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フリ転編集部

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「補助金と助成金って何が違うの?」と迷ったことはありませんか。実は管轄省庁と受給難易度という2点で、まったく別物なんです。

補助金は経済産業省系で採択審査があり、助成金は厚生労働省系で要件を満たせば受給できます。どちらも返済不要ですが、後払い制のため先に資金を用意しておく必要があります。

この記事では、制度の違いから具体的な申請手順、失敗を防ぐチェックポイントまで5ステップで解説します。

目次

この記事の結論

補助金は事業計画の審査があり採択率30-50%程度です。助成金は、要件を満たせば原則受給できます。

補助金は経済産業省や中小企業庁が主管し、設備投資や販路開拓を支援します。助成金は厚生労働省が主管し、雇用や人材育成を支援する仕組みです。

最初の一歩

中小企業庁の補助金一覧ページにアクセスし、自社の事業計画に合致する制度があるか確認してください(15分)。

状況別ショートカット

あなたの状況読むべきセクション所要時間
補助金と助成金の違いを知りたい補助金と助成金の違いは2点で整理5分
どちらを申請すべきか迷っている補助金と助成金の選択を3分で診断3分
設備投資の資金を調達したい補助金の代表例は4種類8分
雇用に関する支援を受けたい助成金の代表例は3種類6分
申請の失敗を避けたい補助金と助成金の実例は2パターンで比較7分
効率的に申請を進めたい補助金と助成金の申請は5つの仕組みで成功10分

補助金と助成金の違いは2点で整理

補助金と助成金は、管轄省庁と受給難易度という2点で明確に異なります。

補助金は経済産業省系で審査型

補助金は経済産業省や中小企業庁が主に管轄しています。事業計画書の内容を審査して採否を決定する仕組みです(補助金の公募・採択)。

採択率は制度により30-50%程度です。申請しても必ず受給できるとは限りません。設備投資、新製品開発、販路開拓など事業活動全般を支援対象とし、給付額は数十万円から数億円まで幅広く設定されています。

助成金は厚生労働省系で要件充足型

助成金は厚生労働省が主に管轄し、定められた要件を満たせば原則として受給できます(キャリアアップ助成金)。

雇用の維持・促進、人材育成、労働環境改善が主な支援対象です。給付額は数十万円から数百万円です。財源は企業が納付する雇用保険料の一部のため、雇用保険適用事業所であることが前提条件となります。

補助金と助成金の違いを比較表で確認

項目補助金助成金向いているケース
主な管轄経済産業省・中小企業庁厚生労働省設備投資→補助金、雇用関連→助成金
受給方式審査・採択型要件充足型確実性重視→助成金
採択率30-50%程度要件充足で原則受給
給付額数十万円〜数億円数十万円〜数百万円大規模投資→補助金
申請期間数週間〜1か月程度の公募期間通年または長期間急ぎ→助成金を先に確認
財源国・自治体の予算雇用保険料雇用保険未加入→補助金のみ

CHECK

・補助金は審査型、助成金は要件充足型
・設備投資・販路開拓→補助金、雇用・人材育成→助成金
・上記比較表で自社の目的を確認する(所要5分)

補助金と助成金の違いに関するよくある質問

Q. 補助金と助成金は併用できますか?

はい、異なる経費であれば併用できます。同一の経費に対して両方を申請することはできません。たとえば、設備投資に補助金を活用し、その設備を操作する人材の雇用に助成金を活用するケースがあります。

Q. 補助金と給付金の違いは何ですか?

給付金は事業活動に関係なく個人や世帯を対象とすることが多く、コロナ禍の定額給付金などが該当します。補助金・助成金は事業活動を対象とする点で給付金と異なります。


補助金と助成金の選択を3分で診断

以下の診断で3分以内に最適な制度を判定できます。

Q1: 主な目的は設備投資や新製品開発ですか?

  • はい → Q2へ
  • いいえ → Q3へ

Q2: 事業計画書の作成に1か月以上かけられますか?

  • はい → 【タイプA】補助金を優先
  • いいえ → 【タイプB】助成金を先に検討、余裕があれば補助金も

Q3: 従業員の雇用維持・増加を予定していますか?

  • はい → 【タイプC】助成金を優先
  • いいえ → Q4へ

Q4: 投資額は100万円以上ですか?

