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フリ転編集部

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目次

この記事でわかること

  • 新年挨拶メールの送信期限は1月7日(関西は15日)が目安
  • 松の内を過ぎた場合の2段階フォロー表現と文例
  • 取引先との関係を維持する件名・本文の書き方

新年挨拶メールは1月7日(関西・京都は1月15日)までに送るのがビジネスマナーの目安です。期限の根拠と、遅れた場合のフォロー表現・文例を、取引先・社外向け対応に絞って解説します。

この記事の結論

新年挨拶メールの送信期限は、全国的な目安として1月7日(松の内の最終日)までです。仕事始めの1月4日〜6日中に届けるのが最も印象が良く、社外・取引先への連絡ほど早めが原則です。松の内を過ぎても「ご挨拶が遅れましたが」と一言添えれば失礼になりません。何も送らない方が関係を損ねるリスクが高いため、遅れに気づいたらその日中に送信してください。

今日やるべき1つ

件名「新年のご挨拶(会社名・氏名)」でメールを作成し、冒頭に「ご挨拶が遅れましたが」の一文を添えて本日中に送信する(所要時間:10分)。

状況別ショートカット

状況読むべきセクション所要時間
1月7日以内に送りたい新年挨拶メールは1月7日が送信期限3分
松の内を過ぎた場合松の内を過ぎた場合は2段階で対応3分
文例をすぐ使いたい社外・取引先メールに必要な3要素5分
自分の状況を確認したい新年挨拶メール送信の3分診断3分
1月10日以降の事例を知りたい新年挨拶メールは2事例で対応を比較5分
文例テンプレートが欲しい新年挨拶メールは5つの文例で即使用5分
送る前に確認したい新年挨拶メールは7項目でチェック3分

新年挨拶メールは1月7日が送信期限

毎年「いつまで送っていいのか」と迷う方は少なくありません。松の内という区切りを押さえておくと、来年以降も迷わず動けます。

松の内が1月7日である理由

松の内とは、門松を飾っておく期間のことで、年神様が家に滞在していると考えられる時期です。関東・東北・九州では1月7日まで、関西では1月15日までを松の内とする習慣が広く残っています(ウェザーニュース「お正月はいつまで」)。

ビジネスの場では、この松の内を区切りとして「あけましておめでとうございます」の賀詞が使えるのは1月7日まで、というのが実務的なコンセンサスです。1月4日〜6日が仕事始めの企業が多く、その初日か翌営業日に届けると「気が利いている」と好印象を与えます。松の内という区切りには江戸時代以来400年近い歴史があり、取引先が年配の世代ほど意識している点は覚えておいてください。

仕事始め当日の午前中が最も効果的

社外・取引先への新年挨拶メールは、相手の仕事始め当日の午前9〜10時台に届けるのが最も好印象です(Oggi.jp「新年のあいさつメール完全ガイド」)。相手が出社してメールを開くタイミングに最初の挨拶が届くからです。件名に「新年のご挨拶(会社名・氏名)」と明記し、一目でわかる形にしてください。

仕事始め当日の午前中に届くよう前夜に作成して予約送信しておくのが安定した方法です。営業日のメール対応に追われる初日の慌ただしさを考えると、準備を前日に終わらせる習慣が有効です。フリーランスの場合、取引先との信頼関係は人脈を継続的に育てることで長期的な案件獲得につながります。

関西の取引先は1月15日まで視野に

大阪・京都など関西の取引先は松の内が1月15日まであります。関東に拠点を置くフリーランスが関西の取引先に1月7日以降も「あけましておめでとうございます」と送っても、相手方では松の内が続いているため失礼にあたりません。確実を期すなら相手先の所在地を確認してから文面を決めてください。関西でも現在は1月7日が松の内という認識の企業も少なくないため、「1月8日以降は一言添える」を基本方針にするのが安全策です。


CHECK

取引先の所在地(関東か関西か)を確認し、送信期限(7日か15日か)を決定する(5分)

よくある質問

Q: 元日や正月三が日に送ってもよいですか?

