎年金番号がわかるもの(年金手帳・基礎年金番号通知書等)
  2. ☐ 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証等)
  3. ☐ 印鑑(認印可)
  4. ☐ 【退職者】離職票または雇用保険受給資格者証
  5. ☐ 【障害者】障害基礎年金の年金証書
  6. ☐ 【生活保護受給者】生活保護受給証明書
  7. ☐ 【代理申請】委任状と代理人の本人確認書類

申請窓口と所要時間の目安

市区町村役場の国民年金担当窓口30〜60分混雑状況により変動
年金事務所30〜60分予約なしで相談可
郵送申請申請書は年金機構サイトからダウンロード可

申請から結果通知まで約2〜3か月かかります。審査中でも保険料の支払い義務は継続するため、月1万7千円×3か月=約5万円を不承認に備えて確保しておくと安心です。

CHECK

・基礎年金番号と本人確認書類は必須
・退職者は離職票を必ず持参する
・結果通知まで約2〜3か月かかる

国民年金免除申請に関するよくある質問

Q. 申請は毎年必要?

免除・猶予の承認期間は原則として7月から翌年6月までの1年間です。継続して免除を受けたい場合は毎年申請が必要ですが、「継続申請」を希望すれば翌年以降の申請書提出を省略できる場合があります。

Q. オンラインで申請できる?

マイナポータルを通じた電子申請が一部可能ですが、対応範囲は限定的です。確実に申請したい場合は窓口または郵送を推奨します。

国民年金免除は5つの仕組みで管理

免除制度を最大限に活用するには、単発の申請で終わらせず継続的に管理することが大切です。以下の5つのハックでフリーランス・個人事業主の年金管理を効率化できます。

ハック1: 離職票で前年所得を除外して免除承認率を上げる

【対象】 退職・失業してから2年以内で、前年は会社員として収入があったフリーランス・個人事業主

【効果】 前年所得が高くても本人所得を審査から除外でき、免除承認率が大幅に向上する

【導入時間】 [低](15分)

【見込める効果】 [高]

【手順】

  1. 退職時に交付された離職票または雇用保険受給資格者証を手元に用意する(5分)
  2. 年金事務所または市区町村窓口で「失業等による特例免除」を申請する旨を伝える(5分)
  3. 申請書に必要事項を記入し、離職票等を添付して提出する(5分)

【コツ】 「前年の年収が600万円だったから免除は無理」と諦めている方が多いのですが、離職票を添付すれば「退職・失業という事実で前年所得を審査から除外できる」ため、全額免除が認められる可能性が高くなります。特例を知らずに申請しない方が多いため、積極的に活用してください。

【なぜ効くのか】 退職・失業は本人の意思に関わらず収入が激減する事態であり、制度上も特別な配慮がなされています。離職票という客観的証拠を添付することで、審査側も判断しやすくなります。

【注意点】 特例が適用されるのは退職から2年以内です。退職後すぐに申請するのがベストですが、2年以内であれば遡及申請も可能な場合があります。

【最初の一歩】 今日中に離職票または雇用保険受給資格者証を探し、手元に用意してください(10分)。

ハック2: 所得基準の計算式で免除可否を事前判定する

【対象】 免除申請を検討しているが、自分が対象になるか事前に確認したい方

【効果】 窓口に行く前に免除可否の目安がわかり、無駄足を防げる確率が向上する

【導入時間】 [低](20分)

【見込める効果】 [中]

【手順】

  1. 市区町村役場で本人・世帯主・配偶者の課税証明書を取得する(15分)
  2. 各自の「所得金額」欄を確認し、メモする(3分)
  3. 全額免除の基準「(扶養親族等の数+1)×35万円+32万円」と照合する(2分)

【コツ】 「窓口で相談すれば計算してくれる」と考えて手ぶらで行く方が多いのですが、課税証明書を持参せずに行くと「まず証明書を取ってきてください」と言われ、二度手間になります。事前に課税証明書を取得し、所得基準と照合してから窓口に行けば、相談時間が半分に短縮され、「一部免除は可能か」「分割納付はどうか」といった具体的な質問ができます。