  • はい → 【タイプD】補助金を検討
  • いいえ → 【タイプE】小規模事業者持続化補助金を検討

診断結果の活用方法

結果次のステップ
タイプAものづくり補助金や新事業進出補助金の公募要領を確認する
タイプBキャリアアップ助成金の要件を確認し、並行して補助金情報を収集する
タイプC厚生労働省の助成金一覧で該当する制度を探す
タイプD中小企業庁の補助金一覧で該当する制度を探す
タイプE商工会議所または商工会に持続化補助金の相談をする

CHECK

・診断結果を確認し、「次のステップ」を今日中に実行する
・複数制度の並行検討も有効

補助金と助成金の診断に関するよくある質問

Q. 診断結果と違う制度を申請してもいいですか?

はい、問題ありません。この診断は優先順位の目安です。複数の制度を並行して検討してください。

Q. 事業計画書を書いたことがないのですが…

商工会議所・商工会では無料で事業計画書作成のサポートを受けられます。相談窓口に連絡してください。


補助金の代表例は4種類

中小企業に人気の高い4つの補助金を紹介します。

ものづくり補助金は最大4,000万円

ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は、革新的な製品・サービス開発や生産プロセス改善のための設備投資を支援する制度です。

補助率は1/2〜2/3、補助上限額は大幅賃上げ特例適用時で最大4,000万円です。製造業だけでなくサービス業も対象となり、採択率は30-40%程度で推移しています。

小規模事業者持続化補助金は最大250万円

従業員20名以下(商業・サービス業は5名以下)の小規模事業者を対象に、販路開拓や業務効率化の取り組みを支援します。

補助率は2/3、補助上限額は通常枠で50万円、特別枠で最大250万円です。ホームページ制作やチラシ作成など幅広い経費が対象となり、比較的申請しやすい補助金として人気があります。

IT導入補助金は最大450万円

中小企業のデジタル化を支援する補助金です。会計ソフトや受発注システム、ECサイト構築ツールなどITツール導入費用が対象となります。

補助率は1/2〜3/4、補助上限額は通常枠(プロセス数4以上)で最大450万円です。導入するITツールは事前に登録されたカタログから選ぶ仕組みで、申請が比較的簡便です。

新事業進出補助金は最大9,000万円

2025年に新設された補助金で、既存事業とは異なる新分野への進出を支援します。

補助率は1/2、補助上限額は大幅賃上げ特例適用時で最大9,000万円と大規模な投資に対応します。事業再構築補助金の後継として位置づけられており、設備投資から外部専門家の活用費用まで幅広い経費が対象です。

CHECK

・4種類の中から自社の投資計画に近いものを1つ選ぶ
・公募要領をダウンロードし、対象経費を確認する(所要15分)
・商工会議所や認定支援機関に相談する

補助金の代表例に関するよくある質問

Q. 複数の補助金に同時に申請できますか?

はい、申請自体は可能です。ただし、同一の経費に対して複数の補助金を受給することはできません。どちらか一方を選ぶ必要があります。

Q. 個人事業主でも申請できますか?

はい、多くの補助金は個人事業主も対象です。ただし、開業届を提出していることや確定申告を行っていることなどの要件があります。


助成金の代表例は3種類

中小企業に活用しやすい3つの助成金を紹介します。

キャリアアップ助成金は最大80万円/人

非正規雇用労働者の正社員転換や処遇改善を支援する助成金です。

正社員化コースでは、有期雇用労働者を正社員に転換した場合、1人あたり最大80万円(中小企業・重点支援対象者の場合)が支給されます。2025年度からは「重点支援対象者」の概念が導入され、支給要件が変更されている点にご注意ください。

雇用調整助成金は休業手当の2/3

景気変動や自然災害により事業活動を縮小せざるを得ない場合、従業員に支払う休業手当の一部を助成する制度です。

助成率は中小企業で2/3、1人1日あたり8,870円が上限です。解雇を避けながら雇用を維持したい企業に適しています。

業務改善助成金は最大600万円

事業場内で最も低い賃金を引き上げ、生産性向上のための設備投資を行った場合に支給されます。

助成率は3/4〜9/10、助成上限額は引き上げ額と人数に応じて最大600万円です。賃上げと設備投資を同時に検討している企業に適しています。

CHECK

・3種類の中から自社の雇用状況に近いものを選ぶ
・厚生労働省のパンフレットで詳細要件を確認する(所要10分)
・労務関連の要件が複雑なため、社労士への相談も検討する