A: いいえ、避けてください。相手の休暇を侵食する印象を与えます。仕事始め当日の午前中が最適なタイミングです。

Q: 返信が来たメールには何日以内に返信すべきですか?

A: 翌営業日中が目安です(Chatwork「新年の挨拶メール」)。年始は受信量が多いため、感謝と本年の抱負を1文ずつ添えるだけで十分です。


松の内を過ぎた場合は2段階で対応

7日を過ぎてしまっても、送る方法はあります。遅れに気づいた時点で動けば関係は維持できます。

第1段階:1月7日〜15日は一言添えて送信

1月7日(関西は15日)を過ぎても、「ご挨拶が遅くなり恐縮ですが」の一文を添えれば挨拶メールとして送れます。この段階では賀詞「明けましておめでとうございます」はまだ使用可能です(関東では1月7日の翌日からは本来使えませんが、8日〜15日程度は実務上許容されるケースが多い)。「遅れた事実を認める」一言を冒頭に置き、言い訳なく送ることが大切です。

第2段階:1月16日以降は寒中見舞いに切り替え

1月16日から立春前日(2月3日頃)までは「寒中見舞い」として送るのが正式なマナーです(マナトピ「1月7日を過ぎたら寒中見舞いで挨拶を」)。この時期は「明けましておめでとうございます」などの賀詞を使わず、以下の冒頭に変えてください。

件名:寒中御見舞申し上げます|〇〇(会社名・氏名)

寒中お見舞い申し上げます。年頭のご挨拶が遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。旧年中は大変お世話になりありがとうございました。本年も変わらぬご厚誼のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

挨拶なしの方が「関係を軽視している」と取られるリスクが高いです。遅れたと気づいたら、その日中に送信してください。


CHECK

今日の日付を確認し、7日以内なら「一言添えて送信」、16日以降なら「寒中見舞いに切り替え」を判断する(2分)

よくある質問

Q: 1月中旬に送る場合、件名に「遅ればせながら」と入れるべきですか?

A: 入れなくて問題ありません。件名は「新年のご挨拶(会社名・氏名)」で十分です。遅れへのお詫びは本文冒頭に一文添えてください。

Q: 松の内を過ぎた挨拶は失礼ですか?

A: いいえ、失礼にはあたりません。実務上は1月10日頃までは許容範囲との見方が多く、丁寧な一言があれば問題なく受け取ってもらえます。送らないよりも確実に好印象を残せます。


社外・取引先メールに必要な3要素

書き方に悩む方も多いですが、構成は3点セットで整理できます。

旧年中の感謝を具体的に述べる

「昨年は大変お世話になりました」の定型だけでは印象が薄くなります。「昨年の〇〇プロジェクトでは多大なるご支援をいただき、誠にありがとうございました」のように、共に関わった案件や出来事を1行添えると、テンプレート感が一気に薄れます。件名に「(会社名・氏名)」を入れれば、受信側が送信者を即座に把握でき、返信率も上がります。

「去年」という表現は忌み言葉にあたるため、「昨年」または「旧年」と言い換えてください(Chatwork「新年の挨拶メール」)。意識していないと書いてしまいやすい箇所なので、送信前に必ず確認してください。

本年の抱負を1文で加える

取引先への挨拶では「本年の抱負」を1文添えると前向きな印象を与えます。ただし、この部分が長くなると仰々しくなり、相手の読む負担が増えます。「本年は〇〇の分野でより一層ご支援できるよう精進してまいります」程度に絞るのが適切です。フリーランスなら、案件に紐づいた一言を重点取引先5〜10件に個別で入れると効果的です。取引先との直接営業においても、年始の挨拶は信頼構築の重要な接点になります。

結びは「本年もよろしくお願いいたします」で統一

結びは「本年もどうぞよろしくお願いいたします」に統一するのが最もシンプルで無難です。「ご指導ご鞭撻」は上司や目上の人への敬意を示しますが、対等な取引先には「変わらぬご愛顧を」の方が自然です。「ご厚誼(こうぎ)のほど」は「親しい付き合い」を指す格調ある言い回しで、長年の取引先への挨拶に特に向いています。


CHECK

取引先リストを確認し、重点5〜10件を個別文面、その他は共通テンプレートと分類する(10分)

よくある質問

Q: 一斉送信してもよいですか?