【なぜ効くのか】 免除審査は所得基準に基づく機械的な判定です。事前に計算式を把握しておけば、免除が難しい場合でも一部免除や猶予など代替案を検討する余裕が生まれます。

【注意点】 所得金額と収入金額は異なります。課税証明書の「所得金額」欄を確認してください。給与収入の場合は給与所得控除後の金額が所得金額です。

【最初の一歩】 今週中に課税証明書を取得し、自分の所得金額を確認してください(20分)。

ハック3: 追納で将来の年金額を後から増やす

【対象】 免除・猶予期間があり、将来の年金額を増やしたいと考えている方

【効果】 10年以内の追納で免除期間の年金額を満額に近づけ、年間最大約1万7000円の年金増額が可能

【導入時間】 [中](30分)

【見込める効果】 [高]

【手順】

  1. ねんきんネットまたは年金事務所で免除・猶予期間を確認する(10分)
  2. 追納可能な期間(10年以内)と追納保険料額を確認する(10分)
  3. 収入が安定したタイミングで追納申込書を提出する(10分)

【コツ】 「免除を受けたらそのまま放置」している方が多いのですが、たとえば年収300万円の年に年収600万円だった年の免除期間を追納すれば、月1万7千円×12か月=約20万円で年金額を年間約1万円増やせます。フリーランスは収入の波があるため、好調な年にまとめて追納する戦略が有効です。追納は3年度目以降だと加算金がかかるため、余裕ができたら早めに検討してください。

【なぜ効くのか】 免除期間は年金額に2分の1しか反映されませんが、追納すれば満額に近づきます。フリーランスは収入の波があるため、好調な年に追納するのが合理的です。

【注意点】 追納は古い期間から順番に行う必要があります。3年度目以降の追納には加算金がかかる点にも注意してください。

【最初の一歩】 ねんきんネットに登録し、自分の免除・猶予期間を確認してください(15分)。

ハック4: 却下時は分割納付で滞納を防ぐ

【対象】 免除申請が却下されたが、一括で保険料を支払う余裕がない方

【効果】 分割納付で毎月の負担を軽減し、滞納による差押えリスクを回避できる

【導入時間】 [低](30分)

【見込める効果】 [中]

【手順】

  1. 年金事務所に電話または来所し、「分割納付を希望する」と伝える(5分)
  2. 現在の収入状況と毎月支払える金額を正直に伝える(10分)
  3. 分割納付の計画を立て、納付書を発行してもらう(15分)

【コツ】  「免除が通らなければ月1万7千円を一括で払うしかない」と思い込んで滞納する方が多いのですが、年金事務所に相談すれば「月5千円ずつの分割納付」といった現実的な支払い方法を提案してもらえることがあります。滞納を放置すると延滞金(年8.7%)や財産差押えのリスクがあるため、支払いが厳しい場合は早めに相談してください。

【なぜ効くのか】 年金事務所は「納付してもらうこと」が目的であり、無理な一括納付を強制するわけではありません。分割納付の相談に応じてくれるケースが多いため、諦めずに相談することが大切です。

【注意点】 分割納付は正式な制度ではなく、個別の相談対応となる場合があります。必ず認められるとは限らないため、誠実に状況を説明してください。

【最初の一歩】 年金事務所の電話番号を調べ、今週中に相談の予約を入れてください(10分)。

ハック5: 退職後の手続きタイムラインで漏れを防ぐ

【対象】 退職後の社会保険手続きで何をいつやればいいかわからない方

【効果】 手続き漏れや期限切れを防ぎ、免除申請のベストタイミングを逃さない

【導入時間】 [低](15分)

【見込める効果】 [中]