助成金の代表例に関するよくある質問

Q. 助成金の申請にかかる期間はどのくらいですか?

申請から支給決定まで1年〜1年半程度かかることがあります。計画届の提出、要件の実施、支給申請という流れで進むため、早めの準備が必要です。

Q. 社会保険労務士に依頼した方がいいでしょうか?

助成金は労務関連の要件が複雑なため、社会保険労務士に相談することで申請の確実性が高まります。無料相談を実施している事務所も多いので、まずは相談してみてください。


補助金と助成金の実例は2パターンで比較

補助金・助成金申請で起こりうる状況をもとに、成功パターンと失敗リスクを解説します。

事例1: 早期の専門家相談で申請成功

状況: 従業員10名の製造業。新しい加工設備の導入を検討していたが、資金面で躊躇していた。

判断: 商工会議所の相談窓口を利用し、税理士のサポートを受けながらものづくり補助金の申請を決断した。公募開始の2か月前から事業計画書の作成に着手した。

結果: 1回目の申請で採択され、2,000万円の設備投資に対して1,000万円の補助金を受給できた。

専門家(税理士や認定支援機関)に相談することで、計画の精度を高め、採択率を向上させることができます。

分岐点: 専門家に相談せず自己流で申請していたら、書類不備や計画の具体性不足で不採択になっていた可能性があります。

事例2: 準備不足で成果報告に苦労

状況: 従業員5名のサービス業。販路開拓のためにホームページ制作費用として持続化補助金を申請、採択された。

判断: 採択後の事務処理は「後でやればいい」と考え、領収書や発注書の管理を後回しにした。成果報告書の作成も締切直前まで手をつけなかった。

結果: 成果報告書の提出時に証憑書類が不足し、何度も修正と追加提出を求められた。結果的に補助金の入金が3か月遅れた。

採択直後から計画的に書類を管理することで、スムーズな報告が可能になります。

分岐点: 採択直後から証憑書類を整理し、成果報告書のひな形を準備していれば、スムーズに補助金を受け取れていた可能性があります。

CHECK

・自分の状況が事例1・2のどちらに近いか確認する
・該当する対応策を今日中に1つ実行する(所要10分)

補助金と助成金の実例に関するよくある質問

Q. 不採択になったら再申請できますか?

はい、補助金は次回公募で再申請できます。不採択理由は開示されないことが多いですが、事業計画書をブラッシュアップして再挑戦する事業者も多くいます。

Q. 成果報告書の作成は大変ですか?

補助金の種類により異なりますが、経費の使途を証明する領収書・発注書・納品書などの書類が必要です。採択後から計画的に書類を整理しておくことが重要です。


補助金と助成金の申請は5つの仕組みで成功

申請成功率を高める5つのテクニックを紹介します。

テクニック①: 公募スケジュールの把握で申請機会を逃さない

【こんな方に】補助金・助成金の情報を追いきれず、気づいたら公募が終わっていた経験がある

【期待できる成果】年間の申請スケジュールを把握でき、準備期間を十分に確保できる

【所要時間】約30分/インパクト: 高

【やり方】

  1. 中小機構の補助金活用ナビ(https://seisansei.smrj.go.jp/)にアクセスする(5分)
  2. 興味のある補助金をブックマークし、公募開始予定時期をカレンダーに登録する(15分)
  3. 月1回、補助金ポータルサイトで新着情報をチェックする習慣をつける(10分/月)

【成功のカギ】公募開始2か月前から準備を始めてください。補助金の公募期間は1か月程度と短く、その間に事業計画書を作成するのは困難です。

【なぜ効くのか】補正予算成立から公募開始までにはパターンがあります。毎年12月頃の補正予算成立後、1-3月に主要補助金の公募が集中する傾向があります。このサイクルを把握しておけば、先回りして準備できます。

【気をつけること】スケジュールは変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報を確認してください。

【読了後アクション】今日中に補助金活用ナビをブックマークし、ものづくり補助金の次回公募予定日を確認する(10分)。


テクニック②: J-Net21の活用で最新の支援情報を収集

【こんな方に】どの補助金・助成金が自社に合うかわからず、情報収集に時間がかかっている

【期待できる成果】自社に適した制度を効率的に見つけられ、情報収集時間を大幅削減

【所要時間】約20分/インパクト: 高

【やり方】

  1. J-Net21(https://j-net21.smrj.go.jp/)の支援情報ヘッドラインにアクセスする(5分)
  2. 業種・地域・目的で絞り込み検索し、該当する制度をリストアップする(10分)
  3. ビジネスQ&Aで類似の疑問がないか確認し、申請のポイントを把握する(5分)

【成功のカギ】目的から逆引きで検索してください。たとえば「ホームページ制作」で検索すれば、持続化補助金やIT導入補助金など複数の選択肢が表示されます。

【なぜ効くのか】J-Net21は中小企業基盤整備機構が運営する公式サイトで、国・自治体・民間の支援情報を横断的に検索できます。民間の情報サイトより網羅性が高く、公的機関の信頼性があります。