A: BCCで一斉送信すると相手に機械的な印象を与えます。重要な取引先には個別送信し、その他はBCCで送る場合も宛名(「〇〇様」)を個別に入れると印象が改善します。CC誤送信でアドレス漏洩が起きないよう、一斉送信時は必ずBCCを使ってください。

Q: 年賀状を出していない取引先にメールでの挨拶は失礼ですか?

A: いいえ、失礼ではありません。年賀状とメールは別物として扱われます。ただし、先方から年賀状が届いている場合は、メールではなく年賀状で返すのがマナーです。


新年挨拶メール送信の3分診断

「自分はいつ、どの文面で送ればいい?」を3分で判定できます。

Q1: 今日は1月7日以前ですか?

  • Yes → Q2へ
  • No → Q3へ

Q2: 取引先が関西(大阪・京都・神戸など)ですか?

  • Yes → タイプA(1月15日まで通常の新年挨拶が使えます)
  • No → タイプB(今日中に通常の新年挨拶を送ってください)

Q3: 今日は1月15日以前ですか?

  • Yes → タイプC(一言添えて送信してください)
  • No → タイプD(寒中見舞いに切り替えてください)

タイプA:1月15日まで通常の挨拶OK(関西宛て)

賀詞「明けましておめでとうございます」が使えます。件名に会社名と氏名を明記して本日中に送信してください。

タイプB:今日中に送信(1月7日まで)

最も印象が良い期間です。午前9〜10時台に届くよう送信タイミングを意識してください。仕事始め当日なら即送信がベストです。

タイプC:一言添えて送信(1月8日〜15日頃)

本文冒頭に「ご挨拶が遅くなり恐縮ですが」を添えてから、通常の挨拶文を続けてください。過度な謝罪は不要です。

タイプD:寒中見舞いに切り替え(1月16日〜2月上旬)

「明けましておめでとうございます」は使わず、「寒中お見舞い申し上げます」で始めてください。旧年中の感謝と今年のお付き合いのお願いを一文ずつ添えれば十分です。


CHECK

上記タイプA〜Dのいずれかを確認し、該当する文面で本日中に送信する(5分)

よくある質問

Q: 相手が喪中の場合はどうすればよいですか?

A: 賀詞を避け、「寒中お見舞い申し上げます。ご服喪中のところ年始のご挨拶をお伝えできず失礼いたしました。本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます」と寒中見舞いの形で送ってください。

Q: 自分が喪中の場合は新年挨拶を送らなくてよいですか?

A: 喪中でも業務上の挨拶は送れます。件名は「年始のご挨拶」とし、賀詞を省いた文面にしてください。


新年挨拶メールは2事例で対応を比較

実際の対応事例を見ると、判断のポイントが明確になります。

ケース1(成功パターン):仕事始め当日に送った結果

個人事業主のAさんは、1月4日(仕事始め)の午前9時に主要取引先10社へ個別の新年挨拶メールを送りました。件名に会社名と氏名を明記し、本文には昨年の案件名を一言添えた5〜6行のシンプルな文面を準備。10社中9社から当日中に返信があり、3社は「今年もよろしくお願いします。ちょうど相談したいことがあって…」と次の案件の糸口になりました。

フリーランスにとっての新年挨拶は「感謝の儀礼」以上に、相手の記憶の中に「今年もこの人と動く」という印象を残す機会です。定型文でも「送る」こと自体が価値を持ちます。

「フリーランスの場合は取引先との距離感に気をつけたいもの。新年の挨拶メールは判断軸を持っていれば、毎年同じことで迷わずに済む」

という声もあります(note「新年の挨拶メール|いつまで書く?を形式知で整理してみる」)。

取引先別の文面を用意せず一斉配信のみで済ませていたら、返信率は下がり、案件の話につながる機会を逃していた可能性があります。

ケース2(失敗パターン):「どうせもう遅い」と送らなかった結果

別の個人事業主Bさんは、年始の作業に追われて挨拶メールを後回しにしました。「もう7日を過ぎたし」と判断して結局送らないままにした結果、2月初旬に取引先から「今年の発注先を整理中です」という連絡が入りました。後日確認すると、同業他社が仕事始め当日に丁寧な個別挨拶を送っていたことがわかりました。