【手順】

  1. 退職日を起点に以下のタイムラインを確認する(5分)
  2. 各期限をカレンダーに登録する(5分)
  3. 期限前にリマインダーを設定する(5分)
退職日離職票・雇用保険受給資格者証を受け取る
退職後14日以内国民健康保険・国民年金への加入手続き
退職後2年以内特例免除の申請(離職票添付)
毎年7月免除・猶予の継続申請

【コツ】  「退職してから慌てて調べる」方が多いのですが、退職後14日以内に国民年金への加入手続きをしないと未納期間が発生し、免除申請も遅れます。退職前にタイムライン(退職日・14日以内・2年以内)を把握し、カレンダーに期限を登録しておけば、退職直後の精神的余裕がない時期でも手続き漏れを防げます。

【なぜ効くのか】 国民年金への加入手続きと免除申請は別々に行う必要があり、加入手続きが遅れると免除申請も遅れます。タイムラインを把握しておけば、スムーズに手続きを進められます。

【注意点】 退職後14日を過ぎても国民年金への加入手続きは可能ですが、未届け期間は「未納」扱いになり、その期間の保険料を遡って請求される場合があります。早めの手続きを推奨します。

【最初の一歩】 今日中にカレンダーアプリを開き、退職日と各期限を登録してください(10分)。

CHECK

・離職票添付で特例免除の承認率が大幅向上
・追納は10年以内に行い年金額を増額可能
・却下時は分割納付で滞納リスクを回避

国民年金免除ハックに関するよくある質問

Q. 免除期間があると将来の年金額はどれくらい減る?

全額免除1年間で年金額は約1万7000円減少します(2分の1反映のため)。未納1年間では約2万円減少するため、免除の方が有利です。

Q. 追納はいつまでにすべき?

追納期限は免除承認から10年以内です。3年度目以降は加算金がかかるため、余裕ができたら早めに追納することを推奨します。

まとめ:国民年金免除は早期申請が成功の鍵

国民年金保険料の免除は、全額免除・一部免除・納付猶予・法定免除の4種類があり、本人・世帯主・配偶者の所得で判定されます。退職・失業した場合は離職票等を添付すれば特例免除を受けられる可能性が高く、未納のまま放置するより将来の年金額で有利です。

免除が認められなかった場合でも、分割納付などの選択肢があります。「払えないから放置する」という選択は、将来の年金額減少だけでなく、障害・遺族年金の受給要件未達成につながるリスクがあるため避けてください。

まずは年金事務所または市区町村窓口に相談し、自分の状況に合った対応策を確認することが第一歩です。

今日から実践できる3つのアクション

  1. 離職票・課税証明書を用意し免除対象か確認する
  2. 年金事務所または市区町村窓口で免除を申請する
  3. 却下時は分割納付など代替策を窓口で相談する

状況別/次の一歩

退職・失業したばかり離職票を用意して特例免除を申請する30分
所得が低いが免除対象か不明課税証明書を取得して所得基準と照合する30分
免除申請が却下された年金事務所に分割納付を相談する30分
免除期間があり追納を検討中ねんきんネットで追納可能期間を確認する15分

国民年金免除条件に関するよくある質問

Q. 収入がゼロなら必ず全額免除になる?

本人の収入がゼロでも、世帯主や配偶者の所得が高ければ免除は認められません。判定は本人・世帯主・配偶者の3者の所得で行われるため、実家暮らしの場合は注意が必要です。

Q. 免除を受けると将来の年金額はゼロになる?

ゼロにはなりません。全額免除期間でも年金額の2分の1が反映されます。納付猶予期間は追納しない限り年金額に反映されないため注意してください(知っていますか?国民年金保険料の免除制度)。

Q. 免除申請はいつでもできる?

申請はいつでも可能ですが、遡及して免除を受けられるのは申請時点から2年1か月前までです。できるだけ早く申請することを推奨します。

【出典・参照元】

本記事は以下の情報源をもとに作成されています。

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※記事内容は2025年1月14日時点の税制・法令に基づいています。税制改正等により内容が変更される場合がありますので、最新情報は日本年金機構または年金事務所にご確認ください。

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