【気をつけること】掲載情報は更新にタイムラグがあるため、詳細は各制度の公式サイトで確認してください。

【読了後アクション】今日中にJ-Net21にアクセスし、自社の業種と地域で検索して該当する制度を3つ以上見つける(20分)。


テクニック③: 商工会議所の無料相談で事業計画書を磨く

【こんな方に】事業計画書の作成経験がなく、何をどう書けばいいかわからない

【期待できる成果】専門家のアドバイスで事業計画書の採択率が向上

【所要時間】2〜3時間/インパクト: 高

【やり方】

  1. 最寄りの商工会議所または商工会のウェブサイトで相談窓口を確認する(10分)
  2. 電話またはウェブで相談予約を入れる(5分)
  3. 相談前に事業計画の骨子(何に投資したいか、なぜ必要か、期待する効果)をメモしておく(30分)
  4. 相談当日、専門家のアドバイスを受けながら計画をブラッシュアップする(1-2時間)

【成功のカギ】骨子の段階で早めに相談してください。構想段階での方向修正が効率的です。完成後の修正は手間がかかります。

【なぜ効くのか】商工会議所・商工会は中小企業支援を使命としており、補助金申請の相談は基本的に無料です。会員でなくても相談可能な場合が多く、持続化補助金では商工会議所の確認書が必要なため、関係構築にもなります。

【気をつけること】相談枠には限りがあるため、公募開始直後は混み合います。公募開始前に予約してください。

【読了後アクション】今日中に最寄りの商工会議所のウェブサイトで相談窓口の電話番号を確認し、明日中に電話で予約を入れる(15分)。


テクニック④: 証憑書類の即時ファイリングで成果報告を効率化

【こんな方に】補助金採択後の事務処理に不安があり、書類管理が苦手

【期待できる成果】成果報告書の作成時間を大幅削減し、補助金入金の遅延を防止

【所要時間】約15分(初期設定)/インパクト: 中

【やり方】

  1. 補助事業専用のファイルを1つ用意し、「見積書」「発注書」「納品書」「領収書」のインデックスをつける(10分)
  2. 経費が発生するたびに、その日のうちに該当するインデックスに書類を綴じる(1件1分)
  3. 月末に書類の過不足を確認し、不足があれば取引先に再発行を依頼する(15分/月)

【成功のカギ】発生した日に即ファイリングしてください。半年〜1年後に書類を集めようとしても、紛失や取引先の廃業などで入手できなくなるリスクがあります。

【なぜ効くのか】補助金の成果報告では、経費ごとに「見積書→発注書→納品書→請求書→領収書(または振込明細)」の一式が求められます。一連の流れを時系列で管理しておけば、報告書作成時に探す手間がなくなります。

【気をつけること】補助対象経費と対象外経費を明確に区分してファイリングしてください。混在すると審査時に指摘を受けます。

【読了後アクション】今日中にクリアファイル4つを用意し、「見積」「発注」「納品」「領収」とラベルを貼る(15分)。


テクニック⑤: 複数制度の併用検討でトータル支援額を最大化

【こんな方に】1つの補助金・助成金だけでなく、複数の制度を組み合わせて活用したい

【期待できる成果】単一制度利用と比較してトータル支援額の増加が見込める

【所要時間】1〜2時間/インパクト: 高

【やり方】

  1. 自社の事業計画を「設備投資」「人材育成」「販路開拓」などの要素に分解する(15分)
  2. 各要素に対応する補助金・助成金を調査し、リストを作成する(30分)
  3. 各制度の対象経費を確認し、重複がないように申請計画を立てる(30分)
  4. 専門家に併用可否を確認し、申請スケジュールを決定する(30分)

【成功のカギ】同一経費でなければ、異なる制度の併用ができるケースがあります。たとえば「設備に補助金、設備操作者の雇用に助成金」という組み合わせも可能です。

【なぜ効くのか】補助金は設備投資、助成金は人件費・研修費と、対象経費が異なることが多いです。事業計画の全体像を捉えて制度を組み合わせることで、自己負担を最小化できます。

【気をつけること】制度によっては併用不可のものもあります。必ず公募要領で確認するか、専門家に相談してください。

【読了後アクション】今日中に自社の直近1年の投資計画を「設備」「人材」「販促」に分類し、各カテゴリの予算規模をメモする(20分)。

CHECK

・5つのテクニックの中から自分に合う1つを選ぶ
・今日中に「読了後アクション」を実行する(10-30分)