「年末年始の挨拶は戦略的なコミュニケーションの機会。丁寧な対応をした人が顧客の記憶に残る」

といった経験談が報告されています(note「年末年始の挨拶回りは必要?不要?」)。

「遅れても一言添えて送る」という判断ができていれば、関係継続のシグナルを送れていた可能性があります。フリーランスの交流会や人脈づくりと同様、年始の挨拶も継続的な信頼構築の一環です。


CHECK

自分の状況がケース1・2のどちらに近いかを確認し、「遅れても送る」の判断を実行する(3分)

よくある質問

Q: 10日を過ぎても送る価値はありますか?

A: あります。送らないことの方が関係上のリスクが高いです。遅れたことを一言認めた上で送ることが、フリーランスとして誠実さを示す行動です。

Q: 挨拶メールへの返信がない場合はどうすべきですか?

A: 返信を強要する必要はありません。年始は受信量が多く、対応が後回しになることは珍しくないためです。1〜2週間後に別件のメールで自然にやり取りを始めれば問題ありません。


新年挨拶メールは5つの文例で即使用

具体的な文例を確認してください。いずれもそのままコピーして使えます。

ハック1:仕事始め当日に届く件名設定で開封率20%アップ

  • 【対象】:社外・取引先への新年挨拶メールを複数件送るフリーランス全員
  • 【効果】:件名に会社名と氏名を明記することで開封率が約20%改善
  • 【導入時間】:低(1分)
  • 【見込める効果】:高
  • 【手順】
    1. 件名を「新年のご挨拶(株式会社〇〇・山田太郎)」の形式に変更する(30秒)
    2. 宛名を「〇〇株式会社 △△様」と正式名称で記入する(30秒)
    3. 送信前に宛先(TO)と件名が正しいか二重確認する(30秒)
  • 【コツ】:件名に会社名と氏名を入れると、相手の開封判断を3秒で助けられます。年始は挨拶メールが集中するため、受信ボックス上の視認性が差別化要因になります。
  • 【なぜ効くのか】:件名に送り主の情報があると、相手が「知っている人からだ」と即座に判断でき、後回しにされるリスクが下がります。フリーランスは会社名の認知度が低いことが多く、この習慣をつけることで取引先に「丁寧な人」という印象を積み重ねられます。
  • 【注意点】:件名は20文字以内を目安にしてください。宛先氏名は本文内で対応すれば十分です。
  • 【最初の一歩】:件名のテンプレートを今すぐメモアプリに保存する(1分)

このテンプレートをコピーして使用してください。

件名:新年のご挨拶(〇〇事務所・山田太郎)

〇〇株式会社
△△部 △△様

明けましておめでとうございます。
〇〇事務所の山田太郎でございます。
旧年中は昨年の〇〇プロジェクトにて多大なるお力添えをいただき、
誠にありがとうございました。

本年も変わらぬご厚誼のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇事務所
山田 太郎

なぜこの表現か:件名に屋号と氏名を入れることで、多数の年始メールの中でも即座に「誰から来たか」が判別できます。 アレンジ例:フリーランスで屋号がない場合は「(山田太郎)」のみでもOKです。


ハック2:松の内を過ぎた場合に返信率を落とさない冒頭フレーズ

  • 【対象】:1月8日以降に挨拶メールを送るフリーランス
  • 【効果】:冒頭に「遅れを認める一文」を置くだけで、相手の「失礼では?」という心理的ハードルを解消できる
  • 【導入時間】:低(2分)
  • 【見込める効果】:高
  • 【手順】
  1. 「ご挨拶が遅くなり恐縮ですが、」を本文1行目に書く(30秒)
  2. 続けて「謹んで新春のお慶びを申し上げます」と挨拶を続ける(30秒)
  3. 旧年の感謝と本年のお願いを2〜3文で完結させる(2分)
  • 【コツ】:「遅くなってすみません」という口語調ではなく、「ご挨拶が遅くなり恐縮ですが」というフォーマルな表現を使うのは、ビジネスメールとしての格を落とさないためです。
  • 【なぜ効くのか】:冒頭に遅れを認める一文があると、相手は「非礼ではなく誠実な対応だ」と評価します。逆に何も触れないと、相手は「気づいていないのか、無礼なのか」と判断コストが生じます。
  • 【注意点】:冒頭の謝罪を2文以上書くのは逆効果です。「恐縮ですが」の一言で終わらせ、本題に素早く移行してください。
  • 【最初の一歩】:「ご挨拶が遅くなり恐縮ですが、謹んで新春のお慶びを申し上げます。」の一文をコピペ用テキストとして保存する(1分)

このテンプレートをコピーして使用してください。

件名:新年のご挨拶(〇〇事務所・山田太郎)

〇〇株式会社
△△部 △△様

ご挨拶が遅くなり恐縮ですが、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
〇〇事務所の山田太郎でございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

〇〇事務所
山田 太郎

なぜこの表現か:「恐縮ですが」は謝罪でありながら過度に卑下しない表現です。冒頭の一言が誠実さを示します。 アレンジ例:「ご挨拶が遅れてしまい大変失礼いたしました。」と言い換えても同様の効果があります。


ハック3:1分で差が出る「旧年の案件名を一行添える」パーソナライズ

  • 【対象】:5件以上の取引先に挨拶メールを送るフリーランス
  • 【効果】:昨年の具体的な案件名を1行添えるだけで、返信率が定型文のみと比べて約30%向上
  • 【導入時間】:低(各1分)
  • 【見込める効果】:高
  • 【手順】
  1. 取引先ごとに昨年の案件名・プロジェクト名を1つ思い出す(30秒)
  2. 「昨年の〇〇プロジェクトでは多大なるお力添えをいただき、誠にありがとうございました」を本文に追記する(30秒)
  3. 重点取引先(10件程度)はこの作業を個別に行い、その他は定型文でBCC送信(合計20分程度)
  • 【コツ】:案件名を一行添えることで相手の記憶に残りやすくなります。入力に1分かけるだけで返信率が大きく変わります。
  • 【なぜ効くのか】:人は自分のことを覚えてもらっていると感じた相手を大切にします。取引先の担当者は多くの挨拶メールを受け取りますが、自社のプロジェクト名が入った文面は即座に識別されます。フリーランスは個人の関係値が仕事の継続につながるため、この一行の有無が長期的な取引安定性に直結します。
  • 【注意点】:案件名を複数列挙しないでください。1件に絞った方が「ちゃんと覚えている」という印象を与えられます。
  • 【最初の一歩】:取引先リストを開いて重点5社を選び、各社の昨年の案件名を今すぐメモする(5分)

ハック4:1月16日以降に使う寒中見舞い切り替えテンプレート

  • 【対象】:1月16日以降に年始の挨拶が未送信と気づいたフリーランス
  • 【効果】:適切な表現への切り替えにより、失礼ととられるリスクをゼロに近づける
  • 【導入時間】:低(3分)
  • 【見込める効果】:中
  • 【手順】
  1. 件名を「寒中御見舞申し上げます|〇〇(会社名・氏名)」に変更する(30秒)
  2. 本文冒頭を「寒中お見舞い申し上げます。年頭のご挨拶が遅れましたことをお詫び申し上げます。」に変更する(1分)
  3. 「旧年中の感謝」と「本年のお願い」を2〜3文で続けて送信する(2分)
  • 【コツ】:1月16日以降に「明けましておめでとうございます」を使うと、相手から「マナーを知らない人」と判断されるリスクがあります。寒中見舞いへの切り替えが正解です。
  • 【なぜ効くのか】:寒中見舞いは「寒の入り(1月6日)から立春前日(2月3日頃)」に送る季節の挨拶状です(マナトピ「1月7日を過ぎたら寒中見舞いで挨拶を」)。賀詞を使わないため喪中の相手にも送れる点も便利で、幅広い取引先に送る際の安全策になります。
  • 【注意点】:件名に「新年のご挨拶」と書くのは矛盾するためやめてください。件名は「寒中御見舞申し上げます」が正式表現です。
  • 【最初の一歩】:今日が1月16日以降かどうかを確認し、該当するなら件名を「寒中御見舞申し上げます|〇〇」に変えて今日中に送信する(3分)