補助金と助成金のテクニックに関するよくある質問

Q. 専門家への相談は有料ですか?

商工会議所・商工会の相談は基本無料です。税理士や社労士への依頼は費用がかかりますが、初回相談無料の事務所も多いです。補助金の成功報酬型で依頼できるケースもあります。

Q. 採択率を上げるコツは何ですか?

事業計画書の「具体性」と「実現性」が重要です。数値目標を明確にし、その根拠(市場調査データなど)を示すことで説得力が増します。

Q. 申請代行を依頼した方がいいでしょうか?

時間がない場合や書類作成に自信がない場合は、認定支援機関への依頼を検討してください。ただし、丸投げではなく、自社の事業内容を正確に伝えることが採択への近道です。


補助金と助成金の申請は6項目でチェック

申請前に以下のチェックリストを確認することで、書類不備による不採択を防ぐことができます。

申請前チェックリスト

  • 公募要領を最後まで読み、申請要件を満たしている
  • 申請期限と必要書類を一覧にまとめ、スケジュールを逆算した
  • 事業計画書に数値目標(売上増加率、生産性向上率など)を入れた
  • 見積書は有効期限内のものを取得し、金額に誤りがない
  • GビズIDのアカウントを取得し、電子申請システムにログインできる
  • 商工会議所または認定支援機関の確認書・支援計画書を取得した(必要な制度の場合)

CHECK

・チェックリストを印刷またはコピーして手元に用意する
・申請作業時に1項目ずつ確認しながら進める(所要5分)

補助金と助成金のチェックリストに関するよくある質問

Q. GビズIDの取得にかかる時間は?

gBizIDプライムの取得には通常2〜3週間かかります。申請を検討し始めた段階で早めに取得手続きを進めてください。

Q. 認定支援機関はどこで探せますか?

中小企業庁のウェブサイト(https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kakushin/nintei/)で認定支援機関を検索できます。地域や専門分野で絞り込み可能です。


まとめ:補助金と助成金は目的で選ぶ

補助金と助成金は、どちらも返済不要で事業を支援する制度ですが、管轄省庁と受給方式が異なります。設備投資や新事業展開→補助金、雇用や人材育成→助成金が適しています。

申請の成功率を高めるためには、公募スケジュールの把握、早期の専門家相談、証憑書類の即時管理という3つの習慣が効果的です。

商工会議所などの無料相談を活用すれば、初めての申請でも十分にチャレンジできます。

今日から実践できる3つのアクション

  1. 中小企業庁の補助金一覧で自社に合いそうな制度を1つピックアップする
  2. 商工会議所の相談窓口の電話番号を調べてメモしておく
  3. GビズIDの取得手続きを開始する(まだの場合)

補助金・助成金は、企業が単独では引き受けられないリスクを軽減し、新たな挑戦を後押しする制度です。自社の事業計画に合った制度を見つけ、ぜひ有効活用してください。


状況別/次の一歩

あなたの状況次の一歩所要時間
設備投資を検討中中小企業庁の補助金一覧で該当制度を確認20分
従業員の正社員化を検討中キャリアアップ助成金の要件をハローワークに相談30分
初めて申請する商工会議所の無料相談を予約10分
過去に不採択になった認定支援機関に事業計画書のレビューを依頼60分

補助金と助成金の違いに関するよくある質問

Q. 補助金と助成金はどちらが申請しやすいですか?

助成金の方が申請しやすいとされています。助成金は要件を満たせば原則受給できるのに対し、補助金は審査があり採択率が30-50%程度です。ただし、助成金は雇用保険適用事業所であることが前提となるため、加入状況を確認してください。

Q. 申請から入金までどのくらいかかりますか?

補助金は採択後に事業を実施し、成果報告後に入金されるため、申請から入金まで1年以上かかることがあります。助成金も計画届から支給申請まで6か月〜1年程度かかります。いずれも後払いのため、先に自己資金で支出する必要があります。

Q. 補助金・助成金は課税対象になりますか?

はい、補助金・助成金は法人税の課税対象(雑収入)となります(J-Net21)。受給額がそのまま手元に残るわけではない点に注意してください。

Q. 不正受給のペナルティは?

不正受給が発覚した場合、支給額の返還に加え、延滞金や加算金が課されます。また、今後の補助金・助成金の申請が一定期間認められなくなる可能性があります。書類の虚偽記載は絶対に避けてください。

Q. 農業分野で使える補助金・助成金はありますか?

はい、農業分野では農林水産省や各都道府県が独自の補助金を設けています。農業次世代人材投資事業や経営継承・発展支援事業などがあり、JAを通じて要件を確認できます。

本記事の情報は2026年1月時点のものです。

【出典・参照元】

本記事は以下の情報源をもとに作成されています。

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