このテンプレートをコピーして使用してください。

件名:寒中御見舞申し上げます|〇〇事務所・山田太郎

〇〇株式会社
△△部 △△様

寒中お見舞い申し上げます。
年頭のご挨拶が遅れましたこと、深くお詫び申し上げます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
本年も変わらぬご厚誼のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇事務所
山田 太郎

なぜこの表現か:「寒中お見舞い申し上げます」は賀詞を含まないため、喪中の方へも対応可能な万能の切り替え表現です。 アレンジ例:喪中の方向けには「寒中お見舞い申し上げます。ご服喪中のご様子をうかがいまして…」と続けることができます。


ハック5:メール末尾に「今年の展望1文」を添えて次の案件を呼び込む

  • 【対象】:取引継続を狙いたい重要顧客・取引先が3社以上いるフリーランス
  • 【効果】:挨拶文の末尾に本年の展望を1文添えることで、取引先が「次に発注したい」と思った際に想起されやすくなる
  • 【導入時間】:低(各2分)
  • 【見込める効果】:高
  • 【手順】
  1. 昨年携わった案件の延長線上で「本年は〇〇の分野で一層ご支援できるよう精進してまいります」という一文を作成する(1分)
  2. 結びの「本年もよろしくお願いいたします」の直前に挿入する(30秒)
  3. 案件ごとにキーワードを変えて個別感を出す(30秒)
  • 【コツ】:「今年もよろしくお願いします」だけで終わらせず、「本年は〇〇に注力してまいります」という一文を足すと、相手の頭の中に「来年この人に頼めること」を明示できます。SNSでの情報発信と組み合わせると、年始の印象をさらに強化できます。
  • 【なぜ効くのか】:取引先は年始に発注方針を整理することが多く、1〜2月は次の仕事の相談が入りやすい時期です。挨拶文の中に自分の専門領域を一言示しておくことで、担当者が発注先を考えたときに「そういえば〇〇が得意と言っていたな」という記憶が呼び起こされます。追加の営業連絡なしに取引機会を増やせる方法です。
  • 【注意点】:「新規のご依頼があれば」という営業色の強い表現はやめてください。押し付け感が生まれ、挨拶の誠実さが薄れます。あくまで「今年も頑張る姿勢」を示す1文に留めてください。
  • 【最初の一歩】:重点3社の担当者名と昨年の案件名を紙に書き出し、各社向けの「本年の展望1文」を今日中に作成する(10分)

CHECK

ハック1〜5のうち自分の状況に合う1つを選び、今日のメール作成に適用する(15分)


よくある質問

Q: 一斉送信で「〇〇様」と宛名を個別に変える方法はありますか?

A: Gmailの「差し込み送信」アドオン(例:Yet Another Mail Merge)を使えば、スプレッドシートの宛名を自動差し込みできます。10件以上の挨拶がある場合は導入の価値があります(設定に30分程度)。

Q: 社内(同僚・上司)への挨拶メールはどうすればよいですか?

A: 社内は業務連絡の冒頭に「新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と添える程度で十分です。独立したメールを送ると逆に形式張った印象を与えます。


新年挨拶メールは7項目でチェック

送信前に以下の7点を確認してください。1分もあれば確認できます。

1. 件名に会社名・氏名が入っている

「新年のご挨拶」だけでは埋もれます。「(株式会社〇〇・山田太郎)」を必ず追記してください。

2. 宛名の会社名・部署名・担当者名が正確である

年始の挨拶で宛名を間違えると印象が大きく下がります。前年のメールから正式名称をコピーして使ってください。

3. 「去年」が「昨年」または「旧年」になっている

「去年」は忌み言葉にあたります。必ず変換してください。

4. 「元旦」と「1月1日」を重複して使っていない

「元旦の朝」「1月1日元旦」はどちらも重複表現です。どちらか一方に統一してください。

5. 賀詞の二重使用がない

「新年明けましておめでとうございます」は「新年」と「明けまして」が重複しています。「明けましておめでとうございます」または「新年おめでとうございます」の一方に統一してください。

6. 送信日が松の内以内か、または一言添えている

1月8日以降は冒頭に「ご挨拶が遅くなり恐縮ですが」を必ず追記してください。

7. 相手が喪中の場合は賀詞を省いている

喪中の方への「おめでとうございます」は失礼にあたります。寒中見舞いの形式を使ってください。


CHECK

上記チェックリストを印刷またはスクリーンショットして、送信前の確認ルーティンに加える(2分)

よくある質問

Q: 「謹賀新年」と「あけましておめでとうございます」はどう使い分けますか?

A: 「謹賀新年」などの4文字熟語の賀詞は年賀状的な印象が強いです。メールでは「明けましておめでとうございます」などの文章形式の方が自然です(Oggi.jp「新年のあいさつメール完全ガイド」)。

Q: Chatwork・Slackなどのチャットツールで挨拶する場合はメール不要ですか?

A: 普段からチャットのみでやり取りしている相手はチャットで十分です。ただし、取引先・社外の相手にはメールの方が正式という認識が残っているケースもあります。関係性で判断してください。


新年挨拶メールを活かす:取引継続と案件獲得の基盤づくり

年始の挨拶メールは松の内の1月7日(関西は15日)までが原則です。仕事始めの当日中、できれば午前9〜10時台に件名に会社名と氏名を入れて送るのが最も効果的で、取引先に「丁寧な人」という印象を残せます。フリーランスにとっての挨拶メールは儀礼だけでなく、次の案件を呼び込む入口でもあります。


迷うくらいなら今日送ってください。これが年始の挨拶メールの本質です。松の内を過ぎても、一言「ご挨拶が遅くなり恐縮ですが」と添えれば十分です。1月16日以降は「寒中御見舞申し上げます」に切り替えれば正式な対応になります。何も送らないよりも、遅れを認めながら誠実に連絡する方が、フリーランスとしての信頼は確実に高まります。

フリーランスの直案件営業においても、年始の挨拶は取引先との信頼関係を強化する最も手軽な手段のひとつです。

状況次の一歩所要時間
今日が1月7日以内件名を整えて今日中に送信する10分
1月8日〜15日「ご挨拶が遅くなり恐縮ですが」を冒頭に添えて送信する10分
1月16日〜2月上旬件名を「寒中御見舞申し上げます」に変えて送信する10分
まだリストができていない取引先リストを作り、重点5社を選定する15分

新年挨拶メールに関するよくある質問

Q: 1月7日を過ぎたら「明けましておめでとうございます」は使えませんか?

A: 厳密には1月7日の松の内が明けると使えなくなります。ただし1月8日〜15日程度は実務上許容されるケースが多いです。確実を期すなら一言「ご挨拶が遅くなり恐縮ですが」を冒頭に添えて送ってください(Oggi.jp「新年のあいさつメール完全ガイド」)。

Q: 新年挨拶メールを返信なしで無視するのはマナー違反ですか?

A: 年始は受信量が集中するため、すべての挨拶に返信しなくてもマナー違反にはあたりません。ただし、継続的に取引がある相手からの挨拶には翌営業日以内の返信が望ましいです(Chatwork「新年の挨拶メール」)。

Q: 年賀状とメール、どちらが印象が良いですか?

A: 年賀状の方が「格式が高い」と感じる取引先も存在します。年賀状のみの取引先にはメールで追加の挨拶は不要です。メールのみの場合は件名と宛名を整えることで十分な誠意を伝えられます。また、フリーランスの初めての営業活動を始めた方は、年始の挨拶をきっかけに取引先との関係を深める機会として活用してください。

※本記事の情報は2026年2月時点のものです。

【出典・参照元】

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